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７０代の女性が先週から来院されています。以前から当院の事を知っていてとても興味があったそうですが、初めて行くという勇気がなかなか出ず、延び延びになってしまったと仰っていました。体操を一緒にされている仲間や近所のお友達との会話にも時々当院の事が出て来ていたそうです。みんな一歩を踏み出す勇気がなかなか出なかったようです。その気持ちとてもよく分かります。初めて行く散髪屋さんや病院もそうですね、一対一で会話するような場所に初めて行く時は私自身もかなり勇気が必要になります。整体院だったら?どんな先生だろう??どんな事されるだろう??治療は痛くはないのか??どんな事聞かれるのかな?など頭の中は？でいっぱいになりますね。この方は２回来院されていますが、初めて予約を入れられる時は緊張されたようです。２回目に来院された時は色々な話をしてくださいました。少しずつ慣れて緊張も少しずつ和らぎリラックスできています。「大丈夫だったよ。治療は痛みは全然なく、とても気持ちいいものだった」と話すと、お友達も安心され、次回はご紹介いただいたお友達と一緒に来院されます。お友達みんなで元気になってまた旅行や体操教室など色々楽しめるようサポートしますよ！

１０年ほど前にリウマチを発症し、指の変形、ヒザの痛み、足裏の痛みで来院されている６０代の女性がおられます。残念ながら変形した指は元には戻りません。しかし痛みは無くなっているので今は足裏の痛みだけが残っています。足の指(甲の中)も変形があるので歩き方がぎこちなく親指の内側などに大きなタコができています。１年ほど前から来院されていますが、当初は歩きの一歩一歩が弱々しく「このままでは歩けなくなると不安です」と表情も暗い感じでした。リウマチで変形もあるため思ってある状態まで回復するのには２年ほどかかりますという説明をしました。それでも悪化を抑える事が出来る、今より状態が良くなるならと決断されました。２ヶ月ほどはずっと不安を口にされていましたが、少しずつ動きやすさ、痛みの軽減を感じるようにななると表情も明るく、発言も前向きになってこられました。１０ヶ月くらい経つと「１日５分くらいですが散歩を始めました」と報告がありました。現在は来院されるようになって１年ちょっと経ちますが、３０分のウォーキングができるようになっておられます。ご主人さんも大変喜んでおられるそうです。「歩けるって幸せ。諦めなくて良かった」と１年ほど前とは別人のようなキラキラした笑顔でお話くださいました。生涯歩けるようずっと支え続けますよ。。。

ずっと前から当院の事を知っていて気になっていたが、さほど気になる事がなかったという女性が来られました。「最近両ヒザが痛くなってきてやっと来る機会ができた」と仰いました。整体＝痛みがある所に行くというのが常識かもしれませんが、痛みが出る前に予防するのが一番ですから違和感や疲労が抜けない時に痛みの手前で来てもらうのが一番ベストですよ。。。とお話すると納得されていました。みなさんも毎日歯磨きをすると思いますが、何のためにしますか？虫歯を治すため？違いますよね。虫歯にならないように磨きますね。予防です。歯は磨いて予防しますが、体の不調を予防するという考え方はまだまだ浸透していません。当院では回復された方々には、その快適な体の状態を維持してもらうために定期的な来院を勧めています。一旦良くなっていても毎日毎日体は文句言わずに働いてくれていますから、またいつ故障するか分かりません。だから予防が大切なんですね。健康体で過ごしている時は、体が健康で不自由がない事が当たり前になっていて意識しませんが、健康である事はとても幸せな事なんです。これは失った方にしか分かりません。健康の有難み。あなたも痛くなってからケア⇒痛くならないように予防…へと意識を変えてみてくださいね。体が喜びますよ。

週に一度来院されている自営業をされている女性がおられます。紹介で来院されたのが半年ほど前の事でした。定期的に体のケアに来られている方から「友人がもうボロボロでどうにかしてほしい」と紹介されたのでした。毎日４時くらいから仕事を開始し、夕方まできっちり働く生活を４０年以上されてきています。その間、体の事はほったらかしで若い時からの頑張り過ぎのツケがだんだんと出て来てしまい、友人から心配されるほどになってしまったようです。お休みの日に必ず来院されていますが、毎週この日をとても楽しみにされています。それを顔の表情や会話の中から感じ取れますし、紹介いただいたご友人の方からもお聞きします。とても元気になられてきたようで、家族や仕事での常連のお客さんからも「何だか元気になったねぇ」「姿勢が良くなったね」と声をかけられるそうです。徐々に元気になる、元のように気持ちよく生活できるようになるお手伝いができて嬉しいですね。

６０代の女性が右股関節の痛みで来院されています。来院当初に良くなったら何をしたいかを質問しました。「関東にいる孫に会いに行きたいです」と仰いました。不調が出る前は運動会などの行事がある時に会いに行かれていたそうですが、ここ数年は股関節の痛みがだんだんと酷くなり行けていないそうです。立ち座りや階段の上り下りなどで脚の付け根前方に痛みが出ます。歩き方も不自然な脚の運びになってきて、友人からも心配されているご様子。病院では「今は手術するほどでもないが、このまま悪くなっていけば手術もしないといけない」と言われています。病院で治療らしいことは無かったそうで、不安いっぱいの時に当院を知り合いから紹介されたようです。初来院時の様子や今までの経緯、検査の状態から症状はかなり進行していると判断したので良くなっていく可能性は高いが半年や１年はみてもらわないといけないとお話しました。時間がかかっても良くなるならということで二人三脚のケアが始まったのです。初来院から今ちょうど半年くらいですが、歩き始めの動きにくさ以外は痛みも無くなっています。お孫さんの所に行ける状態ではありますが、「せっかくここまで良くしていただいたのにムリしてまた悪化したら…」と悩まれています。まだ手放しで大丈夫というところまでは安定していないのですが、いつか?もう大丈夫?という状態まで回復して夢を叶えてもらいたいです。

６０代の女性が友人からのご紹介で半年前から来院されています。自営業をされているので、毎日朝５時から夕方までみっちり働くという生活を４０年ほど続けられています。紹介されたご友人から「とにかく全身が悪いと思います。どうにかしてやって欲しい」と相談されたのですが、来られるまではどのような状態か想像がつきませんでした。来院され、ひと目見る限りでは少し背中が丸くなっている程度かなと思っていたのですが、お話を聞き、検査や施術を進めていくうちに体の状態の悪さをすぐに感じ取れました。?全身の筋肉がガチガチ?で全く弾力がありません。左のふくらはぎは静脈瘤の手術をされていますが、皮膚が真っ黒になり、ひび割れています。両足首はほとんど動かず、固まっています。猫背が進行していて、すぐには仰向けになれません。仰向けになれてもアゴが上がり顔が上を向いてしまいますし、両肩はベッドからかなり浮いています。初めは『施術』になっていなかったかもしれません。自然の動きができないのですから…。しかし初回の施術後から大変喜ばれ、週に１度の仕事休みの日に欠かさず来院されます。少しずつ筋肉や関節も弾力を取り戻してきています。家族や周りの方々からも「随分良くなってきたんじゃない」「体の調子が良さそうね」と声をかけられる事が多くなってきたとか。６０年以上かけて作られたこの方の体を少しずつ改善できている喜びと、ご本人の嬉しそうに来院される顔を見ているととても幸せです。『こんな体だけど仕事をやめるわけにはいきません』そんな事を常々言ってあります。とことん体のケアは任せてくださいね。。。

３０代の男性が月に１度来院されています。初めは来院されていたお母さんの勧めで来られたのですが、その時は腰の不調でした。時々痛くなっていた腰がある時から慢性になり、何をしても病院でリハビリを受けても一向に良くならずお母さんに勧められたのでした。どこでも良くならなかったからどうせ同じだろう…そんな感じで来られたと思います。今まで受けた治療や整体とは感触が違ったようで「不思議な治療ですね」と言っておられました。２回の施術で痛みは消失しました。夜勤があることやずっと立ちっぱなしの作業、不自然な姿勢もしなくてはならないとの事だったので、定期的にケアをした方が良いとアドバイスをしていました。それからしっかり月に１度来院されています。体への意識が高いですね。自分の体をとても大切にされています。昨日は調子はどうか聞くと「どこも痛くないです。時々腰が痛くなってもすぐに痛みは無くなります」と仰り『ここに来るようになって調子良いです』と嬉しい一言をいただきました。嬉しいですね。。。

腰と股関節に不調が出ている４０代女性が来られました。尾骨の痛みから始まり、痛みの場所が移り、今は脚の付け根(股関節)前方と腰に痛みがあります。以前病院でのレントゲン検査で股関節に関しては骨盤へのかぶりが浅いと診断されています。日本人にはこの?かぶりが浅い?ことによる股関節の不調の方が多いというデータがあるようです。この方も先天性と医者から言われています。(先天性＝生まれつき)しかし痛みが出てきたのは２〜３年前です。先天性というのはちょっと疑問がありますね。しかも痛みがある時と無い時があることからも疑問は深まります。股関節はとても強く頑丈なじん帯で覆われているので、簡単にかぶりが浅くなったり正常な位置に戻ったりする事は考えにくいのです。この方はとても心配してありました。手術しないといけなくなったらどうしよう、手術後の状態が悪くなったら…。体の調子が悪い時は悪い方悪い方に考えてしまいがちです。それが精神的なストレスを生み、体に影響するなど負のスパイラルにはまってしまいます。以前レントゲン検査を受けてしばらく経っていたので違う病院で検査を受けられました。すると『背骨にも股関節にも骨には異常ナシ。リハビリなどの保存療法をしたら良い』と言われたそうです。その医者は?かぶりが浅い?とは判断しなかったということですね。先生の見立てが違うのかもしれませんが、股関節に異常はありませんでした。増してや先天性なんて。医者の言葉は絶大です。友達に｢あなた明日死ぬよ｣と言われるのと医者に「あなた明日死にます」と言われるのでは意味が違います。それだけ医者の言葉は重いですね。これは極端なケースですが…。検査を受けて何かひっかかるようなら別の病院でも検査を受けるといいかもしれません。この方は、それだけでストレスが大きく軽減しています。。。

６０代の女性が腰から下肢にかけての不調で来院されています。長時間歩くと腰から下に重ダルさが出て来て、休憩するか買い物であればカートに頼らないといけません。その症状が出るまでの時間が年々短くなってきて今後が不安になり、体のケアをする決意をされました。重ダルさは徐々にですが緩和してきています。初来院当初から私もまたご本人もとても気になる状態がありました。それは体のゆがみ。立つ、座る、寝る、どの姿勢でも骨盤が極端に右に歪んでいて誰が見てもひと目で分かるほどのゆがみです。「内臓がいつも右に引っ張られているような感じがしています」と仰います。骨盤は内臓の受け皿ですから、そのような感じを受けられても当然でしょう。お仕事の都合で週に１度の来院ですが、２ヶ月目に入った頃から仰向けと座位では骨盤の位置が正しくなり、脳の記憶もかき変えられています。しかしどうしても立ってしまうと右に骨盤がいってしまうクセが出てしまいます。それでも根気強く通われ、徐々に変わっていきました。４ヶ月頃になると「随分良くなってきたと実感しています」と嬉しそうに仰っていました。長年過ごしてきた状態をガッチリ記憶している体のゆがみを修正するのは根気がいります。しかし諦めなければ徐々に変わっていくのも間違いありません。体のゆがみが気になる方は強いクセがつく前にできるだけ早く改善に取り組んでくださいね。

当院に初来院される方には、生活習慣などを詳しくお聞きしています。体の歪みや筋肉の緊張を緩めるなど、体が自然治癒力を発揮できる環境になっても、それを発揮させるための生活環境が整っていないといけません。睡眠時間が１日４〜５時間、お風呂は年中シャワーだけ、肉体的にも精神的にもストレスがかかるようなお仕事でストレスをいっぱい溜め込んでお休みは１日中ゴロゴロ寝て過ごす。そんな環境では体を整えても順調には回復しません。家にバスタブが無い、事情があって仕事を３つも４つも掛け持ちしているなどの理由があれば仕方ありませんが、自分だけしか入らない湯船にお湯を張るのはもったいない、深夜まで見たいビデオを毎晩見るなどはできない理由にはなりませんね。そのような生活習慣が疲労を蓄積させ不調を生んでいるのですから…。それを素直に聞き入れ「そうなんですね、今日からそうします。自分の体のためだから」と生活習慣改善を実行される方は、体の治りも良いものです。よく聞かれるのが良いお風呂の入り方。お勧めしているのは、ぬるめにゆっくり。時間としては湯船に１０〜１５分くらいが目安です。連続して入るときつくなる方は、３分ほど浸かって頭を洗い、また３分ほど浸かって顔を洗い、また３分ほど浸かって体を洗い、最後に浸かってあがる。そんな方法がお勧めです。芯まで温まり、内臓も休まって、疲れも取れやすくなります。湯船に浸かることは日本人の良い習慣ですね。