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７０代の男性が定期的に整体を受けに来られています。腰痛や下肢痛、腕のダルさなども落ち着いていて気になるところはないよと仰っていました。施術を進めていくといつもより太ももの筋肉の硬さと足裏の硬さが感じられました。明らかに疲労していると感じたので、その辺りには時間をかけてケアしていきました。施術後に「太ももと足の裏が不自然に硬かったですが長歩きやいつもしない事をしなかったですか？」とお聞きするとニンマリ笑われて『草刈り機を担いで草刈りをしたからかな…身体の違いをよく分かるね』と仰います。定期的に何度も来られている方の身体の状態はすぐに分かるものです。何か原因が無いと身体はそんな風に変わりません。?気になるところはない?と仰っていましたが、痛みや不調を発症する前に来られて良かったです。。。

運動やお仕事中に汗をかいたら、水分をしっかり摂りましょう。テレビでも最高気温の記録更新や、熱中症で病院に運ばれた方のニュースなど毎日観ますね。汗をしっかりかいたら水分と一緒に塩分も必要です。人の身体は細かい数字まで塩分濃度を管理しています。汗をかくともちろん水分も失われますが、同時に塩分も失われています。そこでミネラルウォーターのように塩分が含まれない飲み物だけを補充すれば、身体の中の塩分濃度は益々薄くなってしまいますね。これは身体にとって良くない状態です。梅干しやみそ汁などで塩分を補給しても良いでしょうし、スポーツドリンクで補っても良いと思います。人間の豊かさを求める生活で地球に影響が出ていることが心配でなりません。将来子供たちが安心してくらせる地球を守りたいですね。話が少し逸れましたが、お風呂や睡眠時間にも汗を大量にかいているので、その前後にも水分と塩分補給が大切ですよ。。。

当院はできるだけ根本的に改善することを目的とした整体をしています。その場で痛みを０にしたいという目的であれば痛み止めなどの薬で痛みを抑え込む方が断然早いですね。しかしそれは本来痛みを感じているものを薬で強制的に抑え込んでいるだけに過ぎません。根本的な改善とは睡眠をとれば、痛みや疲れをしっかり消化してくれる体に戻すことです。ですから、痛みがすぐに消失しても身体の歪みや、関節の可動制限、筋肉の委縮などが見受けられれば継続してケアするのは当然です。痛みが消失＝完治・・・ではありません。痛みが消失し、原因も取り除かれた場合が完治ですね。改善が進んできたらこのことをお話しますが、何割かの方は?痛みがなくなればそれでいい?と来院されなくなります。しかし多くの方が「また痛くなった」と再来院されるのです。そこで言われた意味が分かったと言われる方が多いのですが、痛みが出ればまた一からやり直しになることもあるので、とても勿体ないのです。さらに言うならば、再発防止のために月に一度程度定期的に体をケアするのが理想的です。当院にも多くの方がこのような形で来院されています。重症な方や、とても辛い思いをされた方ほど『もうあんな風に辛い思いはしたくない』と予防されるのです。ご本人は自分の身体の歪みや関節の可動域など分かりにくいので?痛み?や?疲れ?で判断するしかありませんから、難しい部分はありますが『痛みが出てからケア』より『痛みが出ないようにケア』の方が体にも断然良いですよね。歪みや疲労の蓄積は悪い生活習慣や姿勢から生まれます。体にいつも意識して大切にしていきましょう。。。

５０代の男性が酷い肩こりの症状で来院されました。首から背中にかけてと首筋などが酷くこっており、特に右の方が強く不快感が出ています。確かに触ってみると不自然なほど硬くなっています。パソコンをよく使うお仕事をされているということなので、その時の姿勢が一番影響が大きいと考えられるというお話をしました。施術を進めていきながら、首の施術に入ると何だか違和感がありました。顔が少し歪んでいます。顔が歪むということは、何か悪い生活習慣があると考えます。あれこれ聞いていくうちに「今歯医者にかかっていて、右でしか噛んでいません」と仰います。こういった方は結構おられて、必ず首や肩に不調が出ています。それが全身に影響している場合も少なくありません。それほど、噛み合わせは大切です。?横を向いて長時間おしゃべりする習慣?や?食事しながら横にあるテレビを観る??常に同じ手で頬杖をつく??いつもパソコンする時身体の正面に無い?・・・など歪みやバランスを悪くする要因はたくさんあるものです。この方も「そう言えば肩こりは以前からありますが、酷くなってきたのは歯の治療を始めてしばらくしてからですね」と仰っていました。歯の治療も大事ですから、治療が完了したら両方の歯でしっかり噛むようにとアドバイスしました。噛み合わせ・・・大事ですよ。。。

7０代の女性がヒザの不調で来院されました。変形性の膝関節症と病院では診断されています。左ヒザが主訴ですが、かばって生活している影響で、右も悪くなってきています。ヒザの曲がりが最近悪くなってきて、ヒザをついて作業をするのが怖くて出来なくなってきたと言われています。「変形しているから使用が無いけれど、もう少しヒザが曲がるようにできますか？」とのことでしたので、それを目標に取り組んでいくことになりました。変形しているからもうできることはないと思い込んである方が少なくありません。できることはたくさんありますし、むしろやらなくては悪化するのをジッと待つだけになってしまいます。悪化防止、改善は十分に可能です。検査時に曲がりにくかったヒザも、施術中に曲がりやすくなったことをすぐに実感していただき「わ〜凄いですね、凄いです！」と曲がる角度が少しずつ深くなるにつれて驚かれている様子でした。?もう治らない??曲がるようにはならない?そんな気持ちで初めはおられたのだと思います。変形の進行が大きいので、どれだけ深く曲がるようになるのか、ケアを進めながらでないと実際のところ分かりません。できるだけ生活に支障がないくらいまで回復していただきたいと思っています。生活の質を上げましょう。。。

先週に首が回らないと来院された女性。施術後はほぼ動くようになり、ひと安心で帰られました。あそこまで痛みなく動けばあとは自然治癒力で日に日に良くなると説明していました。一週間後の昨日、電話で予約がありました。?首の調子がまた悪くなったかな?と思っていたのですが、そうではなく安心しました。「あれから首は凄く良くなりました。今はその分を取り戻そうと庭の手入れを頑張り過ぎて…」と苦笑いされていました。性格上、ジッとしていられない方が身体をよく痛めてしまいます。でもこれは真の性格なので他人からいくら言われても変えることはできません。それでちょっと夏バテのような感じになっているとのことでした。草取り、剪定、はき掃除などで身体はパンパンに疲れている状態でした。水分はこまめに摂ってあったようです。施術中は終始リラックスされ、気持ちよく受けられ元気に帰って行かれました。『無理は禁物』・・・でもなかなかコントロールが難しいですね。頑張り過ぎたらまた早めに来てくださいね。。

朝からダルい、常に疲れている、寝ても疲れがとれない、身体が重い・・・など慢性的な疲労に悩まされている方も多くおられます。特に今の時季は梅雨、強い日差し、高い湿度や低気圧など身体に影響が大きい時季です。また室温と外に出た時の温度が大きければ大きいほど、体への負担は大きくなります。そこに精神的なストレスがかかってくると、身体は?正常?を保つことができなくなるのです。一日の疲れをできるだけ翌日以降に残さないということがとても大切になるわけですが、みなさんは毎朝爽快な目覚めですか？質の良い睡眠をとるためのポイント?睡眠の２〜３時間前までに食事を済ませる。夜食はＮＧ。胃や腸に食物が残っていると、それを消化吸収しようとエネルギーを使います。?運動不足。筋肉量が低下すると血流が悪くなります。各部位や特に内臓にしっかり栄養や酸素が送れないと疲労がしっかりとれなくなってしまいます。?肝臓の疲れ。大量のアルコール、ストレスの放置など肝臓が疲れていると質の良い睡眠はとれにくくなってしまいます。?ストレスの蓄積。ストレスにさらされ続けたり、大きなストレスを受けたことにより、ストレスが溜まった状態になっていると、睡眠時に身体は疲れているが、脳は興奮状態といった身体と脳のアンバランスが起こり、質の悪い睡眠になってしまいます。以上のようなことに心当たりがあれば、それを改善することで質の良い睡眠がとれるようになります。人生の３分の１は睡眠の時間です。その時間が質の良いものか悪いものかで、身体の状態は大きく変わります。質の良い睡眠がとれる環境にしましょう。。。

病院で変形性股関節症と診断されている女性が来院されました。｢うちの病院ではもう何もすることはありません。手術を希望されるなら大きな病院を紹介しますよ｣と行かれた病院で言われ、とてもショックで一年ほど時間が経ってしまったそうです。?どうにかしたい?と藁にもすがる思いで駆け込んだ頼みの病院で『うちでできることはナイ』という一言が重くのしかかりました。?もう自分の身体はどうしようもないんだ??これ以上治らないんだ?と悶々と一年を過ごされたようです。たまたま友人に話したところ『まだできることはあるはず！探してみたらどう？』と励まされて、当院に来られることになったようです。歩くのも痛く、イスからの立ちあがりの痛みがあります。脚は組めません。台所で１０分以上立っていると腰が痛くなります・・・などなど不調を訴えられます。検査では臀部の筋肉、特に痛みがある右側のお尻は筋肉がガチガチに硬くなっています。今日はそこを緩めることに集中し、施術を終了。ベッドからの立ちあがりがとてもスムーズで「今スッと立ちあがれました〜」と大変喜ばれました。どこまで回復できるか分かりませんが、出来る限り楽に快適に不安なく過ごせる身体へと導きます。

来週の中学陸上の福岡県大会に出場する子が２人、昨日の夕方に来院しました。２人とも県大会への狭き門を見事に突破しての出場です。２人とも３年生なので、駅伝を除けば最後の大会になると思われます。成績ももちろん気になるでしょうが、気負いせず、リラックスして、できれば楽しんで競技に臨んでほしいと思います。ここからパワーを送っていますよ、頑張れ〜！！

７０代の女性が週に一度のペースで来院されています。昨日で４回目です。首、腰、ヒザは特に右に不調があります。猫背もひどく背中が丸くなり、仰向けにいきなりなると腰から背中にかけて痛みますが、時間とともに身体も伸びて痛みも消えるといった状態です。主訴は右ヒザで４０代後半からの不調です。Ｏ脚も進んでおり、連続歩行は２０分が限界だそうです。初回から施術家側からみれば、姿勢も改善され歩き方も随分良くなったと思っていたのですが、３回目に来られた時に『良くなっているのか分からない』と仰います。こういったことが時々起こるのですが、いくつか質問してみました。「姿勢が随分良くなってきていると感じていますが、生活していて首や腰は痛い時がまだありますか？」『いえ、首や腰は良いようです』「では歩き方も随分スムーズに脚を運んでおられると感じていますが痛みはどうですか？」『痛みはあるんです。だけど３０分歩けるようになりました』この会話でも分かるように、首や腰の痛みは消失、ヒザは痛みはまだあるものの１０分も連続して歩ける時間が伸びています。しかし本人は「良くなっているか分からない」と仰るのです。でもこうして来院前と比べると本人も変わっていると分かっていただけました。人は?痛み?に意識し過ぎるとこれだけ変わっているのに変化に気付けないのですね。「そう言えばそうね…」とちょっと苦笑いでした。３０年以上かけて悪くなっていて、Ｏ脚も進んでいるのでそれが２〜３回の施術で全て消失し、安定するのは魔法でない限り無理です。しかし根気強く続ければ必ず身体は変わっていきます。諦めずにコツコツとサポートを続けます。