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福岡県
仕事のヤル気が出る
理容師さんが来院されています。片寄った姿勢が多いので体のあちこちが気になられていました。腰痛、首や肩のコリ、右手の腱鞘炎、両足の外反母趾、あとは体が不調だと仕事のヤル気も落ちていると来院当初は仰っていました。心と体は密接に関係しているので、この方の感じ方はとても正しいと思います。体が20点の方は心も100点でないことがほとんどです。また逆に心が病んでいると身体も不調になりがちです。心身ともに健康がベストだと言えると思います。なぜこのようなことが分かるかと言えば、当院では初めて来院される問診票に心と体それぞれに100点満点中今現在が何点かという記入欄を設けています。体のケアに来られているので体が100点という方はおられませんが、それに伴って心もほぼ低い点数を書かれている方がほとんどです。継続して来られる方に体の調子が上がってきた時に「心は今何点くらいですか?」と質問するとほぼ全員が来院当初より高い点数を仰います。そのこともあり、やはり心と体は強く繋がってといるなと確信するのです。この理容師さんも、腰と首や肩はほとんど気になる事は無くなられています。外反母趾も少しずつ良くなっていると実感されていて、腱鞘炎も特に頑張り過ぎなければ、痛みは出ないようになられています。「体も心も以前と比べ物にならないです。仕事が楽にこなせるようになって。仕事のヤル気がとてもあります!」と元気いっぱいお話されて帰られました。「また来ます。またお願いします」と有難いお言葉と笑顔で、私の方が1日気持ち良く過ごすことができました。感謝感謝。。。
からだ回復センター甘木
背中の痛み
60代の女性が来院されました。自営業の手伝いをされていて、とても頑張り屋さんです。ほとんどお休みの日もなく働いておられます。座って話を伺っていると背中が丸まり、アゴが前に突き出た姿勢です。ご本人も「猫背が気になっていますがシャンと背筋を伸ばしても長続きしない」と仰います。背骨が少しずつ曲がり始めているために背中の痛みが出ているようです。呼吸も浅くなっています。首、肩、肩甲骨周り、腰背部としっかり筋肉を緩めていきました。カチカチの筋肉は筋肉の中にある毛細血管の流れが悪くなっており、栄養素や酸素の供給や老廃物や二酸化炭素の排出がうまくできなくなってしまいます。疲労が溜まりやすく、限界を超えるとこの方のように痛みとして表面化してくるのです。しばらく時間がかかりましたが、少しずつ筋肉に柔らかさが出てきて体全体がリラックスしていきました。施術が終了し、深呼吸を取り入れた呼吸法をお教えして自宅でも深い呼吸を意識していただくことにしています。院から出て行かれる時に「なんだかスーッとして痛みが消えています。不思議だけど…」とすぐに楽になったことが信じられず、でも嬉しいやらで複雑な表情だったのが印象的です。普段の姿勢や繰り返しの動作を身体は学習します。いつもは無理にしても時々姿勢を正したり、呼吸をしっかりしているかなどみなさんもチェックしてくださいね。
からだ回復センター甘木
負担が少ないイスの座り方
最近、デスクワークで腰痛の方が目立ちます。普段通りイスに座ってもらうとほとんどの方が同じような座り方をされます。?骨盤が後傾している?座り方です。骨盤が後ろに倒れ、背骨の生理的湾曲が失われ真っ直ぐになってしまった状態です。背骨のS字カーブと言われる生理湾曲の必要性は、頭部や上半身の重みが背骨にかかる重さを分散させるためにあるのです。背中が丸まった姿勢でイスに座ったり、柔らかいソファーに腰掛けるとこの生理湾曲が無くなり背骨が真っ直ぐになってしまうのです。一度や二度そのような座り方をしたぐらいでは、背骨のカーブは失われませんが、そういった座り方が習慣化してしまうと徐々に背骨のカーブが失われ、背骨の骨と骨の間にある軟部組織である椎間板や背骨を支えている筋肉に多大な負担がかかる状態になってしまいます。そういった座り方は、無意識にしてしまうため、腰が痛くなってもなぜ痛みが出たのか本人が自覚できないのが厄介なところです。そのため、整体後に正しい座り方を指導しています。ほとんどの方が「この座り方だと腰周りが気持ちいい」と仰います。逆に長期間悪い姿勢に慣れていれば、正しい座り方をすると痛みや違和感が出たりする方もいらっしゃいます。そういった方は、少しずつ慣れていただくしかありません。その座り方が痛みを作っているのですから…。また、意識しないと正しい座り方ができない方は、仕事に集中すると悪い姿勢に戻ってしまいがちなので、腰のカーブの辺りにクッションや丸めたバスタオルを背もたれとの間に挟んでいただく方法で良い姿勢を保っていただくようにしています。デスクワークの方は、仕事中ほぼ座った状態ですからこのような意識が大切ですね。
からだ回復センター甘木
頭痛・吐き気・ムカムカ・めまい
40代の女性が来院されているご友人の紹介で来院されています。首・肩・背中のコリ、頭痛、腰痛、手のシビレ、慢性疲労、めまいとたくさんの不調でお悩みです。また左ヒザの靱帯を断裂されており、2週間程前にボルトを外されたばかりです。病院で検査をされていますが、検査上は異常なしと診断され「首や肩のコリから頭痛を起こしているのでしょう」と言われたそうです。確かに首や肩のコリ感が強く、頭部への血流が悪いと思われます。コリも酷く、慢性的に疲労感があることから好転反応が出ることが考えられ、初回は7割程度の施術でという説明をさせていただきました。2回目来院時にお話を伺うと、やはりだるくなるような好転反応が出たようでした。めまいやムカムカ、吐き気は無くなり、頭痛も少し緩和した状態でした。1週間後の昨日は、頭痛も時々起こる程度に改善がみられました。ご本人は吐き気が無くなったことが大変嬉しいご様子でした。呼吸が浅くなっていたのが気になり、パソコン仕事の合間に深呼吸をすることをアドバイスしていたのを実践されているのが良い結果に繋がっていると思われます。デスクワーク、特にパソコン仕事は背中が丸まり、アゴが前に突き出て負担が大きい姿勢になり、呼吸も浅くなり、瞬きの回数も減ってしまいます。眼を動かす範囲がパソコンの画面だけになると眼を動かす範囲が狭くなり、眼精疲労、首や肩のコリと大変です。パソコンは仕事になくてはならないものですが、体にとってこんなに害になるものはありません。ストレッチ、意識した姿勢など上手にやらなければ体の不調の原因になるのです。パソコン仕事の方は十分に気を付けてくださいね。自分の体を大切に。。。
からだ回復センター甘木
自分で分かる骨盤の歪み
60代の女性がヒザや骨盤周辺の不調で来院されました。自分で骨盤の高さの違いや捻じれを感じるそうで、それを感じると腰周辺に強い痛みが出ると仰っていました。身体の歪み、特に骨盤は自分で歪んでいるか分かりにくいと言われることが多いです。鏡を見て肩の左右の高さの違いや仰向けに寝て骨盤の床からの高さの左右差、またはエプロンが回るや靴の裏の減り方などで判断することもできますね。この女性は確かに骨盤の左右の捻じれと歪みが見受けられました。あと股関節の左右のバランスが非常に大きく、それが臀部の痛みを生んでいる可能性が高いですねなどとお話しながら施術していきました。なぜそのように歪むのかという質問があり、イスに座った時に足を組むクセがないかや、床に座った時に横座りをしないか、いつもテレビの正面で観ているかなどお聞きしました。全ての質問にそれもある、それもしているということになり納得されたようでした。身体の歪みは骨が歪んでいると思われている方がおられますが、そうではなく筋肉の緊張により縮み、骨を引っ張ったり押したりすることで自然な骨格でなくなることが歪みです。その筋肉の緊張を作るのは繰り返しの動作や姿勢によって学習してしまうのです。普段の座り方や身体の動かし方が悪いとそれを記憶してしまうのです。それが痛みの出る骨格であろうとなかろうと関係なくです。事故や転倒での怪我など外的衝撃を受けたもの以外は、このような習慣によって痛みが作られるといってよいと思います。したがって姿勢や身体の使い方を上手くやっていけば、そう痛みが出ることはないということですね。痛みがある方は、姿勢や身体の動かし方、生活習慣など見直してみてくださいね。
からだ回復センター甘木
両手指のシビレ
40代の女性が両手の指のシビレがあるため来院されました。手のシビレは首の骨の所で神経を圧迫されたりすると起きますが、両方の手に症状が出ている事や頚椎が重力から解放される寝た姿勢でもシビレに変化がないことから?限界を超えた疲労?が原因だと推測します。浮腫み感も常にあるようで、血液やリンパ液など体液の循環も悪い事がうかがえます。話をしていると平均睡眠時間はなんと4時間だそうで、疲れが取れず溜まってしまうのも当たり前なのかもしれません。少しでも睡眠時間を増やされることをお話しました。話が少し逸れますが、睡眠時間が7〜7時間半の方が最も寿命が長いという研究結果もあるので、今そのように短い睡眠時間で生活できていてもそのしわ寄せが後々出てくるかもしれませんので、出来る限り7時間程度寝られてくださいね。2回目来院時まではシビレがまだまだ気になると仰っていましたが、2回目施術後から少しずつシビレが軽くなっていき、3回目来院の時はほとんどシビレは気にならない程度に改善されていました。整体や睡眠時間の増加など、身体が回復しやすい条件があれば、身体はちゃんと回復してくれます。整体だけでは改善がしにくい方は、不調を作る生活習慣など原因の改善も行えばきっと快方に向かいますよ!
からだ回復センター甘木
引っ越しの荷造りで背部痛
初来院から約5年半で今まで当院でずっと身体のケアをされてきた60代の女性が、事情があり徳島県に引っ越されることになりました。ずっと親しくさせていただいていたので寂しさいっぱいです。引っ越しが決まってからずっと家の片づけをしながら荷造りを頑張っておられたので、1週間くらい前から背中が痛み出し、寝返りや悪い時には呼吸をするのも痛い時があるとお電話をいただきました。右の肩甲骨周辺のコリが強く、背中が丸まり、前腕から指にかけてもパンパンに張っている感じが見受けられます。家の大きなものを廃棄するのにのこぎりで解体しているのが原因だと推測できます。のこぎりを引く動作で使う筋肉がコチンコチンに硬くなっており、呼吸にまで影響している状態です。歪みをさっと整えて、下半身から順に緩めていき首から肩や肩甲骨周辺、背中から腕そして指と施術を施していきました。仰向けから横向きになっていただく時に「あれっ寝返りしても痛くないです。この動きがとても痛かったんです」と、施術途中で身体の変化を実感されていました。四月の引っ越しまでに体調を万全にされたいと来週に予約を入れて帰られました。グランドゴルフや踊りなどサークル活動を活発にされていたので、徳島でも良いお友達にめぐり会えるといいですね。
からだ回復センター甘木
「だいぶ良いです」
70代の女性が右肩や両手首の不調で来院されています。右肩は左手である程度持ち上げてあげないと右腕が挙がりにくい状態です。また、手首は両方とも骨折されていて、左手首は手術もされています。「どんな時に一番困りますか?」と質問すると「洗濯物を干す時に右手が挙がらないのが不便」と仰います。右肩はずっと前に脱臼の経験がありそれも要因ではないかと自己分析されています。手首に関しては、指から上腕や肩、肩甲骨まで動きをつけていきました。骨折時の影響が大きいと思われますが、出来る限り動きやすくなるように働きかけています。右肩は、肩甲骨の動きを良くしてから、腕が正しい軌道で挙がるよう修正していきました。脱臼の影響なのか不自然に力が入り、余計な緊張が入っている様子です。長年のクセが強いと感じたので、ある自己療法を自宅でやっていただくことにして終了していました。2回目来院された時には、物を持たなければ左手の補助なしで上まで挙がるようになっていました。「だいぶ良いです」と状態の良さが笑顔から伺えます。まだ物を持つと多少挙がり辛いようですが、?このまま挙がらなくなるかも?という不安が除かれ希望がみえて一安心といったご様子です。順調にいくといいですね。
からだ回復センター甘木
1人暮らしだから大切な身体
もうすぐ80歳になられる女性が来院されました。以前からお尻の左側が軽く痛かったそうですが、数日前からお尻から腰までの強い痛みに変わり心配になって来院されました。数年前にご主人が亡くなられて1人暮らしをされています。何でも自分でこなし、畑で野菜も栽培されています。そんな風に活発に行動されることが好きで、娘さん夫婦からの同居の誘いも断り続けていると仰っていました。「同居して何でもしてもらっていたら身体がだんだん弱くなっていくと思うから同居はしない。今でも何でも自分でやってますから」ととても心強いお言葉です。それが私も将来の目標です。お話しているととても共感するところがあります。「だから身体を大切にとていかなきゃいけない」と仰っています。なせ痛みが広がったのかを探るために色々生活の話を聞いていると「しばらく前にテレビでテニスボールを二つくっつけてそれを腰や背中にグリグリ当てるのが腰に良いとやっていたのでそれを毎日やっています」とのこと。さらにテニスボールが無かったのでもっと硬めのもので代用していると仰います。さらに予防のために毎日湿布を1日中しているとのこと。繰り返し受ける強い刺激や湿布で身体が冷えることをお話しますが?テレビで良いとやっていた?となかなか聞き入れてくれません。施術後に身体が軽くなり「次に来られる時まで騙されたと思ってテニスボールと湿布はしないでみて」と話し終了しました。次回2週間後に来られましたが、身体が良くなったのが良かったのか、態度が変わりよく話を聞いてくれました(笑)「家に帰ってよく考えたら先生の言われることも分かりました。何より身体の痛みが無くなっていったので」と苦笑いされていました。何にしても身体が良くなって良かったです。テレビや雑誌で良いとあっても、万人に良いとは限りません。考え方も色々です。しかし、それをやってから痛みが出る方もおられるのも事実です。あなたのやってる健康法…間違っていませんか?
からだ回復センター甘木
伸びない肘
60代の男性が前腕から肩の不調で来院されています。物を持ったりすることが多いお仕事をされています。だいたい毎年今の時期になると不調が出ている部位が気になっていたそうですが、今年の痛みや不具合は例年とは違う悪さだと思い来院されることになったようです。椎茸栽培のために木を何十本と運ばれるそうで、いつもその後が悪いと仰っていました。身体を触ると首から手の指まで力を抜いているのにガチガチで仰向けに寝ると肘が少し曲がったままで手が床に着きません。力こぶ側が委縮し伸びなくなっています。相当な年月をかけて作られた不調だと判断し、それをお伝えしました。整体施術と合わせてお風呂の中やお風呂上がりに委縮した筋肉を伸ばすストレッチもお教えしました。2回目の昨日は、仰向けで寝られた時に手首は床に着いていました。自己ストレッチを真面目にやっておられる成果が出ていますねとお話しました。少しずつでも筋肉が伸び、腕が伸びたリラックス状態にどんどんなっていくといいですね。
からだ回復センター甘木