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７０代の女性が首、肩、背中の痛みで来院されていました。特に肩甲骨の周辺の痛みは夜中に目が覚めるほどの重症です。２０年以上前からの症状で１０年以上も福岡市のマッサージに１時間以上かけて通われていました。「年齢的に都会へ運転していくのが怖くなって、思い切って近くに良い所がないか探していたらここがいいと友達から聞いたので来ました」と仰っていました。長年マッサージを受け続けた身体はガチガチに固まっていました。ご自分でも自覚がありますが「硬いからマッサージに行ってほぐしてもらっていましたが…」と言いながらもどんどん硬くなる身体に違和感や疑問があったそうです。しかし、歳をとれば誰でもそうなると思っておられたらしく、強揉みのマッサージを受け続けたための?身体の防御反応?とは微塵も思われていませんでした。当院の全く刺激の少ない施術に初めのうちは戸惑っておられましたが、夜中眠れる事が増えるにつれて「こんな優しい治療でいいのですね」と不安が解消されていったのです。マッサージの防御反応ともうひとつ、?猫背?という負担のかかる姿勢も筋肉に負担をかけて硬くする要因だと判断したので、根気強く毎回毎回姿勢の大切さをお話し、気をつけて頂く事や自宅での猫背矯正のストレッチを徹底的にやって頂いたおかげで、施術間隔も月に１度でも夜中に痛みで目覚めることはなくなりました。今も体調の維持のため定期的に来院されています。先日は「先生からずっっっと姿勢の大切さを言われたけどそれがとても分かる。とても実感できてます。だって前はいつもいつもマッサージに行ってたのが行かなくてもいいし、とにかく痛みが無くなったのよ」とスタッフに話しているのが聞こえました。施術よりも一番大切な普段の姿勢や自分で変える、維持するその気持ちに気付いて頂けたことが非常に嬉しかったですね。『身体は変わる。悪い方にも良い方にも。あなたはどっちに変わりたいですか？』

５０代の女性が時々あるクラッとするめまいや動悸などの症状で来院されました。先日、病院で診察を受け?自律神経失調症?と診断されて薬を処方されています。当院でも自律神経の不調で来院される方も多く、そういった方の身体の特徴は、胸から上のコリが激しい事です。胸筋から鎖骨周辺、背中から肩甲骨周り、首や顔や頭まで硬くなっています。身体を酷使する事、ストレス社会、競争社会、仕事のノルマ、納期、人間関係、環境の変化、大気汚染など人間の構造的ストレスや精神的ストレス、環境のストレスなど色々なストレスを受けやすい社会になっています。ストレスは生きていくためにある程度受ける必要がありますが、限度を超えるとそれは「害」でしかありません。ストレスの感受性は個人差がありますが、どなたもストレスは例外なく受けています。ストレスに強い方、弱い方、ストレスをうまく受け流せるかまともに受けてしまうか、たまったストレスを上手に発散できるか溜めこんでしまうか…。個人個人状況が違うため、一概には言えませんが、とにかく溜めこまないことです。そして、仕事でも何でもＯＮとＯＦＦの切り替えをうまくすることです。仕事の悩みを時間外に持ち込まないなど気持ちの切り替えが大切ですね。それをうまくできれば、身体の歪みやストレスによって作られた筋肉の異常緊張などは整体でしっかりケアできます。色んな角度からケアや考え方の切り替えで自律神経は整える事が可能です。『ストレスを溜めこまない。ＯＮ・ＯＦＦの切り替えを上手に行いましょう』

ストレスが積み重なり、不眠になった方が来院されました。病院で?不眠症?と診断され、睡眠導入剤を処方されています。薬を飲むとだいたい眠る事ができますが、お母さんが薬に反対で当院の自然治療を勧められて来院されました。当院には多くの不眠でお悩みの方が来院されていますが、今までの経過をお聞きすると、みなさん同じ事を言われます。「初めは軽めの薬でしたが、効かなくなるとだんだんきつい薬を出される。一時期眠れるが身体が慣れてくるのかまた眠れなくなる。その繰り返しです」と。また「強めの薬を飲むと朝起きなくてはいけない時間に起きる事ができないし、無理やり起きても午前中いっぱいは頭が働かない」とも言われます。夜、眠れないということは非常に辛い事だし睡眠は生きていくために絶対必要です。しかし、薬で睡眠をとることにはとても疑問があります。「薬がないと眠れないんです」それは非常に怖い事ですね。先月末から来院されているこの女性は、薬に依存することなく数回の施術で自然睡眠が可能になられています。しかし、強いストレスがかかる出来事があると、寝つきが悪かったり質の悪い睡眠になるようで定期的に来院されています。もうすでに薬に頼りきっている方でも、強い意志があれば変われると信じていつも施術にあたっています。実際大丈夫な方がほとんどです。『自然な睡眠。それが健康には不可欠です』

定期的に来院される方の中にも、普段は感じない首や肩のコリを訴えられる方が多いと思います。襟元から熱を逃がすまいと前かがみになり、肩が前に入る姿勢が首から肩にかけての筋肉を疲労させてコリになります。みなさんその姿勢が悪い事やそれが原因であることも分かっておられます。対策としては外出する際はマフラーなど防寒具でしっかり調整してできるだけ身体を冷やさないです。また、寒くなると外出を控え家の中で過ごす時間が長くなるのでテレビやパソコン、読書など同じ姿勢を継続する事でコリが強くなりますから１５分から３０分に１度は立って足踏みしたり、肩をグルグル回したり、短い時間寝転んだりして体勢を変える事が大切になります。コリとは動かさなすぎが原因ですから、身体を動かして筋肉を使い血流を促してあげることですね。首や肩のコリは悪くなると、頭痛を引き起こしたり吐き気がしたりするので、注意が必要です。また、使い捨てカイロで首や肩を温めてあげるのも良いと思います。何はともあれ、座った時は腰を立てて坐骨で座り、胸を開いて肩を丸めない、頭を前に垂らさない、あごを突き出さない心掛けが慢性的なコリを防ぐ事です。凝り過ぎて不快な感じであれば、整体などでケアを早めにして身体を大切にしてくださいね。そして、１日の疲れをゆっくりのお風呂としっかり睡眠で日々とってくださいね。『寒いけど姿勢を正そう』

４０代の女性が慢性的な疲労で来院されています。夜勤があるお仕事をされているので生活のリズムも不規則で疲れが溜まりやすいと推測します。本来、身体の疲れや痛みの修復は睡眠中に行われますが、その中でも午後１０時から午前３時頃までに疲労回復物質がたくさん分泌されているので、その時間帯に忙しく働いているのは人間本来の機能に反しているのです。しかし、お仕事も大切なので難しいところですが…。ただ、お仕事も趣味も生活全般が?健康な身体あってのもの?ですから、大切な身体があまりに酷い状態であればお仕事を変えられる事もありではないかと思います。幸いこの女性は施術を受けられる度にどんどん本来の元気な身体へと戻りつつあります。今日は｢夜勤明けでぐた〜っと寝らずに何かをやれることはしばらくなかったから本当の自分に戻っている｣とお話されていました。とても嬉しいことですね。身体が健康であれば動けるし、動ければまた健康になる。身体のリズムが整い、回復力も上がると?生活の質?が上がりますね。同じ時間を過ごすなら、やっぱり楽しい方がいいですよね。もっともっと元気になりますよ。『身体を健康で元気にして生活の質を上げよう』

３０代の女性が定期的に来院されているお母さんに連れられて来院されました。３日ほど前の朝に着替えをしていると右腰に違和感があったようです。徐々に悪化していったそうです。来られた時に立っている状態ではそれほど問題ないように感じましたが、仰向けに寝る動作から痛そうな表情へ。痛みのため仰向けで足を伸ばす事ができない状態でした。急性の強い痛みの施術は患部を触り過ぎない事がポイントです。時間をかけると悪化します。身体の状態をみながら特に骨盤の歪みを正す事と仙骨と腸骨のつなぎめである仙腸関節の調整が重要です。注意事項やアドバイスに時間をかけて終了しました。３日後の昨日は｢何も問題なく昨日は仕事も少ししてきました｣と仰っていました。骨盤などの身体の歪みも見受けられなかったので、この２回の施術で終了とし時々歪みのチェックと疲労回復のために来られたら身体の為にいいですよとお話し終了しました。早期回復で良かったです。『急性の強い痛みの施術はポイントをしっかりつかんで短時間』

５０代の男性が首から背中にかけての激しいコリや悪い時には吐き気まですると来院されました。仕事は１日中パソコン作業をされているようで、身体がいかに酷使されているか想像できます。いつもマッサージに行っていたそうですが、一瞬良くなったような感覚になるが後からすごく辛くなると仰っていました。こういった方に強揉みのマッサージは逆効果で危険です。強い刺激は紛らわしているに過ぎず、身体は防御反応が出てより強固に凝ってしまいます。パソコン作業時の姿勢自体が不良であれば、その状態で肺が圧迫されて自然に呼吸が浅くなったり、内臓が圧迫されたりして不調を生みやすくなります。また、アゴを突き出すような姿勢であれば、頭を支えるのは骨ではなく筋肉が支える事になるので、長時間緊張を強いられコリとなり血流が悪くなります。血流が悪いと栄養や酸素の供給がうまくいかず、老廃物の排出も滞りがちになります。また、コリが頭に行き来する血管を圧迫すれば、血液中の酸素が脳に行きわたりにくくなり、脳が酸素不足になって不快な頭痛を引き起こします。「姿勢が悪いのは自覚がありますが、仕事に集中するとそれを忘れてしまっている」と仰っていたので、仕事の合間や休憩の時に簡単にできるストレッチをお教えしました。１週間後に来られましたが、「頭痛もなく１週間過ごせた。ストレッチも効果がすごくあっていい」と喜んでおられました。コリの状態も初回に比べると随分良くなっていて、普段の姿勢や身体の使い方がいかに大切かを実感されていました。これが定着して仕事も集中できるといいですね。『パソコンはとても便利ですが、長時間や姿勢によっては身体にとって負担大です』

６０代の女性が左臀部痛で来院されました。お話を伺うと、一年じゅう週に２回グランドゴルフを楽しまれているそうです。お若い時に胆のうを摘出する手術を受けてあるそうで、そのせいもあり三ヶ月前に真夜中に嘔吐を繰り返し、救急車で運ばれ命も危うかったそうです。その治療のため入院し、ベッドで横になっていた時間が長かったせいかもしれないと左臀部の痛みの原因を考えられていました。骨盤や股関節などに歪みが見受けられ、左足はＯ脚になっています。「左ヒザは前から痛かったのですが、だましだまし生活してきた」と仰っていました。右足と左足のバランスが極端に悪い状態です。ヒザと股関節は相互に関係しあっているのでこれも左臀部の痛みに関係してるものと思われます。Ｏ脚は長年のもので骨盤の開きや股関節の転位だけでなく、骨の変形もあるので可能な範囲で調整を行いました。二週間後の今日二回目の来院でしたが、左臀部の痛みは消失しヒザの不調だけが残っていました。団地の五階に住んであるそうで、これ以上ヒザが悪くなると引っ越しも考えないといけないということで、今後はヒザのケアを継続してされます。臀部の痛みは痛みが出てすぐにケアされたので慢性にならずに良かったです。ヒザも痛み始めの時にケアできていれば、痛みはもちろん変形も避けられたと思います。出来る限りの状態までもっていきたいと思います。『身体の異常はできるだけ早くケアし慢性化を防ぎましょう』

４０代の看護師さんが来院されました。様々な不調がありＭＲＩ検査などの検査を受けるも｢異常なし｣だったそうで、そういった場合は痛み止めなどを処方されて様子をみるしかありません。しかし、不調は辛いし次々と色々な不調が出てきますね。お話を伺っているとストレスもあるそうで、酷い肩こりや耳鳴り、血液の循環障害など自律神経の問題もありそうな感じでした。検査でも身体の歪みが各所にみられ、仰向けで両ヒザを立てると足首が身体の中心になく、右側に寄ってしまっています。真ん中に動かすと｢凄く左にあるように感じる｣ということでかなり身体の歪みが強い状態です。また、何より首から肩、背中、腰、お尻、足の裏、手指から前腕にかけてなどコリが激しい。。。初めの数回はこのコリ、身体に溜まった疲労をとっていくことに重点を置きます。かなり疲労が溜まっている事が感じられたので強い好転反応が出る可能性が高く、深いところまでは施さず終了しました。それでも「とても軽くなった」と喜んで頂き、来週のお休みの日に予約を入れられて帰られました。次回来られた時に好転反応の状況を伺って施術内容を決めたいと思います。看護師さんや介護士さんの来院が多く、仕事の大変さもたくさん話を伺っているのでしっかりサポートできればと思います。『身体の状態を底上げし、生活のレベルを上げましょう』

地域でも名の知れている飲食店経営の女性が来院されました。以前から違和感があった右肩から腕にかけての症状が一週間前から悪化し、ブラジャーのホックを留める時やエプロンの紐を結ぶ時など手を後ろに回す時に痛みが出ます。ご自分で五十肩かもと仰っていました。料理をおぼんにのせて運ぶという作業を一日中してあるため、首や肩のこり、前腕のこわばりが強く感じられます。この方は２年ほど前に後頭部の痛みで来院されていたことがあります。「ここで頭の痛みが３回で良くなった事を思い出して来た」そうで、話を伺いながらその時の様子を思い出していました。背中側を触ると上から下までどこもガチガチでまるで鉄板を触っているようでした。もう少し身体を大事にしていきましょうとお話しながら施術していきました。「何だか気持ちがいい感じ」と帰る時に言われていたので動き過ぎない事など注意事項をしっかり伝えていました。２回目の今日は「全然違いました。凄く良かった」と朝起きてからの状態が良かった事を嬉しそうに話されていました。施術を受けながら「１回でこんなに変わるものなんですか？」と劇的な変化を信じられないご様子でした。もちろん個人差があることや悪化してすぐに来られた事が良かったというお話をしました。良くなることはもちろんですが、もっと身体を大切にしてほしいと心から思います。『働き過ぎの人はケアもし過ぎる位に身体を大切に』