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福岡県
「先生しかいない」
80代後半の女性が腰痛と足のダルさで来院されています。腰の痛みはずっと前からで市内、市外、近郊の県外と良い治療があると聞けばしばらく通うという生活をされていました。ここ数カ月は、腰の痛みだけでなく夕方になると足がダルくなって動きにくくなるそうです。立位での骨盤の後傾があり、腰や太ももに余分な負担がかかっているようでした。「もう長年患っているからそう簡単には良くならないでしょうが、少しでも楽になるなら」と初来院の時に仰っていました。長年の症状は時間と根気が必要です。体が今の状態を?当たり前?と認識してしまっているのです。整体と合わせて自宅でして頂く自己ストレッチが不可欠だと判断し、お教えしていました。初めは集中して通った方がいいですよねと色んな治療院に通われた経験からご自分で仰って自ら予約を入れていかれます。今は集中的に通われています。2回目の来院時に「何だか体が軽いんです。こんな感覚は初めて」と希望を持たれました。回数を重ねるごとに身体の変化を実感され「日に日に良くなっていくことは今までたくさん行きましたけど初めて」ととても嬉しそうでした。もちろん私も嬉しいです。今日は「夕方の足のダルさが随分緩和して、もう先生しかおりません。私の体を良くしてくれるのは!」ととても嬉しい言葉を頂きました。来院者のみなさんから同じように感じて頂けるよう今以上に1人ひとりに集中したいと思いました。『完全予約制…おひとりおひとりに集中できるからです』
からだ回復センター甘木
左ふとももの激痛
60代の男性が腰から足の不調で来院されています。今日で3回目です。初回に来院された時は、左足を引きずりながら入って来られました。イスに座って話を伺うのも顔をしかめて辛そうでした。2ヶ月ほど前にソファーで昼寝をした後から左足に痛みを感じたそうです。?すぐ良くなるだろう?と簡単に思い、放っておいたそうですが、一向に良くなる気配がなく、それどころかどんどん悪化していったようです。仰向けに寝ると左足に激痛が走り、1分ほどしか仰向けになれません。痛みがない姿勢がひとつだけあり、その姿勢での施術が中心になりました。その痛みのない姿勢をしても太ももの内側の筋肉がピクピクとずっと痙攣しています。「いつも痙攣はしてるんですか?」と聞くと楽な姿勢でも痙攣はずっとしているとお答えになりました。この姿勢以外では痛みが強く出るため、右を下にしての横向き、さらに左のヒザを右のふくらはぎにのせるといった決まった姿勢です。ここ2ヶ月はその姿勢以外では寝ていないと仰っていました。とても辛いですよね…。骨盤や股関節の歪みがありましたが、そのような矯正はそのような状態では無理です。出来ない事を無理やりしても体が防御反応を出すのでかえって痛みが悪化したりします。できることは、1番楽で痛みのない姿勢で腰背部から臀部、股関節、太もも、ヒザ周辺と筋肉をできるだけ緩める事です。それだけです。しばらくすると痙攣も治まり「こんな早く効果があるの?」と何をされているか分からないほどの優しい刺激でアプローチしていきました。立ってもらうと「立てる!さっきまで左足に体重がかけれなかったのに!?」といったリアクションでした。2日後に来院の時は「あれからずっと気持ちが良くて調子いいです。」とのことでした。しかし調子が良かったため畑仕事をしてしまい少しぶり返していました。3回目の今日は仰向けでの施術もできるようになられていたので、少しずつ全身を調整できました。まだまだ全快とはいきませんが確実に快方に向かわれています。辛そうなしかめっ面は見たくないですね。。。『調子が良くなると動き過ぎるのが人の心情』
からだ回復センター甘木
いいかげん(良い加減)に。
長年腰痛でお悩みの女性が来院されています。長年強揉みのマッサージに通われていたそうです。立位で明らかに骨盤が後傾しているのが分かります。仙腸関節の動きも悪く、そこに改善のポイントがあると思いました。3回目の来院時から好転され日に日に良くなっていると仰られていました。体の歪みをない状態で安定させより快方に向かうように自宅でやってもらう自己ストレッチをお教えしてやって頂くようにするともっと状態が良くなってきました。ストレッチを頑張ってやることで改善がより進んだ感触を得られたこの方は、?もっと良くなりたいもっともっと?という気持ちになり、ストレッチをアドバイスしていた3倍やってしまったようなのです。直後に股関節に痛みが出て足を引きずることに…。家族からも「お母さん、やり過ぎ」と注意されたようです。その後、来院されるまでには何事も無かったかのように来られました。施術を受けながら、「こんな事がありました。先生から言われていたようにやりすぎたらいけないのですね」と苦笑いされていました。ストレッチをお教えした時、十分にやり過ぎには注意してくださいねとお話していましたが、人間の心理としては?どんどんやればやるほど良くなるのでは??という気持ちが浮かびやってしまいがちです。それが頑張り屋さん、真面目、自分の体を大切に想う人にありがちですね。良い事でもやり過ぎには注意しましょう。『いいかげんではなく?良い加減?に』
からだ回復センター甘木
左首から左手先までの不調
子育て中のお母さんが体の不調で来院されています。妊娠、出産、子育てとお母さんは息つく暇もありません。介護のお仕事をされている時に右手が腱鞘炎になり、手術を受けられています。今は看護師になり育児休暇中です。疲労の蓄積も当然あります。さらにお子さんの成長で体重も増えて抱っこが相当負担になってきますね。この方も痛み止めを飲みながら子育てを頑張っておられます。身体も我慢の限界を超え、左上半身に不調が出ています。首、肩、腕、肘、手首と満身創痍の状態です。子育てもあるのでそんなに自由な時間がない中、二ヶ月で6回施術を受けに来られました。痛み止めも必要なくなり、ごく稀に手首が痛む時があるくらいに回復されています。今は2週間に1度の間隔で来院されています。子育てはとても大変なお仕事です。言葉では言い表わせませんね。少しでも楽な良い状態で子育てに専念できるようしっかりサポートします。『子育て中のお母さん、頑張り過ぎないでくださいね。いつでも体を整えますよ』
からだ回復センター甘木
「本当にここに来て良かった」
80代の女性が腰の不調で来院されました。長く歩けない、ちょっと長くなると途中で腰かけて休憩しないといけない事と仰向けで寝れないという症状です。20年以上前から腰の不調が出てきて、整形外科、整骨院、あんま、鍼灸、指圧、マッサージ、整体など近辺で人から良いと聞いた所には全て行き尽くしてしまったけど良くならなかったと仰います。長いところでは3年ほど通い続けられたそうです。体の歪み検査では骨盤、股関節、背骨、仙骨に歪みがみられ、施術に入る前にそのようにお伝えしました。「前行っていた病院や整骨院でも仙骨が悪いよ」と言われていたそうで「やっぱり仙骨が悪いのですね…」と言われました。骨盤が後傾し、仙骨が後方へ盛り上がっているせいで、仰向けに寝ると仙骨が床に当たり痛みを出しています。さらに仙骨が左に傾き真っ直ぐではありません。日中に座る事が多くないか確認すると「毎日新聞を端から端まで読むので長い時間イスに腰掛けています」とのことでした。どんな座り方をしているかお聞きすると足を組んで背中が丸くなっています。骨盤の後傾と仙骨の歪みは、長年の習慣である新聞を読む時の座り姿勢にあると確信しお話しました。とても納得され、足を組まない事や腰を立てる事(立腰)、15分に1度は休憩し、その場で足踏みや背伸びをする事をアドバイスしました。2回目の施術時までは腰の痛みは少し和らいだ程度でしたが、アドバイスに加えて、腰骨の生理湾曲をつける自己ストレッチを指導した翌日からは数倍の速さで快方に向かっています。「今までいろいろいろ行きましたけど、こんなに一回一回どんどん良くなる感触があるのは初めてです。本当にここに来て良かった」と嬉しい言葉を頂きました。80代ですがまだまだ元気で長生きされそうです。良い状態で過ごしていかれるようしっかりサポートしていきます。『?原因を無くす??体を整える??自然治癒力が最大限発揮できる生活習慣のクセづけ?の三本柱』
からだ回復センター甘木
右股関節(ソケイ部)の痛み
86歳の女性が股関節の不調で来院されました。数日前に長い距離を歩かれた翌日の朝から右の股関節に痛みが出るようになりました。歩くのはもちろん痛みますし、仰向けで力を抜いても右のソケイ部に痛みが出ます。右の股関節が主訴でありますが、腰もずっと前から悪く仰向けに寝ると床に当たる部分に痛みが出ます。さらに以前痛めて数回水を抜いたりヒアルロン酸を注入して症状が落ち着いていた左ヒザも気になる状態だと仰っていました。「もう歳ですから」と本人は言われますが、今も自分で車を運転されますし料理や洗濯など身のまわりの事も自分でされているそうです。歪み検査では、骨盤や股関節と背骨に歪みがみられました。主訴の股関節の左右バランス崩れはさほど大きくないもののソケイ部や臀部から大転子周辺の筋肉の緊張が強く感じられました。野球がお好きだと言う事で今行われているWBCのお話をしながら施術をしてい来ました。仰向けになるだけで痛みがあるため初めは苦労しましたが、筋肉の緊張が緩んでくるにつれて痛みも和らいでいきました。違和感が残る程度になったので立って頂くと「随分良いようです」と安心されたご様子で翌日に予約を入れて帰られました。翌日来られた時には痛みは消失し、左ヒザの状態も随分改善されていて、主訴が腰になりました。「お陰で股関節の痛みはとれました。後は腰とヒザです」と全身の調整に意欲満々です。腰は以前別の整体院に3年間通われて良くならなかったと仰っていましたが、また希望が出てきたとヤル気が出ておられます。股関節はとても大事な関節です。良くなって良かったです。発症してすぐに来院されたのが早期回復につながったことは間違いありません。不調が出たらすぐにケアしましょう。『体は大切にすれば必ず応えてくれる』
からだ回復センター甘木
鏡を見て唖然
昨日は、体の歪みを自分で感じられている女性の話を綴りましたが、昨日の午後から別の女性が初来院されました。自営業をされていて40年も同じ作業をずっとされてきた方です。一番の主訴は歩行時のお尻の痛みです。色んな医療機関に行かれたそうですが、ある病院では?脊柱管狭窄症?また別の病院では?坐骨神経痛?ある病院では手術が必要、でも紹介状を書いて頂いた大きな大学病院では「手術は必要ない」と様々な診断や対応で何がどうなのか自分でも分からないまま6年が過ぎたと仰っていました。時間をかけて今までの経過など話を聞き、実際に歩いてもらうと骨盤が完全に右に寄っていて右の股関節がうまく動いていません。肩も右の方が10cm以上左より高い状態です。しかし…自分で自覚も無ければ、考えても無かったようです。鏡で立ち姿をじっくり見てもらうと「本当だ。腰が右にいってるし、肩の高さもこんなに違う。今まで気付きませんでした」と仰りしばらく茫然といった感じで鏡を見入っておられました。話を詳しくお聞きする中で完全に仕事での体の動かし方や姿勢を体が学習してしまい、歪んでいるものでした。「あーこうやっていつも荷物を抱えている右手で…腰もこんな体勢でいつも仕事している」など、体の使い方を思い出しながら話されました。40年かけて作られ、耐えかねて6年前に発症した痛みなので、まず徹底的に歪みを修正する事、それが第一段階で…と回復までの計画を一緒に決めていきました。お仕事もあるので頻繁には来院できませんが、自分の体がどうで、どうすればいいか、ストレッチは何をすれば良いかなどが分かり希望が持てたご様子でした。スタートしたばかりですが、またしっかり歩ける体になって頂きたいと思います。『自分の体を知る事、それがスタートです』
からだ回復センター甘木
自分で分かる体の歪み
50代の女性が来院されました。腰の痛みと肩甲骨周辺のコリ感です。「自分で骨盤が歪んでいるのが分かる」と仰るように、私が検査しても感じてある通りに歪んでいました。お若い時は常に横座りをされていたそうで、その時のクセも原因にあるとお話しました。あちこちに痛みや不調が出だしたため、整骨院や自分で調べて横座りは体に歪みを作る座り方なのでしない方が良いと気付かれたそうです。それ以外にも体の歪みを作る姿勢や体の使い方はあるので、その方の生活などを詳しくお聞きしながら良い方へ修正してもらっています。整体で体を整えるのはもちろん大切ですが、歪みを作る原因を消していくことも同じように大切ですね。それをしっかり理解されて実行される方はそうでない方に比べても早いスピードで回復していきます。「悪いと思ってても治らないのよねぇ」と言われる方はやはり治りも遅いです。ご自分でも鏡の前に立って肩の高さの違いであったり、足のつけ根にある骨盤のポコッと出た骨を手で触って鏡で高さの差がないか見てみてください。高さに違いがある方は体に歪みがある可能性が高いです。イスに座って足を組んでいませんか?横座りやアヒル座りをしていませんか?食事する時横や斜めにあるテレビを見ながら噛んでいませんか?自分で思っていない姿勢や生活習慣が体の歪みを作っています。『バランス良い体で心身ともに健康』
からだ回復センター甘木
あの頃は辛かった
60代の女性が定期的に来院されています。初来院から4年ほど経ちます。その当時の主訴は背中の痛みで主に左肩甲骨の周りに酷い痛みがありました。更年期もあるのかなとご本人が言われるように、ほてりや発汗、吐き気など痛み以外にも様々な不調を抱えておられ、精神的にも疲れ果てているといったその当時の印象でした。1カ月ほどは施術後の好転反応が激しく、辛い状態でしたのでさらに軽い刺激で短時間といった施術で改善を一緒に頑張ってきました。1カ月を過ぎる頃には良い状態の日の方が多くなり、顔色も良くなってきました。全く不調を感じない日もあれば、激しく体調が悪い日などもある状態が1年ほど続いたと思います。2〜3ヶ月頃からは背中の痛みはほとんど無くなっていて、庭の草取りをした後など頑張り過ぎなければ快調の状態。それからは体調が良い状態が続けば1カ月に1度、悪い日が多ければ1カ月に2度来院されています。最近は月に1度の方が多くなりました。先日は悪かった当時の話をされていました。「あの頃は本当に辛かった…今も時々体調が悪くなるけどあの時とは全然軽い悪さですもん」などなど思い出されていました。肉体的ストレス(歪みや筋肉疲労など)、精神的ストレス、環境のストレス(今問題のPM2.5や花粉、排気ガスなど)など生活の中で身体への影響が様々ありますね。身体の為に良い方向へ変えられる部分は変えて身体への負担を減らしていきましょう。『肉体的ストレスは定期的に解消しましょう』
からだ回復センター甘木
こんなこともある!?
90代の男性が急性の腰痛で来院されました。他にも座骨神経痛や首コリ肩コリ、左肩痛、そして今は歯痛と舌のシビレ感があると仰っていました。「首のコリが強くなってくると歯が痛くなったり舌がしびれる事がある」そうです。そのため当センターの施術が終わったら歯科医院に続けていくとお話されていました。腰は痛みが強く出ているところの腰椎が左にずれていました。「90年以上も生きてたらどこかが痛くなって当然でしょう。でもできるだけ健康で生きたい」と仰います。首のコリが激しく時間をかけて緩めていきました。「なんかスーッとした」とニコニコされていました。お会計の時に受付スタッフが「この後は歯医者さんに行かれるんですね?」とお聞きすると、しばらく間をおいて「…歯も痛くなくなっとるし、そう言えば舌のシビレもない!?」良かったですねぇと言うと「歯医者はやめた。先生から揉んでもらったら歯もシビレもようなった。こんなこともあるとですか?」と不思議そうでした。体じゅうには筋肉がはりめぐらされて縮んだりして影響しあいますね。こういったことはしばしばあります。関係なさそうな感じですが、全身は繋がっているのですね。首や肩、頭やアゴの筋肉の張りが歯や舌に影響していたと考えられます。それでも良かったですね。しかし?整体?であってマッサージのように揉んでないのですが…。90代には?整体?も?マッサージ?も同じくくりですね^^;『思いもよらないことが好転したりします』
からだ回復センター甘木