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福岡県
仕事がはかどる(腱鞘炎・外反母趾)
接客業のお仕事をされている60代の女性が来られています。仕事柄酷使する右手首の腱鞘炎と外反母趾の痛みを抱えてありました。腱鞘炎は同じ動作を繰り返すことで手首にある腱がスムーズに鞘に通らなくなり炎症を起こす疾患です。この方も右手首を固定する、同じ動作を何度も繰り返すという生活を何十年とされてきてあります。そのため慢性的に手首が痛く、手術も検討してありました。しかし手術となるとしばらく仕事を休まなくてはならず踏み切れません。また外反母趾による痛みも長年の症状で両足の母指が外側に大きく変形し出っ張った所に痛みを感じてあります。外反母趾による痛みは主にふくらはぎへのアプローチで改善していきます。こちらは比較的早期に痛みが気にならなくなられました。変形は多少の変化がありましたが整体で治ってしまうことはありません。しかし痛みは軽減、消失させることは可能です。残った右手首の腱鞘炎は日々使いながらのケアでしたのでしばらくは良い悪いを繰り返し3ヶ月という期間がかかりましたが、仕事中に痛みを感じることはなくなったようで「仕事がはかどります」と大変喜ばれています。そのなかには自己療法もしっかり実行していただいたご自分での努力が大きかったと思います。仕事を続けけられる限り、同じ手首に負担がかかることは避けられないためその自己療法は継続していただいています。
からだ回復センター甘木
えっ本当ですか!!
80歳の女性が久しぶりに来院されました。8年以上ぶりです。以前はしっかり計画的にケアされていたのでとてもお元気になられていました。また年齢も70代そこそこで仕事もされていたと思います。しかし先日来られた時には顔を見ただけで調子が悪いことが分かりました。発言もまたマイナスなことしか言われません。体が不調になれば不安がいっぱいになりまだ起こっていないさらなる悪いことを心配してしまいますね。この数年の様子を伺っていると徐々に体を動かす機会が減り、体力や筋力も自覚するほど落ち、気力もわいてこないと仰います。施術をしながらできるだけ不安が少なくなるようなお話をし、まず頭の中の考え方が変わってくれるようにと思いました。そんななか筋力の話になり「筋肉は何歳になっても鍛えれば強くなりますよ。100歳になっても筋力だけは強くなると実証されています。だから○○さんも今からコツコツやっていけば大丈夫」とお話しするととても驚かれていました。筋力というのは必ず年齢とともに衰えてしまうものでもう強くはならないと思い込んでおられたようです。「何歳になっても強くなるんですか?」と何度も聞かれました。ただ思っているだけでは筋肉は強くなりませんから、1日数分の運動から始めて徐々に質と量を増やしていくようお話ししました。やる気さえあれば誰でも筋力はアップできます。あなたもコツコツやりましょう。
からだ回復センター甘木
この来院間隔がベスト(変形性膝関節症)
変形がかなり酷い女性が月に二回来られています。病院での診断は変形性膝関節症で、いくつかの病院では「今すぐ手術した方がいい」と言われています。私のところに来られた当初は歩くことでも痛みがあって手術という選択肢もこの方の頭の中にはありました。ただどこかで?手術はしたくない?という気持ちがあっていろんな病院、整骨院、整体、鍼灸、マッサージ、サプリ…など試されています。当整体院に来られた時にも少しでも痛みが減ればという感じで来られていたと思います。しかし酷かったO脚もできる範囲での改善ができ、何といっても歩行時の痛みは消失しています。それでも見た目の変形が酷いため、病院では今でも手術を勧められるそうです。痛みなく歩けるうちは手術はしないという本人の気持ちがあるため手術するつもりは全くありません。もうすでに当整体院に通われるようになって7年半になりますが、悪化することもなく今でも様々な趣味を楽しまれ、人生を満喫してあります。ご本人曰く「今のペース(2週間に1度)が私に合っています。これ以上空き過ぎるのはちょっと不安。今のまま歩けるままが良い」と言われます。ケアを全くしないと変形によるバランス崩れが関節周りの筋肉に負担をかけジワジワと再発すると思われます。しかしケアを続ければ手術を選択することはないと確信しています。
からだ回復センター甘木
同じ時間に目が覚める(慢性疲労)
何時に寝始めても同じ時間に目が覚める、目覚ましも必要ないと聞けば良いことのように思えますが、来院されている男性は朝のよい時間ではなく必ず夜中の2時に目が覚めてしまう習慣がついてしまっています。そのため疲れがとれにくく仕事中に頭が痛かったり集中できなかったりと不具合がある生活を長くされています。来院の動機はその睡眠ではありませんでしたが、お話を伺っていて主訴の不調を改善するには自律神経を整え自然治癒力がしっかり働く状態にすることが不可欠であると思い、そのことを念頭に置いて施術を繰り返してきました。施術の効果がジワジワと出だして徐々に長く眠れるようになっていきました。通い始めて1ヶ月程度で睡眠の状態や質が良くなるにしたがって疲れもとれやすくなり、それに伴って仕事の効率もあがりミスも減っています。整体だけでは足りない部分もあり、水分補給や生活習慣なども少しずつ変えてもらうようアドバイスしています。その様々な小さな取り組みが体を大きく変化させたと思います。良かったです。
からだ回復センター甘木
肩の高さが揃う(交通事故後遺症)
半年ほど前に交通事故に遭い、頭痛やヒザ痛、腰痛、背部痛、首痛など時間差でさまざまな不調に見舞われた女性が来院されています。その都度対応し、ケアを一緒にしてきました。痛みで眠れない時期には強い痛み止めを飲まれてもいたので極力早く薬を減らせる、または弱い薬になるよう努めてきました。さまざまな不調が回復していき、最後に残ったのが?両肩の高さの極端な違い?という骨格上の問題でした。右肩が多少凝りやすい状態はあるもののそれは事故前からある症状だったようです。数度調整しますが、施術後にほぼ高さが揃った状態になる⇒次の来院時には肩の高さ違いが再発…と何度か繰り返しました。根気強く通われた結果、無事に高さが揃った状態が安定しました。それに伴い痛み止めも飲まなくて良くなり、一安心です。今後は定期的なケアで健康を保っていかれます。
からだ回復センター甘木
治りが悪い場合は・・・
来院者の中でも順調に回復される方となかなか改善が進まない方がおられます。体の状態、年齢、筋力の強弱、生活環境などが人それぞれ違うので当然なのですがあまりに改善がみられない場合は生活の細かい部分まで聞いていきます。整体後にはバランスも良くなり快方へ向かうはずなのになかなか軽快した状態が続かない場合は、生活の中で痛みや動き辛さを作ってしまう原因があるはずです。整体の時間はわずか30分程度、症状は何年もかけてつくられていて、さらに毎日の生活の中で患部や原因になっている部位に負担をかけているのです。それもほとんどが無意識の中でです。その?無意識?というのがとても厄介で細かく聞いていかないとご本人はその動作や姿勢の習慣が原因になっていると思ってはいないのですから…。原因が仮に半分になれば治りも良くなりますし、丸々しなくても良いことなら尚更です。そこまで導いてこそ回復につながると思います。
からだ回復センター甘木
動き過ぎて・・・(ぎっくり腰)
腰の不調から回復された60代の女性が久しぶりに来られました。以前は骨盤が右に片寄り、それに伴い背骨も大きく曲がった状態でした。お若い時から重量物を持ち運ぶ本来なら男性がするようなお仕事をされていて、疲れが溜まったりぎっくり腰になると骨盤がいつも右に寄っていたと仰います。かなり酷い歪みでしたが無事に痛みも歪みも解消していました。今回もまた多少骨盤が右に引っ張られたような姿勢になっていました。痛みはさほど無かったそうですが、長年自分の体のことは分かっておられるので早めに来られたのでした。歪みもなくなりスッキリとして帰られたのですが、1週間後また来院。今度はかなり酷く骨盤が歪んでいました。「ここでしてもらってすごく調子が良くなってオマケに天気が良かったので色々選択したり、重たい物の買い物を済ませたりしていたら翌日動けなくなりました」と苦笑い。炎症が酷い状態でしたので患部にはほとんど触れずに患部から遠いところからゆるめていきました。それでも施術後には「あ〜随分良いです」と動きも軽快に。。。今後のアドバイスをして終了しました。安静にできれば大丈夫でしょうが、なにせ働き者ですから心配です。
からだ回復センター甘木
手術をしたくない(変形性股関節症)
一年ほど前から右脚の付け根に痛みが出るようになり、その半年後くらいに悪化し病院で診てもらうと「変形性股関節症で手術をするまでではないから様子をみましょう。また悪くなったら診せに来てください」とシップと痛み止めを処方されました。70代の女性です。「手術」という言葉に愕然とし将来への不安が募ります。なぜかというとこの方のいとこが股関節の手術を3回経験してあり、現在は自力で歩く事ができなくなり車イスで移動する生活をされています。常々「股関節を大事にせなよ」と言われ、軽い痛みが出だした時には「手術は絶対したらいかんよ。私のようになってしまうよ」と言われているからです。人工の股関節を入れる人工関節置換術も手術の予後が良い人ももちろんたくさんおられますが、なかにはこの方のいとこのように手術をしたことを後悔される方がおられるのも事実です。この方は絶対手術はしたくないと強く思われていて私にも何度も訴えられます。まだケアを始めて間もない期間で良かったり悪かったりと波がありますが、ご本人は手応えを感じておられます。もちろん私も大丈夫だと確信しています。?もう大丈夫?と笑顔で言えるそこまでしっかり導きます。
からだ回復センター甘木
痛みがピタッと消えた(右腕痛・関節リウマチ)
関節リウマチを患っておられ、ケアを続けておられる50代の女性から「急に右腕が痛くなった」と電話がありました。体のこともムリができない状況ですが、家庭の事情もあり仕事を3つもかけ待ちされているためとても心配していたのでした。体の調子も良くなってきたことで仕事を2つから3つに増やされてしばらくしてのことでした。しっかり体調を維持しておられましたが、それぞれの仕事で年末のピークの忙しさが重なり、そのツケが今年に入って出てきたと思われます。またストレスがかかる出来事もあったそうでなおさらです。またお仕事が夜中出勤だったり、早朝だったり、夜遅くまでだったりと不規則なのもリウマチにしてみれば大きくマイナスですね。しかし誰でもそうですが、仕事をしないと生きてはいけないのでできるだけ睡眠時間を確保することや、お風呂はゆっくり入ってしっかり体を温めることなどは徹底していただいています。ただでさえリウマチの症状があるのに加え、右腕の痛みでダラしくとても辛そうでした。出来得ることを短時間に施し終了。来院の2日後にピタッと痛みが消えたと報告がありました。リウマチはしっかりコントロールしていかないといけない疾患です。しかし右腕の痛みがひいたことでまた普段の生活に戻られて良かったです。
からだ回復センター甘木
全然つかない(首・肩こり、猫背)
普段から首や肩のこりに悩まされている60代主婦の女性が来られました。寒い時季になってさらに悪化しているようです。院内に入って来られての第一印象は?姿勢が物凄く悪い?ということでした。案の定、首や肩のこりと猫背などの姿勢という欄にチェックが入っていました。一通りお話しし軽く姿勢チェックを行います。壁に踵・お尻・肩・頭をつけてもらいます。しかし肩と頭は力いっぱい後ろに反らないとつきません。「全然つかない…姿勢の良い人は軽々つくのですか?」と質問されました。「はい、つきますよ」愕然とされていました。ただ自分の現状を知ることは改善への第一歩ですから大切なことなのです。まず自分が今どのような状態なのか、今からどうなりたいのか、そのためには何をしないといけないのか…と目標ややらなければならないことが明確になります。またその今の状態から変わっていく様子が自分で確認することができます。頑張って変わりましょう。首や肩のこりも出にくくなりますよ、必ず。
からだ回復センター甘木