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８０代の女性が右肩の不調で来院されました。普段は痛みはほとんどないのですが、ある角度や動きをした時にだけ鋭い痛みが肩関節周辺に出ます。腕の動かす方向によって肩関節の前側が痛かったり、横や後ろが痛かったりといろんな場所が痛みます。特に痛みが出るのはご飯をお箸で口に持っていく動作です。これではせっかくの食事も美味しく食べられませんね。また酷い時には夜間痛があり疼きます。痛みが出るという場所を軽く押すと痛みが出るので筋肉の組織そのものがすでに激しく損傷しています。毎回全身を整えることは欠かせません。その上で患部周囲、肩甲骨、肘、腕の筋肉など関係している部位にアブローとしていきます。来院３回目ぐらいからご本人が感じれるほど好転し始め「お箸でご飯を食べる動作がかなり楽になりました」と喜んでありました。動作や痛みは楽になっているもののまだ安心できる状態までいっていませんが、生活の中で不便だなと苦労してある動作や姿勢が少しずつでも楽になるということはご本人にとっても私にとってもとても嬉しい事です。もっとご飯を美味しくいただいてもらえるよう今後もみていきます。

７０代の女性が首から頭部の不調で来院されました。自転車での転倒で鎖骨骨折、交通事故でムチウチの経験があります。骨折もムチウチもずっと前のことで、気にならず生活されていましたがある時期から首が痛くなり始め、頭痛に悩まされるようになられています。頻繁に起こる頭痛に不安になり、二つの脳神経外科で頭部の検査もされていますが脳の血管などに異常はみられないと診断されています。それで首の牽引などの治療をしばらく受けてありましたが、首や頭の痛みに変化がなく別の治療を探し始めたところご主人さんから当整体院を勧められたそうです。「とにかく頭が痛いのと首が重たいのが無くなったらどれだけ幸せか…」と初回の時に想いを打ち明けられました。どうにかして良くなりたいというとても強い気持ちがあり、１週間続けて来院されました。２日目頭痛なし、３日目頭部左側頭痛多少あり、４日目頭痛なしで首がとても軽い、５日目とても調子がいい…という経過をたどっています。全身を調整しますから首や頭だけでなく体がとても動きやすくなったと喜んでおられます。今日は帰り際に「首がこんなに軽くてありがたい」と最高の笑顔をいただきました。しっかり安定できるまでサポートします！

７０代の女性が首や肩の長年のコリ、背中の痛みで来院されました。どれも長年の症状なので整形外科、整骨院、接骨院、鍼灸、マッサージ、漢方薬、サプリメントなど様々試してあります。私より知識が豊富です（笑）立位の姿勢では明らかに猫背で、骨盤の後傾、背骨の捻じれが見受けられます。頭部が前に出ているのでその姿勢自体がこれらの不調の原因でもあります。猫背姿勢の方は背中や腰付近を一生懸命伸ばそうとされますが、骨盤の後傾の大きな原因はお腹から脚に伸びている腸腰筋という筋肉が縮こまっていることです。それをうつ伏せの手技で伸ばし、仰向けで腰から背中、腕、肩、首とアプローチしていきました。右半身を終えたところでこの方の左側へ移った時、右手で顔をかかれていました。その直後「あらっ腕が軽い。いつもはこんなに軽く顔をかけないのに」ととても感覚が鋭い方でした。全部を終了して立ち上がるなり両腕を上げ下げしたり腰を曲げたり伸ばしたり、いろんな動きを確認されていました。「やっぱり軽いわぁ」とニコニコされていました。お若い時からかなりムリして働かれているとお聞きしていたので体が少しでも軽く動けるようになって本当に良かったです。まだまだ良くなりますよ。。。

朝倉市周辺は大雨で大変なことになっています。みなさまの所は大丈夫でしょうか？まだしばらく雨が続きそうなので身を守ってくださいね。先日この症例報告で書いていた７０代後半の不調がたくさんあった女性のその後です。主訴はジガジガする痛みが頭部のあちこちに移動する不快な頭痛。「体がとても軽くなった」とお帰りでしたが、主訴の頭痛は少し緩和したくらいでした。昨日が２回目の来院でしたが、ジガジガした頭痛は消失し頭が少し重たい感じというくらいまで改善していました。「とにかくこのジガジガが消えてくれたら」と初回の時に話されていたのでとても喜ばれていました。猫背も少し良くなっていて、しっかり腸腰筋を伸ばした効果が出ています。眉間にシワが寄っていた表情もにこやかになり、おしゃべりも進みます。不調が取り除かれるとこんなにも人は変わるものだと改めて感じました。良い方にはどんどん変わって欲しいですね。しっかり安定したのを確認できるまでもう少し来られる予定です。

一昨日の仕事中に左の腰が痛くなり、左のふくらはぎにピリピリシビレが出ていると６０代の男性が来られました。以前から腰や肩が痛くなることがあり、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージ、各種整体と様々な治療や施術を受けられています。体の痛みの原因のひとつに?歪み?があるとお話しすると「私は背筋も伸びているし歪んでいない自信があります」と仰います。しかし…検査の結果は歪みまくりでした。。。一緒に確認できる検査法なのでこの方の顔がだんだん引きつっていくのが分かりますが、現実なので仕方ありません。歪み具合を確認して施術スタート。２５分程度の整体終了後、体の事の説明やアドバイス、今後の改善計画などをお話し終了。今日が２回目の来院でしたが、整体後はかなり調子が良かったとのこと。当日は言えなかったがあまりに優しい整体に驚いたこと。すぐにぶり返すと思っていたが今までにないくらい良い調子が続いていること…などたくさん褒めていただきました（笑）『先生のは整体ですか？こんなの初めてです』と整体＝バキバキボキボキをたくさん経験されているので私の手技が整体なのか何なのかと疑問に思ったそうです。また「整体を受けていてあんなにスコーンと短時間に眠れたのも初めてですね」と仰いました。体を整えるのだから広く言えば整体ですが体に負担が全くない、負担がないから脳や体が安心しゆるむ整体です。整体も色々ありますからね。。。

７０代の女性が車での事故後の不調で来院されました。常に頭痛・首と肩のコリ・背部痛・腰痛・ヒザ痛・慢性的な疲労・無気力などを訴えられています。その中でも寝ている時以外常に感じている頭部がジガジガする頭痛が主訴です。事故に遭われたのは４年ほど前だそうですが、頭痛が出るようになったのはここ１ヶ月ほどです。大学病院で脳の検査もされていますが異常なしと診断されています。事故は時間が経って様々な不調が出る事がよくあります。またこの方の姿勢はかなりの猫背で頭部が前方へ出てしまっているため、その姿勢からくる首への負担も頭痛の要因のひとつと思われます。また３３歳の時に腰椎椎間板ヘルニアで１ヶ月ほど入院された経験があり、退院後から４０年ほど腰にコルセットを付ける生活をされてきています。腰が痛くても仕事をしなければならなかったそうで、コルセットは手放せなかったと仰います。まず全身の大きな歪みをできるだけ調整し、ムチウチ時の頸椎の歪みの調整、猫背の調整、そして首の筋肉へのアプローチと進めていきました。施術中も頭部のジガジガした痛みは右へ左へ頭頂部へ後頭部へと移り、かなり脳の興奮状態が強く過敏な状態が伺えました。頭痛は緩和したものの消え去ることはありませんでしたが、ベッドから起き上がりトイレに立たれて帰ってこられた時に『わあなんだか体が軽い』と感激されていました。頭部にばかり意識がいっていて体がとても軽くなっていることにトイレに行かれて気付かれたご様子。「しばらく毎日来たい」と予約を入れてお帰りになられました。強い頭痛ですが消失するまでしっかりサポートしたいですね。

７０代後半の男性がお友達の紹介で来られました。農業を現役でされていますがこの時期田植えの準備から植え付けまで忙しい時です。田植えが終わったら…と北海道旅行を計画されていたそうですが、田植えが終わる頃から腰に激痛が走るようになりなんとか田植えは無事に終えたものの旅行に行ける状態ではありません。そこで見兼ねたお友達が「あそこに行ってみてんね」と勧めてくれたそうです。しかし旅行の出発日まで４日しかなく、週末もあったため来院できるのは３日しかない状況でした。大変不安な面持ちでしたが、旅行のキャンセルはできないとのことでできるだけ頑張りましょうとケアしてきました。２日目には痛みが腰全体に感じていたものが左側のみに改善。これは本当の損傷部分が浮き彫りになった良い傾向です。しかし出発日前日の午前中に残りの作業をしたために再び悪化した状態で来院されました。「長く(施術)やってもらってもダメでしょうね？」と質問されとても不安いっぱい。しかし痛みが強く出ている時に長時間の施術は逆効果。しっかり説明して施術後から出発までムリをされないことを約束して終了しました。旅行から帰って翌日に来院され無事に楽しく旅行できたことを報告いただきました。｢前日の状態からして相当覚悟してましたがほとんど苦も無く楽しめました。ありがとうございました｣とお礼までいただきました。楽しんでこられて何よりです。現在も順調に回復中です。

親子でケアに来られている３０代の娘さんの方の話です。子育てや仕事、家事で毎日をいっぱいいっぱいで生活されています。肩から背中のコリや腰痛、時々起こる頭痛、入眠障害や中途覚醒など睡眠の質が悪い、そして慢性的な疲労がありそれを改善し楽しく快適に過ごしたいと来られています。まずは初回の施術で歪みまくりの体を整えて終了。お母さんからかなり頑張られていることを事前に伺っていたのである程度分かっていましたが、それでも大変な歪みとコリでした。２回目の時は歪みがかなり少ない状態で、１度目の施術で好転反応も出なかったことから１度目の施術より深く施術。その日は右肩の後ろ側の圧痛が気になるとのことでした。この部分は棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の４つの筋肉からなる回旋筋腱板で野球のピッチャーやフットボールのクォーターバックなど肩の運動を強く求められるスポーツ選手が傷めやすい部位です。それらの筋肉の上腕骨への付着部付近のコリでした。たまたま今気になられていると思い、全身の施術後に２〜３分ほどそこへアプローチし圧痛を取り去りました。後日お母さんが来られて「あのコリは何十年もあるコリで、それがなくなって娘も驚いていた」と聞いてそんなに長い歴史があったのかと私の方が驚きました。スポーツで傷めた物がそのまま残り、現在の日常生活でもその部位を使わざるを得ないと常に凝ったままということになります。それが再発しないと良いのですが、生活の中で使われる筋肉、よくする動作は変わりありませんから、圧痛が出る前にケアすることが大切です。

８０代の女性が右ヒザの不調で来院されています。健康維持を兼ねた趣味の習い事もヒザに痛みが出るようになり、深く曲げたり正座ができなくなったためやむを得ず辞めなくてはならなくなったそうです。それからもう１０年ほど経つそうですが、最近では歩く時にも痛みが出るようになって本腰を入れて治さなければと思い立ち来られ始めました。その時は毎日２４時間欠かさず患部にシップを貼ってありました。貼っておけば安心だし痛みも和らぐので当たり前になっていたようです。しかしそれも効きが悪くなってきたそうで将来が不安になっておられます。?もし歩けなくなったら?という不安な気持ちが?絶対治すぞ?という強い気持ちがうかがえます。施術もかなり詰めて来られ、歩き方の意識、ストレッチと頑張られました。少しずつ痛みも減り、痛む時間も減っていきました。２ヶ月ほど経った今では歩行時の痛みは無くなっています。来院間隔も随分あけても大丈夫になっておられます。ご本人は「まだ自信がない」と仰いますが、歩き方も良くなっておられ定着しつつあるのでもう大丈夫なところまできていると思います。「シップいらなくなりました」と先日言われていました。嬉しいですね。。。

８０代の女性が右の肩から上腕の不調で来院されました。常に痛いわけではないが時々痛み、また痛む動作は肘を曲げて食事をする動作や肘を後方へ引いた動作で肩の前方が痛んだり上腕が痛んだりします。肩関節は非常に可動域が広い分もろい関節でもありますからトラブルを起こしやすいですね。あまりに痛みが長引いたり重症化すると肩のどこが痛いのか分からなくなるほどとても不快な痛みが広がります。四十肩や五十肩は痛みの中でも最悪の痛みと言われたりもします。疼いたり夜間痛が出たりもするからでしょう。幸いにもこの方はそこまで重症ではありませんでしたので、どこがどのような動作で痛むのかがご本人が明確に分かる状態でした。ですから施術もしやすかったです。全身をまず整えてから痛い動作での痛む箇所をピンポイントで施術。５分後には痛みが解消しました。『あら大丈夫。こうやっても痛くない』と不思議そうです。ただその動作での痛みが解消すると２番目の痛み、それが解消すると３番目の痛み…とたくさんの不具合箇所が現れました。それをひとつずつ解消していろんな動きで大丈夫になり安心してお帰りになられました。今日から美味しくご飯をいただけると思います。