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お若い時から介護に携わるお仕事をされてある女性が来院されています。脱力状態の人間をベッドから起こす作業はとても負担がかかる動作です。それを何回も何回も繰り返しされているので、気付いた時には左足の付け根周辺は疼くように痛くなり、現在は痛みと共に感覚麻痺があります。シビレはともかく今の痛みをどうにかして欲しいと相談がありました。体のバランス崩れが大きく、仰向けに寝るとバナナのように弓なりになります。痛みを長年かばっている事もあるでしょう。とにかくバランスを良くする事から始めました。しばらく時間がかかりそうだとお話していましたがご本人もそれは覚悟していると仰いました。しかし嬉しい誤算で痛みは２度の整体で消失。残ったのは臀部から太もも全面にかけてのシビレ、感覚麻痺です。お風呂で体を洗っているとその部分だけ感覚がおかしく気持ちが悪いと仰います。病院では軽いヘルニアと診断されていますが、これといって治療はなくシップと痛み止めを処方されているだけです。でもそれももう数年が経っています。痛みを何とかしたい…それが叶えられた現在は目標が?シビレを解消したい?に変わりました。シビレはなかなか簡単に取れるものでない事が多いですが、諦めず二人三脚で改善していきたいと思います。ひとまず痛みが消失して何よりです。

４０代の女性が自律神経失調症の様々な不調で数年前から来院されています。体調不良になって病院にかかり自律神経失調症と診断を受けたのは高校生の頃です。それから体調の波があるものの何とか生活されていました。当院に来られた当時は体調の波の底状態で全身の倦怠感や脚の重ダルさ、頭痛、吐き気、めまい、ふらつき、動悸、イライラ感、食欲不振、首痛、肩コリ…など初来院時に書いていただく用紙にはり入りきれないほど症状がありました。数回での施術でとても楽になられたもののやはり大小の波はあり、一進一退を繰り返す状態でした。１年を過ぎる頃から小さい波の事がほとんどになり、スポーツ観戦や習い事、軽い運動やヨガも始められました。３ヶ月ほどほぼ気になる症状が無くなった事もあるほど体調の波は穏やかです。しかし強いストレスや季節の変わり目、気温の大きな変動など体に影響があるとまだ悪くなる事もあります。しかし先日来られた時にとても嬉しい報告をいただきました！「私バイトを始めたんです」と。以前から短い時間でも良いからアルバイトをしたいと仰っていました。しかし体調の波があると仕事先に迷惑をかけるかもしれないと一歩を踏み出せないで時間が過ぎていました。体調は随分安定しているのであとは自信だけだと感じていたので一歩を踏み出したその方の表情は今までとは違い自信が少し湧いている表情です。とてもとても嬉しかったですね。覚えないといけない事がたくさんあり大変なお仕事のようですが、やりがいがある！とも仰っていたので大丈夫です。。。そのままどんどん自分の体に自信を持っていただきたいですね。応援しています！ムリなく頑張れ！！

連休明けで昨日は忙しくアッという間に過ぎてしまいました。ゴールデンウィークという事で旅行に行かれたり、お孫さんが来られたりした話をたくさん聞くことができました。それも仕事をしていて楽しみのひとつです。もちろん休みなしで仕事をされてあった方も来られてありましたよ。。。それでも遠出した疲れやお孫さんとの遊び、そして気疲れや生活リズムの変化などで歪みが大きかったり、疲れがたくさん溜まっていた方が多かったように思います。そういった方は高い確率で施術後にベッドから起き上がると「ふぅ〜」と大きく息を吐き出されます。そして「あぁ気持ち良かった〜」とみなさん同じリアクションです（笑）疲れが溜まった時やストレスがかかり続けた時、いつもとは違う事をした時は体のバランスが崩れていたり、筋肉の疲労が出ていたりします。大事にならないように早めに予防する事が大切です。みなさんも疲れた体に元気を注入して元気に過ごしてくださいね！！

急性の腰痛で来院された５０代の女性、腰の痛みは１度の整体でとても楽になったと喜んでおられました。その最初の施術でその方の体のストレスをとても強く感じたので「睡眠はしっかり取れていますか？」と質問したところ「以前から質が悪かったのですが最近は寝つきが悪くなって途中で何回も目が覚めます」との事でした。感じた体のストレスとは簡単に言うとリラックスできていないという事です。この方はそれを強く感じ睡眠が取れているか気になったのでした。肩甲骨周り、首や肩関節、上腕、前腕、手首から指まで全くと言ってよいほど力が抜けていません。何か作業をしていて力が入っている状態がベッドの上で横になっている姿勢で起こっているのです。このような場合は身体的ストレスと精神的ストレスが両方持続的にかかっている事が多いです。話したくない部分もあると思いましたので、やんわりと、しかしできるだけ詳しくお話をお聞きしました。いくつか心当たりがありそれが原因だと思うと本人も分かっておられます。腰の不調は順調ですが、睡眠が取れなくなってきているという大きな問題にご本人も悩まれていました。とにかく体がリラックスできるような整体法と生活の中でのストレス発散をアドバイスしていました。悩みが深い分、ストレス発散もしっかりしてもらっていた事も良かったようで、施術後から少しずつ睡眠の質が変わってきたと実感されているようです。体のリラックスはまだまだといった感じですが、とにかく睡眠が取れる事が大切なのでリラックスは徐々にでも良いです。誰にでも１日２日は眠りづらい日はあると思いますが、それが何ヶ月も何年も続くと考えればとても怖い事です。少しずつでも質が良くなるようもっとサポートしていきます。

現在当院には９０代の方が３人来られていますが、その中のお１人腰痛、ヒザ痛、肩コリの症状の女性です。日常生活ではほとんど問題ない程度に回復され、維持されています。週に一度来院されていますが昨日来られた時に「お陰さまでずっと着けていたヒザのサポーターがいらなくなりました」と報告くださいました。一時は外出できなくなるほどヒザが痛んでおられましたが、コツコツ諦めず来院されたので少しずつ少しずつ回復され、今はバスで街まで行かれるほどです。そしてさらにコルセット代わりに常にされていたサポーターも不要になられました。凄いです！何歳になってもコツコツ積み重ねると大きな変化が表れるのを証明してくださいました。またまたやる気と元気をいただきました。感謝します。

７０代の女性が不定期に来院されています。農業をされていて天気に左右されたり、野菜の収穫に合わせて動くので作業量にムラがあります。ほぼ１ヶ月に１度のペースなのですが時々３ヶ月ほど来院されない時もあります。今日の朝一番に来院されましたが、前回が３月でしたので今回は約２ヶ月ぶりです。その時は人生で初めてというくらい痛みなど無縁だったヒザの痛みを訴えられていました。右ヒザの内側が２日前の朝ベッドから立ち上がる時にいつもと違う違和感があり作業をしていると悪化してきたと仰っていました。その発症した日から２日後が週に１度の仕事休みという事もあり、その時点で予約の電話がありました。どんな状況で痛むのか、どこが痛むのかなど詳しくお聞きし施術。「だいぶ感じが良い」と帰って行かれたのですが、その後仕事が忙しい時期に突入したため今日まで延び延びになってしまったと苦笑いされていました。それでもあれから痛みが日に日に和らいで痛みがあった事も忘れてました〜と笑っておられました。それは何よりです。。。発症してから２日後に施術が受けられた事が早期回復につながったのだと思います。何事も早め早めのケアで慢性化しないようにしたいものですね。。。

重いものを抱えた時腰からゴキッと音がした直後から左腰が痛くなったという女性が来院されました。音が鳴った事に驚き、すぐに病院で検査を受けられました。「骨折などは見受けられないが腰の椎間板に狭い部分があり、今後ヘルニアになる可能性があるから気を付けて下さい」と医者から言われたようです。痛みは数日で治まったようですが、その椎間板ヘルニアになるのが怖いという事と何を気をつければよいのかが分からなかったために当院に来られました。椎間板が狭いという事で、ヘルニアにならないよう予防するためのアドバイスをしっかりお話し、今ある体の歪みや筋緊張など要因を解消していきました。椎間板ヘルニアとは下肢などにシビレを伴い強い腰から下に強い痛みを発します。重度になると横になれなくなったりする方もおられるので、イスに座って睡眠をとったり、時には立った状態が一番マシで立ったまま何日も夜を明かす酷い方もおられます。そこまでになると手術の対象になると思います。しかし大半がしばらく様子をみましょう、悪ければ手術しましょうといった感じが多いようです。この方は幸いまだヘルニアを発症してはいませんから今からしっかり予防していけば大丈夫。生活習慣の見直しや改善、体の使い方、そして定期的な整体でずっと健康を保てるようしっかりサポートしていきます！

５０代の女性がヒザの半月板手術後のリハビリを兼ねて定期的にいらっしゃっています。病院でも体重を落とした方がヒザへの負担が少ないと言われていた事と、ある行事があるから痩せたいという想いがあり相談を受けました。もう３０代の頃から体重が気になられていたそうで、耳つぼダイエットや高額のエステ、りんごや納豆などその時流行っていたダイエット法は一通り体験されています。…が結果は今一つだったようです。今も筋力強化を兼ねて運動する施設に週２回程度通ってもおられます。その施設に３ヶ月行ってありますが体重は数百グラムを行ったり来たり。私はダイエットを専門にはしていませんが、自分の体の自己管理として時々ダイエットをしています。その経験から一番良かったものをお教えしました。とても真面目に取り組まれるので成果が出る事は間違いないと確信していました。やはり何か目標があると人は頑張れるものですね。私が勧めた方法は運動したりしません。した方がより良いでしょうがその方はすでに施設で実施しておられるのでそれ以上は必要ありません。結果は２ヶ月で約７?。本人はもっともっとと引き続き実践されています。ムリなく続けられる方法なので誰でもできますよ。気持ちだけ強ければ。。。お気軽にご相談くださいね。

６０代の女性が股関節の不調で来院されました。一番最初に右股関節に痛みを感じたのは約３年前で、その時は痛み止めの薬とシップで良くなったそうですが、去年の５月くらいから痛みが再発し１週間前に長歩きしてそれが悪化したという経緯です。去年の６月に病院でレントゲンを撮られていますが?変形性股関節症?と診断されています。軟骨がすり減っていると医者から言われたもののその後のリハビリや治療は一切してもらえなかったと仰っています。よくある「しばらく薬とシップで様子をみて悪くなったら手術しましょう」だそうです。悪くならないようにはできないのかとご本人は思われたようです。それはそうでしょう、手術をしたい人なんているわけがありませんよね。それから長歩きがきっかけで悪化し以前から気になっていた当院に勇気を出して来られることになったのです。骨盤の捻じれと右股関節の動きが正常ではありません。その辺りを説明しながらの施術でした。股関節は各部位の中でも改善までに時間がかかってしまう部位です。ですから自宅での自己療法を３つお教えし実施していただくことにしました。ご本人の?手術はしたくない?という強い気持ちが伝わってくるほど熱心にお聞きになっていました。こういった自分で改善しようという意志の強い方は大丈夫です。私もそれにこたえられるよう毎回の施術を全力で行います。「来てみてよかった」と笑顔で帰って行かれました。しっかり改善して最後まで自分の脚で歩いていきましょう！！

７０代の書道家の方が今月初旬から来院されています。新聞で表彰されるほどの方です。右股関節、両足小趾の付け根、右手の震えなどの不調があります。なかでも特に気にしておられるのが書道家ということもあり右手の震えです。普段震える事はないのですが、作品を書く時に?ここぞ?という時の横に引く線だったり、真っすぐに伸ばす時など大事な時に震えが出て良い作品が書けなくなったと仰っています。手の震えにも様々な原因が考えられますが、書道家や作家などたくさん字を書く仕事をされている方がなりやすい『書痙』という症状名があります。読んで分かるように字を書く時に痙攣するという事です。これは字を書くお仕事をされているのであれば致命的です。脳神経外科などほとんどの検査で異常がなかったため、当院に来られたのでした。様々な原因が考えられるため完全に震えが無くなるとは言い切れませんと説明した上で施術を受けて頂いていました。４回目の今日「お陰で書く時の震えは無くなったよ」と安心されたお顔で来院されました。これでまた良い作品が書けますねと談笑しました。あまりプレッシャーをかけ過ぎると再発もあると思い、考え過ぎない事やストレスを上手に発散する事などお話し終了しました。本当に良かったです。良い作品を期待しています！