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６０代の美容師さんが月に一度ケアに来られています。腰、肩、腱鞘炎、外反母趾、足首など仕事柄色々な不調を抱えてありました。特に腰は１年に数度ぎっくり腰になられていて、クセになっていると仰られていました。とても体の反応が良い方で、２回で腰の不調は消失し、肩コリや腱鞘炎、外反母趾も日常気になる事が無くなったと大変喜んでおられます。また｢先生の治療はとても不思議！｣と何回も何回も体が良くなって継続できていることが信じられないご様子です。定期的に来院されている事でさらに状態が維持できて、仕事も家事も楽しく苦痛でなくなったとも仰っています。?こんなに絶賛されていいものか?と思えるくらいの言葉をいつもいただいています。最近は気になる所が全くないので、施術もただ気持ち良く受けておられます。今日は「先生が来週も来た方が良いと言われるのなら来ます」と言われていたので、歪みもほとんどなく調子も良いので今のペースで十分だとお伝えしました。帰りに当院で販売している?快福枕?を買って帰られました。施術で時々使うのですが、それがとても気持ち良く以前から気に入っておられたようです。そして「先生の治療はなんでこんなに気持ちが良いのですか？本当に。あ〜本当に気持ちがいい、何でですか？」と何回も聞かれました。気持ち良い＝脳が安心する⇒緊張がゆるむ⇒歪みがなくなる⇒血流や神経伝達が良くなる…など内部や外部で色々な変化が出ます。施術が気持ち良いということは当院にとって一番大事にしているポイントです。。。

今月初めに約３年ぶりに８０代の女性が来院されました。とても久しぶりだったので今までの経緯など聞きながらの施術となりました。日本舞踊をやっておられたのですが、今は体が不調になり止められているそうで残念です。腰、股関節、ヒザ、坐骨神経痛があり全て右半身に症状があります。痛みでほとんど長歩きできません。８０歳を超えていますがとても勉強熱心で体の事、痛みの事など本で知識をたくさんつけられています。「私の痛みは脊髄からかも」「股関節？」・・・など色々とご自分で不調の原因を考えられておられます。そのように仮説を立てて、その症状に良いとされるストレッチや運動をずっとされてきたようです。しかしなかなか改善できないと落ち込まれています。失礼ですけどとても感心しました。どうにか自力で治そうとされています。この年齢になるとほとんどの方は何もせず人任せです。しかし話ではとてもムリな運動やストレッチをされていたようですので、全ての運動を一旦中止していただきました。検査や体の動きをみて必要だと感じた運動のみをしてもらう事にしたのです。１週間後の今日２回目の来院でしたが会話の中に「だいぶ歩いてきました、公園を」『はい？歩いたの？公園を？何日も？腰は我慢して歩いたの？』すると「何だか不思議なんだけど腰は良くなりました。だから友達と公園を少し歩くようにしたんです」と。先日来られた時に「私の体は何をしても治らない。だって色々しても良くならなかったもの」と仰っていたのに…。もうそんな事を話したのも忘れているのでしょう。ちょっと不満だけどまぁ良くなったのだから良かった良かった。あとは股関節とヒザですね。

昨日久しぶりに来られた女性から?脊柱管狭窄症?について質問がありました。ご本人ではないですが、お仕事が訪問介護のようなものであり、その利用者さんが数年前に脊柱管狭窄症と診断され、生活もままならない状態だそうです。話ではムリに立ちあがろうとしてふらついて倒れ、二度もガラスを体で割ってしまっているという事でした。とても不憫でなりませんね。その方も自分の知識や、施設のやり方により運動療法や手当てをされているようですがなかなか進展しないと仰られていました。高齢で脊柱管狭窄症で筋力が著しく低下している状態で満身創痍といった状況でしょうか。。。私の知識の中でお教えできる事は全てお伝えしました。とても熱心にお聴きになっておられたので、よっぽどこの方をどうにか手助けしたいのだなぁと伝わってきました。話を聞く限り生易しいものではないでしょうが、少しずつでも前進、悪くても現状維持ができればなと思います。この場合も体のケアだけでなく、自分の体を支えるための腰周りから下肢、腹横筋という腹筋の強化や生活の中での注意事項などご本人にも頑張ってもらわなければいけない部分がありますが、本人の意志が強ければ良い方向へ必ず進むと思います。この方が良い方向へ進まれる事を願います。。。

昨日も初来院の方でぎっくり腰のような急性の腰痛で５０代の男性が来られました。扉を開けられて入って来られた瞬間に腰痛と分かるほどの重症です。イスに座っていてもフゥ〜、ウゥ、ア〜とうめき声のような辛い声が漏れてきます。こちらまで痛みが移ってきそうです。先月末の仕事中にビリッと右腰に痛みが走り、放っておいても徐々に痛みが増して、時には左腰、右腰と痛みがどんどん移って広がり今はベルトラインから上が全体的に痛く、わき腹にも痛みが出ている状態でした。特に寝返りなど姿勢を変える時に強い痛みが出て顔をしかめられます。痛みが強いせいなのか、骨盤、股関節、肩甲骨と全体的に歪みが大きく出ていました。途中からは寝息を立てて寝ておられましたが、姿勢を変える度に痛そうでした。仙腸関節の動きが悪く、仰向けでの骨盤の動き調整、側臥位での仙腸関節の調整、座位での調整、立位での調整後は「あ〜だいぶ良いです」と安心されたご様子。しかし明日からまた体をたくさん使ったお仕事に行かれるという事で注意事項やアドバイスをして終了しました。帰りは足の運びもスムーズで動きがとても良くなっておられ、それに伴って話もたくさんして帰られたのが印象的でした。不安が少しでも取り除けて楽な気持ちで帰っていかれたので良かったです。。。

４月に入り、新しい生活になった方も多いかと思います。この時季は急性の腰痛、ぎっくり腰になりやすい時です。今までの生活リズムと変わる、気温の変化や新生活での人間関係でのストレスも多少多くなるでしょう、疲れも溜まりやすい、する事が多くて寝不足になる、そして花見や歓迎会などの飲む機会が多い事が原因として挙げられます。何度もこの症例ブログで書いていますが、急性の腰痛には胃や腸、肝臓など内臓の疲れが大きく関係しています。たくさんお酒を飲んで食べた後は、内臓を労わる時間を設けてくださいね。温かくて消化の良い食べ物を腹八分、たくさん睡眠、ゆっくりお風呂、休日のストレス発散などで急性の腰痛が発症する原因をつぶしていきましょう。昨日も「ぎっくり腰になった」と男性から電話がありました。年末年始や今の時季は特に気をつけましょう。

土曜日に初来院された男性がおられました。書道をしておられているのですが、最近作品を作る時に手が震えて困っているという事でした。あとは２ヶ月ほどで体重が４?減ったのが気になると仰っていました。脳神経外科で脳の検査や体重の減少で人間ドッグにも行かれていますが、全て異常ナシ。数ヶ月前に腰痛を起こし、検査を受けると?脊柱管狭窄症?と診断を受けました。しかし今は腰痛は消失しています。体重が急に減った事が大変気になられている様子で施術中もずっとその話をされていました。「こんなに減っているのに病院では原因が分からないと言われるんです…」「なんでやろ？」「どこが悪いのやろうか？」ずっとこんな調子です。しかし１００％完璧ではなくてもほぼ全身の検査を受けられているので、必要以上の心配はかえって体に悪影響です。そう?ストレス?ですね。まだ起こっていない事を不安に思い続けたり、心配し過ぎたりするとそのような結果を呼び寄せてしまうのです。冷静にお話を聞いていくと高血圧で医者からは体重を減らすように言われていて毎日ウォーキングなど運動もしてあるとの事。？？？体重が減るっていい事じゃないですか！そんな話をずっとしていたらとてもプラス思考に変わっていかれました。最後には「良い話が聞けた。話して良かった」と笑顔で帰っていかれました。あなたも起きていない事を心配し過ぎていませんか？

今の季節は暑くなったり寒くなったり、カラッと晴れたりジメジメしたりと気圧の変化が激しい時季です。こういう気圧の著しい変化は体に大きく影響します。雨降り前など気圧が下がる時は体にかかる圧が下がるため、その分体の中からの圧が上がるためです。関節痛や頭痛などの慢性痛の方はそういった体の変化を敏感に感じやすいと思います。ですから自律神経系の疾患の方やヒザの不調がある方などが来られることが多くなっています。体がそれだけ環境の変化に対応しきれていないという状況ですね。そういう状況を乗り切るためにはやはり生活リズムが大事になってきます。夜更かし、朝寝坊などをなるべく避けて同じ時間に寝て同じ時間に起きる。しっかりバランス良い食事を摂る。湯船にゆったりと浸かり、体を芯まで温め疲れを残さない、溜まったストレスを休日にしっかり発散する…など基本的な生活習慣が大事です。体は太陽と共に起きて、太陽が沈めば体を休めるというシステムになっています。ですから冬は睡眠時間を長くとった方が良いですし、これから夏に向かっては睡眠時間は徐々に少なくなっていくのが自然です。今の時季が辛いなぁと感じる方は自分の生活習慣を今一度確認してみてくださいね。

約３年ぶりに８０代の女性が来院されました。日本舞踊など踊りをされている方です。しばらくぶりに来られたその方を見た時愕然としました。踊りをされていた記憶が鮮明に残っていたので憶えていたのですがあの時の体の状態と全く変わってしまっていました。右足を引きずりながら、腰は丸まり、一歩ずつしか前に進めません。話をお聞きするとうちに来院されてしばらくは調子が良く、踊りにも精を出されていたようですが、１年ほど経つとじわじわと腰から下肢に痛みやシビレが出てきたようです。｢何ですぐ来なかったのですか？｣とお聞きすると｢お金が無かったので…｣と一言。当院は全額実費ですから、保険が効く病院や整骨院と比べれば相当高い事は間違いありません。それは仕方がない事です。いくつも病院に行き検査を受け、注射や薬での治療。改善できず複数の整骨院に１ヶ月ずつほど通うがなかなか改善がみられなかったようです。そんな状況が続き症状は徐々に悪化。ふと当院の事を思い出し電話をいただきました。｢あなたの所で良くならないなら死ぬまで治らないと思っています｣と仰います。こんなに悪くなるまで我慢せずに来られていたら…そんな気持ちで施術に入りました。早く来なかった事や体よりお金を優先してしまった事で体が悪くなったという後悔の言葉をずっと話されていました。プラスの言葉が出てくるようしっかり支えていきたいと思います。まずは腹横筋の強化からですよ！！

体のコルセットと言われる腹横筋。体は背中(背筋)とお腹(腹筋)がバランスをとって支えています。お腹には縦横斜めに４種類の筋肉があります。一般的に行う腹筋運動で鍛えられる筋肉は腹直筋です。腹横筋とは読み通り横に走っている筋肉です。姿勢を維持する時に活躍している筋肉です。慢性的な腰痛でお悩みの方はこの腹横筋が衰えている場合がほとんどです。ですから骨盤周囲のケアをしてもそれだけでは一時的に楽になるもののそれが持続するのは難しいです。ですから椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など病院での検査で異常がみられる方や検査では異常がなくても何ヶ月も何年も腰の痛みから解放されない方も整体でのケア＋腹横筋の強化で良い状態が継続するようになってきます。その場で痛みがスッキリ解消！！というのは時々あってもそれがずっと継続できるためには少し長期に考えなくてはなりません。そしてその腹横筋は呼吸法によって鍛えていきます。仰向け、イスに座って、立ってとどの姿勢でもできるので、一番楽な姿勢でやる事ができます。腰痛も様々ですから寝た方が楽な人もおられますし、座ったり立っていた方が楽という人もおられますから。そして呼吸によって筋力を強化していきますから、その運動によって腰痛を悪化させる心配もありません。人は必ず背筋より腹筋の方が先に衰えていきます。腹横筋強化でお腹と背中両側から体を支えれるバランスにもう一度整えていきませんか？

中学で陸上をやっている男の子が時々ケアに来ます。長距離の選手です。同じ中学の陸上部の子が数年前から何人か来られているのでその学校の練習のハードさはだいたい理解しています。強い学校というのは、やはりそれなりに厳しい練習をしているものです。その子は、股関節や腰、下肢などその時によって気になる部位が違ってきます。疲労が蓄積する部位が練習法や日常生活で変わるのでしょう。最近は痛みというものではなく疲労がメインです。痛みが出ても睡眠をとれば回復できる体環境になっています。昨日夕方来ましたが、タイムが大幅に短縮できたとお母さんから報告がありました。ん〜素晴らしい！！詳しくお聞きすると２〜３ｋｍ(距離を詳しく聞いてません(・・;))のタイムが２５秒ほど短縮でき、家族もびっくりチームメイトからも｢どうしたと？｣と聞かれたようです。中には「回復させてきたと？」という友達もいたようです。そして家族からは「まぐれやろ」と言われていましたが、翌週の大会でもそのタイムにもそんなに劣らないタイムで走り切り「まぐれでない事を証明した」と本人はお母さんに話していました。この位の年齢の時はどんな競技でもグンと伸びる事がありますね。何かをきっかけにして掴むと驚くような成長をみせる事があります。私もスポーツが大好きです。スポーツを頑張る子供たちを今後も全力で応援します！！それにしても２５秒なんて…凄いなぁ。。。