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パソコンを一日中使うお仕事をされている３０代の女性が来院されています。ほぼ１日中パソコン画面と向き合う過酷なお仕事です。こういった方は首や肩、腕や背中、腰など上半身に不調が出やすいですね。座り姿勢自体が身体に負担がかかる上に画面を凝視するあまり、頭が前に出て、肩が前に巻き込むといったきつい姿勢を長時間することになります。画面を凝視するので、瞬きの回数も減り眼の疲れも一緒に感じられる方がほとんどです。また、歯を食いしばったように上の歯と下の歯をくっつけるとそれだけでアゴや首の筋肉は緊張します。上半身に不調が出る要因がたくさんあります。この女性も首がストレートネックで病院の検査でもそのように診断されています。初めは首や肩のコリが気になる程度だったようですが、次第に左腕にもシビレのような感覚が出てきたので整骨院での治療をやめ、自費治療ですが当院へ来られたようです。首周辺はかなり過敏になっており、軽く触れただけで痛みが出る状態でした。できるだけ優しく触れて脳や身体を安心させながらの施術となりました。２回、３回と施術をするごとに症状が軽くなっていき、疲れた時以外は気になる事がなくなり、仕事にも集中できていると喜んでおられました。お仕事柄、首周辺に負担がかかりますが、手を抜くこともできませんから、疲れが溜まった時や違和感などが出た時、早めに来院されているので大きな不調が出ていません。もちろん痛みや不調をなくすことが第一ですが、悪化させない・維持することも同じくらい大事ですね。『身体からのＳＯＳサイン違和感や抜けない疲労は早めにケアを！』

６０代の女性が約１年振りに来院されました。当時は股関節の不調で来院されていましたが、今回は２〜３日前から腰痛を発症したようです。「しばらくジッとしていれば治るかなと思っていましたが」と身体を休ませて様子をみられていたようですが、良くなる気配がなく来院されました。急性の腰痛の場合は、疲労や睡眠不足の他に?胃や腸などの内臓の疲れ?も深く関係していることをお話しすると興味深く聞いておられました。施術後の注意事項やアドバイスをしながらできるだけ早く回復されるよう整体以外の事もお話させていただきました。フッと股関節の具合はどうなのか気になったため、お聞きすると時々痛むことがあるがすぐに痛みはなくなると仰っていました。この方の場合は痛みが強く出ると股関節のバランスが非常に悪くなるという特徴があり、時々調整に来られるよう勧めていたのでした。１年以上来院されていなかったので心配してお聞きしましたが「ここに来れば治るという安心感があるんです」と嬉しい、でも心配なお言葉をいただきました。「無理をしてはいけませんよ。何でもかんでもいつでも良くなるとは限りませんよ」と油断されないよう繰り返しお話して終了しました。「とても気持ちが良かった」と身体が元気になられて良かったです。「時々は身体の調整に来られて働きっぱなしの身体にご褒美をあげてくださいね」と言うと「本当に。そうですよね」と仰っていました。身体はひとつしかありません。私も整体や自己ストレッチ、生活習慣や姿勢に気をつけながら生活しています。私たち整体師のの身体も特別ではありません。無理をすれば傷む同じ体ですから…。『適度な運動とケアで?健康寿命?を延ばしましょう』

昨日は、久しぶりにとても良い気分で仕事を終えることができました。痛い、動きづらい、辛いなどの不調から良くなって頂くために毎日仕事をしています。激痛や長年の症状、変形などの器質的疾患は、楽になって頂くまでにしばらくの時間が必要な方もたくさん来院されます。そのため時間が空いたり、お昼休みになると?あの方はその後どうだろう？??あの人楽になったと仰っていたが動き過ぎていないだろうか？??痛みで眠れなかったあの方、今日は眠れただろうか？?などいつも考えます。昨日は一日を通して快方に向かわれている方達ばかりでしたので、笑顔がたくさん見れたと感じた一日でした。「もう先生だけが頼り」「先生はほんとに凄かです」など気が引き締まる嬉しい言葉もたくさん頂きました。一日の疲れもみなさんの笑顔や温かいお言葉で飛んでいってしまいます。もっともっとみなさんのために頑張らねば、もっともっと勉強もせねば…とヤル気を頂きました。このお仕事をする限り一生勉強です。『みなさんの健康寿命延ばします』

昨日の朝８時半頃、院の掃除をしていると隣のお菓子屋の菓蔵家さんに来られている女性がおられました。しかし菓蔵家さんは９時開店で３０分以上まだ時間がありました。腰が曲がり待っているのが辛そうだったので妻が「うちの院のイスで座ってお待ちください」と入口内のイスで休んで頂くことにしました。お話がお好きなようで時間まで妻と話していました。身体が悪い事やご家族の事などです。腰は随分前からの症状で病院の検査では椎間板ヘルニアが２か所見受けられるが手術はまだ必要ない程度と診断され電気治療とマッサージに湿布を処方されました。かなり長い間通院されたそうですが改善がみられず別の整骨院に３年通ったりカイロプラクティックにも行かれたそうです。しかし整骨院のマッサージ後は次の日の朝が動けないほど揉み返しが酷かったようです。カイロプラクティックに至っては直後の駅の階段を昇る事ができないほどの状態になったので数回で行くのをやめたと仰っていました。ここ１年ほどはどこに行ったらいいのか、どんな治療をしたらいいのか分からなくなり、半分諦めた状態だったようです。当院からそんなに遠くない所にお住まいで看板も見ていたし、知り合いからも当院の事を勧められていたそうですが、整体＝カイロプラクティックの印象で足が進まなかったようです。妻とのやり取りの中で優しい整体であることや、おおまかにどんな整体なのか分かられたようです。法事のために隣の菓蔵家さんに来られていたので買い物をして帰られました。１０時過ぎにその女性から「今から伺いたい」と電話がありましたが、あいにく予約で午前中はお受けすることができませんでした。午後からでも良いとのことで午後の空いていた時間に来院されました。話をもっと詳しくお聞きして検査し施術をしていきました。仰向けになると両ふくらはぎが痛む状態でしたので横向きの姿勢で施術をスタートしました。腰背部を十分緩めて仰向けになって頂くと少し痛む程度で寝れたので仰向けでの施術を開始。腰の部分を施術していると「何で先生の手はそんなに温かいのですか？なんだか機械をあてられているみたいです。気持ちいい」と仰っていました。骨盤や股関節の調整もして終了し、お風呂など生活習慣の注意事項や簡単なストレッチ運動をお教えして終了しました。今朝一番に電話があり、すごく調子が良くて外を散歩されたり、お昼や晩ご飯の用意までテキパキとやれて大変驚いていると話されたようです。今日も来院され何度も何度もお礼を言われ希望も出てきたようです。「もう少し…もっと歩きたい」と目標がしっかりみえました。波はあるでしょうが、どんどん良くなって久留米にお住まいの息子さんを驚かせてやりましょうね。勇気を出して来院されて良かったですね。『目標がしっかりみえれば身体はそれに向かって進みます』

４０代の女性が腰の不調で来院されました。痛みが出だしたのが２０代の頃で、良かったり悪かったりで今までこられています。しかし、今年の１月頃から悪化してしまったようです。通われている美容室(前回症例ブログで紹介した方の)で当院の事を聞かれて電話で予約を入れられました。今までの経緯や症状のことを聞いていると、朝一が一番悪いそうで、睡眠時間や質、寝具など色々質問しました。その中で気になる事がひとつあり、とても柔らかいベッドで寝ておられるということでした。柔らかいマットのベッドや枕は身体には優しくありません。健康な方は一晩で２０回ほど寝返りをうっているのですが、身体が沈み込むベッドは寝返りの回数が減ってしまいます。寝返りはとても大切な動作で筋肉の固まりや関節液の循環を滞らせたり、日中にできた骨盤や背骨の歪みを修正するための自然動作なのです。また、身体が沈み込むこと事体が骨格の歪みを作ってしまうのです。朝すっきりしない、動きにくいという感じがある方は寝具を見直してみてくださいね。人生の３分の１は睡眠の時間です。睡眠中に疲労を回復できるのか逆に負担がかかるのかで身体の状態は全く違うものになってしまうのです。この女性は私が提案したように床に敷布団１枚のいわゆる?せんべい布団?で寝て頂きました。「朝の感じが違いました」とのことで施術の効果と身体に負担がかからない寝具のＷ効果で変化をしっかり実感頂きました。歪みのない身体にして、自然治癒力がしっかり働ける環境づくりも大切ですね。『個人差はあると思いますが寝具は硬めがベストです』

ご紹介で７０代の女性が来院されました。地元でも有名な美容室の方です。以前から足が悪く、最近は家族や周りの方から「歩き方がおかしいよ」「びっこ引いて歩いてるよ」と言われるようになったようです。どうにかしたいと思ってある時に、長年来られているＨさんが美容室に来られ当院に通われていることを聞きすぐに予約の電話を入れられました。今までの経過や発症した時の話など詳しく聞き、どんな風に歩いているのか歩いてもらうと明らかに右足をかばう歩き方になっていました。「Ｈさんがとてもいいから行ってごらんと薦めてくれたので…」と何度も仰っていました。美容師さんは、基本立ち仕事で両腕を挙げた不自然な姿勢が多いので、あちこちに不調を抱えられている方がたくさんおられます。この方身体の歪みが各所にあり、仕事で身体を長年酷使してきたことが容易に想像できました。今までの苦労を洗い流すかのように施術をとても気持ち良さそうに受けられていました。会計を済まされ、出口に向かわれる時に「そう言えば歩いても足が痛くないです」と痛かった事を思い出されたように仰っていました。次回の予約の１週間後に来られた時に「あの日は歩いて帰りました」とこちらが驚くことを仰ったので、何回も「家までですか？え、本当に？」と聞いてしまいました。当院から美容院がある家までは３ｋｍ以上あります。調子が良くなったとはいえ、まさか歩いて帰られているとは思いもよりませんでした^^;その日は何度も何度も「決して無理はされないように」と言ったものです。でも歩けるって素晴らしいです。『無理はしないで…でも嬉しい報告』

２２歳の大学生が来院されています。首から腰にかけての不調でかなり硬直が酷い状態でした。笑顔はあるものの身体は満身創痍といった状態でした。大学も卒業を控え、そろそろ進路を決めないといけない春くらいが初来院でした。大学に行きながらアルバイトもして就職活動といったハードな生活が次第に負担になっていったと考えられます。彼は警察官になるという夢に向かって勉強と体力をつける運動をしていました。なかなか身体が言う事をきかなくなって困り果てた状態でしたね。施術をするもガチガチでロボットのような動きしかできません。とても２０代そこそこの身体を施術している感覚ではありませんでした。本人もしっかり自覚があるもののどうしたら身体がリラックスするのか分からない状態です。週に１度の来院を３回ほど続けてもらうと次第に身体が変化していきました。警察官への試験や体力テストも近づいてきて焦っている様子でしたが、できることは全てやったといった感じでその日を迎えました。それからしばらく来院されませんでしたが、水曜日に久しぶりに来院され報告を受けました。「試験に受かりました。明後日に寮に引っ越しして４月２日が入校式です」と。とても嬉しかったですね。報告を受けるまでは?もし落ちていたらどうしよう?などと色々な思いが頭の中をグルグルと巡って…。しかしそんな心配は一切いりませんでした（笑）良かった、本当に良かった。施術をしながら期待と不安が入り混じった将来の話をして施術を終えました。以前とは比べ物にならないくらい身体は柔軟で、歪みもほとんど見受けられませんでした。施術が終わろうとしていた時「ここに来ていて良かった」と彼がつぶやいた時はジーンときましたね。。。良い出会いでした。これからがもっと大変だよという話になり「身体に異常を感じたらすぐに伺います」ということで一旦お別れです。半年間缶詰状態のの研修を経て彼は警察官になります。『頑張れ！Ｎ君。大丈夫だよ』

８０代の女性が右の肩から手首にかけての不調で来院されています。料理をする時などに痛みが出て料理をするにも洗濯をするにも苦労されています。ご主人と二人暮らしのため、料理ができないとなると生活できません。ご主人が送り迎えをされ、しばらく通院されていました。腰も曲がり姿勢が前かがみのために余計に肩に負担がかかっています。根本的に解決するには良い姿勢で生活できるところまで持っていかなければいけませんが、とにかく料理ができるまでに早くもっていかなければいけません。背中から首、肩、腕、肘、手首、指としっかり緩めていきました。４回目の施術後から痛みなく料理ができるほどに回復されました。しかし、腰の曲がりがあるため根本的に完全回復という状態ではないため今後も定期的に来院されます。それでも家事が負担なくできるようになったので大変喜んで頂いています。「これで料理できます」と笑顔で言って頂きました。今後もしっかりサポートしていきます。『女性の仕事は多い…だから痛みやすい』

６０代の男性が腰から股関節そしてヒザの不調で来院されています。仕事を定年退職され、時々畑仕事をされるのんびりした生活をされています。時々腰の痛みはあったそうですが、それがヒザ下まで広がり慌てて体のケアを奥さんから勧められたようです。人間の体は３０歳前後をピークに内臓を含め、徐々に衰えていきます。自分ではまだまだ！と思っていてもこの?体の衰え?を避けることはできません。しかし、体を整える、バランス良い食事、適度な運動、体に良い生活習慣、定期的なストレス解消…など、体の為にできることはたくさんありますね。良い状態を保つことはできるのです。話か少し逸れましたが、この男性は日頃はゴロゴロして月に２日くらい１日中畑仕事という生活スタイルです。そして何より柔らかいソファーで昼寝をしたり、新聞を読んだり、テレビを観たりという時間が長かったようです。柔らかいものに横たわるのは体にはとても悪い環境です。骨盤の状態や股関節、仙骨や仙腸関節の動きが悪いことが不調の原因でした。数回の通院で回復され良かったです。また、先日「数年前に入院していた直後からある左手のシビレも無くなりました」と突然お話されました。「ん…それ聞いてませんけど」というと「入院した時の注射が原因だと思い込んでいたので整体で治るとは思っていなかったから」と苦笑いされていました。全身を調整する事で血液やリンパ液などの体液、神経伝達など巡りが良くなった事で改善されたと思われます。思わぬオマケがついてきましたね。『根本的に健康になるにはやはり全身調整が不可欠です』

８０代の女性が月に１〜２回来院されます。初来院から３年以上経ちますが「介護が必要な主人をしっかりみれるように自分の体を悪くならないようにしていきたい」と仰っていたのを思い出します。まだ苗作りなどのお仕事もされているので、仕事、家事、介護など毎日がいっぱいいっぱいで…と毎回お話されます。ご主人がデイサービスに行かれている日に来院されます。いつも体のあちこちに痛みや強いこりがあり、満身創痍の状態です。でもいつも笑顔で入って来られます。お顔から優しさが溢れていて、だけど体が言う事をきかない…お話から感じるのはそんな感じなのでしょう。体の状態をお聞きしながら、また家での事やご主人の話をされながら後半には、気持ち良さそうに寝息をたてながら眠られます。８０代、身体も今までの疲れが蓄積し、筋力も体力も衰え、回復力も下がった状態ですが、来院されたらベストな施術で少しでも楽に良い状態になって頂けるよう誠心誠意整体します。?バランス良い食事??適度な運動??ストレス発散??お風呂や睡眠での疲労回復?そして?時々整体?で老いに負けない心身で過ごしましょう。『バランス良い生活スタイルで心身好調』