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８０代の女性が歩行時の不具合で来院されています。痛みはどこにもないのですが、数年前から歩き方が気になるようになられています。歩幅がとても狭く一歩が１０ｃｍ程度です。気になって病院に行くと「脊柱管狭窄症」と診断されました。聞き慣れない症状名にショックを受けられリハビリやマッサージなどを続けられていました。なかなか改善を感じられず、整骨院やマッサージなどを転々とされた後、お嫁さんに連れられて当院へ来られたのでした。施術の後に歩行練習を５分程度やりましたが、歩き方を少しアドバイスすると、しっかり通常の歩幅で歩く事ができました。お連れのお嫁さんも「歩けるやん」と驚いておられましたが、ちょこちょことした歩き方が身についてしまっているので、しっかり意識しないとまたちょこちょこ歩きになります。しばらく歩く訓練が必要な事をお伝えしました。しっかりした歩き方ができることに自分でも驚き、喜んでおられました。とてもヤル気になったことが私としても嬉しいところですね。数年来の歩き方のクセを取り除ければ以前の歩き方が再びできると思います。頑張りましょうね。『地道な反復訓練により以前の歩き方を思い出させる』

保育士さんが来院されました。左腰の痛みで来院されていましたが、無事に回復され疲れなどが溜まった時に来院されています。昨日は左の骨盤周辺の違和感と左肩から首の疲れで頭まで痛いと仰っていました。前回から久しぶりの来院ということもあり、骨盤や股関節にゆがみがみられ、首からお尻にかけては左の筋肉の膨隆が目立ちます。お子さんを一日中左手で抱っこしてあるため、筋肉の使われ方が極端に違う事が原因で背中の筋肉のアンバランスが作られています。分かっておられるもののお仕事となるとある程度は仕方がないと仰り、痛みがでないように当院で施術を受けていると苦笑いされていました。もちろん、来院された時にはできるだけ良い状態で帰って頂けるよう常に全力です。手先指先に集中して身体からの訴えを聞きます。変えられる時に「やっぱり身体が軽くなりますね」と仰っていました。日々頑張っておられる方を全力でサポート致します。『一回一回の施術が真剣勝負』

今月は一年振りや二年振りに来院される方が目立ちます。この冬の寒さのせいでしょうか。。。来院後はずっと調子が良かったという話を聞くと、とても嬉しく思います。今朝もここ朝倉は寒さが厳しく、目覚めると窓の外は雪景色でした。天候も持ち直し、今は雪は融けてしまっています。寒さが厳しくなると身体の熱を逃がさないように背中が丸まったりします。その姿勢が長時間続いてしまうとコリになり、血流が悪くなります。血液循環が悪くなると血液中の栄養や酸素が運ばれにくくなるので身体にとってよくありません。また、前かがみは内臓や肺が圧迫されるため知らない間に呼吸が浅くなったり、内臓の働きを低下させたりしてしまいます。外出の際は特に襟元にマフラーなど防寒対策をして自然に身体が丸まらないようにしたいものですね。この時期はしっかり湯船で体を温め、疲れをとりましょう。睡眠時に身体が冷えない服装も大事です。また、朝はいきなり起き上がることはしないで、五分程度お布団の中でモゾモゾ動いたり、足首を回したり、何回か寝返りをうったりして身体を慣らしてから起き上がるようにしましょう。お布団から出るのが嫌な季節ですが、頑張って乗り切りましょう。気持ちを前向きに！！『寒さに負けない！胸を張って姿勢を正しましょう』

６０代の女性が右股関節からヒザの外側の痛みやこわり感で来院されました。去年の３月頃からヒザの外側が痛み出したため、整形外科で検査を受けられました。レントゲン検査を受けましたが医者からははっきりとした診断が出ず「シップを出しますから様子をみましょう」と言われたそうです。レントゲン検査の結果は良いとも悪いともはっきり言われなかったそうです。シップを毎日貼るもののヒザの外側の痛みは股関節周辺まで広がったため、近くの整骨院に通われ始めました。何ヶ月か言われるままに毎日通いましたが、全く改善がみられず民間療法の当院へ来られる事となりました。不調が出てから約１０ヶ月です。「もっと早くこちらに来とけば良かったですね」と苦笑いされていました。別の方を施術中だったため、室内に入って来られる歩き方や姿勢を遠くからみていましたが、明らかに股関節に大きな可動制限を感じられます。右の股関節は内側に入ってしまい、そのバランスをとるかのようにヒザも内側に入っています。一般的に言われる?Ｘ脚?の状態です。歩幅はとても小さくとても歩きづらそうです。下半身に力が入り辛いとも仰っていました。股関節の可動域を広げることを重点的に行いましたが、ほとんど動きがなく、足を動かそうとすると骨盤が一緒に動いてしまいます。股関節の動きをできるだけ正常にしていくことが重要で時間がかかることをお伝えしました。股関節だけでなく、骨盤、背骨、肩甲骨の左右差など全身に歪みがみられます。身体全体を整えていく事が大切です。今日は２回目の来院でした。「風呂上がりからヒザの痛みはありません。」と一番気になっている部位の痛みは無くなっていました。しかし、股関節の状態をしっかり整えなければまたすぐに痛みが出てきます。しっかり根本改善に導きたいと思います。『痛む部位のでなく、身体全体を整えるのが大切』

整体とは全く関係ない話になりますが、以前テレビであっていたことの話をしたいと思います。「生きている間に一度棺桶の中に入ってみる」体験というのがあるそうです。何気なしにボーッと見ていたのですが、棺桶の中に入ると誰もが今までの事を思い起こし、自分の人生は良かったのかそうでないのか…また、自分のやってきた色々な行動は正しかったのかなど考えるらしいのです。そこで「このままではいけない。こういう人生にこれからはするんだ」という気持ちになり、行動や心構えが変わるのだそうです。棺桶の小さな窓からみる景色はどういったものなのでしょうか？入るのがちょっと怖いような、でも体験したいような感じがしました。人生が終わる時に?あぁ良い人生だった?と思えるようなものに今からでもしていきたいなと思い、ブログに綴ってみました。あなたはどうですか？『良い人生だったと思えるような言葉や行動を意識しよう』

７０代の女性が腰から股関節の違和感、軽い痛みで来院されました。長い間ヒザを患っておられ、その影響が考えられます。根本的に腰から股関節に負担をかけなくするには、ヒザを良くしていく必要があります。まだ違和感程度なので２回の施術で腰から股関節の違和感は消失しました。その不調が改善されたことでヒザの回復も希望が湧いてきたようです。今後もヒザのケアで来院されることになりました。このように痛んでいる場所と本当の原因の場所は違っていることがほとんどです。腰の痛みの原因がヒザであったり、肩の不調の原因が骨盤にあったり。マッサージのように痛みがある部位だけを揉んでも、根本的な解決にはなりません。全体のバランスを整える、自己治癒力がしっかりはたらく状態に身体をすることが、本当は大切なのですね。『身体を治すのは自分の身体。自然治癒力』

去年の末から両ヒザの不調で来院されている６０代の女性がおられます。歩く事もままならない状態で来院されましたが、少しずつ回復されていかれました。いつもタクシーか家族に送迎してもらっておられましたが、今日はタクシーを呼ばれる事はなくこちらをふり返って「バスで帰ります」と笑顔で仰っていました。初めて来院された状態から考えると凄い回復力だなぁと思ってしまいます。特に痛みの酷かった左足は床に着く事もほとんどできない様子でした。お正月休みが入ったので心配していましたが、さほどぶり返した様子もなく安心しました。やはり諦めずに頑張っている方は身体もしっかりそれに応えてくれるものだと改めて感じました。今年が始まって間もないですが、とても良い気分でその後の施術を進める事ができました。Ｋさんの回復力に感謝です。『できないことを増やさずできることを増やそう』

７０代の女性が腰の痛みで来院されました。話を伺うと痛みの原因が思い当たらないと言われていましたが、「もしかしたら、痛みが出る２日前に押入れから座布団を出す時変な格好でした時、ちょっとした違和感は感じました」ということでした。大掃除もされ、孫守り、おせち作り、お正月の生活リズムの崩れや睡眠不足、食べ過ぎ飲み過ぎによる胃腸の疲れなど急性の痛みを生む要因がたくさんある時期だとお話しすると、いくつか心当たりがあると仰っていました。身体をひねって無理な体勢で座布団を取り出したのもあると思いますが、それはただのきっかけに過ぎません。胃腸の疲れ、身体の疲れ、生活リズムの崩れ、睡眠不足が重なったところに無理な体勢での負担がかかり、疲れが一気に痛みとして表面化したと考えます。昨日は、歩くのも怖々でしたが、今日はスムーズに歩けてなれなかった仰向けにもなれました。「今朝は普段通り娘を送り出しました」と仰っていました。身体の歪みは昨日の施術後のまま良い状態でしたが、筋肉の異常緊張がまだみられたので、過緊張した筋肉を緩める事に時間をかけました。かわいいお孫さんのためにも、早く良くなりましょうね。『生活リズムをなるべく早く戻しましょう』

新しい年を迎えました。みなさんはどんなお正月休みだったでしょうか？先週の土曜日から仕事始めでしたが、ウォーキングや軽いジョギングをしていたのでスムーズに入る事ができました。年末年始は大掃除やおせち料理作りなど普段しないことをやることが多いので、無理な姿勢や普段使わない筋肉を使うので、急性の痛みで来院される方が増えます。今日も数人普段痛む事がない所が痛いと来院された方がおられました。通常の生活リズムに少しずつ戻し、心身ともに合致するようにしてくださいね。気持ちだけ焦って身体がついてこない、または身体は動くけど頭が働かないなどちょっとしたくるいが不調を招く事もあります。新しい年をみんなが迎えました。どんな１年にするかは自分次第だと思います。私もやりたいこと、再開したい事をいくつか考えていて、そのうちのひとつはすでに始めています。自分をもっともっと磨いて人間としてレベルアップしたいと考えています。今年１年元気に過ごしましょう。『１年の目標を立てましょう』

昨日の午後に６０代の女性がヒザの不調で初来院されました。当院から３０分ほど離れた地域にお住まいで、あまりに困った様子を見かねて近所の方から「回復センターに行ってごらん。私は何回かで知らないうちに良くなったよ」と勧められたそうです。１年以上前に転倒して左ヒザを強打してから悪くなり、左ヒザにヒアルロン酸を１２回打って良くなったそうです。しかし、１か月前から反対の右ヒザが痛み出し、同じ病院でヒアルロン酸を注入していましたが、３回目注入の時に右ヒザに激痛が走り、そのままベッドから降りる事ができなくなったそうです。その痛みは１ヶ月以上も続き、その病院でのヒアルロン酸注入にはその後怖くて行っていないと仰っていました。どんどん悪化していき、今は足を着くのも痛く引きずるような歩き方になっています。また、仰向けで寝て右足を伸ばすとヒザ裏に強い痛みが出るため、１ヶ月近く横向きでしか寝ておられないとのことでした。ヒザ関節周辺がガチガチに固まっていて筋肉の委縮が強いため、それを緩める事を最初に行いました。５分ほどで仰向けで足を伸ばす事ができ、久しぶりのリラックスした姿勢に安心されていました。痛みなく歩くところまでいくにはもうしばらくかかりそうですが、しっかり変化が出て希望が持てたようです。一緒に頑張りましょうね。『ヒザの痛みはヒザ関節にだけ問題があるのではありません』