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福岡県 エステ・マッサージ・美容
歩きにくい(変形性膝関節症)
先週、重度のO脚で変形性膝関節症と診断されている80代の女性が初来院されました。病院でヒアルロン酸注射を3年ほど続けられています。しかしさほど効果もなく医師から頻繁に手術を勧められるようになり別の治療をと来られたようです。ご本人は手術を望まれていません。そして何より酷いO脚の見た目ほど痛みは強くありません。80歳を超えた今でも畑仕事を毎日されているのです。痛みが始まったのはもう30年ほど前だそうで、よく耐えてこられたものです。そういったことでこの方の第一の希望は「歩きにくさを解消したい」ということです。ほとんどのヒザ痛の方は痛みを解消したいと来られますが、もう少し歩きやすくなりたいという目標です。そこで院内を歩いてもらうとヒザはほぼ曲げずに棒のように真っ直ぐのまま歩かれています。施術後に時間をとってヒザを軽く曲げながら歩く自然な歩き方を再び体に思い出してもらう練習をしました。痛みが強かった時期にヒザを曲げて歩く自然な歩き方が怖くてできなくなったと言われていました。しかしイスの背もたれにつかまってヒザを交互に曲げても痛みはほとんどありません。しばらく練習しましたが、もう何十年も当たり前にしてきた歩き方を変えるのはなかなかうまくいきません。痛みをどんどん減らしながら歩く訓練をもっと繰り返していきます。必ずできますよ。。。
からだ回復センター甘木
好調を持続させるためには
長年の慢性症状の方は様々な治療や施術を受けてこられ何とか不調を解消しようとされています。当整体院にもいくつも病院変えたりマッサージも整体も整骨院にも行ったけどと半ば諦め気味の方も少なくありません。また「治療後はしばらく良いのだけどまたすぐ悪くなる」という方も多いですね。そのような方には治療以外のところにも目を向けてほしいです。治療を受けてしばらく良い期間があるのであれば、治療はうまくいっています。それを持続させるために自分の生活をじっくり振り返ってほしいのです。立ち方や歩き方、良くする姿勢や動作、お風呂は湯船に浸かっているか、どのくらいの時間浸かっているか?温度はどうか?睡眠時間は足りているか、ストレス発散はできているか、バランス良く食事を摂っているか…などまだまだたくさんあるのですが、治療後の良い状態を持続できない原因は必ずご本人の生活の中にあります。ただそれが無意識下でしていることがほとんどですから自分でここを変えよう、こうしようとはなかなか思わないのです。そこをじっくり自分で観察し原因を探るのです。慢性症状の方は知らないうちに体にとってマイナスの事が定着しているのです。私は整体と同じくらい生活を見直すということを大事だと思っています。整体を受けれる時間は極わずかです。生活の中にある原因を探る…これこそが真の回復へ導きます。当整体院ではそこにも力を入れているのはそういった理由からです。
からだ回復センター甘木
6年ぶり来院(腰痛)
21年に初来院され何か不調が出るとケアに来られていた男性が来られました。最後の来院は24年なので6年ぶりです。20代だった彼も30歳を超えていました。仕事がハードなうえ不規則で当時の彼の体はボロボロでした。来院されなかったこの6年は調子も良く治療を受けることはなかったそうで久しぶりに顔を見れて嬉しかったです。とても礼儀正しく話していてもすごく好印象です。今までは股関節中心の不調でしたが今回は背部から骨盤にかけての痛み。数日前から違和感があったそうですが、背中から腰、腰からお尻へと痛みが広がったことで来院を決意したようです。久しぶりということで歪みも大きくバランスが崩れたことで痛みを出していると推測します。いろんな部分に筋肉の硬結があり、体も相当我慢していて限界を超えたという感じでしょうか。今からがまた仕事が正念場だそうで調子をみながら通われます。元気な顔を見れて良かったです。
からだ回復センター甘木
これを剥がさないと(変形性膝関節症)
数軒の病院を受診し全て「変形性膝関節症」と診断されている60代の女性が来られました。O脚が酷くヒザは90度まで曲がりません。そのため立てヒザをついて床を拭いたりできず床への立ち座りは上半身に頼っておられます。「完全に良くなることはないと思っていますが、徐々に曲がらなくなっている感じがするので」と仰っていました。ある病院で曲がらないと話すと「この膝蓋骨を剥がさないといけませんねぇ」と難しい顔をされたと苦笑いされていました。確かにヒザのお皿特に主訴である右脚の皿は全く動きません。完全に癒着しているようです。ムリに動かそうとすると嫌な感じの痛みが出ます。ただヒザが曲がるようにするにはお皿がしっかりと動かないといけないことをお話しすると少々痛くてもいいから曲がるようにして欲しいとのことでした。当整体院は「完全無痛」としていますが、このような場合来院者の目標を達成するために同意を得て少し痛むことをする場合もあります。完全に癒着している場合は動き始めるまでに多少痛みが出ます。しかしそれは一時的で膝蓋骨が動き関節液がしっかり循環するようになれば少しずつ動くようになり、ヒザ関節の可動域も増える可能性があります。それでも極力少ない痛みで済むように少し時間をかけながら癒着をとっていきます。どれくらい曲がるようになるか楽しみですね。
からだ回復センター甘木
喜んでてただけて感謝(ヒザ・下肢痛)
来院されている女性のお姉さんが北九州から施術を受けに来られました。76歳ですが現役の保育士さんで、とても若々しい方です。30分ほど歩くと元々あるヒザの痛みが増し、加えて太ももの外側やふくらはぎが痛くなって休憩が必要になるようです。悪い時には下肢にシビレも出ます。住まわれている地域の整骨院に通われているそうですが、自分の体がどうなっていて痛みを出しているのかなどが知りたいと遠いところ来られたのでした。施術の前にいろいろと話を聞いてそれぞれに変えた方がよい所やアドバイスをしていきました。かなり距離があるので定期的に通う事は現実的には困難なので、自己療法や歩き方の指導など本来なら数回施術後の骨盤など歪みが少なくなってからお教えするものもお教えしました。たくさんあるなかで4つほどの運動などやってほしいことと重点的に変えた方が良いことをお教えしたのですが「やることがいっぱいで頭がいっぱい」のようで、まだまだ教えたいことはあるとお話しすると笑っておられました。妹さんが来られ大変喜んでおられ何度も行って良かったと言ってましたとお聞きした時には安心しました。わざわざそんなに遠くから来ていただいて感謝します。「また朝倉に来た時にお願いします」と元気よく仰っていたのでまた来られると思いますが、その間自己療法と歩き方を意識して変えることを実践してほしいですね。そうすればヒザを含む体を守れますから。。。
からだ回復センター甘木
痛くなる原因が分かった(ヒザ痛)
7〜8年ほど前からヒザが時々痛くなり、3年前から悪化したという70代の女性が来られています。大好きな旅行に行く事ができなくなり、手術も検討されています。しかし周りにおられる手術を受けられた方々の話を聞いて迷ってあります。ある方は「もうすっかり良いよ〜。あなたも受けた方が良いわよ」またある方は「手術なんてするもんじゃないよ、私みたいになってしまうから」と両極端なアドバイスがあるからです。ご本人はできることを何でもやってみて、全てダメだったら手術を受けようと決めてあり、様々な治療を受けて来られています。来院当初「ダメもとで来た」という事を言ってありました。かなりの時間をかけて様々な治療を受けて来られているのでムリもありませんね。ただ初回から良くなりそうといった感覚が得られたそうですぐに?やる気スイッチ?が入りました。ある一定の状態まで短期間に良くなったのですが、そこからなかなか痛みが減りません。それどころか日によってはぶり返しが酷い。これは何か原因があると再び生活の話をより詳しく聞いていきました。そして2人で出した推測が?寝方?です。夜中に痛みで起きた時には次の日一日悪いというところからヒントを得ました。そしてある方法で寝てもらうと翌日は今までにないほどの痛みの少なさというかほぼ痛みなく一日を過ごせたとのこと。ただ寝ている時に100%コントロールすることが難しくまだ日によっては痛みが出てしまう日があります。しかしご本人は原因がはっきりして何をすればいいのか明確になったことで以前にも増して寝姿の改善に取り組まれています。それが克服されれば痛みなく旅行に行ける日が必ず来ると確信しています。整体後にぶり返しがある方は、この方のように無意識に痛くしてしまう原因があります。そこまで改善できれば根本解決ですね。
からだ回復センター甘木
春バテに注意
あなたは『春バテ』という言葉をご存知ですか?夏バテは聞いたことがあるけど春?という方が多いと思います。夏バテ同様にだるさ、食欲不振、無気力など倦怠感のような不調が出る状態です。それが今の季節の変わり目に出る方が多くなっているということです。アンケートを取った約6割の方が不調を感じていると回答しています。そり春バテは五月病にかかりやすいそうで、そのままずっと体調が優れないことが続くということも起き得るそうです。原因は春になり新生活をスタートさせることで初めての環境による精神的ストレスや大幅な寒暖差が自律神経を乱すことです。対策としては湯船にゆっくりと浸かり、体を温める事が大切だと言われています。私も常々お風呂の重要性を来院される方にしつこいほど訴えているのですが、痛みを含む体に不調が出る方はお風呂はシャワーだけという方の割合が高い傾向にあります。一年じゅう湯船に浸かって欲しいと思います。今からくる夏こそぬる〜い温度にゆっくり浸かって疲労を取り、内臓を休めて体をしっかりお休みモードにしてください。春バテや夏バテには体の歪みも悪影響を及ぼします。何だかいつもと違うと体の異変を感じたらなるべく早めにケアして、バテが長引かないようにしてくださいね。
からだ回復センター甘木
背骨が引っ込んできた(腰痛)
以前から気になっていた腰痛が悪化してきて床に座っている時やベッドで寝ている時にも痛くなってきたと20代の女性が来られました。また、痛みがある所の腰骨が後方へ出てきているとのことで見てみると確かにお腹側に引っ込んでいないといけない部分が逆に出てきています。しかしそれは普段よくしている座り方を実際にしてもらうとすぐに原因が分かりました。よくする座り姿勢はいわゆる体育座り。その体育座りで背中が丸くなった姿勢です。坐骨で座り腰を立ててと正しい座り方を教えると「この座り方だと気持ち良いです」と仰っていました。しきりに「この背骨の出っ張りは良くなるでしょうか?」と聞かれました。まだ若く見た目も気になりますよね。姿勢からくるひとつの体の歪みだと説明し、座った時の姿勢を意識していれば大丈夫だと伝えると安心していました。2週間後に来られた時に「背骨が少し引っ込んできました」と仰いました。このまま意識して生活してもらえれば大丈夫ですね。もちろん腰痛も気にならなくなっておられました。ゆがみもそのほとんどは自分が作っています。何かおかしいと感じたら体にゆがみや変なクセが付き切る前に修正しておきたいですね。。。
からだ回復センター甘木
犬の散歩ができた(股関節・全身ケア)
幼い頃からの股関節の不調で様々なことを我慢してきた女性が来られています。今までできなかった、またはできないと思っていたことにひとつずつチャレンジし、ことごとくクリアされています。その報告を聞くたび、私の方が喜んでいる次第です。今回もそれは突然でした。「犬の散歩ができた」とのこと。以前からチャレンジしたいとは聞いていたので、いつかは達成されると思っていましたが、突然のことで驚きました(笑)16歳の老犬だそうで、急に走りだしたり引っ張られたりする危険はなく今後も少しずつ経験を重ね、当たり前にしていってもらいたいと思います。焦らずに…。犬の花ちゃんもとてもハッスルしていたそうでお互いにとって良い時間だったと思います。いやぁ良かった。。。嬉しいです!!
からだ回復センター甘木
バランス調整のための運動療法
施術はベッドに横になった状態で施しますが、立ちあがって重力がかかった状態で日常生活を送っていると再び同じ筋肉や部位に負担が集中し、痛みがぶり返すことがあります。それは立ち姿勢でのバランスの悪さ(狂い)が原因です。施術によって筋肉疲労が癒えたり、関節の動きが良くなっても立ち姿勢のバランスが崩れていれば同じことを繰り返してしまいます。それはバランスを調整していくことで解消できます。必要だと判断した方には運動療法を指導しています。バランスが良くなると筋肉などの何部組織の負担が断然減りますから調整した直後に「脚が軽い」とみなさん実感されます。初めは一時的ですが自宅などで継続していただくことで定着し、筋肉の負担が少ない状態で生活できるようになるので再発の防止や健康維持に効果絶大です。無意識にバランスが崩れていれば、常に負担大な状態で生活していることになりますね。ヒザや腰、股関節の不調改善中心に行っていますが普段から疲れやすい、いつも体が重たいという方にもおススメですよ。
からだ回復センター甘木