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福岡県
股関節の影響が大
股関節の不調のある方はもちろんですが、腰やヒザの不調の方の多くが股関節に問題がある方が多いです。上半身と下半身のつなぎ目である股関節の役割はかなり重要です。横座りやあぐら、イスでの脚組みなど股関節の歪みや左右差が限度を超えてしまうと股関節そのものだけでなく、深く関係している腰やヒザにも悪影響を及ぼしそれらに痛みをつくる原因になります。そこが根本的な原因である場合には、いくら患部にアプローチしても解決する事はありません。当整体院では、特に腰やヒザの不調がある場合は必ず股関節の調整を施します。そうすることによっていくつもの治療院を巡っても改善できなかった不調や、治療後は緩和するものの長持ちしない維持できない不調が少しずつ安定していきます。ただ股関節は人間最大の関節でかなり強靭なじん帯で守られているにもかかわらず、そこに長年かけてついたクセ(歪み)は簡単には修正できないことが多いので、根気強く繰り返し正しいクセ付けをしなければいけないケースが多いです。しかし、そこを修正しなければ根本改善しないのもまた事実なのです。そのため普段の何気ない姿勢、特に女性であれば横座り、子供の頃からクセがついている内股歩きなど早い段階での自覚がすごく大事です。
からだ回復センター甘木
くせを修正(右ヒザ痛)
70代の女性が右ヒザの痛みを改善したいと通われています。右ヒザのお皿の内側に歩いていると痛みが出ます。3回目の整体後には歩いてもヒザを気にすることがなくなるほど回復されました。しかし翌日になると歩きまわっているとまた同じところに痛みが出てしまうと相談がありました。そこで施術所内を2〜3分自由に歩いてもらって歩き姿や足の運びをジ〜ッと観察してみました。すると時間が経ってくると右脚を前に出す時に内側の向かって軌道を描くことが分かりました。言葉で説明しますがなかなか伝わらないため、全身が写る大きな鏡の前で足踏みをしてもらい確認。「あーっ、本当ですね。右ヒザだけ内側に入っています」と自覚していただけました。それから三ヶ月…「今まで気づかなかったし、そんなこと病院では言われなかった。ずっと意識してヒザが内側に入らないように気を付けていたら痛みは出なくなりました。ありがとうございます」と報告くださいました。今も月に1〜2度しっかり全身のケアに来られています。「ずっと健康でいるのが目標!」と健康意識が高い方です。
からだ回復センター甘木
心にしみた言葉
5日に近くのドラッグストアに献血バスが来ていたので昼休みに行ってきました。問診の時ベテランの医師から「今日は23回目ですね。いつもありがとうございます。もう22回していただいているということは少なくとも22人の人があなたのおかげで助かっているということです。」と言われました。20回以上していて問診で初めてそんなこと言われたので、少し照れながら私もお礼を言いました(笑)献血したあとの血液が誰にどんな風に使われているのかあまり深く考えた事がなかったのですが、バス内に貼ってある紙に実際に輸血を受けて助かったという親子や子供の親のお礼の言葉が写真付きで紹介されていました。こんな風に使われてこんな風に喜ばれているのか…ととても身近に感じ、今後も続けようと決心したのでした。あの先生の言葉が身にしみました。。。
からだ回復センター甘木
いつの間にか寝てる(睡眠障害)
腰の不調のケアに60代の女性が来られています。主訴の腰痛は30年ほど前から気になっていたものの、しっかりケアすることもなく誤魔化しながら今までこられています。施術ではかなり体に力が入っていてまったくと言ってよいほどリラックスできていません。それも問題なのですが、もっと深刻なのはそれをまったく自覚されていないこと。説明してもなかなか伝わりません。それはそうですね…自分では力は抜いていてリラックスしていると思っているのですから。そういうやりとりをしているうちに腰の不調以外に夜中に毎日目が覚めてそれから何時間も眠れず、6時の起床時間くらいに眠気が襲ってくるという悪い循環に陥っているとのことでした。それが毎日だと疲れもとれないし、腰痛はもっと解消しきれないです。内容は書けませんが、かなりストレスのかかる生活環境であるようです。そのため自律神経が乱れ、睡眠に支障が出ているようです。緊張状態に傾き過ぎているため、体は疲れて休みたいのに、脳はギラギラと活動態勢なのです。そこで自律神経も正常化するようにアプローチし整体するごとに力が抜けてきています。そうなってくると腰痛も少しずつ緩和し、気になる時間が少なくなってきています。「整体で睡眠が変わると思っていなかった」そうで、体の不思議をとても感じておられます。もっともっとリラックスできますよ。
からだ回復センター甘木
体のケアと合わせて体の使い方も意識する
長年腰痛を患っている50代の男性が来られました。4〜5年前にぎっくり腰になってからそのまま治らず慢性腰痛に。特に朝の時間帯が悪く、顔を洗う時や歯磨きをする時はかなりきついと仰っていました。病院にも整骨院にもしばらく通ってケアされていたそうですが、あまり効果を感じられずそのまま放置状態で4〜5年経ってしまったようです。最近になって下肢にシビレのような感覚が出て来たことやふくらはぎに痛みが出る事も増えてきたそうで来院されることにされました。体の歪みも大きくバランスがとても悪い状態でした。特に股関節の左右差と可動範囲の制限はかなり強いものです。整体後には前屈で顔を洗う動作などを再現してもらいましたが、ある一定の角度になると腰の右側に鈍い痛みが出ます。仙腸関節の調整などで痛みは一時的に無くなりましたが、その顔を洗う姿勢自体に問題があったのでそこをアドバイス。そうすると顔を洗ったり歯磨きする前屈の姿勢がとてもラクにできるようになられました。ケアで一時的に痛みが消失しても一時的では意味がありません。それが続くようにするには誤った体の使い方も修正して体に覚え込ませることもしないといけません。この方も体が覚え込むまで意識してもらえばより早く本当の回復ができるはずです。
からだ回復センター甘木
ラクになる(ほぼ全身の不調)
どこが不調か答えるよりもどこ部位は大丈夫なのかお聞きする方が早いくらい全身に不調がある50代の女性が時々来られます。首や肩のコリはお若い時からあったため凝っていることが当たり前の状態でそれを特別不調とは感じられていません。ただそれが限界を超えて両肩とも水平の高さまでしか上がらない、頭痛も頻繁にあります。肘や前腕、手首も痛みが出る事が多く、腰、股関節、ヒザ、ふくらはぎと不調は全身に出ています。仕事の都合や同居しているお孫さんの守りなどがあり、不定期に来られるので前回の来院から来院間隔があき過ぎると体はボロボロの状態で来られます。ご本人も間隔を詰めて来た方が良い事は重々承知なのですが、先ほどの理由もありなかなか自分が思うように来院できていない状態です。ただ施術後はとてもラクになるそうで「駆け込み寺」と仰います。嬉しいお言葉ですが、私としては今のお若い年齢の時にしっかり体をケアしてもっと先の将来に備えていてほしいと思っています。体の状態や生活環境、回復力の強さや筋力・体力など個人差がありますが、この方の体の不調さは私の所にケアに来られる方の中でも最も将来が心配な方の一人です。来院を強制することは絶対にしませんが、本当に体を大切にして欲しいと願うばかりです。今までもそのような方々の悲惨な行く末をたくさんみてきたから言えるのです。毎回全力でケアしています。
からだ回復センター甘木
出なくなった(頭痛)
お尻付近の痛み、ヒザ、外反母趾、首の痛みや頭痛と様々な不調を改善したいと60代の女性が来られています。専業主婦ですが毎日家事をフル稼働でされています。明らかにオーバーワークの感があり、やんわりとそのように伝えると「全く頑張っていません。これくらい誰でもやっていると思います」と仰います。それはご本人の感覚なので仕方ないのですが、一日中家の中を動き回って食事の時以外座る事もない365日を頑張っていないというのは…と心配になります。幼い時から病弱で体力が無かったそうで、今でも作業をしているとすぐに疲れてしまうようです。それでも毎日しっかりと家事をされています。体が痛んで当然です。初来院の時に一番感じたのは首の左側のコリです。かなり大きな塊があり、ご本人に触ってもらっても驚かれるほどでした。主訴は首こりからの頭痛でしたので、そこを改善する事が頭痛から解放されることである事を説明し、繰り返しケアをしてきました。徐々にコリの塊は日常でも出なくなってきた頃から頭痛も起こらなくなり、大変喜んでおられます。ただ長年酷使した体ですから定期的にケアして維持したいとのことで今後も来られる予定です。頭痛はとても不快ですから良かった。。。
からだ回復センター甘木
寒い時季の予防法
気温がグンと下がってきたこの頃。それに伴って不調の悪化や再発、新たな不調を訴えられる方が多くなってきました。原因としては個人個人で異なるでしょうが、もっともっと寒くなるのでできるだけ予防をしていかなければいけません。この時季は台風や曇り空、雨などの天気になると気圧が下がる傾向にあります。その時体にはどのような影響が出ているのでしょうか?簡単にいうと、空気が自分の体を押す力が弱くなるのでカラダが膨張します。カラダの中から外へ広がろうとしています。そんな時関節痛や頭痛が持病としてあると悪化したり治まっていた症状が出たりするのです。対策法としてはお風呂でしっかり湯船に浸かって水圧で体を締めてあげることです。ゆっくり10分から15分くらい浸かって体に圧をかけ、内臓も休まり血流も良くなります。長く浸かるのでお湯の温度はぬるめに。毎日24時間休まず働いてくれている体、ゆっくりお風呂、しっかり睡眠で体調管理していきましょう。
からだ回復センター甘木
朝から脚が軽い
二週間に一度整体を受けに来られている60代の女性がおられます。自営業で毎日忙しい生活をされているので「私には二週間に一度のケアが最適」と言われています。お仕事で腕から指先にかけてを酷使するので、初めてお会いした時には、腱鞘炎や腕のシビレなどが主訴でしたが外反母趾・ヒザ・腰・背中・長年の慢性的な酷い肩こり・脚が重ダルい・浮腫み・呼吸がしづらいなど他にも様々な不調がありました。そのような状態で将来に不安をお持ちでしたが、時間をかけてひとつひとつ不調を克服していかれました。最近はとても快適に生活されていて私もお会いするのがとても楽しみな方の一人です。健康を回復され、維持されながらいつも笑顔で過ごされている方からは私の方がいつも元気を頂いています。今日は「一時期脚が重たすぎて歩くのも辛かったですが今は朝から脚が軽くて嬉しいです。そんな幸せなことを時々改めて気づくんです」と仰いました。健康って当たり前のようでそうではないんですね…失ってみて初めて何事もなく普通に暮らせるのがどんなに幸せなことか。。。有り難いですね。
からだ回復センター甘木
体に及ぼす足の影響(外反母趾)
股関節を中心とした体のケアに来られている女性。外反母趾で多少の変形があります。一般的に骨盤が体の土台と言われていますが、私は足首から足裏そして趾(足指)も同じように大切な部分と考えています。逆立ちをしたと想定した時に、手のひらが大きく開いているのと指と指がくっ付いて設置面積が狭いのではどちらが安定するか考えなくても分かります。趾がしっかり開いているのとくっ付いていたり変形して隣の趾の下に重なっていたりすると一番下で支えている土台は不安定になりその負担はヒザや股関節、腰など上半身にも影響します。そんな理由で股関節に不調があるこの女性には全身の施術後に外反母趾をテーピングで矯正しています。そうするとテーピングがあるのと無いのでは安定感が全然違って全身の調子も変わってくると仰います。本当ならば変形する前に予防できればよいのですが、してしまったものは整体では元通りにはなりません。しかしそれ以上変形が進まないようにする事と、それによってヒザや股関節に負担がかかることは予防できるのです。
からだ回復センター甘木