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福岡県
娘さんと運動会(腰痛)
小学生の息子さんの運動会行事に参加し、腰痛を発症した40代の男性が来られています。大分から単身赴任で朝倉に来られています。以前にも椎間板ヘルニアと診断されたこともあり常に痛みがあるわけではありませんが、腰には不安があります。それが運動会に参加して久々に発症。なかなか治らず来院されたのでした。腰痛自体は三回の整体でほぼ良くなられましたが、体の歪みという根本原因は残ったままでした。左足の小指側三本の浮き指と両股関節の外旋(ガニ股)です。痛みは気にならなくなったもののその原因がある事を説明するとそこまで改善したいと言われる健康意識の高い方でしたので引き続き定期的にケアされています。また、先日幼稚園に行かれている娘さんの運動会に参加され、一緒に競技に出られたとの報告を受けとても嬉しく思いました。小学校の運動会の競技に比べれば幼稚園の競技はゆっくりとしたものでしょうが、娘さんにとってはお父さんと一緒に参加できるという気持ちやその後の思い出として残ります。私も娘がいる父親としてとても嬉しいご報告でした!
からだ回復センター甘木
座っていて痛くなる腰痛
最近立て続けに「座って仕事をしていると腰が痛くなってくる」という方が来られました。座り方や体重のかかり方もあるでしょうが、改善のポイントは意外な部位なのです。それは【お腹】の筋肉です。大腰筋や腸骨筋が一緒になって内股に伸びる【腸腰筋】という筋肉が関係しています。その筋肉はおへそ辺りの背骨から股の内側の小転子という部分に伸びている筋肉であまり表舞台に出ることはありませんが、歩く時に腿を持ち上げるや姿勢を決めるといった重要な役割があります。そのため、腰痛だけでなくヒザ痛にも関係するポイントです。座り姿勢ではこの腸腰筋は縮まっています。その時間が長くなると硬く縮んだまま伸びきれなくなることで背骨(腰骨)を前方に引っ張るためにそれに耐える力が腰や背中に起こるため背中側の筋肉が硬くなって血流が悪くなることで腰痛を発症するという仕組みです。ほとんどの方が腰痛の原因がお腹側にあるとは思いませんから「えっそうなんですか!」という反応です。しかし分かりやすく説明すると皆さん納得されます。座りっぱなしは体によくありません。時々立ちあがってストレッチで伸ばしたり、足踏みしたりして長時間座り姿勢を続けないように心がけましょう。。。
からだ回復センター甘木
手術を待つしかないのか(股関節痛)
あるイベントで長歩きをした翌日から脚の付け根前方に痛みが出て?筋肉痛かな?と思い、そのまま時間が経てば治るだろうと放置していると二週間後には痛みが増してきたという女性が来られました。病院で検査を受けた直後に電話で相談されたのでした。病院では股関節の「臼蓋形成不全」と診断されたと仰います。ただその当日にリハビリと自宅で行なうストレッチを習ったということですが、ご本人の感覚では?これでは治りそうもない?と思われたようで、以前から知っていた当整体院に電話で相談されたようでした。お話を伺うと病院の対応は?今は手術するほどではないからそれくらい悪くなったら手術しましょう。それまではリハビリで…?といった感じに受け取られていました。手術なんて怖いし絶対したくないという想いがとても強い方なのでそうならないようにすぐに別の方法を探すといった行動に出られたのだと思います。話していてその気持ちがとても強く感じられました。症状の進行具合にもよりますが、当整体院でも臼蓋形成不全や変形性股関節症など手術を考えなくてはならない不調でも良くなられて維持されている方もたくさんおられるのでそのようなお話をさせていただき希望を持っていただけました。それから三ヶ月…無事に日常生活では痛みが出ることがなくなっておられます。「あの時思い切って相談して良かった。あのままだとどうなっていたか…」と話されていました。ただ股関節のかぶりが浅いという負担がかかる状態が全て解消しているわけではないので、今後も維持したいのでと定期的にケアに来られます。喜んでいただき嬉しい限りです。
からだ回復センター甘木
筋力強化の運動はした方が良いのか
体のケアに来られる方々から「運動はした方が良いですか?」とよく質問があります。結果から言えば?やった方が良い?です。体や関節は筋肉によって守られている部分が多いので筋肉は無いよりあった方が絶対に良いのです。ただしこういうと痛みを我慢しながらとか脚を引きずりながらなど無理やりする方がおられるので、そこは要注意です。痛みをかばってバランス悪い状態で体を動かしても筋力のアンバランスや体の歪み、そして何より悪化の可能性があります。痛みのない範囲で行なうのが良いと思います。歩く事が大丈夫であればその範囲内で、歩くと痛いのであればイスに座ってできる範囲内で、座っても痛いのであれば横になってもできる運動はあります。自分の体の状態に合わせたレベルでやってもらうのが良いです。一日寝ているだけでも筋力はみるみる落ちてしまうので、できる範囲での運動、そしてできるだけ早く痛みを改善し日常生活を気にすることなく動ける体へと戻して下さい。私の所でも必要な方には個別に指導しています。そこをしっかりできる方とやるやると言いながら結局やらない方では、回復の速度が数倍違ってきますね。。。
からだ回復センター甘木
ぶり返しの原因判明(股関節・臼蓋形成不全)
股関節の不調で来院されている50代の女性。初来院から4ヶ月ほどになりますが順調に痛みが減り、ここ1ヶ月ほどは良い状態で安定していました。しかし先日来られた時に表情が曇っておられました。お聞きすると痛みが少し出てしまったとのこと。体の歪みや腸腰筋の硬さ、股関節の可動域など回復するためのポイントが徐々に改善され、順調に痛みが減っていって安定した状態からのぶり返し…やはりショックですよね。。。しかし下を向いてばかりはいられません。悪くなるぶり返すには何か必ず原因があるものです。そこで施術を進めながら痛みが出てきた時期に普段しないことをしなかったかしつこく聞いていきました。こんな原因のほとんどはご本人が意識しない部分が多いので、「無いと思う」という思い込みからもっともっとよーく思い出してもらいました。するとあったのです!部屋の片づけを急に始めて二階から重たい本を何往復も運び、変な座り方でそれを紐で束ねる作業をしていたのを思い出されました。それも痛みが出る前日に。座り方など詳しく聞いてみるとやはりやって欲しくない姿勢になっていたのです。ご本人もそれを意識していたものの好調が安定していたこともあり、気が抜けていたと仰っていました。まだその作業はかなり残っているそうなので、座り方や階段の上り下りの注意点を再確認し終了しました。これで次回は大丈夫!順調な回復や好調維持には悪い習慣を断ち切ることも大切なのです。
からだ回復センター甘木
あっ無くなった(首肩のコリ・頭痛)
ここ数年家事を頑張りすぎると首や肩がガチガチに固まってきてその後頭痛が起こってくるという60代の女性が来られました。お話をお聞きすると不調を抱えてある方にありがちな?何かしていないと落ち着かない?働き者。ご自分では「要領が悪いだけで決して働き者ではない」と仰いますが、朝から夕食までお昼ご飯や洗濯物たたむ、アイロンかけ以外はほとんど立ちっぱなしだそうです。働き者でなくても頑張り過ぎですよね。。。時間を作れば昼寝の時間もあるそうですが、それも苦手。ですから夜はバタンキューだそうです。睡眠はしっかりとれているそうなので今まで過ごしてこられたのでしょうが、ご本人も感じてある年齢による衰え…これは誰も避ける事ができないものですね。しかし頑張りが効かない事とコリや頭痛は別問題、そう思い来院される決意をされました。体の歪みも相当なものでしたが首を下部から上部にかけて触っていくと左側の中間くらいに親指の先くらいのコリの塊があります。軽く押すと痛みもあるとのことでしたが今まで触る事も気にする事もなかったようです。そこでピンポイントで触ってもらうとその存在に驚かれていました。丁寧に時間をかけてコリをゆるめ、ほぼ無くなったところで再び確認してもらいました。「あっ無くなった!なんにも無くなった。そんなに簡単に無くなるのですか?」と何度も確認されていました。頭痛が起こる時には左のこめかみから側頭部にかけて左に痛みが出るそうでここは大きな原因のひとつだと考えられます。帰り間際に「ここに来る時には左にモヤモヤした重ダルさがあったのですが、今は無くなっています。これが続くようにしばらく通いたいです」と嬉しそうでした。頭痛は本当に不快です。気にすることなく生活できるまでしっかりサポートしたいですね。
からだ回復センター甘木
低刺激なのに大きな変化に驚き(腰痛)
40代の男性が腰痛ケアに来られています。お子さんの運動会に参加された時に腰に痛みが出て、二週間経っても良くならず悪化していると感じられていました。以前椎間板ヘルニアの経験があったのでその時の嫌なイメージはあったと思います。今までカイロを受けたことがあるので、当整体院の低刺激の整体は受けていても不思議な感覚だったようです。強揉みのマッサージやカイロなど刺激の強い施術と比べれば?何されているのかな???こんな弱い刺激で効くのかな??という不安や疑問は初診で来られた方はよくお聞きになられます。この男性もそうだったのでしょう。しかし…施術後から次回来院時までに大きな体の変化に驚かれていました。優しい刺激ほど脳や体が安心して受け入れ、体をリラックスさせ血流も良くなり、結果体は変化します。できるだけ低刺激・短時間を心掛けています。
からだ回復センター甘木
奥さんに喜ばれて最高(腰から股関節)
20代の頃に腰椎椎間板ヘルニアを発症してから時々酷い痛みが出る状態が30年以上続いているという60代の男性が奥さんの紹介で来られています。酷かった時期にはシビレを伴う坐骨神経痛によって仕事ができないくらいです。当整体院に来られるまでも定期的に近所のマッサージや整体院に通っておられたそうですが、ある時期から腰というよりお尻付近に痛みやダルさが出てしばらく寝ころばないといけないようになっていました。それを見兼ねた奥さんが肩の不調が良くなった経験があった当整体院を勧められたようです。初回の体の歪み検査で明らかに股関節の異常が確認できたため、腰にとらわれることなく股関節を重点的に調整していきました。長年の症状でヘルニアもあることで一ヶ月ほどは波がありましたが、ある時期から良い状態が続くようになってきました。自営のお仕事の作業内容によって負担が多い時期には月に二回、作業に余裕がある時には月に一回の整体で良い状態を維持されています。時々奥さんも整体を受けに来られていますが「主人はかなり調子が良いようでとても喜んでいます。私はあのまま悪くなっていたら股関節を手術しないといけないかもと心配していたので先生にはとても感謝しています」とくすぐったいくらい褒めていただいて恐縮です。そんな時が私の仕事の最高のひとときです。
からだ回復センター甘木
「考え方が変わりました」(長年の腰痛・他)
体を良くするためにとても大切だと思っていることがあります。それは【不調は整体師が治すものではなくご本人の体の自然治癒力が治すもの】という事です。友人の紹介で来られた60代の女性。主訴は30年ほど前からの腰痛ですが、下半身のダルさや肩こり、背部痛、頭痛、睡眠障害などほぼ全身に気になるところがあります。毎月リンパマッサージにも行かれていて不調を放置しているわけではありません。しかし腰痛をはじめとする体の不調は徐々に広がり現在に至るまで騙しだまし過ごして来られました。初回の施術で睡眠障害や上半身のコリに大きな変化があり喜んでおられました。ただ今までにも様々な治療経験があり、その体験から心のどこかで?一時的に楽になってもそれが持続することはない?と決めつけておられる感じがありました。そこで毎回来院されるたびに痛みに関してのお話や体に備わっている防御反応、自律神経の話、自然治癒力や歪みの話など詳しく話し続けました。一番大切なことは【不調は歪みや自律神経、関節の位置や血流など栄養の循環が良い状態が長く続く事で体は必ず快方に向かい回復する】という事。今まではどこかで治療を受けてちょっと改善できたらそこでケアを一旦終了してまた元に戻る…を繰り返しておられたのです。治療を受けて一時的に楽になった状態は一時的にスタートラインに立てた状態です。そこでケアをやめればまた元に戻ってしまうのです。それは患っていた期間や歪みや自律神経などの根本原因が定着していた期間にもよりますが、その体のクセや仕組みが切り替わるまで戻ってしまうのです。そのようなお話をするうちに「今までは治療後に少し良くなればそれで良しと思っていました。自然治癒力や自律神経など全く意識も無かったです、考え方が変わりました」と仰いました。真の健康を取り戻す事にこの意識改革は必須なので、この方はこれからの回復速度が上がると確信しています。
からだ回復センター甘木
とても楽にできる(呼吸がうまくできない)
70代の女性が体のケアに来られました。いろんな不調を訴えられていましたが、最近一番気になるのはどんな風に伝えてよいのか分かりませんが?呼吸がうまくできない?ことでした。伝えるのが難しかったでしょうがそう仰いました。呼吸は肋骨がブラインドのように動く事でできます。自律神経の問題もある場合がありますが、お話を伺う限りこの方の場合はそれよりも猫背が酷くなったことでそう感じてあるのだと推測しました。背骨をしっかり首から腰まで調整し、肩甲骨の動きをつけて、肘の内旋や肩の巻き込みなど猫背を改善するアプローチで施術を進めていきました。とても姿勢が良くなったことを実感されとても喜んでおられました。翌週に来られた時に「生活していて呼吸が以前のように意識せずとも楽にできていることにふと気づきました。とても嬉しい」と喜んでおられました。仕事柄背中を丸める姿勢を多く取るので定期的にケアに来られて維持されることになりました。「呼吸ってこんな風に意識しないのが当たり前ですよね」と仰っていたのが印象的です。
からだ回復センター甘木