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福岡県
随分楽です(急性腰痛)
先日夜遅くに「もう今日は予約ムリですか」とお電話がありました。半分くらい片付けが終わっていたのですが、話を聞くと急に腰が痛くなり前かがみの姿勢から腰を伸ばせない状態だとおっしゃいます。以前から時々来院されている方ということもありすぐに来て頂きました。45度くらい前かがみになって入って来られ、変な汗が出ると相当辛そうでした。仰向けやうつ伏せはできなかったので、痛いながらも左を下にしての横向きでの施術。少し体を動かす、姿勢を変えるなどの時に激痛が走り顔を歪ませられるほど悪い状態でした。数日前から違和感があったそうですが仕事が忙しく放置したうえに、家に帰ると疲れ果て柔らかいソファーに数時間寝られたとか。。。これは悪化するべくして悪化していますね。体からのSOSサインである違和感を放置し、さらに体に悪い柔らかソファーに休む。疲れているのにお風呂はシャワーだけで済ませている事も悪化の要因にあげられます。施術後はほぼ真っ直ぐの姿勢になれるようになり、「あ〜随分楽です。ありがとうございました」と安心されたご様子で帰られました。施術も大事ですがソファーでなく布団でしっかり睡眠をとる、お風呂は湯船に浸かり疲れを翌日に残さないなども同じくらい大切だというお話をしっかり聞いていただいたので早く完治すると思います。みなさんも耳が痛い話だったかもしれませんが、大きな痛みや不調が出る前に体からのSOSサインがいくつも出ているものをしっかり感じて対処してくださいね。
からだ回復センター甘木
あと半年早く来ていれば(関節リウマチ)
関節リウマチは非常に手ごわい疾患です。当整体院には何人もケアに来られています。薬だけのケアより整体などの運動療法を取り入れた方が良いとの見解が発表されてからさらに増えています。その中で3ヶ月前から来院されている50代の女性は、一度落ち着いていた症状も徐々にまた疾患活動性が高くなり、4ヶ月前にとうとう仕事を辞められています。それでもリウマチが落ち着く事がなかったために当整体院へ通われるようになりました。右ヒザや首に症状があり、右ヒザは腫れていました。しかししっかり来院されるようになってから徐々に腫れも痛みも和らいできました。先日は「調子が良いです」と初めて前向きな言葉もありました。そして「このまま調子が安定するのであれば仕事も辞めなくてよかった…あと半年ここに来るのが早かったら」と少し後悔の言葉もありました。しかし後戻りはできません。気持ちが伝わりましたが、あえて「今から先のことだけ考えましょう」と言葉をかけました。気持ちがすごく分かりますねぇ…。でもリウマチとおさらばしてまたやりたいことや仕事を不安なくやってもらえればと思います。それができるのですから。。。手ごわい関節リウマチでも当整体院の専門整体でやりたいことがやれる自分を取り戻しましょう。必ずできますよ。そしてその時が来たら一緒に喜びましょう。
からだ回復センター甘木
下肢のズンズンがなくなる(脊柱管狭窄症)
先々週から病院で3〜4年前に腰部脊柱管狭窄症と診断されている方が来院されています。脊柱管狭窄症の特徴である間欠性跛行がみられ、連続して歩くのも30mほどとかなり重症です。炊事場や洗濯物を干す時に立ち続けることもあまり長い時間はできないほどかなり悪い状態です。悪い時は脚がズンズンし出し、仰向けに寝る事もできません。病院で撮られたレントゲン写真を持ってきてあり、見せて頂きましたが、腰椎(背骨の腰の骨)の下2つが前方(お腹側)にずれて脊柱管を狭めているタイプの脊柱管狭窄症だと判断できます。脊柱管狭窄症といっても原因が腰椎の変形、椎間関節の変形、椎間板の変性、じん帯の肥厚、そしてこの方のように椎骨のズレによって脊柱管が狭くなる原因も様々で、これらが複合していることもあります。また脊柱管の中で神経が圧迫を受けるのか、そこから左右へ枝分かれした神経が圧迫を受けるのかで、痛みや下肢のしびれが片側に出るのか両脚に出るのか違ってきます。ですから脊柱管狭窄症といっても状態はひとそれぞれなのです。この方は右側に強く痛みが出ているので、脊柱管から右に出ている神経を圧迫していると推測されます。まとめるとこの方は、腰椎すべり症による神経根型の脊柱管狭窄症だと判断されますね。腰椎がすべっているのでその部分を元に戻すことはかなり困難で痛みがゼロにはならないかもしれないと初回に説明しています。それでもこのまま放置していると最終的には歩けなくなって寝たきりになるのでは…ととても心配されていました。今の体の状態でできる限り良い状態にしてそれを維持し寝たきりにならないようしていきましょうという事でケアをしています。かなり重症ですから提案通り1日おきに来院されていますが、嬉しい事に2週目の終わりから下肢がズンズンすることが無くなっています。ご本人も想像以上の改善の早さに驚きと嬉しさの言葉を何度も言われていました。かなり重症ですからまだまだ油断はできませんが、少し希望がみえたことでご本人もさらに前向きになられています。もっともっと良くなりましょうね。
からだ回復センター甘木
少しずつ変化が(不眠症)
連続して2〜3時間しか眠る事ができない女性が来院されています。しっかり計画的に来院されているので3回目の施術後から睡眠にも少し変化が出てきたようです。睡眠が正常にとれなくなってもう30年ほど経つのでこのまま順調に良くなっていくのかは分かりませんが、ご本人は手応えを感じてあります。プラス思考は体を快方へ向かわせる一番の要素なのでとても良い傾向です。計画的に来院されているには訳があって、以前から来院されている娘さんからのアドバイスなのです。娘さんも来院当初は始めから来院間隔をあけて来られていたのですが、順調に回復せず良かったり悪かったりを繰り返していました。そのようなお話だったので、初来院の時にお話ししたように初め1ヶ月くらいは来院間隔を詰めて来た方が安定しやすい、体が快方に向かいやすい事を再度お話しました。まだ半信半疑でしたが、それでも週に2回1ヶ月のペースで来院されるとみるみる回復されたのでした。そのような経験がおありの娘さんのアドバイスで、適切なペースでのケアで体がいち早く方向転換し始めたと考えます。睡眠、呼吸、食事は生命活動には欠かせないものです。質の良い睡眠、自然な深い呼吸、バランス良い食事によって健康はつくられます。どんどん質の良い睡眠に変えていきましょう。
からだ回復センター甘木
整体してもらうと全然違う
首や肩のこり、全身の倦怠感などの不調で来院される60代の女性がおられます。こりは酷くなると右半身に強く出て、体が歪んでいる事を自覚すると仰います。普段からとてもお忙しく仕事をされているのですが、それに加えて双子のお孫さんが産まれてよりいっそう忙しくされていました。そして今回はさらにご自分とご主人さんのお母さんの介護が必要となり益々大変になったそうです。ご自分がリラックスする時間もなくなり、睡眠も削って気を張って過ごされていたそうですが、介護が一段落ついた時にドッと自分の体の異変に気付かれたそうです。話を聞いていただけでも大変さが伝わりますね。しかも長いお付き合いの中でこの方がきっちりした性格だという事を知っていますので、何をするにしてもベストを尽くされている事が容易に分かります。少しでも良い意味で手を抜く事ができる性格であれば、このように自分の体を犠牲にする事はないのかもしれませんね。手を抜く事が良い事だとは言えませんが、介護する側が倒れてしまっては、介護される人だけでなく家族や仕事関係の方にも迷惑がかかりますね。お母さんの状況もありますから、難しいですが。。。今回は久しぶりに来院されたのもありますが、いつにも増して筋の緊張が強く疲労の蓄積、ストレスの影響が感じられました。「いつもここで体を整えて頂くと全然違うんですよ。改めて体の歪みはとても影響するんだなぁとここに来るようになって思います」と仰いました。本当は数日連続で通って頂きたいほど状態は悪かったのですが、仕事がたまり、病院からの呼び出しなどで予定も立てられないとのことでまた時間ができたらすぐに連絡をいただく事になっています。頑張りすぎないでくださいね。
からだ回復センター甘木
長く歩けない(ふくらはぎ痛)
もうすぐ80歳になる女性が週に1度のペースで来院されています。ヒザとふくらはぎの不調です。ヒザもふくらはぎもジッとしていれば痛みは全くありませんが、長時間炊事をしたり、長く歩くとふくらはぎがパンパンに張って硬くなり痛みが出てきます。脚はO脚がかなり進んでいてヒザ関節にはねじれもあります。とても体を大事にされる方で、今までもずっと不調を放置していたわけではなく、車で1時間以上かかるような整体に時間がとれれば頻繁に行かれていたそうです。それでも症状は徐々に進行していったと仰います。体のケアにもとても熱心ですが、同じように仕事もかなり頑張られていたようで、徐々に悪化していったのも頑張り過ぎが関係しているようです。しかしこの頃は連続して歩ける距離がどんどん縮まり危機感を感じられたようで、老人会で当整体院に来られている方から話を聞いて来院されたのでした。ヒザの変形が酷かったので、楽になるまでに少し時間がかかる事と不具合がゼロになるか分からない事を先に伝えましたが、「自分の事なのでできる限り改善したい」との事でした。始めの1ヶ月は変化が感じられないと仰っていました。長年の症状だからとお話していましたが、施術後はとても軽い足取りなのになぜ長持ちしないのか気になり、再度生活習慣を聞くことに。すると寝る前にふくらはぎのマッサージ機に毎晩20分かかっていたのです。それも10年ほど前から。これを一時やめてもらう事とどうしてかというわけを理解してもらうのに大変苦労しましたが、それが腑に落ちた頃からふくらはぎの症状も変わってきました。マッサージ機の刺激が強過ぎたのだと思います。それも10年ほど習慣になっているので強過ぎる刺激に感覚が鈍くなり慢性化していたのだと考えられます。「マッサージ機は若いもんにあげた」と笑っておられました。もっと早く気付くべきでしたが、順調に快方に向かい出し一安心です。
からだ回復センター甘木
関節リウマチの方
最近関節リウマチの方からケアの仕方や施術の内容に関する問い合わせが増えています。関節リウマチの治療の現状は薬による症状のコントロールが主です。しかし最近では整体などの運動療法を併せてケアに取り入れた方が経過が良いとの報告がなされています。その情報をいち早く入れられている方からの問い合わせだと思います。また中には薬が効かなかったり、副作用や合併症が原因で断薬せざるを得ない方や、徐々にまたは急に効いていた薬が効かなくなる場合もあります。発症直後などは特に薬でリウマチの勢いを止めることが大切ですが、やはり薬だけに頼ったケアではいつどうなるか、副作用や合併症は…と不安がつきません。薬の増量やステップアップをできるだけ避け、不安を少しでも少なくするには薬だけのケアから、整体や食事、生活習慣の見直しなどにも分散することが大切だと思います。関節リウマチの改善は簡単ではありません。しかしそれはできます。モヤモヤしたものがあってどうにかしたいと思われている方はご連絡くださいね、きっとお役に立てると思います。
からだ回復センター甘木
大会前のメンテナンス
陸上部に所属している女子中学生が整体に来られました。大会前や後のケア、不調が出た時などに小学生の時から来ています。来週には大会が控えていて、運動会も予定されているそうでさっそくケアに来られたのでした。特に不調部位や気になるところも無かったので、全身を検査しながら整えていきました。この頃の年齢はしばらく会わないと身長や顔つきも変わって驚かされますね。この子も前回の来院から随分と身長が伸びていて驚きました。お母さんも「私の身長抜かれちゃいました」と笑っておられました。この子の学校は長距離が強い学校なのですが、この子もやはり長距離選手です。この辺りでは駅伝で区間賞をとるくらい早いです。同じ学校から何人も体のケアに来ているので、自然と応援していますね。ですからいつも新聞記事などで大会の結果など調べています。今年から高校生になった子たちも県内外の駅伝名門校に進学しています。ですから私もそのいろいろな学校を応援し、関わっている子の活躍を期待しています。我が子を応援するかのように。。。今度の大会もベストな状態で頑張ってくださいね!!
からだ回復センター甘木
全身の緊張緩和で睡眠に変化(睡眠障害)
股関節と腰の不調から回復され、1年ほど来院されていなかった50代の女性から「ぎっくり腰になった」と連絡がありました。畳を抱えた後から違和感が出だし翌日には動けなくなったようです。腰の不調は2度の施術でほぼ解消しましたが、別の悩みをお話になりました。「家族の事で心配があり全然といってよいほど眠れていない」と仰います。腰のケアの段階で、心配なほど全身の緊張を感じていたのであり得るなとすぐに思いました。特に足首なんかロボットのように動きがギシギシいってまともには動きません。だいぶ深刻な状態だと判断し、しばらく来院間隔を詰めて来るように提案しました。お仕事もされているので毎日とはいきませんでしたが、来られる範囲内で数回整体。どんどん体の緊張もゆるんできたら睡眠も少しずつ連続で眠れるようになってこられました。とても安心した表情で嬉しさいっぱいでした。そんな顔を見て私も元気をいただきました。私も年に数回は寝つきが悪い日や、何回も途中で目が覚める事がありますが、それが1ヶ月2ヶ月と続けば気持ちも体もおかしくなって当然ですね。そんな方の回復のお手伝いができた事を嬉しく思います。できればもっと早く相談して欲しかったですね。もう大丈夫、だけど時々ケアに来て下さいね。。。
からだ回復センター甘木
早く来れば良かった(不眠症・耳鳴り)
来院されている娘さんの勧めで初来院された70代の女性。酷い耳鳴りと1日2〜3時間しか眠れない睡眠障害です。耳鳴りは3年ほど前から、睡眠障害はもう何十年にもなるそうです。何日も睡眠がとれないときは薬を飲んであるという状態です。症状が酷くなり限界と感じたお母さんに娘さんが来院を勧められました。今までの経過や生活習慣、ストレスのかかり具合や発散の術などをお聞きしました。横座り、脚を組んでイスに座る、手枕でテレビを見る、食事する時に横(テレビ)を向いて咀嚼する、片噛みをする、湯船にはサッとしか浸からないなど…たくさんの生活習慣で気になるポイントが出てきました。その上で体の歪みを説明しながらその生活習慣と照らし合わせながらの説明。体の歪みやコリは不眠や耳鳴りにも大きく影響します。そのためここをしっかり理解してもらわないと良くなったり悪くなったりして良くなるものも良くなりません。首や肩のコリも自覚がないものの強くこっていました。「以前は凄くコリを感じていたのですが麻痺したのかも」と仰います。とても危険ですね。いつもブログで書いていますが、コリが強いのに感じにくくなっているのは頑張り過ぎを感知できていない状態ですから益々頑張ってしまいますね。コリや疲労感は不快なものですが、敏感な方が頑張り過ぎを自覚できセーブするので体が大事にならなくて済みます。一通りお話しながら施術を終えました。コリを感じていなかった肩もコリをゆるめる手法をかけるととても気持ちがいいと仰います。「こってますよね」とお話しすると苦笑いです。施術ももちろんですが、生活で気をつけて頂くことや自己ストレッチ指導なども大変喜ばれました。「もっと早く来れば良かった」と仰って帰られました。女性は仕事に家事、育児など大変です。そのツケが後から出てきますね。今から体に感謝しながら大切にしていきましょう。。。
からだ回復センター甘木