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福岡県
力が入るようになってきた(関節リウマチ)
50代女性で関節リウマチのケアに来られている方です。主に指、手首、足の指、足首が患部です。来院され始めた時には「ペットボトルのふたがなかなか開けられない」「握力がほとんどありません」と仰っていました。関節リウマチの方は、痛みが強いあまり物を握る時に痛みを回避しようと不自然な握り方をするようになってしまい、それが習慣化してしまう傾向にあります。この方も「私の手を思い切り握ってみてください」と伝えると親指を伸ばしたまま握られました。そのような握り方、力の入れ方ではペットボトルのふたの開け閉めや、ドアノブを回す動作ができにくくなるのは当然ですね。整体を受けてもらいながら、自宅で軟式のテニスボールを使って正しい力の入れ方で握る自己練習を1ヶ月ほどしていただきました。その握り方では今までよりずっと力が入ります。その正しい関節の動きをもう一度再学習させた事で、日常生活でいろんな事がまたできるようになっておられます。「力が入るようになってきました」と満面の笑顔で伝えられた時、とてもとても嬉しかったです。できない事が増えていく進行性の関節リウマチですが、正しく訓練していけばできる事が増えていきます。今できなくなっている動作や作業もできるようになる可能性は十分にあるのです。仕事でもできる事が増え「今まではできないと断っていた事もできるから大変」と苦笑いされていました。もっといろんな事、諦めていた事、できるようになるといいですね。
からだ回復センター甘木
なんだか寝てしまう
胃痛、胸やけ、吐き気などの不調で60代の男性が来院されています。随分前からの症状で、病院はもちろん漢方薬、鍼灸、マッサージなど分かる範囲ではほとんど試してみたと仰っていました。検査もしっかり受けられているのですが、病院の検査内では異常はどこにもないとの結果が出ています。本人は胃に穴でも開いているのではないかというくらいの不快感がお有りです。いろんな治療を受けてきてあるので一般の方が知らないような知識も豊富でいろんな質問を受けました。ひとつずつ分かりやすくお話ししたのでほとんどの事が納得がいき、また腑に落ちた事もたくさんあったようです。多少の睡眠障害もあり、なかなか寝付けない、途中で目が覚めてしまう等の不調があります。ただ整体で整えていくと次第にリラックス度が増し、最終的には眠りについたかついていないかくらいで初回は終了。2回目は施術途中で寝息を立てて眠られました。いつも眠れないと困っていたのに施術中に自分が寝た事に大変驚かれていました。少し恥ずかしかったのか「なんだか寝てしまう」と照れ笑いされていました。しかし睡眠に入れるという事は、体や脳がしっかりリラックスできているという事ですから、施術としては成功していますね。睡眠障害があり、自律神経の乱れが考えられます。さらに座り姿勢が猫背でとても悪いため、精神的ストレスと猫背による骨格構造上のストレスが胃周辺に与えられています。普段の姿勢はご本人の意識でしかコントロールできません。姿勢も胃など内臓に負担をかける事をお話しするとしっかり聞き入っておられました。知らないから意識しない事もどうにかして不調から回復しようと意思が固い方は、そのような生活習慣や姿勢の意識も高いですからすぐに実行に移され改善率も高いですね。当整体院の無痛の施術で眠られる方はとても多いですよ。。。
からだ回復センター甘木
神経が回復しているかも
最近股関節の不調で来院される女性が多いように感じます。それも手術を以前されている方が多いです。来院されるようになって三ヶ月ほど経つ60代女性がおられます。左の股関節を手術した直後からヒザから下のすね付近に皮膚ともう1枚何か覆っているように感覚がほとんどないという状態になられています。術後に担当医に質問したところ、稀に神経を損傷するとそのような症状が出るのでもしかしたら神経を傷つけたかもしれないと説明があったそうです。それから左右のヒザ下の感覚が全く異なり、左脚はいつぶつけたか分からない青タンが時々できていたそうです。医者からそういった説明を受けていたので、それはもう治らないと諦めていたそうです。しかし当整体院に通い始めて毎週施術を受けていくにつれて、様々な部位や症状の改善がみられています。先日「左脚の神経が回復しているかも、感覚があるんです」と仰っていました。治るはずもない症状だと決めつけていたので、私にもその事は話されていませんでしたので初めその話を聞いた時には何の事???と意味が分かりませんでした。後から手術後の事を説明され納得したのでした。私は医者ではありませんし、そのようなねらいで整体していたわけでもありません。しかし全身調整し、自然治癒力を最大に発揮できる状態にするのが当整体院の施術ですので、そのような改善がみられても不思議ではありません。しかし嬉しいですね。もう治らないと思い込んでいたものに変化があるのですから。とても喜んであるこの方を見て私も元気をいただきました。自然治癒力をしっかり働かせるという事がいかに大事か再確認できました。。。
からだ回復センター甘木
朝起きたら首がおかしい
80代の女性が首の不調で来られました。以前にヒザの不調で来院された事がありましたし、数年前には首が全く動かなくなったと来院された事もある方です。確認すると今回は首そのものではなく、首筋の筋肉が使い過ぎで縮んでしまった状態でした。これだけ萎縮していれば何かそんな負担がかかる事をしているはずですね。お聞きすると3日前に家の窓ガラスを全部拭きあげたそうです。それしか思い当たらないと仰いますが、80歳を超えて家のガラス全部を1日で拭きあげるなんて痛みの原因に十分です(汗)以前首が全く動かなくなった時には病院などで治らなかったため?一生このままなのか?と相当恐怖感がお有りでしたので、今回はそのトラウマがありとても神経質になられていました。施術後に少しの変化しかなかったものの、2日後の今日はベッドへの寝起きもスムーズで「随分良いです」と安心されたご様子でした。今日はさらに動きやすく、痛みも軽減したのでニコニコ笑顔でお話も進み帰って行かれました。「もう歳だから何をするにしてもし過ぎないようにしないといけないですね」と言われていたので、それを守っていただければと思います。しかし働きものの性分は一生変わる事はありませんからとても心配です。。。
からだ回復センター甘木
自分の事を理解してもらえる安心感(関節リウマチ)
来院された当初は、血液検査での炎症の度合いをみる数値CRPがリウマトレックスを週8錠飲んであってもとても高い数値を示していた関節リウマチの女性がおられます。その当時はずっと薬によって病状が安定していたのですが、風邪をひいた時から再び関節リウマチが暴れ出し、薬をどんどん増量されても全くといってよいほど体のダルさも血液検査の値も快方に向かわず、体だけでなく精神的にもどん底といった状態の時でした。体を整えるだけでなく、精神的なフォローも必要な状態でした。元気もなくいつも下を向いていて発言もネガティブなものばかり。しかし諦めず来院されていたので必ず良くなっていく事をいつもいつもお話ししていました。少しずつ体も楽になっていき笑顔もみれるようになり、どん底から上向きになってからは順調に快方に向かっています。最近では来院されるとまず「お陰さまでとても調子が良いです」と笑顔で話されます。現在は外反母趾による両足の第一指(親指)の痛みだけが残っています。検査の数値も基準値内におさまって数カ月が経っています。このままだと薬の量も減っていくはずです。先日終了時に「今の問題なく生活できる状態を薬なしで維持する」という共通の目標を再度確認し合いました。この方は薬を飲む事にとても罪悪感があり、処方されている薬を自己判断で中断していた事もあるほどです。しかし現状では薬は必要です。そんな薬の話も以前は時間をとってお話しした事もありました。帰り間際に「自分の事をしっかり分かってもらえているという安心感は物凄く嬉しいです。感謝しています」と仰いました。病院の先生の対応が…と愚痴をこぼしてあった事もあったので、その事だと思います。1日何百人も診る病院と違い、私は1日10人ほどです。そのかわり一人ひとりと深く関係したいと思っています。薬なしまで頑張りましょう!!
からだ回復センター甘木
「早めに来ました」
年に数回ぎっくり腰を繰り返す60代の女性が来院されています。長年のデスクワークで首から肩のコリも相当酷い状態です。腰の方は以前だと重い物を持ったり、腰をねじったりした時にぎっくり腰になっていたそうですが、最近では昼寝で立ち上がった時や朝から違和感があって安静にしていても徐々に悪化して全く動けなくなるという症状の出方になってきたと仰います。長年のもので骨盤のゆがみと捻じれは酷く、背中や腰の筋肉は背骨を挟んで左右の硬さや盛り上がりが全然違ってとてもバランスが悪い状態でした。いつも1週間ほどでほぼ回復されるため、ぎっくり腰になったら整体に来られるというケアの仕方でした。初めから「ぎっくり腰にならないように疲労が溜まった時点や、違和感が出た時、一番良いのは痛みのあるなしに関わらず定期的に整体して未然に不調を防止する事ですよ」とお話はしてありました。しかし喉元過ぎれば熱さ忘れるで、痛くてしょうがない時はそうしないといけないと思ってあるのですが、1週間で普段の生活に戻れるとその時の辛さ、痛さは忘れられる状態でした。ぎっくり腰になるとケアしに来られるという状態が1年ほど続き、ある時から月に1〜2度、違和感を感じた時や疲れがなかなか取れない時に大ごとにならない前の段階で来院されるようになりました。それからは寝込むような大きな腰痛は無くなり、健やかに過ごされています。先日も「ちょっと変な感じがあったので早めに来ました」とニコニコ笑顔で来られました。しかめっ面で来られるより、笑顔で来られて施術する方が私も良いです。あなたも防止する、未然に防ぐ意識で体を大切にしていきましょう。
からだ回復センター甘木
手術は絶対したくない
もうすぐ70歳になられる女性がヒザの不調で来院されています。病院では10年ほど前に変形性膝関節症と診断されています。かなりO脚が進んでおり、深く曲げたり階段で痛みが出ます。いくつかの病院で診察されていますが、ほとんどの病院で手術をした方が良い状態であると説明されているようです。ただ本人の知人などにヒザの人工関節手術をされている人が何人かおられるそうですが、みんな打合せをしたように「手術はしない方がいいよ」と言われるそうでご本人は絶対したくないと仰っています。痛みは整体で緩和させる事ができますが、進んでしまった骨の変形は戻す事はできません。そのような説明は十分しているのですが、整体で今の状態を寿命まで維持していくと固い決意をされています。そのようなお考えであれば出来る限りサポートさせていただき一生手術をしなくても生活できるようにと二人三脚でケアに取り組んでいます。姉妹3家族での年に一度の旅行が一番の楽しみな方なので、それはずっと行っていただけるようにしたいですね。。。
からだ回復センター甘木
あなたが一番元気
全身のケアに定期的に来られるようになったKさん。いろんな不調の経験をされています。手術も多数経験されていて体のケアは欠かせません。そんな中ある肝臓の病気で長期入院治療を以前されていました。今は無事に治癒されています。その時に同じ病気で治療中の方たちと仲良くなり、退院後もその4人のメンバーで定期的に食事に行かれていたそうです。しかしKさんは股関節や首に不調があるため年々出かけるのが億劫になり、その集まりの誘いも何年か断られていたそうです。ある縁で当整体院にケアに来られるようになって順調に体が快方に向かい、以前なら考えられなかったプールでの歩行運動も始められました。ある時またその4人のメンバーの集まりの誘いがあり、体調も良くなった事で久しぶりに先日参加されています。メンバーの方達も久しぶりに会えて喜ばれたそうですが、さらにとても元気になられたKさんを見てとても喜んでくれたそうです。股関節などに不調があることもメンバーの方達は知っていますし、肝臓の治療で最後まで治癒するのが遅かったのもKさんであったためにみんなから心配されていたそうです。さらに集まりにも参加できないほど不調なのかといつも話題になっていたと言われたそうです。それが一番顔色も良く元気になっていたのでみんなびっくりして「なぜなの?」「何をしてるの?」としつこく聞かれたようです。「整体」と答えるとバキバキされる整体のイメージを持たれていたみなさんは全員「そんなの受けて大丈夫なの?」と驚かれていたそうです。しかしとてもソフトな整体で痛みのない姿勢で施術をしていることなど話され安心されたそうです。「今はあなたが一番元気ね」と言われたと嬉しそうに報告くださいました。もっともっと良くなります。次回会われる時にはもっと驚かせてやりましょうね。。。
からだ回復センター甘木
外科医に喜ばれたとご報告
大変な股関節の不調で両股関節あわせて5〜6回手術をされている方が通院されています。来院され始めたのは今年の3月で4ヶ月ほどになります。初めはご自分の体の状態から整体を受けられるかという状況から始まりました。それほど状態はよくないとご自分で判断されていたと思います。それとあわせて幼い頃からの不調で、当時のゴリゴリされるマッサージに恐怖心が植え付けられていました。一度ゆっくり話を聞いたあと、どのような施術か体験してもらい大丈夫というのを体感していただきました。それからしっかり定期的に通われ、以前から思ってあったプールでの水中歩行も途中から行けるようになられました。通常の股関節脱臼ではなく股関節を受け止める骨盤の受け皿の部分が貫通してしまうようなとても大変な状況であったそうです。手術をしても悪ければ車イスか寝たきりと手術前に説明を受けられています。手術は無事に成功し、この方の現在があるわけですが度重なる手術によって歩行姿勢や動作が左右にぶれるようになっています。それを改善したいと当整体院に相談されたのでした。整体、自宅での歩行訓練、体を動かす時の意識などを日々取り組んでこられました。先日19日が半年に一度の定期健診で福岡市内まで行かれています。担当の先生から歩き方、姿勢がこの半年でとても良くなった事を驚かれ一緒になって喜んでくれたと翌日に電話まで頂きました。今日来院され、その時の話をもっと詳しくお話しくださいました。この方の後にもたくさんの患者さんが待たれているにも関わらず何度も「歩いてみせて」と良くなった歩き姿勢を確認されたそうです。そして整体を受けている事を話すと「良い所に通ってるね」と言われたそうです。先生に褒められ喜んでもらえた事がこの方のモチベーションにもつながっています。「先生これからもずっとお願いします」と言われました。もっともっと良くなって半年後には担当の先生をもっと驚かせ喜んでいただきましょうね。。。
からだ回復センター甘木
長年の習慣
60代の女性が首や肩のコリ、左腕のシビレ、左脚の坐骨神経痛などで来院されました。結婚されてからずっと農業をされていて野菜を作ってあります。仕事は天候に左右され、季節によっても忙しい時期とゆっくりの時期があります。忙しくなると何日も休まず働きづめです。全ての症状が左半身に集中しており、長年の体の使い方や姿勢に問題があると推測されます。体の歪みも大きく、筋緊張もとても強くあります。最近は痛みとシビレなどでしっかり睡眠もとれなくなっているようです。ここまで状態が落ちてしまうと元のように元気で仕事ができるまでにはかなり頑張ってケアをしないといけません。毎日が楽しくなく憂鬱だとも仰り、精神的にも影響が出始めています。リラックスしてベッドに横になってもらって体の状態をチェックしているととても気になるところがありました。両手の指がずっと休みなく動いているのです。それは初めから動いていましたが軽く眠りにつかれても動いていました。その動きから野菜を収穫する時のハサミと野菜を持つ手の形にみえました。施術後とてもリラックスできてとても楽になれたと喜んでおられましたが、その手の動きをお話しするとご本人には全く意識がありません。本当なのかと質問されたくらいです。ずっと指が動くという事は、ずっと筋肉は動かされ酷使されているという事。疲れも取れにくく自律神経の副交感神経がしっかり働いていない可能性もあります。しばらく通われるので経過をみながら体と自律神経のケアで悪化を防ぎ、しっかり快方へ導きたいと考えます。あなたのコリや痛みも知らない間の姿勢や体の動かし方による習慣が原因かもしれませんよ。。。
からだ回復センター甘木