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福岡県

手に力が入る(関節リウマチ)

あなたは、ドアノブを回す、ペットボトルのふたを開ける、雑巾を絞るなどの動作を何の問題もなくやっていると思います。しかし関節リウマチが進行してしまうと、このような動作すら困難になってきます。今通院されている50代の女性もこれらの動作が苦になっていました。握力がない…というか力の入れ具合を忘れてしまっているといった方がよいかもしれません。お仕事をされていますが、できない事も多く、また周りの方達も理解していただいているそうなので、私たちからすると軽い物を運んだり簡単な動作の作業でも初めから頭数に入っておらず心苦しい時がよくあるようです。(職場の方々は協力的で良い方ばかりです)しかし、施術での手指や手首、前腕などのケアを繰り返し、自宅ではやわやわボールを使った簡単なトレーニングによって、少しずつ力が入るようになってきました。力の入れ具合を思い出してきたのですね。そうすると職場で敬遠していた作業もやってみたらできた〜という事が増えてきて、いらないストレスも減ってきたようです。痛みをかばうあまり、自然な動きができなくなり、動かし方を忘れて力が出せなくなる…辛いですね。でももう大丈夫!どんどん力が復活しています。。。

からだ回復センター甘木

依存している(慢性疲労)

60代の女性が週に一度来院されています。色んな不調がありますが、慢性的な疲労が主訴です。外出するのも億劫なほど体が重く、このまま悪くなっていけば自分はどうなってしまうのかと将来を不安に思ってありました。内臓には異常が全くなく、様々な科を受診されていますが原因は分かっていません。女性なので更年期障害と言われる事が多かったようですが、薬を処方されても効果を感じられず自己判断で今は飲んでおられません。お話を詳しくお聞きする中で自律神経も乱れている感じがしましたが、睡眠はしっかりとれている事は救いでした。ただ明らかに自律神経失調を感じたので、施術前の説明をしっかり行い、好転反応の話や回復までに時間がかかる事などお話して納得された上で通って頂く事にしました。予想通り初めの半月くらいは、ダルさや常に眠たいといった反応があり辛い時期があったのですが、徐々に体の状態も移行し始め好転していきました。表情も明るく外出する機会も増えてきました。体調や天気などに影響される事もありますが、好不調の波は少しずつ小さな波へと変わっています。「毎週ここに来るのが楽しみで、依存していますね」と苦笑いされていましたが、しっかり体調が良くなるまではいくらでも依存してくださいねと返事しました。本当に辛い状態から笑顔が増えているこの方を見ていると本当に嬉しくなります。季節の変わり目で、低気圧、多湿など今から体に影響する時期でもありますが、それにも負けない体へと確実に変えていきましょう!!

からだ回復センター甘木

日田まで大丈夫だった(左腕のシビレ)

昨日のこの辺りの雷雨は凄かったですね。今日も時々光っています。60代の女性が左肘から手首までのシビレ改善のため来院されました。普段はシビレはありませんが、車の運転を30分以上するとシビレてきます。状態が悪い時には20分でもしびれるそうです。首に痛みや違和感がないかお聞きしましたが、全くないとの事でした。鎖骨から肩関節にかけてのコリが強かったため、その部分にある神経の束や大きな血管が運転時の姿勢や筋肉の具合で圧迫を受けている可能性があると推測しました。2回の施術を終えた後に大分県の日田まで車での移動があったそうですが、その時にはいつものようなしびれは出なかったと話されていました。とても体を大切に思われている方で、普段の姿勢にも十分に注意され、お教えした自己ストレッチもしっかり毎日取り組まれているのが早期改善につながったと思います。まだ一度の遠出でしっかり完治したか分かりませんが、一安心です。このまま安定してくれると良いですね。シビレはとても不快なものですから良かった良かった。。。

からだ回復センター甘木

人生がまた楽しくなる

両股関節の手術など波乱万丈の人生を送られている女性が来院されています。股関節も受け皿である骨盤側が体重を支えきれず砕ける可能性があり、度重なる手術をされています。歩行も随分困難な状態で、外出する機会も減り将来を不安に思いながら過ごしてありました。かなりの勇気を出して当院に電話で相談されたのが通院されるきっかけでした。私も少しでもお役に立ちたいという想いで迎えたいと思っていましたが、電話でお話しを伺うかぎり当整体院のやさしい整体でも受けていただけるかというくらいの体の状態と見受けられました。一度整体を受けていただいてご本人に判断してもらおうと来院いただきました。案の定、できない姿勢や動かし過ぎてはいけない部分があり、慎重に施術を進めていきました。長くベッドに寝ていると調子が悪くなるため、椅子に座ってヒザから下は施したりしました。「これなら続けて通えそうです」という事で、まだしっかりした目標を定めきれないまま見切り発車状態でしたが、徐々に動きやすさが出てくると目標もしっかりしてきました。ちょっと遠くまで買い物、博多の駅ビルで友人と食事、プールでの歩行運動などかなり活発に活動されるように。それと同時に、ご近所さんや病院で知り合ったお友達、以前住んでいた東京の仕事の同僚などから次々と女子会のお誘いが。。。ということで10月はとても忙しくも充実した月になりそうなお話しぶりでした。初来院された時とは、表情もそして自分の体への自信も別人のようです。この方を見ていると人生が再び楽しめているかのようです。うれしいですね。。。

からだ回復センター甘木

腫れが減り動きやすくなる(右足首)

右足首が腫れて、階段の下り時に痛みが出るという女性が来院されています。一時期は手首や肘にも痛みが広がり、指にも腫れが出た関節があったりして関節リウマチではないかと病院で検査もされています。しかし血液検査ではリウマチ因子もCCP抗体も陰性で、炎症を表すCRP値も標準内だったため「関節リウマチではないようです」と診断されています。それでもひかない腫れと痛みが不安で別の大きな病院でリウマチ科を受診されています。そこでも検査の結果は異常ナシ。原因がはっきり分からぬまま不安いっぱいで約1年過ごされています。毎日が不安になり自律神経の乱れが出始め、そのためのお薬も処方されています。もちろん関節リウマチと診断されればそれはそれでショックですが、原因がはっきりしない不調もかなりのストレスがかかりますね。実際に腫れて痛いのですから…。そんな症状で良いかの半信半疑で当整体院に来院されたのでした。不安いっぱいの様子が表情やしぐさから見てとれます。関節リウマチのような自己免疫疾患でないとすれば、腫れそして痛みの原因はバランスが片寄った側にかかり続けている事や、関節のズレ、うまく動いていないなどだと推測します。そういった方向性でケアしていきましょうと提案。3回目来院くらいから足首の腫れに変化が出てきました。腫れがひいてくれば動きやすくなり階段もスムーズに下りれるようになってきました。体が快方に向かえば心も軽くなりますね。少しずつ良い歯車が動き出したようです。体も心ももっともっと軽くなる事でしょう。。。

からだ回復センター甘木

薬が1錠減りました(関節リウマチ)

関節リウマチの治療といえば薬によって炎症を抑えたり、免疫そのものを調整したり抑制したりして痛みや腫れ、骨の変形や関節破壊を防止するのが主流です。その中でも第一選択薬として約8割の方が処方されるのが抗リウマチ薬のメトトレキサート(リウマトレックス・メトレートなど)です。関節リウマチケアで当整体院に来られている方もほとんどがこの薬を飲んでおられます。症状の強弱により量は異なりますが、関節破壊や変形を阻止する一方で、免疫機能低下による感染症や薬剤性の肺炎、腎や肝機能異常などの副作用にも神経を使わなければなりません。当整体院のケアで痛みや腫れの緩和、関節の可動域改善などが第一目標ですが、最終目標に『できる限り少ない薬で寛解を目指す』事があります。もちろん薬ゼロで寛解の状態になれば最高です。ただし薬は勝手に減らしたり、飲まなくなったりすると様々な弊害が起こる可能性がありますから、医者の指示通り飲まなくてはいけません。それでいて医者から「薬を減らしてみましょう」と言われるのがベストです。薬を減らせる目安は半年から1年検査数値も安定していて、痛みや腫れもなく寛解の状態である事が条件です。ゼロになるまでにはかなりの時間がかかりますが、それでも副作用のリスクを考えればやらなければならない事ですね。先日、病院に行った帰りに連絡をくれた方がおられました。「薬を1錠減らせました」と。嬉しいですね。もっともっと減らしても大丈夫になりましょう。良かったぁ。。。

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椅子からの立ち上がりが全然違う(左太もも痛)

腰、股関節、ヒザ、手の小指以外の四指シビレなどの改善目的で60代の女性が初来院されました。それらの症状は全て左半身に集中しています。左の腰から太ももにかけての痛みが8月にはピークになり、今までやっていた作業ができなくなったため仕事を辞められています。それほど辛かったという事ですね。また「このまま仕事を続けたら体が壊れてしまうと思った」とも言われていました。生きていくためには仕事は必須ですが、体あっての仕事だし体が壊れてしまっては日常生活にも支障が出ますから、私もこの方の考えに賛成します。頑張り過ぎた結果、仕事も日常生活もままならなくなった方をたくさん見てきました。体以上に大切のものなどありません。この方の不調も長年のものですが、病院で注射を打ったり、マッサージに出かけたりと放置していたわけではありません。しかし、仕事での体の負担、精神的ストレスの量などから体が悪くなるスピードが自然治癒力を上回っていたという事ですね。それが限界を超え、仕事まで辞めなければならない状態にまで落ちてしまったのです。病院では痛みの出ている部位だけ検査や治療を施します。この方は、腰に注射を打ってもらっていましたが、効果をあまり感じなかったと仰っていました。私が行う検査では、明らかに左の股関節が後方に転移し、股関節の骨頭が外側へ引っ張られているのが原因と推測しました。股関節は腰にもヒザにも影響します。股関節中心の施術を行い、次回予約の1週間後まで様子をみて頂く事に。「随分良かったです。食事の時椅子から立ち上がるだけで腰に手がいくほど悪かったのが全然違いました」と1週間後の今日来院され言われていました。痛みの原因と整体師の見たてがピタリと合えばもう大丈夫。原因がはっきりすれば、そこのクセや筋疲労をとり、股関節を正常の位置に戻していけば不調は無くなります。全身をみること。原因は別の部位にあることが多いということを頭に入れる事が大切ですね。

からだ回復センター甘木

裸足で過ごせる(関節リウマチ)

当整体院に通われている関節リウマチの方の中のひとりの話です。両足の親指が主訴です。通常なら外反母趾になって痛みを感じるのですが、見た目には変形はありません。逆に痛みが今は全くない足の小指は「レントゲン画像では年々小指が短くなっている」と言われているそうです。発症当初から骨びらんがあり、抗リウマチ薬のリウマトレックスを処方されています。炎症が強くなったり治まったりで徐々に薬の量も増え、5錠(10mg)飲んであります。それでも検査の数値や痛み、腫れの勢いは止められていなかった状態の時に初来院されたのでした。今は検査数値も体の状態もすこぶる快調です。ご本人も「あの時の痛みはなんだったんだろうと思います」と余裕さえ伺えます。最近では絶対できなかった?家の中を裸足で生活する?ことを克服され、徐々にですが、いろんな事ができるようになって以前の生活を取り戻しつつあります。今の季節は台風も多く低気圧の日が多いですが、その影響も少しある程度であまり気にならないと仰っていました。本当に嬉しいですね。地獄のような苦しみを味わった方だからこそ、普通に生活できる喜びは人一倍ですね。。。

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牛乳が飲めるようになった(胃腸障害)

ある事がきっかけで、食べ過ぎたり特定の物を飲んだり食べたりすると、一週間から10日ほど胃もたするなど体調が凄く悪くなるといった症状改善のために通院されている60代男性がおられます。下痢や便秘などもあり、胃腸の調子が悪いために病院であらゆる検査をされたもののどこにも異常がないと診断されました。またご自分で自分の症状と照らし合わせて胆汁の出が悪いのではないかと再び検査を受けられましたが、そこにも異常はありませんでした。牛乳やチーズなどの乳製品、牛肉、コーヒー、酒類などを摂ると必ず胃の調子が悪くなる状態です。そのような状態になったのが、ある強いストレスがかかってからだという事で自律神経が問題なのではないかと当整体院に相談されたのでした。はっきりそうであると言えないまでも発症時期と強いストレスがかかった出来事が同時期であった事や、その時には人と会いたくない、外出したくないなどの多少のうつ状態があったこともあるとの事で、整体を受けてみようとなったのでした。左の肩周辺の異常な緊張で左肩は右肩より5?ほど上がってしまっていました。心臓や胃と左肩は深く関係しているので、かなり強いストレスがかかった事が伺えます。しかもそのストレスは解決したわけではなく、多少弱まっているものの継続中との事。益々悪くなる要因です。来院回数も12回になりましたが、辛抱強く通われました。睡眠もよくないと仰っていましたが、施術中も寝息を立てて寝られるほどリラックスできるようになりました。今日は「牛乳を飲めるようになりました。しかも少量でなくてかなりの量を飲んでも大丈夫でした。良くなってきているんでしょうか」とお話しになりました。自律神経系の不調は改善に時間がかかります。それでもどうにかして治りたいとご本人が諦めなければ変わります。食べ過ぎはよくありませんが、何でも食べれる元の体には戻って欲しいですね。もうヒトイキ!!

からだ回復センター甘木

隙間が見える(足趾)

体の様々な不調でずっと来院されている女性がおられます。股関節も人工の関節で、両股関節を併せると5〜6回手術をされている重症者です。いろんな部位がいろんな所に負担をかけています。股関節が悪いのが影響して趾(足の指)が使えていないのが原因で酷い外反母趾になっています。痛みを避けようと体重の掛け方が不自然になり、趾の付け根に大きなタコができてしまっています。それを避けようと歩き方もとてもぎこちない。股関節は90度以上屈曲してはいけないと医者に言われているために靴下を履いたり、趾の爪を切ったりする事ができません。靴下は器具を、爪切りは近くに住む娘さんに切ってもらっています。そんなある日、いつものように娘さんに爪を切ってもらっていると「指の間隔が広がっているよ。隙間があいてる」ととても驚かれたようです。娘さんには整体院に通っている事はまだ話されていなかったそうで、いつもぎゅうぎゅうにひっついている指が少し開いて隙間がある事に驚かれていたのです。整体に通っていると話すと「もうお母さんの足は広がる事はないと思っていた」と話されたそうです。「実は私も」と返したと仰られていました。でもいろんな部位が変わったり、動きやすさや姿勢も少しずつですが変わってきています。ご本人もご主人さんも手応えを感じておられます。先日「いろんな事にまたチャレンジしたくなってきました。そういう気持ちになるなんて思ってもみなかった」と話していただきました。できることをひとつひとつ増やしていきましょう。。。

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