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７０歳の女性が肩や腰の疼き、坐骨神経痛、ヒザの痛みなどで来院されています。痛くない所を聞いた方が早いほど満身創痍な状態です。お若い時から主に農業、季節によって建設業と身体を酷使して仕事をされてきています。「男の人と変わらぬ仕事をしてきました」と言われる通り体じゅうに痛みがあります。もう１０年程前から様々な部位に症状が出だし、整形外科に２年以上整骨院に３年以上と良いと聞いた医療機関には全てと言っていいほど１年以上通って何とか身体を良くしようとされています。友人から当院の事を聞き早速来院されたそうです。最近特に気になっているのが寝る時に感じる肩や腰の疼き。寝るのもままならず大変辛い思いをされています。日中は家事などで身体を動かしているせいかあるかもしれないが疼きは気にならないそうですが、ホッと一息ついた時や寝ようと横になると不快な疼きを酷く感じます。本当に辛いですね。「ずっと前からだし若い時に相当無理をしてきましたからゆっくりでも治してください」ととても気持ちも優しい方です。身体の歪みや捻じれも大きく、首から背中、腰、お尻、太ももやふくらはぎまで筋肉が硬くなり、相当頑張って働かれてきたことが身体からもうかがえます。疲労素が相当蓄積されていると判断したので初回の施術は短時間で負担を少ないかたちで終了しました。ご本人から「明日も来ていいですか？」との申し出がありましたし、私もそのように提案しようと思っていたので注意事項やお約束をお話し終了しました。特に施術前の話で「疼くからコリをほぐそうとお風呂でグイグイ首や肩を強く揉んでます。もう何年もです」と仰っていたので一番守って頂きたい注意事項として?お風呂やそれ以外でも自分で身体を押さない揉まない叩かない?ということを守って頂きました。何故かという説明に目が点になっておられましたが納得されやらないと約束されました。昨日２回目の来院時に「昨日は疼きを全く感じずにぐっすり眠れました。いつもは何回も夜中に目が覚めるのに２回ほど起きただけでぐっすりでした。本当に」と大変嬉しそうでした。まだ安定できるか見定めの状態ですが、１度の施術で効果がしっかり出た事をお互いに喜びあいました。家の都合で３回目は来週の月曜日ですが、安定できているか楽しみです。『大切な一つの身体。大切にすれば身体もちゃんと応えてくれます』

６０代の女性がヒザ裏の痛みで来院されました。６年ほど前から両ヒザを痛めてありますが、良かったり悪かったりを繰り返しながら今までこられています。来院された当日の朝にイスに座っていても痛い、立ちあがる事もできないほどのヒザ裏の痛みに襲われ来院される事となりました。今までヒザの痛みはあったものの裏側が痛くなる事はなかったそうで、しかも強い痛みだったようです。痛みはヒザ裏の外側腓骨頭付近にあります。足を引きずりながらでないと歩けません。身体の歪みを整えて下肢中心に施術を施しました。施術後に立って歩いてもらうとまだ痛みが残っていたのでヒザ下の二つの骨、二骨間を調整すると痛みがほぼ無くなりました。「これだと痛くないです！」と嬉しそうに仰います。１日空けて２日後に２度目の来院でしたが、施術後の夕方から翌日の朝まで痛みが出ていたそうですが、その後痛みが消失し来院時には正常な歩き方で入って来られました。根本的には両ヒザの不調を改善しなければ別の部位に負担がかかり、痛みを作ってしまうので今からはヒザ関節の改善に取り組んでいます。分からない事、疑問に思う事をしっかり質問され身体を改善しよう！としてあるのが強く感じられるので私もやりがいがあります。『当院と二人三脚で身体を大切にしていきましょう』

７０代の女性が両ヒザの不調で来院されました。特に左ヒザが悪く病院で?重症??とても悪い??手術も考えなければ?と言われているそうです。良い時期もあったそうですが１０年以上前からの不調です。最近になってすごく悪くなり、自分では意識が無くても友人から「びっこひいてるけど大丈夫？」とよく言われるようになったそうです。軟骨もほとんどない状態だそうですが、自分の身のまわりの事はいつまでも自分でやりたいと当院へ来院される決意をされました。院内に入って来られた様子でびっこを引いていることは一目瞭然でした。軟骨を再生することはできませんが、筋肉や関節の捻じれやズレを修正しバランスを整えてできるだけ負担を少なくして軟骨を減らさない、そして少しでも楽に歩けるようにとお話してから施術に入りました。歩き方が自然でないため、様々な歪みがみられましたが、特にふくらはぎの筋肉がガチガチになっているのが気になりました。その部分を丁寧に緩めて、下半身に時間をかけて施術終了。ベットから下りて歩いてもらうとヒザを曲げても痛くない様子。「いつもは痛いんです」と言われたので「今はどうですか？」と聞くと首をかしげながら「痛くないです…」病院から?重症??手術?など言われたために自分のヒザは良くならないとイメージしてしまっていたようです。確かに軟骨が少ないのは事実であるので、どこまで回復するか分かりませんが一回の施術で劇的に変化したので期待できると思います。『重症でも高齢でもやってみなければ分からない』

６０代の女性が病院で?変形性膝関節症?と診断され当院へ来院されています。大好きなウォーキングも痛みで止めておられましたが今は元気に再開されています。維持予防のために月に２回来院され施術を受けられているので、時々痛みが出る程度で痛みが出てもすぐに消失しています。減ってしまった軟骨は取り戻すことはできませんが、今ある軟骨をできるだけ減らさないようにすることはできます。それが大事だとこの方はしっかり理解されています。悪い生活習慣や姿勢もしっかり見直されたのでみるみる改善されました。本人もやればちゃんと結果が出るということにとても嬉しさを感じておられました。最近ではお教えした下肢のストレッチをしっかり実践され、今日来院された際に「最近、ヒザとヒザとの間隔が狭くなっている気がします。Ｏ脚が治ってきているんです」と嬉しそうに仰いました。ご主人からもＯ脚の変化を話され嬉しかったご様子。これでますますヤル気になられたようです。何か目標ができ、それに向かって行動し、結果が少しずつでも出るとまたヤル気になって頑張る…この繰り返しでどんどん快方に向かわれています。気持ちってやはり大事ですね。もっともっと良くなりますよ！『継続は力なり』

６０代の女性が首の不調で来院されています。首を前に倒したり、左へ傾けたり向いたりすると左の首筋にビリッとした強い痛みが走ります。病院での検査では首の椎間板の５番と６番の間が狭いからでしょうと言われたそうです。しばらく病院で治療を受けられていたそうですが、他に良い治療がないかと当院へ来られました。首がどれくらい動かせるかゆっくり動かしてもらうと右と後ろには多少動かせるものの左と前には痛みが出る＋痛みが怖いということもありほとんど動かせない状態でした。また、左を下にして寝ると痛みが出る事が多いということでした。寝ている時にビリッと強い痛み…とても辛いですね。日中は一番首を前に倒す事が悪いということで、その動きに対する手法を念入りにかけていきました。初回の施術後は首を自然に前に倒したら違和感が少し残っているくらいに改善できました。「おー、あごが引けます」と久しぶりの感覚に驚かれ、とても喜ばれました。「普通に動かせるのがこんなに幸せだなんて健康な時は思いもしなかった」と仰られる通り、痛みなく普通に生活できる事はとてもありがたく幸せな事なのです。身体回復のお手伝いをしているとそれをとても痛感します。自分の身体も大事にしないとといつも思います。３回終了後には温泉旅行にも行かれ、楽しまれたようで良かったです。今後はそれを維持する事が大切ですね。後戻りは絶対避けたいですね。『痛みなく生活できる事は最高の幸せ』

５０代の女性が股関節から太もも裏の不調で来院されました。仕事中は何も不具合はないが、仕事を終え家でホッとしていると左足のつけ根から太ももの裏まで鈍い痛みが出ます。１ヶ月ほど前からでそれ以前にはその部位に痛みは全く感じた事がないようです。原因が何なのかをつかむ為に話を詳しく聞いてみると痛みが出だした１ヶ月ほど前にテレビや雑誌で宣伝されているあるダイエット運動器具を買って毎日頑張られていたそうです。そんな話をしていると｢そういえば家で痛みが出る時はこの器具で運動した後に休んでいる時に出ているような…｣と振り返って思い出されました。こういった器具での運動などがオーバーワークとなり痛める事が結構あります。しばらくその器具での運動を中止してもらい、施術を受けてもらう事にして経過をみました。相当ハードにされていたらしく、ある一部の筋肉が痛み、初めのうちは痛みが出る事が多かったですが根気強く続けられ無事に痛みなく生活できるようになられました。女性は特に?ウエストが細くなる??体重がみるみる減る??たるんだ二の腕や太ももが引き締まる?というような宣伝文句に?やればやるほど効果がある?と思い込みやり過ぎる傾向があります。動かす速度、範囲、回数など良い加減をしないと身体を痛める原因になるのです。「もうあの器具でやるのが怖い。もう痛めたくないからしない」と仰っていましたが加減すれば運動は身体に良いからお勧めです。『運動は良い加減に。オーバーワークは逆効果』

４０代の女性が肩こりで来院されました。首にしこりような塊があるとご本人が仰います。足を組んだり、横座りのくせがあるためか骨盤や股関節、肩や肩甲骨の高さも左右差があります。そして首から肩にかけて物凄いコリ。わざと力を入れて硬くしているかのようにカチカチです。姿勢の他にも睡眠時間や運動の習慣がないなど生活習慣にも問題がありそうでした。特に女性は家事があり、自分の時間が少ないと思いますが、あまりの身体の状態にこのままの状態では今後が心配ですね。整体を受けるのも初めてでしたので、できるだけリラックスできるように配慮しながら施術を進めていきました。首から肩のみならず、鎖骨から胸にかけても張り感が強く、ゆらゆらゆらゆらと自然に動かしながら優しい適度な圧をかけて緩めていきました。右半身が終わると宙に浮いていた肩も床にベターッとつき、十分脱力したのが分かりましたので｢今どうですか？｣と聞くとフゥーッと深呼吸され｢とても気持ちが良く右側はスーッとしています｣とのこと。左半身の施術の途中では寝ておられました。しっかり施術が効いて副交感神経が優位に立ち、リラックスできています。首の施術も時間をかけて施し、随分硬かったものが柔らかくなりましたねなどと確認しながら施術を終了。自己ストレッチと生活習慣の注意事項をお話し終了となりました。悪い状態を溜めこまないことを願います。身体はひとつしかありません。お大事に。『疲れを溜めこまないことが病気や大きな痛みを防止する』

６０代で社交ダンスが趣味の女性が来院されています。ハイヒールを履いて激しいターンなどをするため、ヒザを痛められています。練習や大会に参加しながらのケアで時間がかかりましたが、ダンスをしても痛みが出ないところまで無事に回復されました。痛みを取りたい…でも練習も大会もしっかり出たいとの訴えでしたので、ヒールの高さを低くしたりして調整しながらケアを続けてきました。ダンスなど姿勢は抜群に良いですし、身体にも良い事ですから是非続けてもらいたく当院もしっかりサポートさせて頂きました。ダンスを続けながらの回復を途中で諦めかけたこともありましたが、二人三脚で?快適な身体?を取り戻されました。とても嬉しいです！改めて諦めなければ大丈夫！と再確認できました。Ｙさん、おめでとうございます！今後は維持のためのケアを続けていきましょう。『諦めない者だけが笑顔を取り戻す』

６０代の女性が首から肩にかけての激しいコリで時々来院されます。農業をされているので、鍬取りなどで身体に負担がかかるとコリが激しくなり、吐き気を伴う頭痛が出ます。初めの２回は症状が出てから我慢できずに来院されていましたが、症状が出ないようにケアするのが大切ですよというアドバイスを素直に聞き入れられました。なので３回目以降は自分で疲れや予兆を感じたら来院されるようになりました。そうすることで、このような不快な症状を発症することなく過ごせています。今日も｢昨日鍬取りを頑張り過ぎて、左肘がある角度で曲げ伸ばしすると痛みが出る｣と慢性になる前に来られました。首や肩もガチガチです。肘の痛みは脇の下や胸側の筋肉の突っ張り(緊張)からきていると判断しました。鍬取りなど同じ動作の繰り返しを長時間するとその動きに対する筋肉が疲労し、萎縮してしまいます。ゆっくり緩めて、筋肉を伸ばしていきました。肘の気になる動きもなくなり、安心された様子。「前回から不快な感じもなくて良かったのですが、昨日頑張り過ぎた」と反省されていました（笑）身体からのサインをしっかり受け止めましょう。『症状が出てからの対応より予防が大切』

８０代の女性が１年前から来院されています。１年前の今頃杖をついて初来院されたことを思い出します。家の中でも杖をつかないと歩けない、杖をついても痛いけど杖があれば何とか歩けると来院されたのでした。その時に｢○○さんの目標は何ですか？身体がどんな風になりたいですか？｣と質問したところ、｢もう歳ですから杖は使ってもいいので痛みなく歩きたい。そしてまだまだ桜や梅、菖蒲とか藤を見に行きたいです｣とはっきり目標を持っておられました。ちょうど１年前に梅を見に行ったのにヒザが痛くて途中で帰ってきたという話をされていました。それから１年です。１ヶ月ほどで杖なしで外出できるようになられて、桜、菖蒲、藤、ツツジと大好きな植物を心おきなく見に行かれています。今は、その状態を維持する目的で定期的に施術を受けに来られています。今日の施術中に｢先生にお世話になってちょうど１年経ちます。お陰さまでとても良くなりました｣という言葉を頂き、１年前の事に話が盛り上がりました。｢今年は気温が低いから梅がまだ咲いていないようです｣と春の訪れを心待ちにされています。早く暖かくなればいいですね。今年もたくさんの大好きな花を見に行ってくださいね。『あなたの目標を一緒に叶えます』