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４０代の女性が腰の不調で来院されました。時々痛かった腰が最近常時痛くなり、ここ数日は背筋を伸ばして良い姿勢にすることすらできない状態だということでした。骨盤の歪みも大きく、筋肉の過緊張や腰椎のＳ字カーブ生理湾曲がとても少ない状態です。生理湾曲が少ないので背骨を支えている筋肉や椎骨の間にあるクッションの役割の椎間板にも常に大きな負荷がかかっていると思われます。猫背であることも自覚されていて、そのあたりが根本的に改善するポイントのようです。とにかく今は耐えがたいくらいの痛みを和らげる事が先決でしたので、骨格上の問題をできるだけ解消し、緊張して硬くなっている首から腰、太ももにかけての筋肉を緩めることに時間をかけました。特に腰仙関節や仙腸関節周囲を丁寧に緩めていきました。施術開始時は仰向けに寝るのも苦痛の表情でしたが、終わる頃には表情も柔らかくなりました。更衣室でのお着替え後には｢着替えがとても楽にできました。腰を伸ばすのも大丈夫になってます｣と安心した表情でした。身体の歪みや生理的湾曲の状態から考えるともうしばらく続けて来院される事を提案しました。本人も根本から良くしたいという気持ちでしたのでしばらく来院されます。不安のない身体、将来を安心して迎えられる身体をしっかり取り戻して頂きます。『自分の身体は自分でしっかり管理しよう。後悔しない身体づくり』

左ヒザの不調で６０代の女性が来院されています。整形外科で?変形性膝関節症?と診断されています。痛みが出てからは大好きでずっと続けていたウォーキングも中断されています。当院に来院されるようになってからは、歩く時の痛みがなくなり、正座もできるようになり順調に回復されていました。よく電話で「ヒザを病院で変形していると言われましたが良くなりますか？」と問い合わせがありますが「変形しているものを元通りにするのは難しいですが、痛みを無くしていくことはできますよ」とお答えしています。実際、変形性膝関節症や軟骨が減っていると診断された方や医者から「あなたのヒザは手術しないと良くならない」と言われた方も良くなるケースがたくさんあります。この方もその中の１人です。回復も順調でしたが最近は「イスから立ち上がる時だけヒザの内側に痛みが出ます。寒いからでしょうね」と仰っていたので痛みの出る動作や姿勢、痛む箇所を確認して?あるストレッチ?を毎日して頂くようにしていました。２週間後の今日来院されましたが「あのストレッチのお陰でそれから痛みが出なくなりました」と嬉しそうに仰いました。筋肉の癖やそれに伴う関節のズレなどを無くし、正しい動きを身体に再学習することで痛みが出なくなったということですね。知らない間に痛みを生んでしまう身体の使い方をしているのですね。それにしてもまた笑顔を見れて良かったです。『痛みの原因はあなたが知らない間についた身体の使い方かもしれません』

８０代の女性が左ヒザの不調で来院されています。６０代以上の方の４人に１人がヒザに不調を抱えていると言われています。男女では女性の方が来院者も多く、統計でも出ています。筋力の強弱が関係していると思われます。この方もお嫁さんから｢全部身の周りの事は私がやりますよ｣と言われているそうですが、周りの友人や知り合いから何もしなくなるとボケると聞き、洗濯や自分の部屋の掃除などやれることは全て自分でやられていました。ところが左ヒザが悪くなり、身の周りのことができなくなり困って来院される事となったのです。「普通に動けることは幸せなこと」であるということを私と話をされるなかで何度も口にされていました。家の中でも杖が必要な状態まで悪かったですが、順調に回復され杖なしで痛みなく歩けるようになられています。まだ寒さが影響し、気温が低い日は朝一番の動き出しに多少違和感が出ますが、外出もどんどんされています。筋力もまた戻って自分の足で生涯歩けるよう来院を続けられています。それに私も応えるべく集中して施術を行っています。『生涯自分の足で歩きましょう』

４０代の男性が病院から四十肩と診断され来院されています。２０代の頃にスポーツで肩を痛めて以来、良かったり悪かったりを繰り返しながら４０代になられたようです。２０代の時に病院で?四十肩?と言われたと笑っておられました(笑)確かに２０代で四十肩はないですよね…。四十肩や五十肩は病名ではありません。４０歳頃から６０歳頃にかけて肩を痛める方が多いためにこのような症状名が一般的に広まったようです。したがって四十肩だからここが原因だと特定はされていないのが現状です。当院にも四十肩や五十肩と診断されて来院される方も肩の前部が痛い方や後ろ側が痛い方、筋肉の表面が痛い方、奥の方が痛い方など様々ですし、ジッとしてても痛む方や腕を挙げる時痛いなど痛みの出方も様々です。よって原因も十人十色です。仕事内容や今までの身体の使い方や骨格診断で判断していきます。肩や股関節は関節が丸い球関節でグルグル回る関節の為筋肉も複雑です。そのため、他の部位よりも回復までに時間がかかる傾向にあります。しかし、ケアを怠ると筋肉が委縮したままや不自然な関節の動きが記憶され、痛みは無くなったが動きがおかしい…となり不具合がでやすい身体になってしまうのでしっかりケアしましょう。この方も３回目までは夜中目が覚めると仰っていましたが４回、５回と回復傾向にあり、５回目の来院の次の日は腕が上まで上がったと喜んでおられました。諦めずに辛抱強く来院されているので身体も反応してくれています。『辛抱強く。痛みは身体からの?良くなりたい?のサインです』

高齢の男性が臀部の痛みで来院されています。普段は痛みなく過ごせていますが、畑仕事などを頑張り過ぎると夕方頃に痛くなるそうです。９０近いのに畑仕事をされていることが凄いですね。定期的に通われ始めてから｢お陰さまで最近は痛くなっても寝たら良くなるようになりました。歳をとっても身体は良くなるものだね｣と仰います。心臓が動き、血液が流れている限り歳をとっても身体は良くなろうとします。歳をとっているから仕方ないと諦めないで一生付き合っていく身体を大切にしていきましょう。『歳をとっても回復力はしっかり働いています』

６０代の女性が来院されました。院内に入って来られた時に元気が無く辛そうでしたので、お話を伺うと｢以前から肩がよく凝っていたのですがこんなに頭痛がするのは初めてです｣と辛そうです。一生懸命笑顔を作ろうとしている姿がとても痛々しかったです。首から肩にかけて触れてみると１枚の板のようになっていて筋肉がガチガチです。「これだけ凝っていたら頭痛も起きるかもしれませんね」とお話しながら施術をしていきました。大きくはないものの身体の歪みもあったので整え、特に上半身の施術に時間をかけました。緊張していた身体もリラックスでき始め、凝った筋肉も次第に緩くなっていきました。腰、背中から肩甲骨周辺まで施術が終わった頃に「頭痛は今どうですか？」と聞くと「随分良いです。もう少し感じるくらいです」と顔色も笑顔も戻ってきました。首の施術が終わる頃には静かに寝息を立てていらっしゃいました。最後に座位で猫背ぎみの身体を調整し、胸を広げる手技をかけると「とっても息が吸いやすいです」と。猫背は知らぬ間に肺を圧迫し、浅い呼吸になってしまいますね。最後にストレッチを指導し終了しました。「ふぅ〜」とすっきりしたお顔をされ笑顔がとても素敵でした。頭痛も解消され、良かったですね。『首や肩のコリが激しくなると頭痛を起こします』

６０代の女性が酷い肩コリや腰痛で来院されています。６０代ですが１０歳は若く見えます。好きなゴルフで身体を動かす習慣があるからでしょう。ゴルフの後や疲れがたまったなと感じる時など定期的に月に１〜２回来院されます。お仕事ではパソコン作業が大半を占めるため、仕事の後に強い肩コリを感じます。しかし、来院当初は四六時中気になっていた肩こりも今では長くパソコン作業をしなければ不快感は出なくなり、どうしてもパソコンの時間が長くなり肩コリを感じてもしっかり睡眠をとれば自分で回復する身体になられました。身体からすればパソコン作業はとても負担がかかりますが、お仕事ですから仕方がありません。しかし、負担がかからない姿勢を意識し実践したり、仕事の合間に肩甲骨を動かすようなストレッチをする事で強いコリの不快感や頭痛は避ける事ができます。そして何より睡眠で回復できる状態に身体が安定しているのが嬉しいですね。また、施術後には｢姿勢が良くなったのが自分で分かるし、目線が上がったような気がします｣と仰います。猫背が解消されれば、１〜２ｃｍほどは身長が伸びるものです。それをしっかり感じられるこの方は自分の身体にとても関心があり、大切に思われているなぁと思います。猫背は首コリ、肩コリ、頭痛や吐き気、睡眠や自律神経の乱れなどにも影響すると考えられます。また気持ちもマイナス思考になりがちです。あなたの姿勢は大丈夫ですか？『心と身体はひとつ。心が病むと身体も病む。身体が病むと心も病みます』

４０代の男性が右肩の痛みで来院されています。朝起きた時や就寝時に痛みが増し、特に就寝時は寝返りの度に目が覚めて睡眠もしっかりとれていない状態です。右腕は脱力状態から５ｃｍほどで痛みが走ります。かなり酷い状態で、細心の注意を払いながら施術を行っています。２回目の来院時には｢痛いのはまだとても痛いけど朝ごはんで前の物を箸でつかむのがとても楽だった｣と仰っていました。３回目の時は腕や肩を動かせる範囲がだいぶ広がってきたと仰られていました。少しずつですが、どん底の状態から状態が上がっています。仕事を休めないということもあるでしょうが、一進一退です。まずは就寝中に痛みが出なくなる事が大切ですね。外での仕事ですから肩や周辺の身体を冷やさないという意識も当然大切です。二人三脚でじっくり取り組んでいます。『慢性症状は身体を温める。冷やさない』

先日筑紫野市のイオンでの献血を紹介していましたが、私も予定通り行ってきました。私は２２日に行きましたが混雑が予想されたので１０時半開始に合わせて早めに家を出ました。会場に着くと数名の方がすでに受付を終わり、バスに乗り込んでおられました。問診票を書き、医者の診断や質問等を受けてまず少量の血液を取り検査します。「十分に採血できますので４００ｍｌお願いします」と言われました。娘が心配そうに見ていましたが、良い手本になれたと思います。献血が終わりしばらく施設内を買い物がてら見て回っていましたが献血の受付ゾーンにはずっと列が出来ていて大変嬉しく思いました。次の機会も協力しようと心に思ったのでした。私の次回献血可能な時期は４月です。『みなさんも献血にご協力くださいね』

土曜日に６０代の女性が来院されました。２年ほど前に別の不調で数回来院されています。今回は首から背中にかけての酷いコリと睡眠はとれるものの眠りが浅く目覚めが悪いという症状でした。首や肩のコリは以前からずっとあったそうですが、最近のコリの状態は今までとは比べ物にならないほど酷く?これは何とかしないと?と感じてあったようです。それに伴って快眠できなくなり、疲れがたまる一方だったようです。いつか良くなるだろうと思い我慢に我慢して悪くなり、不安になって来院されたそうです。首や肩周辺を触るとガチガチで凝り固まっている感じでした。おそらく血流も悪くなっていると思われます。骨盤の歪みもあり、身体の歪みを整えた状態で首、肩、背中から腰にかけて硬くなっている筋肉をゆっくり緩めていきました。当院の施術は基本的に身体を自然な範囲で揺らしながら硬くなっている筋肉に優しく触れ、緩めていきますが、この方は初めの方は自然な揺らしができませんでした。肩も腕も手首にも力が常に入っている状態で全く脱力ができていませんでした。筋肉を緩めることに時間をかけたので施術終了前には随分脱力出来ていました。今日２回目の来院でしたが、帰宅後からお休みの昨日は｢久しぶりに爽快でした。何だか身体が喜んでいるのが分かりました。本当に久しぶりです。こんなに違うなんて我慢せずにもっと早く来ておけば良かった｣と何度も仰っていました。数日間不調が続くようであれば、何らかのケアが必要ですね。悪い状態が当たり前になる前にケアするのが鉄則です。悪い状態が当たり前になってしまったら改善にも時間がかかります。「月に１度は来ますからお願いします」と身体を大切にされる気持ちを素直に仰られてとても嬉しかったです。しっかりサポートしますよ！『早め早めのケアが健康を保ちます』