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５０代の女性がヒザの不調で来院されています。１０年以上前からの不調です。ヒザまわりの筋肉も靭帯も相当硬くなっていて正座はもちろん、９０度以上曲がらないのでヒザをついて立ちあがる事ができません。Ｏ脚も進んでいて、仰向けに寝るとヒザ裏が浮き、ヒザ関節が外側に向きます。大好きだった趣味のテニスも随分やっていないと寂しそうに仰っていました。もうテニスは一生無理だと自分では思ってありました。症状が長期間に渡っているため、少ない回数の施術で劇的に変化することは難しかったですが、Ｏ脚がどんどん改善され、家族や近所の方に「何やってるの？随分変わったねぇ」と言われたのがとても嬉しかったと自分の身体の変化を楽しみにしてあります。Ｏ脚改善と共に徐々に歩行時の痛みも少なくなりウォーキングも開始され、筋力向上もされています。かなり時間がかかりましたが、「テニスをやってみようと最近思えるようになってきた」ととても前向きな言葉を頂き、それを全力で応援しようと心で誓ったのでした。生活から何かをマイナスされるのではなく、できることを増やすプラスな生活にできるようどんどんみなさんをサポートしていきます。『あなたのやりたいこと、夢は何ですか？』

急性の腰痛で男性が来院されていました。合計３回の来院で回復され、様子をみてもらっていました。ほぼ１ヶ月経った今日来院されました。仕事で物を抱えた時、以前のような強い痛みではないが右の腰に痛みを感じたそうです。「どのような持ち方をされましたか？」と聞くと「軽い物だったから腰を曲げて取りました」と仰いました。私は特に腰痛の方には床にある物の取り方を指導します。この方にも指導していましたが?軽い物?なら大丈夫と思い腰を曲げて持ち上げた時再び痛みを感じたそうです。再度、物の取り方はヒザを曲げて重心を低くしてから真上に抱えるよう指導しました。腰を曲げて物を取る動作はヒザを曲げて重心を低くして取る抱え方より背骨にかかる負担は５倍、その状態で重量物を抱えると１０倍以上の負担が背骨にかかります。それを繰り返すと当然背骨や椎間板には疲労が蓄積され不調が出てしまうのです。そのような普段からの身体の使い方、何気ない動作の繰り返しが痛みを作る原因になってきますので注意しましょう。『ちりも積もれば山となる。疲労も溜まれば痛みとなる』

５０代の女性がふくらはぎの強い突っ張り感や踵の痛みで本日２回目の来院でした。左足に不調が出ていて歩くのも少しぎこちない感じで院内へ入って来られました。１日じゅう立ちっぱなし走りっぱなしで相当ハードなお仕事をされています。１年くらい前から違和感を感じ始めましたがこれと言った良い治療には出会えなかったそうです。そのうち症状がどんどん悪化している感じがして不安になり、当院の事を調べて予約を入れられました。話を詳しく聞いた後に骨格の検査や関節の動きなどを検査すると明らかに不具合が出ている左足首の可動が制限されています。ふくらはぎの筋肉の委縮、強い緊張がみてとれました。歩き方が不自然だからなのか骨盤の歪みが大きく、初回は骨格の調整と下肢の筋肉へのアプローチに重点を置きました。慢性的な症状でしたので合わせて自己ストレッチを念入りに指導し終了しました。施術後はあまり身体の変化は感じられない…と仰っていましたが２回目の今日、施術後の２日目、３日目と身体の変化があり歩き方や身体の使い方が良くなった、冷え症ですが代謝が良くなったようでとても身体がポカポカしているなど他にもたくさんの変化を細かく教えて頂きました。それだけ自分の身体に関心を持ち、大切にされている証拠ですね。１年以上前からの症状が初回の施術から変化を感じられた事が回復への希望となっています。もっともっと本来のＫさんの身体に近づくよう二人三脚でやっていきます。『施術を受けていくと体温が上がる方が多いです』

５０代の女性がヒザが痛いと来院されました。話をよく聞いてみると歩く時頻繁に左のヒザ裏にピリッとした痛みが走るようです。最近特に変わった事や身体に負担がかかることはしていないとのことでした。骨格の検査では股関節に大きな左右のバランスの違いがみられます。あとはＯ脚が進んでいる状態です。立位でもヒザが少し曲がり、仰向けでは両ヒザが大きく外側を向いています。色々話を聞きながら施術をすすめていくと最近までは座って食事をしていたのを低めのイスで食事をするようになったという話が出てきました。これは些細なことですが身体にとってはとても大きな変化です。痛みや不調には必ずそれを引き起こす原因があるものです。正座など深く曲げていた生活習慣から深く曲げる事が少ないイスへの生活環境の変化です。正座は骨盤や背骨の状態や背骨を支えている腰背部の筋肉のバランスを良くしてくれるとても良い座り方です。また深く足を曲げることでふくらはぎや太ももの筋肉のストレッチにもなります。もちろんヒザを痛めて正座すると痛みがある方にはお勧めしませんがそうでない健康な方は是非１日５分でもよいので正座をしましょう。この方はイスの生活から床に座っての食事に戻されたこともあり、２回の施術でヒザ裏の痛みは消失しました。?正座はヒザを悪くする?と思われている方がおられるようですが適度の時間であればとても身体のためには良いのです。私も毎日正座をしています。痛みや不調が出たら自分の生活の中での原因を探りましょう。『正座を１日５分間しよう』

５０代の女性が腰痛で来院されています。腰が元々悪く時々痛くなっていたそうですが、先々月にぎっくり腰のような急性の腰痛になりずっと悪い状態が続いていたようです。今までは保険適用の整形外科や整骨院で治療をされてきたようですが、以前から当院の事が気になっていたそうで思い切って来てみました…とのことでした。初来院当初は仕事もできない状態で休まれていましたが、順調に回復され現在ではしっかり仕事復帰され通常の生活を取り戻してあります。回復されてからも月に１〜２回維持予防のために施術を受けに来られていますが、先日来られた時に「今までは庭の草取りをした後はいつも腰が伸ばせない状態になっていましたが、最近はそれもなくなってとても嬉しいです。他人には分からないでしょうけど」と仰っていました。そういった身体の変化はやはり本人だけに分かる事ですね。そんな変化が今後長く続く人生にはとても大切なことです。定期的に身体をメンテナンスすることで快適な状態が長持ちします。無理は禁物ですね。若い時から身体を大切にしておけば良かった…あの時にちゃんと治していれば良かった…など取り返しがつかない状態になって後悔しないよう身体を大切にしましょう。もちろん私もそうしています。『小さな変化の積み重ねで快適な将来を勝ち取りましょう』

左の肩だけが異常にこり、睡眠にまで影響が出てきているという６０代の女性が来院されています。野菜作りを仕事とされていて手を肩の高さに上げて作業をする時間が多いようです。普通に考えても身体に負担がかかる姿勢ですね。しかも右の肩はさほどコリを感じないとのことでそれも心配されていました。全てとは言えませんが左の肩の強いコリや四十肩、五十肩の場合は胃や心臓に問題がある場合もあるようです。心筋梗塞などの心臓の疾患を引き起こす可能性があるようです。したがってこういったケースではそのようなお話をし定期健康診断を受けているかなども聞いていきます。この方は市の健康診断を受けてあるとのことでした。またこり過ぎて睡眠もしっかりとれない状態でしたがそれは２〜３回の施術でなくなりましたので大変喜ばれていました。睡眠がしっかりとれないなんて辛いですよね。命をつないでいくために一番大切な睡眠ですから早い段階でそれが解消されて良かったです。それからは薄皮が徐々に剥がれていくかのように本来の身体に戻られていきました。本日無事に完全回復され笑顔が戻りました。もう２度とあんな辛い思いはしたくないとのことで定期的に来院され施術を受けられることになりました。そうすれば不調を生む確率が下がりますね。自分の身体は自分で管理し守っていく…そのような意識が快適な今後を過ごすために必要ですね。『肩コリは重大な疾患が潜んでいる可能性があります』

最近、ＭＲＩ検査で腰椎の４番の椎間板ヘルニアと診断された７０代の女性が来院されています。痛みは腰ではなく右の股関節からヒザ裏にかけての痛みです。痛みは常時あるわけではなく時々出るとのことですが、その間隔がどんどん縮まっているのが不安だと来院されました。痛みが一旦出るとしゃがみ込んで休憩しないと足を踏み出す事ができません。しかしご自分で「椎間板のヘルニアが原因なら何故いつも痛くないのか疑問です」と仰っていました。確かに椎間板が突出している事実は検査で明らかにされていますが、それが痛みの直接の原因かは分かりませんね…とそんなお話をさせて頂きました。初回の施術後から２回目の来院まで痛みは出るもののしゃがみ込んで休憩しなければならない程の強い痛みは無かったと喜んでおられました。その後も順調に快方に向かっていますが、今日の午前中に来院され「一昨日まで調子良かったのですが昨日は痛みがありました」とのこと。お話を聞いても痛みが出た原因は思い当たらない、特別何もしていないとのことでした。しかし話を詳しく聞いていくと「あっ、もしかしたら先日洗濯機を買い替えるのに重い洗濯機を抱えて外まで出しました。もしかしたらそれかも…」と思いだされたようです。痛みやそれが悪化することには必ず原因があります。何もしないで痛んだり、悪化したりしません。そんな話に納得されていました。あなたの痛みや不調も必ず原因があります。自分の行動をゆっくり振り返り考えてみてください。必ず原因はありますよ。『自分の身体の痛みや不調の原因を考えよう』

４０代の女性が睡眠障害で来院されました。身体のどこにも痛みはありませんが睡眠がとれません。お話を伺うと生活の中でその原因となるものがいくつか考えられました。しかしそれは全てを取り除くことはできそうにありません。個人個人の悩みやストレスは消し去る事はできませんがストレスによって影響を受けている骨格上の問題や自律神経に働きかける事は十分可能です。骨格の歪みを調整し全身のこわばった筋肉を優しくゆっくりユラユラと緩めていきました。特に鎖骨周辺から首にかけての緊張が強く感じられました。その部分に時間をかけ優しく優しくアプローチ。終わった後に「首に手を当てられてるだけで心地よかった。とても気持ちがいいー！」と仰っておられました。首もほとんど緩まり可動域が増えました。今日からぐっすり眠れるといいですね。『睡眠障害にも効果的な施術を施します』

痛みや不調を抱えている方を施術しながら触れていくとほとんどの方に共通していることがあります。何だか分かりますか？どこかに力が入っているという点です。ベットに横になって寝ているだけの状態で身体の関節を揺らしたり、ゆっくり回したりしますがガチガチに力が入っている方がほとんどです。しかもそのことに自覚がありません。皆さん「え？力入ってますか？自分では力入れてるつもりはないのですが…」と同じことを仰います。ということは普段もリラックスして良い状態の時もどこかに緊張が入り休めていない状態なのですね。ストレスや肉体的疲労の蓄積でそうなってしまっているのか、痛みや不調が緊張を作り出しているのかは個人個人で違いがあると思いますが決して良い状態ではないですね。特にストレスは交感神経緊張が優位に立ち血管を収縮させますから自律神経のバランスを崩し、様々な不調を作り出してしまいます。心と身体は深く関係して繋がっていますからストレスは身体にとって良いものではありません。しかしある程度のストレスは身体には良いのです。激しいストレスや長期間のストレスは身体を蝕みます。また、ストレスは誰でも必ず受けているものです。ストレスを受けない人はいません。上手に発散できるか、溜めこまない習慣が必要ですね。身体のちょっとした不調や違和感、抜けない疲労感など身体からのサインはご本人にしか分かりません。身体の声をしっかり聴きましょう。『上手にストレス発散』

３０代の女性が急性の腰痛で来院されています。一般的にぎっくり腰と言われる症状です。入って来られる時は少しヘッピリ腰のように腰が引けていました。いきさつや状態を確認した後、できるだけ短時間で施術を行いました。次の日に予約を入れて帰られ、来院されると「それが…随分良いのです」と驚いたように仰います。まるで狐につままれたかのように。初回の施術があまりにも短時間だったのも不思議に思われたようでした。ぎっくり腰への対応は初回はどちらかというと、施術は短時間で家での注意事項やストレッチなどの指導に時間をかけます。施術時間がダラダラ長いと悪化させてしまう場合が多くあるのでとても大切な事です。今月はぎっくり腰のような急性の腰痛の方が多く来院されています。話を伺うと９割くらいの方がお風呂が湯船に浸からず、シャワーだけの生活です。シャワーだけでは清潔は保てても疲れまではとれません。その毎日の疲れの蓄積や胃腸などの内臓の疲れが重なって腰痛を起こすのです。お風呂や睡眠、姿勢、暴飲暴食をしないなど普段の生活習慣がとても身体には影響しますね。湯船に浸かるという日本人の素晴らしい習慣は身体の事をしっかり考えられているのです。みなさんも日々の身体のケアお風呂はぬるめの湯船にしっかり浸かりましょう。『お風呂は湯船にしっかり浸かろう』