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先日紹介させて頂いたぎっくり腰の男性、５日間空けても痛みが全く出なくなったので無事に終了しました。来院当初は仰向けになる時や体勢を変える時に眉間にしわを寄せるほどの状態でしたが３回の施術で回復されました。２回目の施術後に立位で前屈する動作での痛みのみ残っていたので、立位で骨盤調整をして終了していた後はずっと良かったと仰っていました。寝ている時、座っている時、立っている時などそれぞれの体勢で骨盤は変化します。立っている姿勢で痛ければ、立位で骨格の調整をするのが鉄則ですね。仰向けで寝ている時は痛みが無く、立っている時に痛みが出るのであれば寝ている状態では骨盤や体の歪みはなく、立って重力がかかった時に歪みが出ている可能性があるのです。もちろん、原因が骨格の歪みだけではなく椎間板の疲労や潰れが痛みの原因の時もありますが…。原因を正しくつかみ、それにアプローチすることが最も重要ですね。

病院で『変形性膝関節症』と診断され、当院に辛抱強く通われたことで通常の日常生活に支障がない程度回復されました。現在は予防のために２週間に１度施術を受けに来られる体を大切にされる方です。しばらく良い状態が続いていましたが、今日は右ヒザの不具合を訴えられました。歩く時に右ヒザを伸ばすとヒザ全体が痛い、仰向けやうつ伏せでも右足を伸ばしきると痛みが出るようです。私はその状態での足首の向きに注目しました。すねやふくらはぎの筋肉の張りが原因だと推測し、その部分を重点的に緩めていきました。身体全体を調整し、立って歩いて頂くと痛みは消失していました。?ヒザに痛みが出ている＝ヒザだけに原因があるわけではない?ということを改めて実感しました。この方はもう何回も施術を受けられていますが未だに不思議そうで『来た時と全然違う』と目をまん丸にして喜ばれていました。自分の身体を大切にし、痛みが無くなったことで喜ばれる方を見るとやっぱり嬉しいです。身体は大切にすれば必ず応えてくれますね。ご自分の身体に感謝し、大切にしていますか？

先々週にお孫さんを抱えられた時に違和感を覚え、先週に一旦良くなりかけたものの痛みがぶり返したため当院に来院されました。腰全体に痛みがあり、前かがみや立ち座り、寝ている時の寝返りや立ち上がる時に痛みが出ます。当院の施術はどのような症状でもできるだけ短時間に改善できるように心掛けていますが、特にぎっくり腰などの急性のものは特に初回の施術は短時間で終わらせるのが鉄則です。長時間かけるとかえって疲労感を与え、改善の妨げとなります。２回目来院された時に｢全体ではなく、左側に痛みを強く感じるようになった｣と仰いました。この場合は快方へ向かっています。ぎっくり腰など急性のものや長年の症状はどこか一部の筋肉が痛んでいても全体に痛みを感じてしまいます。この方の場合は左側の筋肉が根本的な原因でありそれが明確になったということです。こうなってくると、より的を絞り手法をかけていくことができます。したがって３回目の今日は「だいぶ良いです」と笑顔で入って来られました。当然安定するまでは無理や注意事項を守るということをして頂かなければ順調に回復していきません。少し調子が良くなると無理をしてぶり返す方が多いので『調子が良いですが、まだ痛いつもりで過ごしてください』とお話して今日は終了しました。何でもない事ですが、こういう一言が早期回復につながっていきますね。無理は禁物！

首や肩のコリ、そして最近になり頭の深部が痛む頭痛に悩まされている女性が来院されています。２週間で６度の施術を受けられました。一番気になっていた頭痛はなくなり、肩も軽くなり首のコリが残っています。娘さんも来院されていますが『母はどこにいっても治らなくて半分諦めていました。でも１回で頭痛が軽くなったと電話で言ってました』と教えて頂きました。それから良かったり悪かったりを繰り返し、１週間空けた７回目の昨日『お陰さまで奥の方の頭痛はなくなりました』といつもの笑顔で仰っていました。首の張りはすごく強く、１０年以上も前からの症状なのでもうしばらく回復までにはかかりそうですが、前向きな気持ちと明るい笑顔で完全回復して頂きます。本気で取り組めば道は開けますよ！

先日ご紹介した歩行困難で来院されている方のその後です。週に２回来院されています。４回目来院された時に嬉しそうにニコニコされていて顔色も良く話してくださいました。『先生、今日の午前中に庭に杖なしで行く事ができました。今までは玄関まで行くけど、無理だと分かり壁に手をついて何とか部屋まで帰っていました。今日は庭まで杖なしで行けたんです。嬉しい〜』と。私も嬉しくなって一緒になって喜んでしまいましたが、心の底から嬉しかったです。このような瞬間が施術家として一番嬉しい瞬間なのです。笑顔も増え、自分の身体にも少しずつ自信が出てきて、回復がより加速します。帰る時には『帰ったら葉大根の苗を植えます』と嬉しそうに仰っていました。まだまだ無理はいけませんから、そのようなお話をさせて頂いて昨日は終了しました。もっともっと本来の自分に近づけます。また報告しますね。。。

一昨日から腰の痛みで来院されている７０代の男性がおられます。時々痛かった腰も１０日ほど前から悪化し、歩行時や夜中のトイレの時に杖が必要なくらいの状態でした。初回の施術後に好転し、注意事項などお話し２回目の昨日となりました。来院され開口一番『冗談のごたる治療でこげん良うなるとは思わんやったばい』と仰いました。話を詳しくお聞きすると『前行きよった整体はこれでもかち言わんほど痛かったばってん、いっちょん治らんかった。痛くても良うなるなら我慢するばってん』『そしたら先生のとこは何しよるか分からん、身体ば揺らして触るだけ。揉みもせん。ベットの下に磁器か何か入れとるとね？』私とスタッフは思わず笑ってしまいました。こういう不思議だ！と言われる事は結構ありますが、こんなにはっきり?冗談のごたる?と言われたのは初めてです(笑)でも『昨日の晩は２回トイレに行ったばってん、杖はいらんかった』ときつい言葉の中にも嬉しさが感じられます。施術をしながら何故何をされているか分からない位の優しい刺激で痛みが大幅に和らぎ楽になったのか、脳の話をさせて頂きました。『なるほどな、そういうことな、ほう』と納得して頂きました。施術後の歩く動作もスムーズになってきました。今日も午後から来られるので、また色々な話をしながら完全回復へサポートします！

今年に入り『体を根本的に改善したい』という思いを持って来院される方が多いように感じます。不調に対し、薬で抑えたり、シップでその場しのぎの手当てでだましだまし生活されている方がたくさんおられると思います。痛みや違和感は身体からのサイン?警告?です。「これ以上無理をすると身体がおかしくなるよ」とサインを出しているのです。自分の身体としっかり向き合い、自分の身体の状態を知り、なぜ痛みや不調が出ているのか？考える事が必要だと思います。痛みや不調には必ず原因があり、その原因は本人の生活するなかに必ずあるはずです。簡単な腰痛であれば、お風呂の時湯船にゆっくり浸かるだけでも痛みが緩和します。首や肩がこる人はパソコンやテレビを見る姿勢に注意することや軽く運動することも良いでしょう。本来、人間の回復力は物凄いものがありますが、それを発揮できない状態を自分で作ってしまっているケースがほとんどです。薬やシップでごまかさず、根本的に改善し残りの人生を心から楽しめるよう取り組みましょう。当院が本気の方には全力でサポート致します。

先週から歩く事がままならず杖なしでは歩けない方が来院されています。長い間病院でリハビリを続けられていましたが改善が進まず思い切って当院へ来院されました。病院の診断では?すべり症??頚椎の４番辺りに異常がある?ということです。歩く時は首が前に倒れ前かがみの姿勢で歩幅が狭く、チョコチョコ歩きです。顔は真下を向いてしまっていて不自然ですがご本人は「この格好が一番歩きやすい」と仰います。「肩を誰かに支えてもらっていると歩きやすい」とも仰っていました。リハビリで足の力をつける運動とマッサージを中心に行い、家でも足に重りをつけておられたそうです。今日で３回目の施術でしたが、笑顔がたくさん出てきました。「お風呂に長く入れるようになった」「真っ直ぐの姿勢で歩ける距離が延びた」「頭が前に垂れている事が少なくなった」と良い点をいくつも話してくださいました。「まだ２回しか来ていないのに…」と仰います。大きく変化が出ているのに「まだここが痛い」と痛みだけ追ってしまう方とこの方のように「ここが良くなった」「これができるようになった」と良い変化に意識がいく方とでは回復速度がグーンと変わってきます。もちろん、後者の良くなった所に気付く、意識がいく方が断然早いです。初回の時も今日も「(当院に)思い切って来て良かった」と最高の笑顔で帰られました。もっともっと回復して頂きます。この方の目標は『杖なしで歩けるようになる』です。。。

ヒザの痛み、Ｏ脚で来院されている方と当院スタッフのやり取り。「〇〇さんはじっとしているのが嫌いな方ですか？」「常に動いています」そんな会話だったと思います。女性は特に仕事もあり、子供の世話あり、家事がある。。。だから来院されるのは圧倒的に女性の方が多いですね。(決して男性がさぼっているという意味ではないです)自分の事より、家族や家のことに身体を使います。施術をしながら?痛みがある人は頑張り屋さんばかりだなぁ?と会話をしていて思います。その方が最後に｢ここに来た時だけのんびりとさせてもらってる｣と仰っていました。そんな大切な時間を全力でサポートしようと改めて強く思うお言葉でした。

両下肢のだるさ、首の痛みで男性が来院されています。首の上下左右への可動範囲が狭く、常に首が張っている感じを受けていると仰います。立位の状態で正面から見ればとても良い真っ直ぐの姿勢ですが、横から見ると首が大きく前に出ています。そこに原因があるので頭の位置を正常な所へ誘導すると｢物凄く違和感があってえらい後ろに頭がいってる感じがする｣と違和感を訴えられます。パソコンを使われる仕事等の日常の生活の中で首が前にいくことが当たり前となり、その状態が記憶され、後頭部から背中にかけての筋肉が常に引っ張られた状態です。背中から頭にかけて伸びているように思いがちですが実際は伸びきって頭が倒れないように筋肉自体は縮んでいます。それが張りやコリとなり血流を悪くします。そのような状態にいつの間にか身体がなってしまっているのです。大人の頭の重さは５ｋｇ〜７ｋｇくらいあります。ボーリング玉を細い首で支えていてなお且つ、両手も首にぶら下がっているのです。首の不調の原因がご自分でも分かられたので施術と並行して家や仕事の途中での自己ストレッチにより「最近、首の調子が良くなってきた。何より頭が後ろにあると楽だと思えるようになってきたよ。前は良い姿勢が辛かったけど（笑）」と根本的な原因を改善できつつあります。張りやコリをマッサージではなく、張ったりこったりする原因を改善する…ということですね。完全回復は近いですね！