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福岡県
「ストレッチはしてもいいですよね?」
腰痛と肩こりがある50代の女性が来られました。もともと子供の頃から体が硬かったようで、今でもこまめにストレッチをしていると仰っていました。「ストレッチはしてもいいですよね?」と質問されました。そこでどのようなストレッチをしているのか実演してもらいました。そんななかでいくつかアドバイスできることがあったのでちょっと改善してもらいました。あなたにも参考になればと思います。まずどんな動きでも反動をつけないこと。この方もどこの筋肉を伸ばす時にも反動をつけて勢いよく伸ばされていたので、ジワ〜ッと痛くないところまで伸ばしたらそこで止めて10秒ほど呼吸しながら筋肉が伸びるのを待つことが大切ですね。あとは硬く縮んでいるから痛くても伸びるところまで伸ばすといった無理やり伸ばし過ぎるのも防御反応が働くため、筋肉は伸びません。この二つをアドバイスしました。痛くないところまでで無理しないことと、反動をつけてやらないことです。ストレッチや運動はムリなく適量で行なえば体にプラスです。心地よく伸ばしましょう。
からだ回復センター甘木
随分良い(ヒザ痛)
ヒザの酷い痛みで手術を勧められていて考え中という70代の女性が来られています。本音でいえば「手術なんてしたくない」と仰っています。手術をしたいと思う方はそうおられません。しかし歩くだけでも痛い、寝ているだけでも痛いという生活に大きく支障が出てしまう場合は手術を考えなければなりません。そのような状況で初来院されたこの方は、少しずつ快方に向かっています。初めは「手術しないといけないかなぁ…」という発言が多かったのですが、最近では「良くなるって思えるようになってきた」と表情も明るいです。時々動き過ぎたりして後退もありますが、全体的には順調に回復されています。先日は「随分良いです」と良い感じで生活できているご様子。少しずつ着実に回復していきましょう。
からだ回復センター甘木
田植えの疲れ
ここ朝倉には田んぼがいっぱいです。この時季は田植えが忙しい方が多いです。そして必ず田植えによって疲れた体をケアしに来られる方が増えます。私も1〜2度田植えの手伝いをした経験があるのですが、苗の運搬や田植え機への積み込みが大変だと感じました。まだまだそれ以外にも大変な作業があることでしょう。みなさん「田植えが大変やった」「田植えがやっと終わったよ」と達成感と疲労感が入り混じったような表情です。この疲れを残してしまっては慢性的な腰痛の原因になったり、それが続くと腰が曲がってしまうことになりかねません。たくさん働いてくれた体にはケアというご褒美をあげてくださいね。
からだ回復センター甘木
自分の体を信じて(睡眠障害・ふくらはぎ痛)
寝ている時常にふくらはぎに痛みがある40代の女性が先月から来られています。痛みが出だしたのは約5年ほど前だそうで、病院で診察してもらってもハッキリとした原因も分からず、電気治療とシップ薬を処方されリハビリにもある程度の期間通われたそうです。しかしいっこうに改善する気配がなく、そのうちリハビリにも治療にも行かなくなり5年という月日が流れました。しかしそれに眠れないという睡眠障害も出てきて、体は全身が悲鳴をあげ始めます。それでも誤魔化しながら生活されていましたが、重い腰を上げ当整体院でケアを始められました。お話を聞いていると長年の症状で、原因も分からずなんとなく諦め気味な感じを受けました。それでも励ましながら週に一度来院され、ちょうど一ヶ月(来院4回)の昨日「ふくらはぎがあまり気にならなくなった。いつの間にか寝ている日が出てきた」と嬉しい報告がありました。?良くなるんだ?という希望が出て、表情も発する言葉も明るく前向きに。まだ波はあるかもしれませんが、しっかり安定するまでサポートします。
からだ回復センター甘木
自力で治した(手首痛)
荷物を頻繁に抱える仕事をしている20代の女性が手首の痛みで来院されました。手首を曲げ伸ばししたら痛みもあるのですが、手の甲側にポコッと一部の骨が突出していてそれも気になる様子。痛みももちろん気になるでしょうが、20代の女性なら容姿も気になって当然ですね。施術で痛みはほぼ無くなったので、突出している骨を引っ張ってしまっている筋肉や腱をゆるめる自己療法を指導して終了していました。約2ヶ月後に腰に痛みが出たと来院されたのですが、手首の痛みも消失し、なんと骨の出っ張りもきれいサッパリ無くなっていました。「自力で治せたね〜。凄いやん」と言うと嬉しそうに笑っていました。そして「あの教えてもらったストレッチは気持ち良いからずっとしています」とのこと。それが予防にもなるし、もし手首に痛みが出ても自分で治せるねと話したのでした。真面目にコツコツするタイプの人はちゃんと結果が出るなぁと思った出来ごとでした。
からだ回復センター甘木
まずここが思い浮かぶ(右半身の不調)
60代の女性が右半身がおかしいと来られました。洗髪や髪をかき上げる動作をすると、頭部の右側に違和感というか痛みがある、首や肩、腰まで右半身が何だか気になるようです。数ヶ月に一度程度来院されるのですが、ほぼストレスが原因のことが多いです。内容は書きませんが様々な精神的ストレスがあることをお話を聞いていて知っています。またパソコンを使われることもあり、それもひとつの要因だと思われます。ご自分でも食育など様々な健康管理の術を持ってありかなり健康意識が高いのですが、ストレスには打ち勝つことは誰にもできないため限界を超えると体は不調になります。そんな時に来られています。かかりつけの病院もあるそうですが、『体が不調になるとまずここが思い浮かぶんです。先生がまず何て言われるか、アドバイスいただけるか、病院の前にここに行ってみようと思うんです』と恐縮するようなことを言っていただきました。できることで対応し、できるだけのアドバイスをいつもしています。施術後には頭部の痛みが無くなったので安心されましたが、今回は頭部でもあるので病院での検査も大切ですよとお話しています。
からだ回復センター甘木
筋力つけて(ヒザ痛)
何十年も前に痛めたヒザのケアに来られている80代の女性がおられます。病院で変形性と診断されていて定期的にヒアルロン酸の注射をしてありました。今はさほど強い痛みがあるわけではなく、畑仕事もこなしてあります。ただ初来院された時に私が感じたことをご本人も同じように思ってありました。?歩き方がぎこちない?ということ。一時期あった左ヒザの強い痛みのせいで痛みから避けようと、ヒザ関節を曲げて歩くという自然な歩き方をその時からしなくなったようです。両脚を棒のように真っすぐ伸ばしたまま歩いてしまいます。だから痛みはさほどないのに病院の先生や友人からは「手術したら?」と言われてしまいます。しかしご本人は痛みがさほど無いのに手術なんてとんでもないと思われています。それも当整体院に行ってみようと思われた要因でした。私の所に来られるようになってからは整体後に?歩行練習?をしています。ご本人も何十年も自然な歩き方をしていないのですから、忘れていて当然で修正しようにもご自分ではできません。毎回歩き方を指導し、徐々に分かってこられ、それに伴って自然に歩いた時に恐怖心が出てきます。ヒザを曲げて歩くという動作を何年もしていないので、そのために必要な筋力が随分衰えています。ヒザを曲げて歩くとガクッと倒れそうになるのです。それが分かったのでどのような筋トレをしたら良いのかお教えし、転倒しない安全な方法での筋力強化を家でやってもらっています。少しずつ元の歩き方を取り戻しています。毎回の回復が私も楽しみです。
からだ回復センター甘木
長靴悪いの?(足部のシビレ)
左足にシビレがあるという60代男性が来られました。左足の中3本の指に出るシビレが主訴で、状態が悪い時には足首の少し上まで出るようです。睡眠時や朝にはシビレはなく作業をしているとどんどんシビレが出てきて酷くなっていくと仰います。一通り話を聞き、施術しながら体をみていったのですが、左の足首が外側(小指側)へ倒れていてアキレス腱が真っすぐではなくくの字に曲がっています。また股関節の左右差がとても大きいのが気になりました。いろいろ質問しながら施術を進め、いくつかアドバイスできることがありました。来院時もそうだったのですが、長靴で普段過ごされているようで、作業時以外もほぼ長靴で生活されています。買い物も散歩も何でも長靴です。また室内ではスリッパを履かれています。体に不調がない方はあまり気にされないでしょうが、履き物と歯のかみ合わせは全身に影響が出やすいのです。長靴やスリッパはお勧めできません。長靴は足より大きいのが一般的で靴の中で足が動いてしまうため、必要以上に疲労させます。スリッパは普段通り歩くとスポッと抜けてしまうため、つま先を天井へ向けて歩く癖が付き、主にすねの筋肉を疲労させます。これらは足趾や足首など土台を不安定にし、ヒザ、股関節、腰…と全身に影響するのです。全身を整え、その辺りの話をするととても真剣に聞き入っておられました。「ずっと長靴履いてるもんな。気をつけよう」と仰っていました。作業時には履くのは仕方ありませんが、移動時や普段履かなくて良い時には普通の靴で過ごしてくださいね。
からだ回復センター甘木
左半身の冷え(脳梗塞後遺症)
7年ほど前に腰痛や肩の不調でしばらく通われていた50代の女性が久しぶりに来院されました。その間ご主人さんが亡くなられたり、大変な時期があったそうですが、ムリがたたり脳梗塞で2年ほど前に倒れられたそうです。左半身に麻痺が残ったため、生活の様々なことができなくなりました。そんな状態で2年ほど頑張られていたようですが、立位や座位での時間が長くなるときつくなってしまいすぐに横にならなければならなくなってしまいます。また常に左半身が冷たく血流の悪さを感じられています。最近は暑いのでエアコンで室温調整していますが、この方には寒く感じたようでエアコンを切って施術にあたりました。かなり軽く手技をかけていても足趾やスネ、ふくらはぎなどに痛みが出てしまうため、さらに最小のアプローチで対応しました。施術後には「体がポカポカしてきました」と血流改善を実感されたご様子。家族の方の仕事の都合で送迎してもらえる日に来られると思います。少しずつ焦らず改善していきましょう。大丈夫ですよ。。。
からだ回復センター甘木
座り方に注意(腰痛・股関節)
左腰の痛みと左股関節に違和感がある60代の女性が来られました。痛みをかばってなのか、以前からのものなのか分かりませんが明らかに骨盤が全体的に右にいってしまっています。日常生活に何らかの原因があると思い、施術をしながら色々と質問しました。まず一番に聞きたいのは座り方。特に女性は横座りやぺちゃんこ座りをする方が多いため一番気になるところです。今は腰や股関節に響くということでされていませんが、痛みが出るまでは横座りを毎日当たり前のようにしていたそうです。孫守りをされる時には必ずその座り方をされていたそうですが、腰や股関節に不調が出たため知人から「横座りや脚を組むと骨盤が歪むらしいよ」と教えてもらったと仰っていました。股関節と腰は筋肉でつながっている部分が多いため、相互に影響し合います。それまでいつもしていた横座りの影響で、骨盤の歪みや股関節の左右差が大きくなってしまっていると考えます。自分でも左右対称でないな…と思っていたと苦笑いされていました。整体で体を整えながら、生活習慣を改めれば悪くなる原因がなくなり、順調に回復するでしょう。
からだ回復センター甘木