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福岡県

持てるようになった(臀部から太もも裏の突っ張り)

野菜を栽培されている男性が来られました。物を抱える時や下にしゃがむ動作でお尻から太もも裏にかけて激しい突っ張り感が出て痛いし不快だと仰います。仕事柄そのような姿勢や動作が多いので、とても忙しい時期に入る前にできるだけ良い状態にしておきたいと希望されていました。以前には椎間板ヘルニアと診断されたこともあり、腰や下半身に不安は以前からあるようです。長年の症状や防御反応だと思われるのですが、下半身は常に力が入っており全くといってよいほどリラックスできていません。唯一寝付かれた時にはダラッと力が抜けていましたが、それ以外の時はご自身の意識ではリラックスすることができないほど防御しているようです。そして何より足首が硬い!全身をしっかり調整して終了し、次回来院時に状態をお聞きすることに。そして二回目来院時には「まだ少し突っ張り感が残っているけど物をもつのは大丈夫になった」と報告くださいました。かなり不調は減っていましたが、しっかり根本的に原因を無くす方向でしばらく通われています。毎回不調が減っていてとても喜ばれています。

からだ回復センター甘木

気付けばできていた(股関節)

定期的に来られている女性の話です。股関節の不調で数度の手術をされています。初来院されたのは2年半前です。少しでも楽に生活したい、旅行にも行きたいという目標を立ててケアに励まれました。できることややりたいことがひとつずつ増え、それは現在も増え続けています。先日は、趾(足の指)が横にグッと広がるようになったと教えていただきました。(私より開いてました(汗))今日は股関節の外転方向への可動域が広がったことを報告くださいました。また、お孫さんのサッカーや陸上の応援で競技場に行く事があり、3年前には応援スタンドの階段が辛かったのが今回は無意識に上がる事ができ、ご主人さんから驚かれたと仰っていました。ご本人は無意識に上がっていかれていたそうですが、ご主人さんは唖然としていたとのこと。そういう驚きはたくさんあっても良いですね!!私も嬉しい。。。もっともっといろんなことにチャレンジして自信をつけて素晴らしい未来にしていきましょう。

からだ回復センター甘木

上を向くと右腕にシビレ(椎間板の潰れ)

上を向くと右肩から手首周辺にかけてシビレが出るという50代の女性が来られました。病院で検査を受けると頸椎の椎間板が一部潰れていると言われたようです。仕事で上を向く機会がかなり多く、その動作を避けることができません。そのうち寝ている時にもシビレや痛みが出るようになり大変困ってあるようです。ただ調子が良い日もあるそうでそんな時はほぼ不調のことは頭から無くなっていると仰います。検査上では椎間板が潰れている、狭い部分があるという事実は間違いないと思いますが、全く痛みやシビレがない時間帯があるとすれば、その椎間板が不調の100%の原因だとは考えにくいです。椎間板が正常に戻ったりまた潰れたりということはあり得ないので痛みが無くなる時間帯があるのであればそれが原因だとは考えにくいということになります。よくよくお話を聞いていくとじっと動かずにテレビを見たり体を動かさない時の方が不調を感じるということが分かりました。また、かなり前から首や肩のコリは酷かったそうでそれを考えるとコリによる不調だとも考えられます。施術後には上を向いてもシビレも痛みも出なくなっていましたが、それがどれくらい維持できるかは次回来られて確認しなければいけません。また、椎間板はそんな短時間で回復しきれるものではないので、不調の原因は椎間板の潰れではないと考えます。

からだ回復センター甘木

シップ貼ると良くなる(慢性腰痛)

40代の女性が10年ほど前からある腰痛のケアに来られました。今までの経過を聞いていると「シップを貼ると良くなる時があるんですよ。でもまたすぐに痛くなる」と仰います。これはこの方に限らずよくお聞きすることです。しかし、これは正解ではありません。分かりやすいように歯の痛みで説明します。虫歯で痛みが出た時、痛み止めを飲んで痛みが治まったとします。しかしこれは薬によって痛みをブロックしただけで虫歯そのものを治療したわけではありません。痛みが治まったからとそのまま虫歯を放置すれば、痛みは再発し虫歯はさらに悪化するでしょう。腰痛などの体の痛みも同じです。痛い所にシップを貼ったり痛み止めを飲んだりして痛みが一旦治まっても、治ったとは言えません。体の歪みや血流を妨げるほどの筋肉の過緊張、崩れた自律神経のバランスなど根本原因は解消されていないのですから治ったとは言えないのです。もちろん薬によって一時期痛みを緩和するのは悪いことではありませんが、それをいつもいつもしていると原因はどんどん悪くなり症状はより強固に酷くなっていくことが考えられます。あなたも薬で症状を抑え込んで本当に必要なケアを後回しにしていませんか?この女性はとても納得されしっかりケアする気持ちになっておられました。これからが本当に体が求めているケアができますね。

からだ回復センター甘木

腕が上がらない(重度の肩こり)

肩が凝り過ぎて左腕が上がりづらい、眼がパッチリと開かないという40代の女性が来られました。パソコン作業をメインとしたお仕事をされていて、肩こりは職業病だと仰っていました。眼が開きづらいところまでいくとかなり重症な肩こりですね。頭痛も頻繁にあり頭痛薬を常備しているが最近効かないことが多くなったとも仰っています。お仕事とはいえ辛い状況ですね。検査を一通りして首から肩、背中を触っていくと信じられないほどの硬さ。腕が上がらない、眼が開きづらいというのも納得です。骨盤の歪みや股関節の左右差も大きく長年の蓄積を感じさせます。時々整骨院に行って電気治療は受けていたそうですが、それではもう対処できないそうです。背骨の上部の動きが悪く、軽く動かしていても不快感が出ます。なるべく不快感が出ないようゆっくり小さく動かしながら動きをつけていきます。脇の下から背中の筋肉もカチカチに縮まって腕を上げるのを邪魔しています。あまりに酷い状況に数回に分けて施術していくことを提案しました。それでも施術後にはかなり爽快な感覚があったようで喜んでおられました。仕事は大変ですが、できるだけ頭痛薬を手放せる状態までもっていきたいですね。

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最期まで自分のことは自分で(ヒザ痛・肩こり)

O脚が進行しヒザに痛みが出だしたとの事で70代の女性が来院されました。7月の大雨で裏山の土砂が崩れ、その復旧で大忙しだったそうでその疲れもあり肩も凄く凝っていると言われていました。一年ほど前にふくらはぎの痛みで来院された事がありました。お話し好きなのですが、お孫さんの事、お若い時のエピソードなど話は尽きません。しかし最終的には体の事や健康についての話がメインになります。100歳を超えている義母がまだおられるそうですが、施設に入り寝たきりで最近では家族の事もあまり分かっていないと話されていました。ご主人さんも何かあればすぐに施術を受けに来られるのですが、この義母の姿を見ていてお2人で「最期まで自分のことは自分でできないと」と話されているそうです。寿命が延び続けている昨今、この課題はある程度の年齢になれば誰でも考えさせられる問題ですね。そのためにはまだ若いうちから準備し、筋力や体力の貯金、没頭できる趣味、気がねなく話せる友人…など体や脳をしっかり使う環境やストレスを発散する術を持っている事も大切な条件です。それはすぐに手に入るものではありません。その中のひとつでもある?体のケア?。体が自由に動く事は最も必要な条件だと思います。

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治癒力が働く事が大事

80代の女性が月に二回体のケアに来られています。80代ですが今も畑で野菜作りをされている元気な方です。両ヒザの変形が酷いためかかりつけの先生には手術も勧められています。しかし年齢のことや手術を受けた友人などの経過を聞いてできるだけ手術は避けたいと当整体院に定期的にケアに来られているのです。ヒザや股関節の手術をされている方やその対象の方が多いのが現状です。ただこの方の場合はヒザ痛が発症して30年ほど経つのですが、現在は動きにくさやヒザの曲げ伸ばし、正座ができないなどの不具合はあるものの痛みはほぼ無い状態を保ててあります。それも手術を断る理由でもあるのです。ところが先日来られた時に「先週の土日に左脚の付け根からヒザの内側にかけて足もつけないほど痛みが出た」と仰っていました。このまま痛みが続くようだったら手術かな…と一瞬頭によぎったそうです。しかし幸いにも月曜には痛みは大きくひいていて夜には元に戻ったと言われていました。その激痛を回復させる治癒力を持っている、今は自分で治す力が備わってきたのですよとお話すると「そうですね」と喜んでおられました。ムリをすれば一時期痛みが出るもので不安も出るでしょうが、体をちゃんとケアしていて余力を持っていれば自己の治癒力で解決できますよ。この方も今までとは違う回復力に手応えを感じておられるご様子でした。

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整体中に寝たことない(慢性疲労)

10年以上前から慢性的に疲れがあってずっと整体やマッサージに通っていたという60代の女性が初めて来られました。それまで疲れ知らずで体のケアなど考えたこともなかったそうですが、40代のある時期から睡眠の質が悪くなり、それからしばらくして疲れが取れない、いつも気になるような状態になってしまったようです。それから病院巡り、整骨院、鍼灸、マッサージ、気功、ヨガ、プール、カイロプラクティック、整体と様々なことでケアされてきました。ここ数年はマッサージと整体の強めのケアを続けられてきました。たまたま友人が当整体院に来られていて一度試したいと来られたのでした。失礼ですが、顔をひと目見ただけで?疲れているな?と分かるほどでした。今までの経過を一通りお聞きし、さっそく施術開始。初めは整体や体の事をいろいろと質問を受けていましたが、中盤にはどっぷり眠られていました。とても気持ちよさそうに眠られていたので施術が終了した時起こすのがとても心苦しかったのですが、起きていただき歪みなど体の状態や今後の話をして終了。とても静かにされていたので心配しましたが(笑)「治療中に寝たのは初めてだと思います。寝たことない…。とても心地よくこんな感じは初めてです」と喜んでおられました。少しでも回復のお手伝いになれば幸いです。

からだ回復センター甘木

なんだか体がきつい

この夏の暑さに体がついてきていない状況の人をよく見かけます。先日来院された70代の女性は「体がダルい、きついんです」と仰います。食欲はあるものの、あまりの暑さに睡眠の質が悪く夜中に何度も目が覚めてしまうそうです。また、日中もエアコンのきいた部屋と外を行き来する機会が多いこの方は、その温度の急激な変化に自律神経が体温を一定に保とうと奮闘しているため疲弊してしまっているのです。以前はエアコンをつけたまま寝ると翌朝がダラしくなるなどと言われていましたが、現在は就寝中に熱中症になる可能性があるためつけっ放しで寝ることを勧められていますね。疲れが溜まった状態、睡眠の質が悪い時に熱中症になってしまうリスクが高まるため、危機感を感じて体のケアに来られたというわけです。あなたも注意してくださいね。こまめな水分補給と汗をかいたら塩分も。梅干しやみそ汁で塩分を補いたいですね。そして何より疲れを溜めないことです。。。

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ヒザは動かしながら治す

関節軟骨や半月板には血管がないため血液が通っていません。組織を維持する栄養や酸素などの養分は、関節を浸す関節液から吸収します。栄養分は関節を動かすたびに軟骨などに吸い込まれるようになっているため、ヒザを曲げ伸ばしすることで関節を包む関節包の中に圧が生じ、その圧力によって栄養や酸素が入っていくのです。痛いからといってジッと動かないでいると栄養や酸素を吸収できなくなり、軟骨の老化が早まるだけでなく、関節が硬くなるという不具合も出てきます。痛いからと安静にし過ぎることはかえってマイナスになるので、体重がかかると痛みがあるのであればイスに座って、湯船の中でなどできる範囲で動かすように努めましょう。

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