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両股関節を人工骨頭にされている女性が来られています。先天性のもので何度も手術をされています。骨盤など体のゆがみ、体の動き、運動の善し悪しなど様々な質問をされ積極的にケアされています。しかし当整体院に来られるまでは結構消極的であったようです。もう少し状態が良くなって施設が受け入れ可能であればプールでの歩行運動も考えておられるほどです。私も積極的で前向きな方は応援しがいがあります。先ほど施術を受けに来られて以前と変わった所をいくつかお話になっておられました。その点は私も少し前から感じていたのですが、ご本人が気付いてくれるまで話さずにいました。骨盤の状態が改善してきて体のバランスが良くなっていること、歩く時の動きなどです。それを今日ご本人から「気のせいかもしれないが何だか変わってきているようだ」とお聞きしました。とても嬉しいですね。「諦めなくてよかった」とも仰いました。当整体院のことは何年も前から知っていて、どうかな…と時間だけが過ぎて来院までにとても長い時間がかかりましたが、遅くはありません。。。過ぎたことは後戻りできませんから前だけ向いていきましょう！！まだまだ楽に動けるようになりますよ。。。

当整体院には関節リウマチや関節痛で来院される方も多くおられます。そんな方たちに共通しているのが曇りや雨降り前から体調が悪くなる。これは誰でも聞いたことがあるし経験されている方もおられると思います。これは低気圧が大きく関わっていて、簡単に言うと低気圧では空気が自分の体を押す圧が弱くなるという事。そうすると体は膨張してしまうのです。体の中が膨らむと神経などの圧迫や刺激が強くなり症状がきつくなるのです。そんな時はお風呂がとても有効です。もちろん、体を温めることによって血流が良くなったり筋肉がゆるんだりするという事もあるのですが、湯船に浸かる事で体に水圧がかかり引き締めてくれるのです。低気圧で体を押す力が弱まった日は、お風呂にしっかり首まで浸かって水圧によって体を締めてもらいましょう。関節リウマチの方や、慢性的な関節痛をお持ちの方にはこのようなお話をいつもしています。みなさんも試してみてくださいね。

両股関節を手術されている女性が来院されています。右の股関節は先天性のもので４歳の頃に初めの手術をされています。その後かばう負担が大きかった左の方がより悪くなり手術や人工関節置換手術など４回も手術をされています。本当に苦労されていますね。力いっぱい応援したいです！骨盤の後傾や左股関節手術の影響でほぼ右下で何十年も睡眠をとられていた関係で、仰向けに長くなると腰に負担がかかります。両ヒザの下に毛布を入れて対処していたのですが、施術後の翌日に腰に痛みが出るようになります。体は歪みが少しずつ修正されているのですが、痛みが出てきている感じです。体を良くするためですが、大き過ぎる変化や体と脳が受け入れにくい変化は極力避けた方がよいものです。そのため仰向けの時間を最低限に短縮し、右下の側臥位とイスに座った座位で行なう事にしました。ご本人も?良くなるためだ??歪みが修正されている証拠だ?としばらく我慢されていたようですが、当整体院としても極力体への負担が少ないようにしていきたいので、施術前に話を伺って良かったです。仰向けでなくてはならないということはないので別の姿勢、状態でも十分整体することはできます。そのような施術の流れで施しましたが、いつもより施術後の感じも良かったと仰っておられました。一安心です。今後も小さなことでも何でも話して下さいね。。。

酷い腰痛から回復された５０代の女性が久しぶりに来院されました。当初は前から見ると体が?くの字?に曲がっていて歩くのもままならない状態でした。随分重症だったので回復までに半年ほどかかりましたが、今は仕事にも復帰されて楽しく過ごされているご様子。それがある事情でお孫さんの面倒をみないといけなくなりまた体への負担が増えてしまい来院されたのでした。回復された時点で『悪くなってからの来院では遅いので何か変だな、疲れがとれないなという時点で来て下さいね』とお話していました。それをしっかり理解されていたのであまり悪化していない状態だったのですぐに調子が良くなられました。以前があまりに酷かったので?あんな風にはもうなりたくない?という気持ちもあったのだと思います。誰でも調子が良い時は体のことなど二の次になってしまうものですが、体が不調になる時は突然そうなるものではなく、何か体からのＳＯＳが必ずあります。それを放置し続けると大きな不調が出てしまうのです。あなたも体の声を聞いてくださいね。。。

ヒザなどに不調が出て病院に行くと「体重を減らす努力をしなさい」とよく言われます。当整体院にもそんな方がたくさんおられます。またあなたの周りにも痩せたいという女性は必ずいると思います。ダイエットの目的は人それぞれでしょうが、正しくやらないと危険を伴うのが体重減らしです。体の変化は見た目や体重計の値で判断すると思います。ただ気をつけないといけないのは、体重が減る・脚が細くなった＝健康ではないのです。具体的には体重計で数値がどんどん下がっていても筋肉が減って脂肪が増えた場合でも数値は下がり、この場合の体は悪い方へいっています。これは運動をやらずに食事を減らしただけのダイエットで起こりがちです。筋肉があった方が体は楽に動けるし、エネルギー消費も良いので代謝が上がり痩せやすくなります。筋肉が落ちた体では疲れやすくなり、動くのが億劫になってますます動かなくなってしまいます。ご存知の通り筋肉は落とすのは簡単ですが、つけることはとても労力がかかります。食べずに痩せる危険なダイエットは不健康へ進む可能性が高いのです。もちろん食事の量が多すぎる場合は調整しないといけません。その上で体を動かしてカロリー消費しながら体を絞っていく方が断然健康的ですね。摂取カロリー<消費カロリーという事を頭に入れておけばムリなく体重を減らしていけます。もちろん体質改善には少なくとも３ヶ月かかりますから、根気強くやる必要があると思います。しかし内臓脂肪は万病の元ですから自分の体が気になっている方は今日からでも実行しましょう。ムリなく気長に。当整体院に来られる方で「体重を減らしたい」と相談される方にはまずこのようなお話をします。体によくない体重減らしは苦労した上に体にもよくないですからね。。。

関節リウマチのケアで来院されているＫさん。初めて来院されたのは４年ほど前です。その当時はリウマチの勢いも弱く、リウマチ専門整体というフレーズが気になって来院されたのでした。２回の施術で気になっていた右足首はほぼ問題ない状態になっていたので、そこで様子をみるとのことで一旦終了していました。先月久しぶりに電話があり予約されました。来院されさっそく状態やこの間の経過などを詳しくお聞きしました。あれからとても調子がよく寛解の状態かなと思われて快適に過ごされていたようですが、ある時風邪をひいてから体の状態が一転、リウマチが再び悪化したようです。その後は薬の増量やステロイドも使用などどうにか症状を抑え込もうと病院も色々されたようですが、なかなか好転しないまま時間が過ぎ、痛む関節も増えて変形も進行していったようです。そんな時当整体院の事を思い出し再び来院されているのです。以前とは状況も状態も違います。整体、生活習慣改善、自己療法、食事などあらゆることを考えていかれる覚悟をされました。私もそれを全力でサポートし必ず寛解、減薬、断薬までもっていきたいと思います。本人が覚悟を決めれば大丈夫。。。

しっかり計画的にケアをされている５０代女性のＮさん。手首が痛くなり始めてから「リウマチ」と診断されるまでに７年かかっています。この間にもししっかりした治療を受けられていたら今のような変形や患部の広がりはなかったのかもしれません。それは結果論なので何とも言えませんがご本人もそう言われています。リウマチの変形はおよそ２〜４年のうちに８０％は起こってしまうというデータがあります。ですからいかにこの大切な期間に症状を抑え込めるかに、悪化や変形、関節の破壊してしまうか否か決まってしまうのです。リウマチと診断を受けても薬が合うか合わないか、合っていても効果が出るまでに何ヶ月もかかります。副作用は？どんなことに気をつけたらよいか、食事は？日常生活は？運動は？仕事は？…などなど色々考えなくてはいけません。薬に頼るだけでは絶対いけない！そう思います。睡眠時間だったり、お風呂の入り方だったり、ストレス発散などリウマチをどうにかしようとしたらその辺りから考えていかなくてはなりません。この女性も「日常生活を見直せばもっと良くなると思います」と当初から言っておられました。通われ始めてから２ヶ月になりますが先日の帰り際に「調子が良いです」と会計の時に言ってあるのが聞こえました。とても嬉しいですね。?リウマチをなんとかしたい??薬に頼るだけではダメだ??このまま変形が進めば手術かも??薬といつかはおさらばしたい?など当整体院に来られるどうきは様々ですが、共通しているのは?薬以外でも自分でももっとできることがあるはず?という気持ちです。１００％はムリかもしれませんが、ご縁のあったリウマチの方全員に?今より変形させない??薬を使わなくても良い状態を安定させる?という気持ちで施術に当たっています。もちろん生活習慣の見直しや自己療法をやっていただかないとその目標は達成できませんから二人三脚ですね。リウマチの方で今のままではまずいなと思われている方はいつでもご相談ください。。。

デスクワーク中心にお仕事をされている方は首や肩のコリや痛みで来院される方が多いです。先日来られた４０代の女性もその中の１人です。こういった方は１日中座っている時間が長い事、パソコンの画面を凝視して頭が前に出る事などが不調の原因になります。そしておおよその方はストレートネックと言われる首の骨の生理的湾曲が失われて真っ直ぐになってしまっている状態です。知らない方は「えっ！首は真っ直ぐだといけないの？」と言われます。首から腰まである背骨は横から見た時、緩やかにカーブしているのが正常です。そのカーブがしっかりある時が体にとって一番負担が少ない状態なのです。この状態だとほぼ?骨?が体を支えている状態です。しかし１?でも頭の位置がずれるだけで骨ではなく?筋肉?が頑張って体を支えなくてはならなくなるのです。その支える時間が１日何時間あるのか…それがひと月に何日あるのか…それが１年２年と積み重なれば、筋肉の疲労は慢性化し、首の骨のカーブまで失われていくのです。首の骨は背骨の一部ですからバランスを取るために当然背骨の胸や腰の部分もカーブが正常ではなくなりますね。そうなれば首や肩のコリだけでは済まなくなります。今お話している女性もそのストレートネックぎみです。そういった方には、仕事中もできる範囲で普段から注意して頂くとともに、タオルひとつで自分でできる首の生理湾曲を取り戻す、変形を防止するための体操をやっていただいています。デスクワークの方にはぜひやっていただきたいたいそうですね。あなたの首は大丈夫ですか？

６０代の元気な女性が毎週来院されています。客商売をされているので、とても面白く明るい性格です。しかしその明るさとは裏腹に体はかなりの重症。若い時から睡眠時間を削ってでも仕事をされていた影響もあり、少し腰も曲がり始めています。腰と背中に痛みがあり、動脈瘤でふくらはぎは真っ黒です。歩くのも一生懸命でしたが、根気強くほぼ週一で通われているお陰で少しずつ確実に体の状態も上向いて、歩き方が徐々にスムーズになってきて大変喜ばれています。時々一緒に来られるお姉さんや、近所に住まわれていて当院を紹介されたお友達もどんどん回復される様子を見て喜ばれています。性格がとても良いのでこんな風に周りの方からも自分の事のように喜ばれるのだと思います。先日は施術後にあんまり気持ち良い気持ち良いと言われていたので笑っていると「ほんとに気持ちいいとよ〜。体がフワンフワンしてとても」というお言葉。私も時々体のケアのために同僚の施術を受けるのですが、同じような感覚を受けるのでとても気持ちが分かります。体が喜んでるよ〜といった感じでしょうか…

７０代の女性が来院されました。とても元気で活動的でいつも明るい方です。調子が悪くなるとすぐに来られます。何回か続けて来院されてものすごく良くなられるのですが、来られる時は必ずボロボロの状態。畑仕事をバリバリされていて出荷等もされているのですが、仕事以外にもプライベートでもスケジュールがいつもパンパンでいつ休んでおられるのかといった感じなのです。以前「そんなに頑張り過ぎてきつくないですか？仕事減らしたらどうですか？」とお聞きした事があります。その時この方は「遊ぶためには働かないといけない。遊べるから元気も出る」と仰いました。ご主人さんは随分前に亡くなられているそうですが、そのご主人さんがかなり厳しい方だったそうで趣味やお友達など自分がやりたい事がほとんどできなかったそうです。それを取り戻すかのように毎日を充実させてある…そういった感じを受けました。動けるから働く、働くから旅行など楽しめる、楽しめるからストレス解消で元気が出る…とムリは多少ありますが、止まってしまうと逆に老いてしまうような感じがします、この方は。それなら来院された時にはめいいっぱい元気になって帰ってもらいましょう。生涯現役ですね！！