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福岡県
『先生、半そで!?』
リウマチがあり、足の指や裏の変形で歩くことが困難な女性が来院されています。もう1年ほどになります。特に右足の趾(ゆび)の変形が酷く、足裏も盛り上がり歩くと痛みが出ます。親趾が隣の趾の下に入り込もうとしています。初めは状態も悪く歩くのもままならない状態でしたので表情も沈みがちで、発言もマイナスな言葉しか出ませんでした。その時の状況からすれば当然と言えるかもしれません。「私はもう治らない」「すぐに歩けなくなる」そんな言葉が多かったように思います。もちろんすぐに軽々と歩けるようになるはずもありませんが、少しずつでも良くなるように歩くのが楽になるように、そして何より歩けなくなることを防止するために定期的に来院していただき、その間もずっと励まし続けてきました。途中で何度もくじけそうになられていましたが、ある時から少しずつ歩きやすさやヒザへの負担の減少など、ご本人が感じる変化が出てきたと同時に発言もプラス思考へと変わっていきました。先日決まった曜日の決まった時間に来院され私を見るなり『先生、こんなに寒いのに半そで!!?』と突然驚かれた様子。その発言に私も驚き、そして嬉しさを感じました。なぜなら私は?1年中半そで?です。1年も通われていたのにそれに今頃気付くなんて…という気持ちと自分の体が楽になってくると、周りにも気がいきますから少し余裕が出てきたのだと思えました。「○○さん、今頃〜?私は1年中半そでですよ〜」と軽く突っ込んでおきました(笑)『そうだったですかね〜あらら』とちょっと照れ笑いされていました。整体と家でも色々と頑張ってやっておられるので後退でなくしっかり前進しています。
からだ回復センター甘木
ハードなお仕事での慢性疲労
当院に5年ほど前から来院されている妹さんからの紹介で女性が来院されました。家庭で大変な事があり、自律神経に乱れが出て睡眠障害が出ていて病院から睡眠導入剤を処方されておられます。首や肩のコリが激しくめまいもあり満身創痍といった感じです。強いストレスが継続的にかかっていたため、体は疲れていてお休みモードになっているものの脳がビンビンに常時起きている状態です。これでは疲れは取れませんね。心配した妹さんから相談され予約を入れられました。初回の施術では眼を閉じてもまぶたがピクピク痙攣しとてもリラックスできる状態ではありませんでした。当然触れる所触れる所ガチガチで初めは施術と呼べるものではなく『手当て』といった感じでした。仕事場が変わる関係でちょうど1ヶ月ほどお休みで集中して来院する事ができたのも幸いでした。本来でしたらこのような状態で仕事をすること自体お勧めできません。週に1〜2度の施術で3週目くらいからめまいがほぼ出なくなり快方に向かわれました。次の仕事は力仕事だと仰っていたので心配でしたが、仕事を再開されてもめまいは出ず筋肉痛が酷いと笑っておられました。整体を受ける時はじっくり目をつぶり、幸せそうな顔をされています。帰る間際に「すっごい気持ち良かったぁ。また来ます」と言って帰っていかれました。妹さんから「姉の事お願いしますね」と言われていたので一安心です。定期的にケアさせて頂いて笑顔で過ごして頂きたいと思います。
からだ回復センター甘木
看護師さんの大変さ
当院にも数人の看護師さんが整体を受けに来られています。看護師さんと言っても何科におられるかで仕事の内容も変わってきます。その中のお1人は高齢の入院患者さんを担当されている方がおられます。来られる時はいつも満身創痍といった感じです。特に右腕の前腕は石のように硬く、いつも酷使されている事が伺えます。頭痛や軽いふらつき、吐き気を伴う強い首や肩のコリ、全身疲労などで来られていますが、今回は「首が回らなくなった」と電話がありました。いつものように右手の前腕が指までガチガチに硬くなっています。両首筋も筋が太くなり相当なダメージを受けている様子。首を左に向けると右の首筋に激しい痛みが出ます。いつものように足首から下肢、骨盤周囲、上半身と調整していき、肩や首周りを念入りに施術していきました。呼吸も次第に大きくなり落ち着いてきました。少しずつ可動域が広がり終了しました。一週間後に再び来られましたが「あれからいつの間にか首が回るようになっていました。一回も気になることは無かったです」と順調に痛みも和らぎ首も動くように。それにしても看護師さんは大変ですね。患者さんを抱えたり、寝返り打たせたりと。。。しっかりサポートしますよ!!
からだ回復センター甘木
半月板と靭帯の手術後
去年にヒザの手術をされた方が来院されています。自転車で土手から田んぼに落ちた時に激しく左ヒザを強打し、靭帯損傷と半月板断裂により手術をされています。術後も順調でしたが、現代の医療システムの入院期間やリハビリの点数などにより半ば強制的に退院し、ヒザの動きもままならぬままだったようです。その後も水が溜まったことで別の整形外科でさらに三ヶ月リハビリをされましたが、痛みや可動域制限は良くならなかったようです。当院にはもう6年ほど前に1度手首の痛みで来院されたことがあります。それを思い出しすぐに電話で相談がありました。痛みで足を引きずりながら歩いているという事と、ヒザが徐々に曲がらなくなっているのが気になるという事でした。痛みは数回の施術で無事になくなりましたが、可動域の制限はなかなか広がりません。手術がどのようなものか、物理的に可動範囲が広がらないのであれば、痛みが出ないようにしていく目的でケアをしていけばいいですし、ご本人の?正座をまたしたい?という強い思いもありますから取り組んでいっても良いと思いますが…。医者からは「自力ではこれ以上曲がらない」と言われたようです。できるだけ深く曲げれるようになるよう今後も続けて来院されます。
からだ回復センター甘木
頭痛
30代の女性が来院されました。家は神奈川県ですが用事で実家に帰省されていて、そんな時に時々来院されます。首痛と頭痛が主訴です。神奈川にいる時も定期的に整体を受けておられ、体のケアをしっかりしてあります。とてもスラッした長身です。しかしそれがコンプレックスとなり、学生の頃は背を低く見せるために猫背に自然となってしまったようです。定期的な整体と?背が高い事は長所なんだ?という気持ちの切り替えによって姿勢も良くなってきたと仰います。背が低い方はそれがコンプレックスだし、女性の場合は高ければそれもコンプレックスになるものです。しかし猫背のような体の歪みは、見た目だけでなく健康にも悪影響を与えますね。以前から発信しているように肺や内臓の圧迫、首こり肩こり、腰痛の原因にもなります。呼吸も自然と浅くなり、老化が進むのも早くなると言われています。この方も姿勢はほとんど悪いところはありませんが、少し両肩が前に巻き込んでいます。それで頭が少し体の真上より前に出ているため、首の骨が真っすぐになっています。首の骨は本来緩やかにカーブしていることで5?ほどある頭の重力を分散しているのです。しかし首が真っすぐになってしまうと頭の重さが首にもろにかかるため、コリや痛み、椎間板のつぶれなどになってしまうのです。仕事が1日パソコン業務だということでそれもそういった悪い姿勢を学習してしまっている原因でしょう。来院当初あった頭頂部の頭痛は施術途中から少しずつ緩和し「あ〜随分頭痛が気にならなくなってきました」と明るい表情になられました。生活やお仕事での注意事項を一通りアドバイスして終了しました。お仕事大変でしょうが頑張り過ぎない程度に頑張ってくださいね。またお待ちしています。
からだ回復センター甘木
長時間座っていると太ももに痛み
もうすぐ80歳になられる男性が来院されました。この方の奥さんも月に1〜2度来院されます。もう30年くらい前から3ヶ月に1度整骨院で体のケアをされていたそうですが、奥さんが当院に来られている関係で「1度整骨院でなく自費治療も受けてみよう」と軽い気持ちで来院されたのがきっかけでした。整骨院と保険の効かない自費の整体ではやる事も考え方も全然違います。あまり施術や治療の内容が分からなければ?整骨院の方が保険が効いて安いからいい?となりますが、痛みや不調の原因も様々で複雑ですから自分の体の状態に合わせて治療所を選んだ方が良いと思います。それは治療費が安いに越したことはありませんが、症状が改善されなければ意味がありません。さらに整骨院は急性の疾患を診る治療院ですから本来は慢性の腰痛や肩こりは診てはいけないことになっています。でも毎日早くから並んで肩や腰の慢性痛を診てもらっているのが現実なのです。話が少し逸れましたが、この方も1回当院の整体を受けてからはずっと当院に来られています。お話を聞いてみると「今までは整骨院と整体院との違いが分からなかった。でもすることが全然違うし、とても治療後が良いからお金が高くてもそれだけの価値がある。私は体を一番大事だと思っているから」と私の眼を真っすぐ見て仰いました。そういう?お金も大事だけど体の方がもっと大事?な考えの方は整体も良いと思いますよ。。。施術も腰周りから下肢を中心に施術し、しっかり調整しました。あとは時々長時間座って話し合う寄り合いがあるらしいので、アドバイスしました。どれくらい座っていると痛みやシビレ感が出るのかお聞きすると1時間半くらいだと仰るので30分おきに姿勢を変えて頂くように。痛みやシビレが出る前に姿勢を変える…そのアドバイスにとても納得されていました。症状が出るまで待つ必要はありません。しかも1時間半も同じ姿勢が続けば筋肉も疲れ、血流が悪くなるのは当たり前ですからね。あなたも長時間同じ姿勢を続けないようにしてくださいね。
からだ回復センター甘木
ふくらはぎと太ももの筋疲労
サッカーが強くて有名な中学校に通う子が来院されました。小学生の頃からオスグッドで来ていました。中学に入り練習もハードで遅くまであり、ちょっと遠くの学校という事もありなかなか体のケアに来れませんが、時間がある時には来てくれます。小学生当時から比べると身長もグンと伸び、真っ黒に日焼けして男らしくなってきました。春から3年生ですからいよいよレギュラーを取りにいかなくてはいけません。ケガなど故障が一番よくないことですね。サッカーはガンガン体も当たってくるし、フォワードというポジションですから余計そうですね。絶対ケガしないようにとはなかなか言い切れません。ケガは付き物だと思うので、接触時のケガ以外での筋疲労や体全体のバランス調整などは時間があったらやった方が絶対いいです。全ての大会、全ての試合は1回きり。悔いのない全力プレーができることが何よりだと思います。今回は痛みは無いものの下半身の疲労。でも詳しく聞くと全身が疲労しています。施術途中で深く眠っていきました。施術を受けた日はとてもよく眠れます。みんなそう仰います。試合前にまた調整に来てくださいね。今度の試合結果楽しみにしています!!
からだ回復センター甘木
痛みで寝る事ができない〜脊柱管狭窄症
60代の女性が腰の痛みで来院されました。突然強い痛みに襲われ、すぐに病院で検査を受けると?脊柱管狭窄症?と診断されました。しかし医者から「これといった治療はない」と言われ痛み止めとシップ薬を処方され様子をみて悪かったらまた来てくださいと言われたそうです。その日から痛みで眠る事ができなくなり、とても落ち込んでおられたそうです。以前数年前に当院で腰痛のケアをしたことを思い出しすぐに電話で相談がありました。病院での検査結果を一通りお聞きしさっそく翌日来られました。とても表情も暗く落ち込んでおられるご様子でした。脊柱管狭窄症と診断されてもその程度は人それぞれで改善が早い方と長くかかる方とおられます。「良くなるなら時間がかかってもいい」とのご本人の強い意志で取り組んでいく覚悟でした。施術後は体が軽くなった程度でしたがその日の夜は痛みで眠れないことがなく、久しぶりに十分睡眠が取れたと涙を流されていました。2回目の施術後からは日常生活でも睡眠時にも全く痛みは無くなり大変喜ばれました。私は医者でもなく検査の事など詳しくは分かりませんが、本当に脊柱管が狭窄していたのか疑問に思います。もし狭窄していたとしても発症してすぐだった事や軽度の狭窄だったのかもしれませんね。脊柱管狭窄症とはそんなに簡単に改善できるものではありません。しかも整体で狭窄している部分を直接触れて改善できるものでもありません。しかし今回のようにバランスを整え、筋肉の緊張を緩めると早期に痛みが消失する事もよくある事です。ただレントゲン上で脊柱管が狭窄していると判断された以上、定期的な体のケアや当院で勧めている腹筋の強化はしていく必要があり、定期的に来院いただいています。病院でそのように?脊柱管狭窄症?ととても怖い診断を受けても落ち込まないでくださいね。
からだ回復センター甘木
車に乗った瞬間に違うと思った
来院されるようになってもう2年になる美容師さんがおられます。年に数回襲われる酷い腰痛を改善したいと来られたのがきっかけです。初来院当初は月に3回来ていただきましたが、2ヶ月目からは1〜2ヶ月に1度の来院でずっと良い調子を維持できていると仰っていて、当院の施術を大変気に入っていただいています。毎月毎月来られては「調子が良い」「あんなこともこんなこともできるようになった」「しごとが苦にならなくなった」と良い事をたくさん仰っていたたき私もとても良い気分にさせていただいています(笑)今日も「どこか気になるところはないですか?」とお聞きすると「どこも気になりません(笑)本当にウソじゃなくて物凄く調子が良いんですよ!」と仰っていました。とても良い事ですね。悪くならないように良い状態を維持するという考え方がずっと良い状態を維持できている要因でしょう。以前の体の状態を話されている時「いろんな治療を受けましたけど先生の治療を初回に受けて車に乗った時、今までと全然違うとすぐに分かりました」と2年も前の事を鮮明に憶えてあるようでした。それだけ困っていて施術結果が良かった事、諦めなかった事、思い切って来院してみて良かった事などお話くださいました。私をもっとやる気にさせてもらって、もっともっとみなさんに貢献したいなぁと強く思いました。良い出会いに感謝します。
からだ回復センター甘木
リウマチによる足裏の痛み
60代の女性が足裏の痛みで歩行困難になり来院されています。病院の検査で数年前に関節リウマチと診断されていて指の変形も多少ありますが、気になるほどではないようです。とにかく右足の指が曲がってしまっているために5本の指で体重を支えられずほぼ親指と小指だけに負担がかかっています。そのため指の付け根などにタコができてしまっていますし、靴下は親指と小指の所だけが汚れ中の指3本は綺麗なままです。変形が激しく指の動きもとても悪い状態でした。「このままでは歩けなくなると思って…」ととても不安そうでした。簡単に改善できるものではないとお伝えしていますが、ご本人の改善意欲が強く辛抱強く通われています。動きも随分と良くなり、負担がかかっていた足首やヒザも痛みが無くなられています。変形や強張りによって凹凸が激しかった足の裏も徐々にですが自然な形に近づいています。変形しているものは元に戻りませんが、できるところまで改善しその後は悪化させないという事が大事です。自宅でもタオルを使って足指の運動をしたり、お風呂の時間をゆっくり取ったりと大変頑張っておられます。調子が良くなってくると外出する機会も増えて、心も元気になってこられたご様子。このまま生活の質を上げて有意義な未来にしていきたいですね。
からだ回復センター甘木