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福岡県
肩の巻き込み⇒浅い呼吸
30代の男性が首から肩のコリで来院されました。体を動かす事とパソコン業務を半々のお仕事をされています。1年ほど前から来られていますが、当初は首から肩の不快感が物凄く強く悩まれていました。2回3回と通われるうちに不快感がどんどん薄れ、来院が1〜2ヶ月空いても好調を維持できるところまで回復されています。ご本人も自覚があるようにパソコン業務がその原因になっている事は間違いありません。とても便利なパソコン、仕事にはなくてはならないパソコンですが、体に及ぼす悪影響は計り知れません。パソコン仕事をされている方で体がいつも絶好調の方はあまりいないと思います。その時の姿勢や、瞬きの回数減少、眼を動かす視野の狭さなど不調の原因になることがたくさんあります。今回この男性は色々気をつけていただいているためか骨盤や背骨の歪みはほとんど見受けられません。しかし胸から上、肩甲骨から上の筋肉の緊張、両肩の巻き込みが強く、肺が無意識に圧迫されている状態で呼吸が浅くなっています。そうなると体内に入ってくる酸素量が極端に減り、疲れが取れにくい体になってしまうのです。施術後は胸が開き、肩が正常な位置に戻ったことで『あ〜胸が開いた〜』と一言。これで楽に呼吸ができますね。パソコン業務気をつけてくださいね。。。
からだ回復センター甘木
脊柱管狭窄症による間欠性跛行
60代の女性が腰から下肢の痛みで連続して長く歩くことが困難な状態になり来院されています。病院で何度も検査をされていますが、どの検査でも?脊柱管狭窄症?と診断を受けています。簡単に言うと背骨の中に神経が通っていますが、それが何らかの原因により、背骨が変形や骨棘(トゲ)ができることでその神経を圧迫しているという状態です。背骨の中で圧迫を受けると両方の下肢に痛みやシビレが起こります。腰を丸めていると楽で背筋を伸ばすと症状が強くなってしまうのです。その脊柱管狭窄症の特徴は?間欠性跛行?です。歩いていると下肢に痛みやシビレが出て歩く事ができなくなり、しばらく腰を丸めて屈んだりして休むとまたしばらく歩けるというものです。原因はその背骨の中の神経が圧迫を受けている事。しかし当院ではそれを原因とは考えていません。背骨の異常は原因ではなく結果です。背骨の変形や骨棘ができてしまうのには必ず原因があるはずです。脊柱管狭窄症の方を観察しているとある共通点があります。それは?腹筋の衰え?です。若い時、筋力がある時は体をお腹側と背中側で支えます。しかしお腹側の腹筋が衰えてくると背中側だけで体を支える事になり、それが背骨への大きな負荷となり、背骨の変形や骨棘の原因となっているのです。整体では骨の変形や骨棘を元通り治す事はできません。しかし当院の脊柱管狭窄症の改善方法は?筋肉?にアプローチし改善させていきます。腹筋の強化、筋肉の動きを良くする、体を真っすぐに保つための筋肉の過緊張を緩めるなどで下肢の痛みやシビレの緩和消失、そして連続歩行距離を伸ばす事を目標に二人三脚で取り組みます。筋力の強化や筋肉の動きを良くするためにご本人にもやっていただくことがあり、面倒くさいですが将来歩けなくなる事を考えればみなさん真面目にやってもらえますし、やれば必ず効果が出てきます。そして何より悪化させないことですね。この女性も2ヶ月足らずで歩ける距離が2倍になったと大変喜んでおられます。治療を受けるだけでは良い結果が得られていない方はぜひ当院に1度ご相談ください。将来のために一緒に頑張りましょう!!
からだ回復センター甘木
働き過ぎは分かっているけど・・・
60代の女性が数ヶ月に1度程度来院されます。来院されるようになってもう4年ほどになりますが、初めて来られた時の生活習慣や不調の経緯をお聞きした時、「仕事をいくつかしていて日中も夜も働いている」とお話されていた事を鮮明に憶えています。人の体の回復は体の歪みや過緊張した筋肉を緩めるなど全身の体液の流れを良くしたり、内臓の働きを良くしたりして自己の自然治癒力を上げて睡眠をしっかりとってもらう事で疲労や痛みが消化されていき回復の方向へ向かいます。ですからどんな症状の方でもお風呂をゆっくり入ってもらうことや睡眠時間をしっかり確保する事などアドバイスするのです。しかしこの方は昼も夜も働いておられ睡眠時間が極端に短いことが問題でした。何回来られても「まだ昼も夜も働いています。睡眠時間は短いです」と疲れ切った体で仰います。何か理由があると思いながらも体が壊れてしまえば元も子もないので毎回アドバイスはしていました。ある時「実は主人がガンで私が働かないと生活できないんです…」とお話くださいました。疲れ切った体で、それでも働き続ける理由はそれだったのです。それでもそういった素振りは全く見せず、話も面白くとても明るく元気です。私にできる事は来院された時にできるだけの事をするという事だけです。人にはそれぞれ環境があり、無理をしないといけない事も多々ありますね。数ヶ月に1度体のケアに来られた時、とても気持ちよさそうに受けられ元気に帰って行かれます。今回は帰り際に「働き過ぎは分かっているけど…」と笑いながら帰って行かれました。頑張り過ぎないよう頑張ってくださいね。。。
からだ回復センター甘木
かばんを持ってぎっくり腰
昨日の朝一番に電話がありました。「朝かばんを持ったらビリビリッとして腰が痛いんです」と。時々今回のように急性の腰痛になられています。定期的に来院されていてずっと調子が良かったため、肩コリのケアを中心にやってきていました。しかし年末年始から娘さんのインフルエンザや仕事が多忙だったことで、今回は前回来院から4ヶ月開いてしまいました。「もうすぐ落ち着くから整体にいける」と思っていた矢先のことだったようです。ベッドへの移動、立ち座りなど姿勢を変える動作がとても痛々しい状態でした。痛みが激しいため短時間で必要なことだけ行い、生活のアドバイスをしました。食べ過ぎない、温め過ぎない冷やし過ぎない、安静にし過ぎない…など早く良くなるためのアドバイスをして帰っていただきました。それにしても娘さんの学校のかばんを持った時のこと…分かります、私も娘のかばんを持った時、その重さに驚きましたから。。。何入ってんの?と聞いたくらいです(笑)物を抱える時、特に重い物を抱える時は自分の体に近い位置で抱えるようにしてくださいね。手を伸ばして、腰を伸ばしたままだと腰の負担は大きいです。仮にえんぴつ1本床から拾い上げる動作もできるだけヒザを曲げて腰を丸めずに取るクセをつけてくださいね。
からだ回復センター甘木
歩行時の右ヒザの痛み
10年以上前に?変形性膝関節症?と診断されている70代の女性が来院されています。今は右のヒザ内側に歩く時に痛みが出ます。悪い時には歩くのをやめてジッとしていなくてはならないほどです。ヒザが痛み出した事には原因があると仰っていました。まだヒザが何ともない頃に夜中布団の端に足を取られ転倒し、左のすねを骨折されています。金属で固定する手術を受けるほど重症でした。今でもその骨折部や手術跡が痛むことが度々あるそうです。そのような状態が10年以上続いているため自然と右足に負担がかかり、骨折した足ではない右足が徐々に痛くなってきたようです。そして病院で検査を受けると「変形しています」と診断を受けました。良かったり悪かったりで過ごしてこられここ数年は痛みが少しずつ増してきたと感じておられました。そして先週歩けなくなるほどの状態になり、慌てて当院に電話されたのでした。レントゲン上で異常がみられる変形性の場合は進行するケースが多いので、バランスを整えたり、ヒザの曲げ伸ばしに使う筋肉の調整で疲労や捻じれやそれによって起こる縮まりを定期的にケアしていかなければなりません。すり減った関節の軟骨は減ったら再生しませんから、いかにバランス良く保ちすり減りを抑制するかです。幸いにも2回目の施術後に歩行時の痛みは消失しましたが、軟骨が減り変形を起こしていることに変わりありません。筋力が年々衰えていく中いつまでも自分の足で歩くということができる体をしっかり維持していきましょう。。。
からだ回復センター甘木
アルバイトしたい
高校生の頃に自律神経失調症と診断された40歳の女性が来院されています。体調に波があり、1年、1ヶ月、1週間、1日の中でも良い時と悪い時があり、それが20年以上続き本当に辛かったと思います。当院に最初に来られた時は、お母さんに付き添われ、とても1人で行動するのが難しい状態でした。全身の倦怠感、頭痛、吐き気、フワフワするめまい、腰痛、首や肩の激しいコリ、胃のむかつき、無気力…など訴えられていました。自律神経失調症は簡単なものではありません。しかも長年でかなり重症です。それでも1ヶ月ほど集中して通っていただくと自分で車を運転して来れるほどに回復されました。次第に不調が減っていき、倦怠感など消失したものもあります。しかし当院に来られ始めてもう4年ほどなられていますが、1年を通してみるとやはり小さな波はいくつもあります。体のケアとともに気持ちの方のアドバイスもしながら今も取り組んでいます。考え方や気持ちが変わるとやはり不調の状態も変わります。精神的な事がとても影響していることが分かります。とても真面目な性格なのも度が過ぎるため、体調の波に大きく影響するのでしょうね。しかし年々考え方や体調も前向きになり、5年目にして「バイトに行きたい」と仰ったのには心の底から嬉しかったですね。あのように無気力だった状態から少しずつ変わり何かをしたい…仕事をしたいと言われたのです。まだまだサポートが必要な状態ですが、しっかり前進していることに違いはありません。もっともっとできること、やりたいことを無理なくやれたらいいですね!!いつまでも応援していますよ。。。
からだ回復センター甘木
朝一の右ヒザの痛み
現役バリバリで農業をされている70代の女性が5ヶ月ぶりに来院されました。以前は右肩の不調で五十肩と言われる腕を後ろに回せない可動制限でしたが、回復されしばらく調子が良かったそうです。しかしここ1週間前から起きて立ちあがる時だけ右ヒザに痛みを感じておられます。しかし日中お仕事の時などは気になることは全くないとのこと。寝返りが少なくないか、掛け布団が重たすぎていないかなど睡眠中に原因が作られていないかお話を聞きました。特に心当たりはないようでしたが「寝返りはうった方が良いのですか?ジッとしている方が良いのかと思っていました」ということでした。そこで寝返りがなぜ必要か、重要性を分かりやすくお話するととても納得されていました。寝ている最中に寝返りを意識的にすることは不可能なので、寝返りをうてる環境にすることや同じ体勢で寝始めない、寝具の硬さなどお話しました。また起きて立ちあがる前にしてもらう自己ストレッチをお教えしました。あとはお仕事中のヒザの使い方。捻じっていないか。ヒザは基本的に捻じられることにあまり強くないので、繰り返されるとやはり不調の原因になってしまいます。常に無意識でやっていることですが、痛みや不具合が出てくればちょっと意識していく必要があると思います。施術では左のヒザのお皿に比べ、痛みが出ている右ヒザの皿の動きが悪く、発症して間もなくてもずっと前から原因は少しずつ作られていた事なども一緒にお話しました。「先生、ヒザの皿って動くんですか?」と質問されました。ご自分でも皿を動かしてもらい右が左に比べて動きが悪い事を確認していただきました。そしてお風呂などで皿を動かすようお話しました。「まだまだ仕事を辞めるわけにはいかない」「歩けんごつなると大変」と真面目な性格のこの方は、肩の時同様にしっかり回復まで通われると思います。?体より大切なものはない?この仕事をするようになってより強く思うようになりました。
からだ回復センター甘木
「ばね指良くなったよ」
60代の男性が月に1度いらっしゃいます。初めの主訴は腰痛でしたが、そりはもう気になりません。毎月全身の疲労と右手の主根管症候群、さらにばね指があります。建築関係のお仕事を退職されて、今は家の農業を主にやっておられます。そのためずっと手首や指は酷使されている状態です。毎月それらを中心に施術していきますが、今回は「ばね指は良くなったよ。あとは主根管症候群だけやね」と突然嬉しい報告がありました。コツコツ取り組んできた甲斐があったのです。毎日ハードに体を使われているのでいつも体じゅうがバリバリに凝っていますが、いつも趣味の海釣りの話を聞かせていただき、私自身も良い時間を過ごさせていただいています。この勢いで主根管症候群も改善していきたいですね。
からだ回復センター甘木
手術しても・・・
両ひざの不調で来院されている女性がおられます。両ひざとも関節が固まっていて90度まで曲げる事ができません。病院にいくつも行ってありますが、どの病院でも手術を勧められています。治療は痛み止めの薬と2週間に1度のヒアルロン酸の注射です。そのような生活を8年ほど続けてこられています。この方は病気やケガ=病院という考えしかなく、自分のヒザはそれしかないと長年思われていました。それでも年々痛みが増し、ヒザの曲がりもどんどん悪くなってきた時、偶然あった友達に「私もヒザが悪くて手術したの。でも今度は反対のヒザも痛み出して。だけど手術はもうしたくない」と仰っていたそうです。理由を聞くと痛みは無くなったものの、ヒザは曲がらない、外出する時は杖を使うよう言われている…など不満をいくつも言われていたそうです。そして「できるなら手術はしない方が良いわよ」とも。そして友人から整体とかも試した方がいいと勧められたことで当院に通われるようになったのです。もう5年ほど通われていますが、今もヒザは90度くらいしか曲がりません。しかし痛みは無くなり、注射もそれからは打っておられません。「曲がらないと不自由だけど痛みが無ければ手術はしない。痛みが無くなっただけでもとても嬉しい」と仰っています。私もそれだけでも嬉しいですが、まだ曲がるようになることを諦めているわけではありません。少しずつでも曲げれるように、最低でも現状が維持できて可動範囲が狭くならないようにと思っています。
からだ回復センター甘木
分かっていてもしてしまう草取り
首から腕、手首、指、背中、腰、お尻まで右半身に痛みや重だるさを感じる女性が来院されます。とても庭が広い家に住んでおられるため、ある程度の剪定と草取りを毎日のようにやってあります。お若い時にデスクワークをされていてパソコンも長時間使うハードなお仕事だったためその頃から右半身に不調を感じられていたそうです。60代になるとその不調が浮き彫りになった感じで相当体に堪えています。当院に来られるようになってもう2年ほどになりますが、施術後はとても体が軽くなり、不調な体を忘れてしまうと仰います。しかし産まれ持っての性格で、何か仕事をしていないといけない性分なので、また悪いと分かっていても草取り、剪定、そしてその後処理と体を酷使されます。月に1〜2度の整体でケアされていますが、1ヶ月後や半月後に来院された時は『疲労困憊』といったご様子です。もちろん家事もしっかりこなされているのですが、家族の人数も多いため苦労は多いとお聞きしています。私も体をケアするお仕事をしていますからなるべく良い状態で過ごしていただきたく色んなアドバイスをさせてもらっています。しかし「動いて働けるだけ幸せ」「疲れたらここで癒してもらえるから作業や家事もできてます」とやはりキツイお仕事もセーブする気は全くないご様子。私もとことん付き合って来られた時は全力でケアをする…といった気持ちでこの方と接しています。それでもお体を大切にね。。。
からだ回復センター甘木