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福岡県
膝蓋骨粉砕骨折後の不調
約1年前に転倒しヒザを打ったことで右のヒザの皿を粉砕骨折された男性が来院されました。皿が粉々になっていてまだしっかりつがっていないためワイヤーで固定されているそうです。以前首や肩の不調で来院されていたので骨折したお話は直後にお話を聞いていました。仕事も休職するしかなく骨折ということで整体も受けられず、車も運転できないためしばらく来院されていませんでした。ほぼ1年ぶりでした。お話を聞きながら施術をしましたが、ここまでの苦労を聞くと本当に大変だった事が分かります。動けない、仕事もままならないもどかしさなどが伝わってきます。骨折部分はまだしっかりつがっていないため太ももやふくらはぎの筋肉の疲れを取るような施術が中心です。また右ヒザが悪いだけでなくやはり別のいろんな部位に負担がかかり、歪みも筋疲労も相当なものです。仕事にもできるだけ復帰されているので当然そのようになるのでしょう。歪みを修正し、全身をできるだけ調整していきました。しばらく来られていなかったので今までの経緯や体の事、仕事の事、ご家族のことなど話は尽きません。施術後はスッキリした表情でしたので少し安心しました。肉体的にもそうですが、精神的にも疲労困憊といったご様子でしたから。心と体は密接に関係していますから、どちらも健康でないといけません。お話もしながら心のケアもできればと色んなお話もさせていただきました。頑張り過ぎずに頑張りましょうね。またいつでもご来院ください。。。
からだ回復センター甘木
リウマチ足裏の不具合
60代の女性がリウマチの様々な症状で来院されています。リウマチはどこの関節にも症状が出ることがありますが、この方は手の指、右肩が多少変形しています。しかし一番の不具合は足にあります。外反母趾、足裏の変形で歩く動作がとても不自然です。数年痛みをかばって歩いているため、親指の付け根にいつも硬いタコができています。変形による痛みとタコの痛みでゆっくりゆっくりしか歩けません。クッションが多少効いた靴を履いている時はそれなりにスムーズに歩かれていますが、素足や靴下で歩くとダメです。1年2年かけてでも改善したいと強く望まれていたので私と根気強くケアしてきました。もうすぐ1年になります。少しの変化の積み重ねと毎日の自己療法で少しずつ変わっています。最近になって足裏の不自然な盛り上がりが減ってきた実感がお有りのようです。それは私も感じていたことでした。足の指の各関節の動きを良くしながら変形を抑制し、足裏や指でしっかり踏み込めるよう少しずつ少しずつ頑張られています。来院当初は「このまま歩けなくなるかも」と消極的だった発言も「ここが良くなってきた」「これができるようになった」「主人とあそこに行ってきた」ととても前向きに変わってきました。一気に好転する事はとても難しい疾患ですが、長い人生でここ何年か頑張れば、その後がとても有意義になります。今リウマチで頑張っておられるあなたも諦めず、慌てず、希望を持って頑張ってくださいね。
からだ回復センター甘木
腹横筋という筋肉
慢性的な腰痛の原因は様々あると思いますが、どこに原因があっても腹筋が弱くなっているという共通点があります。体は表と裏のように腹筋と背筋、二頭筋と三頭筋(力こぶと後ろ側)がバランスが取れてこそ正常に活動できます。しかし腰部に関しては歳を取ってくると必ず腹筋側から衰えてくるのでそれが腰痛の原因になるのです。簡単に言えば、腹筋背筋がバランス良く働いていれば上半身や頭を?背骨?と?内臓?で支える事ができているのですが、腹筋が衰えてくると腹圧が下がり結果的に内臓で支えれなくなり主に背骨だけで上半身を支える格好になるのです。当然背骨自体にかかる負担は相当増えるでしょうし、背骨を支えている多裂筋や脊柱起立筋は疲労し硬くなります。そういう話をすると誰でもが知っている腹筋運動をすればいいの?と聞かれますが、一般的な腹筋運動で鍛えられる筋肉は腹直筋という筋肉です。腰部を守る安定させる筋肉は腹横筋という筋肉。当院ではこれを鍛える事を自宅でしてもらいながら体を改善していきます。あなたもイスに長時間座った時や長く立っているとシャンとした姿勢を続けられないのであればこの?腹横筋?を鍛えてくださいね。
からだ回復センター甘木
洋服の着脱が辛い
重労働をされている男性が両肩の不調で来院されました。特に左の肩は真横から腕を上げると水平以上で鋭い痛みが走ります。半年以上前にも右腕に痛みが出るようになり、2ヶ月かけて当院で完治されました。今度は肩です。以前から大変なお仕事の内容をお聞きしていたので時間が経てばどこに不調が出る可能性があるとはお話していました。以前不調だった腕には痛みは出ていない状態です。今回も週に一度のペースで来院いただき、来院されない日は自己ストレッチという形でケアしていきました。今回は発症してすぐ来院されたので、比較的早く改善がみられ1ヶ月計4回の整体で完治することができました。初回はジャンパーを脱ぐのが痛々しかったですが、昨日はスムーズに着脱できていて私も嬉しかったです。日々疲労が溜まる大変なお仕事は変わりません。普段のお風呂や睡眠、休日の過ごし方など疲労を溜めないよう心掛けていただきたいとお話して終了しました。無事に回復されて良かったです。
からだ回復センター甘木
マラソン大会アベック優勝!
当院に地元の中学の陸上部の子が体のケアに来ています。中学生といえど練習は相当ハードなもののように聞いています。シンスプリント、ふくらはぎ、腰、股関節、肩、太もも、だるさなどその時々で不調部位も変わってきます。特に大会前になると相当な走り込みがあるようで、長距離を得意としていない私は話を聞いただけでも逃げ出したい気持ちになりますね(笑)男女1名ずつ来られていますが、先日の町内マラソン大会で2人とも優勝したことをうかがいました。とても嬉しいですね。もちろん本人達の努力があっての結果です。その努力をできるだけ100%発揮できる状態にする事が私の役割であり、このような報告をいただくと充実感をとても感じます。まだ2人とも2年生なので、このまま大きなケガなくどんどん記録を伸ばして成長してもらいたいものです。自分の子供が活躍したように嬉しい報告でした。お2人ともおめでとう!!!
からだ回復センター甘木
姿勢が良くなると呼吸が深くなる
当院には様々な不調でお悩みの方が来られますが、ほとんどの方は姿勢が悪いです。自覚されている方はまだ良いのですが気付いていない方も結構多いです。当たり前になっているので当然かもしれません。先週来られた30代の女性は首から肩に症状があります。ずっと前に大きな交通事故に遭われているのでそういったことも後々出てきてしまう要因になったりもしますね。時々調子が悪いことはあったものの、今回の不調は以前とは違うという直感のようなものがあって来院されました。体の歪みはご本人が気にするほどでは無かったのですが首が酷く悪い状態でした。ご本人にもお伝えしたのですが、分かりやすく言うと?首から下と首から上が別人のよう?でした。首のアーチはほとんどなく、分かりやすく言うととにかく筋肉が硬い!!そういう状態であったので首を左右に倒したり、頭を下げたり上げたりすると右首に痛みが走ります。長年かけて作られた状態ですから一筋縄ではいきません。自宅で毎日行ってもらうストレッチをお教えしました。施術後はご自分で立ち姿が良くなったことを凄く実感されていました。しかも「体が軽い」とも。時々の整体と毎日の自己ストレッチで本来のバランス良い体が再び定着すればその体の軽さ、気持ち良さが当たり前になりますよ。猫背が修正されれば圧迫されていた肺が広がり、自然と呼吸が深くなります。酸素をいっぱい取り込める体はさぞ喜んでいることでしょうね。。。
からだ回復センター甘木
片頭痛は食べ物にも注意
当院にも頭痛で悩まれている方が来られます。頭痛といっても種類があり、ひとくくりにしてしまうと注意して頂く事が真逆なので慎重に見極めなくてはいけません。自分で判断する時一番分かりやすいのはお風呂に入った時に楽になるか悪化するかだと思います。片頭痛は脈に連動していてドクッドクッやズキッズキッと脈打つような感じで痛むのが特徴です。その場合は脳内の血管が拡張して周りの神経に影響しているので体を温めたり運動したりすると、血流が良くなりさらに血管を拡張させるので悪化してしまいます。安静にする、短時間首周辺を冷やす等が良いです。またワイン、チーズ、チョコレートなどの血流を良くする食べ物飲み物も控えられた方がよろしいですね。また体の歪みや首こり肩こりがあると血流が悪くなるのでそこもケアしていく必要があります。上記のような症状がある方は参考にしていただければと思います。
からだ回復センター甘木
頻繁に強揉みのマッサージを受けた体
60代の女性が首から肩、手首、ヒザ、軽いめまいといった不調で初めて来院されました。主にマッサージを中心に首から肩の不快感を改善しようと取り組まれていたようです。症状が気になりだしたのが去年の12月でした。軽めのものから痛みを伴うマッサージまで色々なケアを試されています。しかしマッサージ後は症状が緩和するもののすぐに再発しなかなか根本的に解消されず整体を受けてみようということに。今はお仕事をされていませんが、お若い時から和裁のお仕事をされており、とにかく指先を酷使されてきたようです。時々指がつりながらも我慢しながらお仕事を続けられました。そこにお母さんの介護が加わり、一時期は本当に疲れ切ったといった感じだったようです。そして症状が出てきました。明らかにオーバーワーク、疲れが限界に達している状態ですね。体を触っていくと右の首筋が異様に硬く、老廃物が溜まり、血流がとても悪くなっているのが分かります。これは繰り返し刺激を与え続けられた結果のことです。コリをその硬さ以上の強さでマッサージすれば一時的にほぐされた感じにはなりますがそれはあくまでも一時的です。体には危険と判断した刺激から体を守ろうと防御反応をしめし、同じ刺激を受けても体を守れるように筋肉をさらに硬くしてしまいます。それを?また凝った?とさらに硬くなったこりをマッサージする…また硬くなる…もっと強いマッサージ…と繰り返されてしまうのです。マッサージを全面的に否定しているわけではありません。しかしそういった反応を体は脳はしてしまうのです。野球選手がバットをたくさん振るとマメができるのも皮膚を硬くして守っているのです。それと同じです。体に不調がある方はできるだけ強い刺激のマッサージは避けてくださいね。体調が悪くなくリラクゼーションや癒しを求める時は軽めのマッサージなら良いと思います。体のそういった反応を知っておいてくださいね。
からだ回復センター甘木
歩き方のクセ
股関節の不調で来院されている女性がおられます。去年から痛みが出始めて病院で検査を受けましたがレントゲン上は異常ナシ。少し炎症が起こっているようだからシップで様子をみましょうと医者から言われていたようです。しかし3ヶ月経っても痛みは消えず、ご主人さんから歩き方がおかしくなっていると指摘されるようになってしまいました。年が明けてすぐに当院にいらっしゃり、歪み検査をすると痛みの出ている左の股関節がお尻にある臀筋に引っ張られています。なので仰向けに寝て両膝を上げていくと左足だけ外側に開きながら上がってしまいます。お尻の筋肉に引っ張られている状態ですね。説明をして納得されてから施術に入りました。なぜなら股関節は改善に時間がかかる傾向にあります。とても大きな関節がこのように引っ張られながら動くということは筋肉にとても強いクセが長年かけて付いてしまったことを意味しているのです。ただ1週間後には痛みはほぼ無くなっていました。それでもまだ左足が外側に開きながら上がる筋肉のクセは半分ほど残っていたのでご本人にお聞きし、しっかり治したいとのことで1週間に1度来院してもらっています。少し長く歩いても、お孫さんと公園で遊んでも全く痛みは出ていないとのことで安定しているようです。歩き方も自宅の鏡の前でしてもらう自主トレで少しずつ改善されています。数ヶ月といった期間中アンバランスで歩き続けたクセはなかなか取れてはくれません。同じくらいの期間をかけて自分で地道にやってもらうことが良くなるためには不可欠ですね。コツコツ頑張ってくださいね、体は必ず変わりますよ。。。
からだ回復センター甘木
痛みや歪みがない状態でウォーキングを
来院者はほとんどの方が自分の体、健康について意識が高いです。そのためウォーキングや健康促進の施設でマシーンによる筋力トレーニング等をしておられる方が多いです。そのような方によく質問されます。「多少痛みがあっても運動した方がいいですか?」と。もちろん体を動かす事は大変良い事ですからしていただいた方が良いです。しかし注意していただきたいのは?痛みを我慢してまで無理してしないこと?です。例えば痛みを我慢してバランス悪く歩くクセがついている場合はそのような歩き方で体を動かしていくと左右バランス悪く筋力が付いていくことになります。ご自分の歩き方を鏡やガラスなどでチェックしたり、ご家族の方に見てもらったりしてアンバランスな歩き方をしていないか確認するといいです。健康のため、筋力維持のためと痛みをかばって歩いた結果、筋肉のアンバランスが作られてはかえって痛みを増幅させたり、体の歪みを作ったりということにもなりかねません。来院者にはそのようなお話をさせていただいています。そしてウォーキングの時は手に荷物を抱えないようにしてくださいね。それもバランス崩れにつながります。手ぶらで自然に手を振る歩き方が理想です。あとは「歩いていれば筋力は保てる」という考え方をされている方がおられますが、実は平坦な道を歩くだけでは筋力は鍛えられません、残念ながら。。。ちょっと坂道であるとか段差があるというような筋肉に多少の負荷がかからなければ筋力向上にはならないのです。ただ無意味ではありません。血流は良くなりますし、体力は保てます。手ぶらで歩く事で歪みの修正もできています。もし?筋力をつけたい、維持したい?という目的でウォーキングされているのであればちょっと坂があるようなコースをお勧めしますよ。。。
からだ回復センター甘木