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６０代の女性が今月初旬から来られています。内容は言えませんがとても精神的ストレスがかかるお仕事をされています。いつからか全てにおいて?楽しい?と思えなくなり、自分でどうにかしなければと当整体院に来られたのでした。ストレスが強いことで体の歪みがとても強く大きく、全くリラックスできていませんでした。仕事の都合で来院が不規則ですが、来れる時に前もって連絡をいただきちゃんとケアに来られます。頻繁に出ていた不整脈が半月で一回だけに治まっています。その時もパニックにならず、薬にも頼らず、アドバイス通り深呼吸で自分を落ち着かせると自然に治まったと話されていました。「やっぱりここに来て良かったです」と言われた時にはとても嬉しかったですね。。。この出会いに感謝です。

中学生の頃から体調不良になりほぼ毎日頭痛があったという４０代の女性が通われています。その頃から心配していた母親に何軒もの病院や治療院に連れて行かれたそうですが、結局のところ良くなってはいません。ここ数年は悪化すれば寝込まなければならない状況のようですが、お子さんがまだ小さいので大変です。お母さんから相談を受け、まずはお母さんがお話を聞きに来られ、整体施術を体験されました。お母さんも全くの健康体ではないのでケアを兼ねた体験ですね。ご自分が３回受けられて大丈夫だと判断されご本人を連れて来られましたが、不調の期間が長いため娘さんご本人は諦め気味です。自律神経の乱れもあるようだったので、好転反応のお話をしっかり説明していましたが、予想通りそういった反応が出たと報告を受けました。話を事前にしていたので慌てることなく対処してくださっていました。それから頭痛がない日が時々あるようになり、以前よりケアに対する心構えなどがとても前向きに。そこからは加速度的に好転していきます。現在初来院から３ヶ月が過ぎましたが、時々頭が重く感じる時はあるもののほぼ頭痛は出なくなりました。「自信が出てきました」とさらに気持ちの面でも明るくなられています。およそ３０年という歴史があるのでまだまだ油断はできません。しかし長いトンネルの出口が見えてきたことは間違いありませんね。

当整体院では関節リウマチケアの取り組みとして三つの柱があります。?関節リウマチ専門整体?自己療法の実施?生活習慣改善です。この三つどれが欠けても関節リウマチを根本から克服することはできません。整体以外は自己管理で行なってもらうため特に?の自己療法は個人差が出てきます。誰でも早く良くなりたいという気持ちが強いため、適量より回数を多くやったり、時間を長くしたりしてしまう方が多いです。そうすると疲労が残ってしまったり、痛みが増したりすることもあるのでうまくコントロールする必要がありますね。ケアを始めてある程度期間が経っていれば要領が分かるので調整がうまくいきますが、ケア開始初期の方は調整具合も分からず、早く結果を出したい気持ちも強いので要注意ですね。毎日整体を受けれれば一番良いのですが、現実的にムリな方が多いので、この関節リウマチケアには自己療法は欠かせません。さらに適量が最良です。

４０代自営業の男性が全身の強張り感、慢性疲労で来院されました。この方とは友人関係でもう２０年くらいお付き合いがあります。私が１０年ほど前にこの整体院を開業する時も院内の改装工事などで大変お世話になった方です。体を使う仕事であり、昼夜を問わず仕事があるので生活リズムも不規則になりがちで疲れも溜まることでしょう。不調になるとケアに来られます。私が整体師になる前から体のケアをされていてゴリゴリマッサージや関節をボキボキ鳴らす整体も多数受けられているので体の負担がない当整体院の無痛整体は「物足りない」と言われながらも通っておられました。しかし体のことを深く勉強すればするほどムリのない範囲での整体が体には良いことなのか理解するようになりました。そんな中、３年ほど前に「ぎっくり腰になってまっすぐ立てないが仕事は空けられん。どうにかならんか」と連絡がありました。近所の治療院数軒回ったが芳しくないようでした。施術後には腰が立つようになって「初めてお前の整体の凄さが分かった」と言ってもらえた時にはとても嬉しかったですね。本当に傷んでいる時に強い刺激は逆効果ですからね。短時間で必要最低限の刺激で良いのです。それから私の施術を信頼してくれています。先日も「アッ首がラクになった〜。でもなんでこれで良くなるのかね」とまだ不思議そうではあります（笑）

４０代の女性が左股関節の不調で来院されました。以前から時々痛みが出たり良くなったりしていたようですが、今回は疼きも出て痛み止めを飲まないと仕事ができないほど悪い状態のようです。股関節の検査をすると、簡単にいうと左の股関節が内側に捻じられていました。これは横座りやアヒル座りが習慣になっている方にみられる歪みです。案の定横座りをいつもしていて足先を出す方向が常に同じだということでした。それを逆にすると座り難いし、違和感があるためいつも同じ座り方になってしまいます。さらに左の足首も右に比べても硬く、足首を回すと範囲がとても狭い状態です。「１５年前くらいに捻挫してから足首回すとコキコキ音がする時あります」と仰います。足首の硬さや不具合はヒザや股関節などに影響しますから、それも股関節の痛みに関係していると推測されます。そんな話をしながら体を整え終了。股関節のクセは強い場合がほとんどなので、定期的に来院した方がいいことと、自宅でやってもらった方がいいストレッチを指導しました。ペットから受付まで歩く間に「わぁ脚がとっても軽〜い。全然違う」と喜んでおられました。ストレッチをしっかり続けてくださいね。

慢性症状から抜け出すのに改善がスムーズに進む方とそうでない方がおられます。もちろん体の状態や今までの経緯など人それぞれですから多少の違いはあって当然です。しかし手術を何回も繰り返してあるようないわゆる重症な方でも、驚くような改善がみられる事も多々あります。今までの経験でそれが何なのかほぼ分かっているのですがそれは私自身の努力だけではムリな部分でもあります。先日来られた６０代男性。当整体院では不調の改善、消失はもちろんですが再発しにくい、再発しても早く解消できる体づくりを第一に考えています。そのため、初回時に時間を多くとり、今までの経緯や体の状態、生活習慣などとても詳しくお聞きします。事故やケガなどで不調が出ていれば別ですが、自然と痛くなったやいつの間にか悪化していったという経緯であれば、それは普段生活しているなかでの姿勢や体の使い方の習慣、お風呂の入り方や時間、睡眠時間、食事の影響…などから不調が発症したと考えられます。それが原因であればそこを気付き改善していかなければ整体直後だけ状態が上がり、また急降下することは免れません。整体の時間より日常の生活の方が圧倒的に長いのですから。そんな理由でお話を聞くことを重要視しているのですが、その男性はいかにも?話をするのは面倒だ??そんな事聞いて何になるの??早く施術してくれ?と言わんばかりです。体はそんなに簡単に好転しません。体のケアは双方が協力し二人三脚で行なわなければ難しい点もあります。「分かってます…」「知ってます」「思っているけど」そんな言葉を連発する方は改善速度が遅いですね。。。

以前腰椎椎間板ヘルニアと診断され、良かったり悪かったりを繰り返しながら過ごされ、最近悪化してという７０代男性が通われています。野菜作りを仕事とされている現役バリバリの方です。腰からお尻にかけてと脚の付け根の前側の痛みで仕事や日常生活に支障が出ています。その痛みは２回の整体で違和感程度に軽減していて大変喜んであり、当整体院を勧めた奥さんにも感謝されています。奥さんも肩の激痛で仕事や家事ができないほどの状態の時に来られて良くなった経緯があります。初回から痛みの変化に驚いておられましたが、それより１０年以上右足の第一趾(手でいうと親指)の感覚麻痺で何も感じられなかった感覚が少しずつ感じるようになってきた！と報告されました。諦めていたというか忘れていたものも自然治癒力が活発に働けば良くなることもあり得るのですね。毎回変化を鼻息荒く報告していただくことを大変嬉しく思います。

一年ほど前から定期的に来られる７０代の女性がおられます。まだ農業をされていて収穫から出荷までこなされている鉄人です。さらに多趣味でいろいろな所に顔を出し、お友達もたくさん。そして旅行が大好きでよく出掛けられています。その方が２ヶ月ほどまえからお友達と一緒に来られるようになりました。ご近所さんだそうですが、旅行に行く仲だそうです。とっても仲が良い。その方も長い間畑仕事をされていて体もあちこち痛み、家族の人間関係でストレスも多いようです。そのお友達は行きつけのマッサージがあるそうで、その強めのマッサージに体が慣れていて当整体院のやさしい整体に物足りなさを感じておられたようです。(ご本人の後日談)しかし友達の誘いに断れず、２回目も来られたのでしたが、初回の物足りなさは変わらなかったものの術後の体の変化が今まで感じた事がないくらい調子が良くなったようで、それからは態度も急変(笑)アドバイスや注意事項もしっかり聞いてくださります。初めから来られていた友達は「だけん言いよったやんね」と何度も言われていました。変化を感じられるまでには期間も回数も個人差がありますからね。今はお２人で「遊びも仕事もムリして悪くなってもここに来れば大丈夫」と合言葉のように仰います。人生を楽しめるようにずっとサポートしていきますよ！！

７０代の女性が体の異常を感じたらすぐに来院されます。今回も「自転車をこいで買い物に行っていたら右のヒザが変な風だった」と電話がありさっそく来られました。自己ストレッチやバランス良い食事、ウォーキング、お風呂や睡眠時間など体にとても意識が高い方です。ご本人と大切なご主人(本人談)のために自分が健康でありたいと常々言ってあります。痛みが酷くなる前にケアする習慣はそんなところからもきていると思います。右ヒザはヒザ裏が硬くなっており、関係する太もも裏の筋肉が突っ張っていました。体を整えることを終えた後、そのヒザ周辺の筋肉をゆるめて伸ばすことに時間を割きました。歩行時などには痛みが出ないため、一旦帰られて自転車に乗る時に確認してもらうことに。２日後に再び来られたのでまだ調子が悪かったのかと心配しましたが「先生、もう全然大丈夫でしたよ。すぐに来たけん良かったとやろう。でも念のため今回はもう一回来ました、ヒザは大切やからね」と笑っておられました。歩くためにヒザや股関節は大切な部位。どこの部位も大切ですが、移動するために使う関節は特に大切にしていただきたいですね。。。

去年の８月末から通っておられる５０代の女性の話です。一昨年の７月に右手首が痛くなり病院で「関節リウマチの疑いがある」とのことでさっそく抗リウマチ薬のリウマトレックスを４錠処方されました。それからも左足首の腫れと痛み⇒右手の薬指⇒両肘の痛み⇒左肩の熱感などに患部が広がり、朝の動きにくさも増していきました。あまりの不安に自律神経も乱れ始めたためにそれを抑える薬も増えました。元々抗リウマチ薬は効果が現れるまでに２〜３ヶ月かかるため、そのうちリウマトレックスが４錠⇒５錠になる。(その間リウマトレックス⇒メトレートへ変更)そのまま１年以上経過して当整体院に来られたのでした。とても不安いっぱいという感じで１時間以上話をされたと記憶しています。リウマトレックスやメトレートなどМＴＸは抗がん剤です。ある教授の本に書かれていたのは?МＴＸを飲んでいる人は飲んでいない人の４倍悪性リンパ腫になるデータがある?という事。とても怖いですね。関節を守るために処方される薬によって、免疫力が低下しガン細胞が活性化するのです。現代の病院(西洋医学)では当たり前で、それがベストだと考えているのでしょうね。しかし私達東洋医学の考えは?自己免疫を正常化して自然治癒力を働かせること?を関節リウマチの方のケアの第一に考えます。ただし整体で即自己免疫が正常化することはありませんから、そこが修正されてくるまで薬で関節を守りながらというのがベストだと考えます。この女性は約５ヶ月で整体、自己療法、生活習慣改善など努力され、メトレート５錠⇒１錠まで減薬できました。嬉しいですね！ご本人談ですが、薬も減って気も楽になり、自律神経系の薬は全く飲まなくなった、ずっとあった倦怠感もない「薬を飲まない方が調子がいいみたいです」と仰っていました。関節リウマチの方、いろんな事を諦めないでくださいね。