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６０代後半の農業をされている男性が、来られている奥さんの勧めで来院されました。症状はずっと立ちっぱなしや重い物をたくさん持つ作業をするとお尻の上の方が痛くなり、我慢しているとシビレのような症状になりビニールハウスの中で横にならないといけなくなる状態です。あと長く歩き過ぎると股関節の全面のそけい部に痛みとは違う鈍い感覚が出ます。プラスずっと前からの肩こり。奥さんから話は聞いていて「主人もここに行けばいいのになかなか行かない」と。先日症状が急に悪化し、奥さんから予約の電話がありました。男性はなかなか治療開始が遅いです。ぎりぎりまでケアしない方は少なくありません。その分重症化している場合も多いのです。歪みと全身にあるコリが気になりましたが、一番のポイントはやはり股関節。仰向けで両ヒザを立てて、そのヒザを胸の方に上げていくと真っ直ぐ上がらずに両ヒザとも左の方へ上がっていきます。明らかな異常です。ご本人も明らかになった不具合に驚かれていました。なかなか自分で歪みなど自覚は難しいですからね。あまりに歪みと筋肉のコリが酷かったために良くなるまでにしばらくかかりそうだとお話ししました。しかし休み明けの今日２回目の来院でしたが、翌日の強い好転反応の後、お尻の痛みやシビレは消失していると報告がありました。「妻からやさしい整体とは聞いていたけれどあんなにやさしくされたのに」と驚きと一回で快方に向かった喜びとで複雑な笑顔でした（笑）まだ歪みと全身にある筋肉のコリ自体が消失していないので症状は消えているが、原因は残っていますよということでもう少しケアを続けます。

６０代の女性が悲鳴にも似た疲労いっぱいの感じで来院されました。この方は時々このように頑張り過ぎてしまいます(汗)もうダメという状態で来院されます。今回は年末年始に双子のお孫さんを連れて帰省された娘さん家族が３週間滞在されたお世話が原因のよう。お孫さんはかわいくて原因とは言いたくないでしょうが…。娘さん達が帰られてホッとした時から体の不調がドッと出だし、ペットから起き上がれないほどの不調ぶり。整体に行きたいと思うものの体が言う事をきかない。ようやく動けるようになってさっそく電話をいただきました。施術では力が入っていてなかなかリラックスできない、自分でも力の抜き方が分からないと苦笑いされていました。左肩周辺のコリが強く、ストレスが強くかかり心臓や胃が疲れているサインもバッチリ出ていました。「本当は早く帰ってくれないかな。１週間が限界」と本音をもらされていました。しかしお孫さんはかわいいですよねぇ。私も子供が大好きですが、孫は特別とよくお聞きします。整体でホワ〜ッとされて帰って行かれました。でも家事や仕事が忙しいと言われていたのでちょっと心配ですね。。。

４０代の男性が来られました。初めは腰痛や背中の張りのケアで来られていたのですが、それらの改善が問題なく進み好調を維持されていたのですが、職場での人事異動をきっかけにストレス過多になり、メニエルを発症、不眠、倦怠感など自律神経系の不調が出始めました。耳鼻科での薬も処方され、めまいはほぼ落ち着いているもののその他の症状は残ります。その部分を当整体院でのケアで改善される目的です。まだ多少波はあるものの睡眠は取れるようになり、倦怠感も軽減中です。まだ途中経過ですが、現代はストレス社会で自律神経系の乱れによる不調が多いと感じます。結構休職されてケアに来られる方が多いからです。この方も当初は体が全くリラックスできず、交感神経完全優位の感じがありありと感じられ、それが睡眠に大きく影響していました。少しずつ回復されつつありますが、日々ストレスはかかってきます。油断はできませんね。。。

整体初体験と言う７０代の女性が来られました。肩こり、背部痛、臀部の痛み、筋力が弱く軽い歩行困難などがあり、友人から当整体院を勧められたと来られたのでした。ほとんどの関節の可動域が狭く、動きが悪い状態が見受けられました。「自分の体だから良くなるまでに時間がかかるのは分かっている」と仰います。ご主人を３０代で亡くされ、１人で２人のお子さんを育てられた苦労が体にあるのでしょう。丁寧に整体していきました。?体の力を抜く?ということがとても難しく力が入っている自覚がご本人にないためかなり苦戦しましたが、施術後会計までの体の動きでとても変化を感じられたようで「体がえらい軽〜い」と何度も仰られていました。体の反応にしっかり手応えを感じられたようで、次回の予約を入れられ帰られました。今までの苦労が少しずつでも剥がれていけばと思います。

ちょうど２年前に下肢のシビレを伴った腰痛をケアするために来院された６０代の男性が来院されました。とても久しぶりだったのでお元気だったかお聞きすると「あれから先週までは何の悪いところがなかったよ」と仰いました。その当時は痛みも強くシビレもあるとのことで短期間に集中してケアしました。驚くほどの回復ぶりで１週間で不調は消滅。その後２年間健康体でおられたということで維持力はすごいなと感心しました。しかしその時も調子が良くなってからのケアの継続をしっかりお話していましたが喉元過ぎれば熱さ忘れる状態で来院される事はありませんでした。とてももったいない。人は絶対に日々生活で動いて負担や疲れが必ず溜まってきます。全然動かずに生きていけるはずがありませんから。今度の痛みも夜間に目が覚めるほどの強い痛み。体が?もっと大切にしてくれよ?と訴えていると思います。そんな話をまた一から話しながら施術に当たっています。歳を重ねれば当然治癒力も落ち、回復までの期間は長くなりがちです。不調が出てからケア開始⇒不調が出ないように維持…に意識を変えてもらいたいですね。今順調に回復中です。

とてもよく働かれる女性が「家で転んだ２日後から腰がとても痛い」と来院されました。とても焦っておられたのでお話を伺うと一週間後に以前から申し込んでいる旅行の予定が入っているとのこと。しかし腰はくの字に曲がり、痛みも強くぎっくり腰の中でも重症の部類です。キャンセルしないといけない状況だが自分がキャンセルすると一緒に行くことになっている友人に迷惑がかかるととても落ち込んでおられます。私も出来る限りサポートしたいのですがなにせ体の事なので?絶対?はありません。しかもかなり重症。。。ぎっくり腰もその場で痛みが大幅に軽減する場合と時間を有する場合があります。一口にぎっくり腰と言っても原因は様々です。しかもこの方は元々すべり症があるそうでなかなか厳しい状況でした。それでも与えられた条件で最良までとお話しケア開始。一週間といってもその週は正月明けで祝日もあり日曜を入れると来院できる日は３日しかありません。どうしても行きたい思いも強く来院されてすぐに３日分の予約を入れられました。日に日に回復され最終日にはご本人も行けると手応えがあるようで笑顔も。しばらくぶりに今日来院されましたが「無事に楽しく行けました〜」と喜んでおられました。また一緒に行かれたお友達も一緒に整体を受けられその時の話で盛り上がっていました。お役に立てて良かったです。期限にいつも応えられるかは分かりませんが常に最良を目指します。

股関節の手術を両脚ともされている女性がケアに来られています。痛みはほぼ無いそうですが、動きが悪かったり出来ていたことができなくなってきたりして将来を不安に思い通院されるようになりました。そのひとつの要因として急激な体重増加があるようです。この方は肝炎があったものの治療のお陰で良くなられてから食事が美味しくなりみるみる体重が増えたそうです。医者からも良くある事と言われたそうですが、この方の場合は体重が増え過ぎると股関節に悪いという事で心配してありました。ここで私が経験して良かったと思う糖質制限のダイエットを提案しました。運動も激しいものはできないので浮力を利用したプールでの有酸素運動。ご本人に早急にどうにかしたいと危機感が強かったためすぐに取りかかられました。現在一ヶ月過ぎですが約３ｋｇの減量に成功してあります。ご本人はあと５ｋｇという目標を当初から掲げられていますのでこのまま継続されます。しかし筋力を付けながらの体重減ですから時間がかかります。筋肉は脂肪より重いからです。しかし達成されれば体にとってとてもプラスになることは間違いありません。脂肪を落としながら筋力を付けての８ｋｇ減。しっかりサポートして目標達成してもらいます！！

６０代の女性が肋間の痛みで来院されました。３０年ほど前に同じような痛みが出てとても嫌な思いをされているので、できるだけ早く治したいと仰っていました。とても辛い思いをするとトラウマになることもありますよね。病院には行かれていないので自己判断での肋間神経痛だと言われていました。痛みがある時と無い時があるそうです。姿勢を変えても変化がないが、お風呂に入って温めると症状が落ち着くということです。理容師さんで、ずっと両手を上げて仕事をしたり、変な体勢で体を捩じったりと大変なお仕事です。初回は施術後もその時に痛みが出ていなかったので「よく分かりません」と帰られましたが、２回目来られた時には「随分痛む回数が減っています」と嬉しそうでした。３回目の今日は「そういえば全然痛み出てないです」とすっかり頭から肋間の痛みがなくなっておられました。肋間の痛みだけでなく、長年重ダルかった腰や肩、右手親指の腱鞘炎、両足の外反母趾にも改善がみられたようでしばらく通われるようになりました。全ての症状に体の歪みが関係していたのでしょう。体が快方に向かったことで表情もより明るくなられました。良かったですね。。。

サッカーをしている中学生の男の子がお母さんに連れられて来られました。左脚を伸ばしたまま外側へ開く動作をした時に痛みが出ます。痛みがピークで脚を引きずるように歩く時もあり、正座をしても痛みます。以前オスグッドで小学生の時に何度が診ています。数回の施術でヒザの方は問題なく今までサッカー出来ているようです。良かった。身長が伸びてバランスが変わったり、中学生になり部活での練習もハードになりますから歪みや疲れは溜まりがちですね。股関節の左右のバランス崩れは検査ですぐに明らかになりました。一緒に来ていたお母さんも左右の違いを説明し、その差を見てもらうと大きさに驚かれていました。全身の調整を行いながら股関節中心に施術終了。立っていろいろ動かしてもらっても痛みは出ませんでした。股関節は一度痛めたら長引いたり再発することが多いので、日常生活の注意点やストレッチをお教えし終了。ちょっとでも不具合を感じたらできるだけ早く施術を受けに来るよう伝えました。私も中学生時代はスポーツばかりしていたのでケガはしょっちゅうでした。できるだけ良い体環境で取り組んで欲しいですね。

新しい年に入り、今年初めて会う方がほとんどですが休み明けということもありみなさん疲れています。特に兄弟や親せきを迎え入れた家の女性は大掃除のほかにも料理や買い物、あとは普段なかなか会わない方を迎えたというストレスでかなり消耗している様子がうかがえます。「お盆やお正月休みなら仕事をしていた方が気が楽」と本音を話される方も少なくありません。しかし高齢になればお孫さんに久しぶりに会えるのもまた限られた時しかありませんね。でもとにかく主婦は疲れています（笑）少しでも元気になっていただくべく気合いを入れて施術しています。「あ〜これでまたしばらく頑張れそうです」と言っていただくと嬉しいですね。とにかく現代はストレス社会。ストレスに勝とうとしても必ず負けるようにできているそうなので挑んではいけません。溜め込まないようにうまく発散しながら自分で消化できないようなら整体でリフレッシュしましょう。病気や不調に陥らないためにものんびりのんびり心おだやかに。