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東京の方から快福枕について問い合わせがありました。首に当てる枕で、首の形状を整え、頭が床から浮いていることで頭の重さで背骨に牽引がかかり、寝ながらにして背骨の捻じれや歪みも修正する事ができます。ストレートネックや首こりの強い方にはお勧めですが、急激に長時間しようすると辛い場合もあります。首の骨の形を良くするためですが、体はどの形が正しいか認識できないので急激に変化する事で体が危険と判断し、信号を出します。体を守るための産まれ持っての機能です。初めは短時間から慣らす感じての使用がベストだと思います。首には大切な神経や血管が多くあるので特に大事にしたい部位です。デスクワークやパソコン作業が主のお仕事をされている方は特にストレートネックや猫背になりやすいので注意しましょう。見た目もそうですが、背中が丸くなると肺や内臓が圧迫されます。肺が圧迫されると呼吸が自然と浅くなるものです。疲労回復や美容面からも酸素の吸収は大切なことですから、深い呼吸が自然にできる骨格でありたいものですね。枕をご注文頂いたＫさんの健康回復、健康維持を願っております。

５０代の女性がお友達の勧めで当院に来院されました。左の股関節や臀部に強い鈍痛があります。歩行時などよりも仰向けに寝た姿勢で一番強い痛みを感じるのでここ１〜２年は常に横向きの姿勢で睡眠をとってあります。仰向けに寝た瞬間に顔をしかめられ、体に力が入ってしまいます。初回は横向きの姿勢と座位の姿勢のみでの施術となりました。なぜそのような症状が出てしまったのか心当たりを伺うと、仕事で重いものを１日中抱える事、さらに右から左にその物を移動させるので、常に左足に重心がのっていた事が原因ではないかと思われました。悪化する４〜５年前から違和感が常にあったそうですが、仕事も忙しくケアする時間もそう取れなかったと仰います。しかし生活に支障が出るようになってからはあちこちの治療院を回り、今は仕事も辞めておられます。毎日の負担の積み重ねで徐々に蝕まれていった感じてですね。しかし仰向けに寝れないというのは辛いです。本来なら一番背骨に負担がかからないリラックスできる姿勢のはずです。しかしこのように仰向けに寝れない方は少なくはありません。時々そういう方が来院されます。背骨自体が変形してしまっていなければ、仰向けに寝れるようになる可能性は高いです。骨盤の歪みや仙腸関節の不具合、筋肉の過緊張をとっていくことを重点的に行います。さらにこの方は股関節の左右のバランスも悪いのでそれも修正。何十年も同じお仕事同じ作業をしてこられたので体のクセも強いものと思います。３回目に来られた時には「１５分なら仰向けで寝れるようになりました。どんどん長くなりそうです」と喜んでおられました。無理せずゆっくりじっくり回復していきましょうね。。。

月に一度整体を受けに来られる女性から「職場の人を診てほしい」と電話がありました。来院されお話を伺うと、職場も同じですが同級生だそうでもう何十年もお友達だそうです。数日前から左半身がおかしくなり、来院された時は左肩から指先までシビレのような違和感がありました。触診すると首や肩が相当強く凝っていることが見受けられました。肩こりは学生の頃からで頭痛や吐き気も頻繁に起こるそうで時々マッサージに行かれているそうです。当院の整体は症状や部位によって施術が変わりますが、変わらない事もあります。?どのような症状でも全身を調整する?症状や辛さ、コリ具合は様々でも手技の圧や力の入れ加減はいつも同じ…ということです。簡単に言うと強い肩こりの人も軽い肩こりの人も同じ圧で緩めていくということです。マッサージだと強く凝っていればそれだけ強く揉んだり叩いたりするでしょうが、そのような筋線維が崩れるような体に負担がかかる施術は行いません。ですからマッサージに頻繁に行かれてある方が来院された時は施術前に必ず「いつも行かれているマッサージに比べると物足りなく感じると思いますよ」と説明して納得されてから施術を始めます。この女性にも説明しましたが、来院されている紹介者さんからそのことは十分聞いてきたと仰っていました。「マッサージじゃないよ。でも良くなるよ」と。最後まで気持ち良く受けられてお帰りになられました。施術後はほとんど症状は感じなくなり「またぶり返すようならもう一度来てください」と伝えていました。翌月紹介してくださった方が来院され「あの子あれからピンピンしてますよ」とお礼まで言われました。その後がどうだか気になっていたので安心し経過も良いようで嬉しかったです。

首の不調で７０代の女性が来院されました。脳梗塞、アキレス腱断裂、難聴などもあります。今回は首の可動範囲が狭くなり自転車に乗るのが怖くなったということで来院されました。自転車に乗って後方の確認ができないとやはり危ないですよね。歪みも大きく筋肉も硬くなった所があちこちにあります。施術開始直後から気持ちいいと何度も仰います。今までに受けた事がない施術法にとても興味がおありのようで色々と質問を受けました。その度に納得され、体の仕組みやなぜ優しい手法で行っているかなどとても感心されたご様子でした。全身を整えベッドの脇に座っていただくと両肩の高さも揃いバランスが良くなっていました。ご本人も自覚があるようでこちらから教える前から変化を色々と教えていただきました（笑）「首ってこんなに軽いの？視界がパッと明るくなりました〜」とニコニコ笑顔で仰っていただきました。首が完全に可動域を取り戻すまでには後数回施術が必要とお伝えすると「治りそう…実は駄目かもと思いながら来てみたんです」と本音をもらしておられました。歳を重ねていろいろ痛んで、病気も経験されているのでムリもありません。でも良くなるものは良くなるんです。。。

５０代の女性がヒザの不調で来院されました。病院での診断は半月板の損傷です。レントゲン写真も持参で来られ見せていただきましたが明らかに内側の方が狭まっています。しかし薄くなっているというだけで無くなっているわけではない…というのが私の考えです。バランスを整え重心がしっかりとれれば良くなるはずです。数年前から発症し、痛んだり和らいだりを繰り返し今まできています。放っておいたわけではなく、病院でのリハビリや整骨院での電気治療もちゃんと受けてこられています。しかし悪くなるヒザに不安を覚え、知人に相談するとその方がたまたま当院に来られていて紹介されたようです。発症して数年が経っていることや、レントゲン検査でも異常があること、そして夜間痛(疼き)があるなどから｢すぐにはよくならないかもしれないのでしっかり診ていきましょう｣とお話し納得されていました。ヒザ周りの筋肉の緊張を取り、バランスを整えて終了。１週間後の２回目来院の時に「とても良くなりました。もう痛みがありません。あとは深く曲がりにくいことだけです」と痛みが消失したことを報告下さいました。嬉しいですね。半月板が損傷して薄くなっていてもしっかりバランスをとってあげると関節への負担が減り、その近辺にある神経に悪い影響を与えない状態になるのだと思います。「手術は絶対したくない」という強い想いが回復への一歩を踏み出す事ができました。半月板が損傷している事実は間違いないのでしっかりケアしながら生活すれば手術は回避できると確信しています。手術をする前にできることがあるかもしれませんよ。。。

６０代の女性が腰の不調で来院されています。腰が主訴ですが自律神経系の不調もあるようです。朝が調子が悪く午後から徐々に体も脳も動き出す感じだと仰っています。腰は病院の検査では「腰椎すべり症」と診断されています。初回施術後に強い好転反応が出て辛かったようですが２回目からは好転反応も出なくなり、徐々に回復されています。しかし自律神経系の好不調の波が大きく、腰の調子はいいが気分が優れないといった状態の日も多々あります。辛抱強く通われていますので自律神経系の波も徐々にではありますが小さくなっています。先日は調子が良かったため溜めていたできなかった家の仕事を一度に片づけてしまい、後からその反動で体調が悪くなったと話されていました。こういった方々は?働き物?だということが大いにあります。要は働き過ぎなのです。そして他人と比べてしまう傾向にあります。「あの人はあんなに働いているのに私は全然…」などと比較してしまうのです。体の強さも体力もかかるストレスも生活環境も家族構成なども全然違うので比較する事自体が無理なのです。体調が悪い、どこかが痛むといった場合は自分の容量を超えて頑張り過ぎていることを認識しないといけません。他の人と比べてはいけません。そういった感じを受けた人には、このような話をいつもしています。「他の人と比べないで」「自分の体の声を聞いて」「ムリをしない、できるところは手を抜く」など。この方にも何回もお話ししていたので「あんまり調子がよくてちょっと動き過ぎちゃった〜」と苦笑いされていました。何かをしていないと気が済まないという性格なので仕方ありませんが、体を壊さないためには自分でコントロールすることを覚えていかないといけません。あなたは限界を超えて頑張り過ぎていませんか？誰かと比べていませんか？

主訴の不調が無事に回復し、時々予防のために来院される方でも痛みや不具合を感じていなくても歪みやコリなど不調の原因となるところが見受けられます。一ヶ月も一生懸命働いていれば当然だと思います。先日も一ヶ月ぶりに来院されたＫさんは腰が一時期重たかったと前回からの体の状態を話されていました。「あとはないですか？」とお聞きしても「あとは…ないですよ」ということで施術を開始しました。定期的に来られているので今回は歪みはほとんどなくご本人も安心してありました。しかし施術を進めていくと右足が太ももから足の裏まで動きが悪く、コリや筋肉の捻じれが見受けられます。右半身が終わり左半身へと移り、左の足をみていくとやっぱり左右を比べると明らかに右足の動きが悪い。施術後、そのようなお話をしていると「やっぱり右足をしてもらっている時はかなり気持ちが良かったです。左足よりも右足の方が…」とご本人も施術を受ける感覚が違っていたようです。よーく思いだしていただくと、お休みの日に長距離の運転をしてずっとアクセルやブレーキを踏みっぱなしだったのが原因のようでした。「特に足の裏がパンパンでしたよ」とお話しすると「やっぱり！足の裏されてる時が一番気持ち良かったです」というお答え。そのような疲労を放っておくと歪みや関節の可動域制限などで困ることになります。やはり定期的なメンテナンスが大事ですねという感想を述べられていました。その通りですね。。。痛みを作らない、予防することが一番です。

６０代の男性が両腕、特に右前腕の痛みで来院されていました。丸太など重量物を抱えたりなどかなりハードなお仕事を長年やっておられます。仰向けに寝ても肘が曲がり手首より先がベッドに着かず浮いたままです。それだけ腕の筋肉を酷使し縮まってしまっているのですね。週に一度の来院でしたが、ハードなお仕事をしながらだったので初めのころは、良かったり悪かったりを繰り返していました。辛抱強く通われていたので、徐々に腕が伸びるようになってきて痛みの強さもだんだん和らぐことが多くなっていきました。最近では２週間に一度の来院でも好調を維持され、ベッドに寝ても肘が伸びしっかり手先が下に着きます。体の歪みも無い状態が安定してきて痛みの状態もないようになったので無事に完全回復となりました!今後は予防のため疲労感が溜まったら来院されるようにお話ししています。以前「今まで体のケアは何一つしてこなかった」と少し後悔してあったので、同じ過ちを繰り返してほしくないですね。しっかりサポートし、ずっと健康体で過ごしていただきます。。。

６０代の女性が急性の腰痛で来院されています。今回は急性ですが以前から腰の調子はあまり良くなかったようです。問診の時に睡眠のことをお聞きすると「夜中に３〜４回トイレに行きます。だから朝方が眠くて起きるのが辛い」と仰っていました。骨盤や股関節の歪みが大きく、そこを整えるだけでも初回の施術後に痛みは７割くらい減りました。次の日に予約を入れてお帰りになっていたので翌日来られました。「痛みはほとんど良いです。帰ったら夕方くらいから眠くて眠くて仕方がなかったです。先生が言われていたように好転反応でしょうね」と仰っていました。夜中のトイレも１回しか行かずに済んだと喜んでおられました。１週間後の３回目にはもっと睡眠の状態が良くなっていることをお話しくださいました。睡眠は健康を維持するために一番と言ってよいほど大切なものですから、とても喜ばしいことですね。睡眠の量と質、どちらも良いと疲れが取れやすく不調の出にくい体になります。良かった良かった。腰もほぼ完治しているので月に一度来院され予防していくことになっています。

６０代の女性が無事に腰痛から回復され月に一度予防のために来院されています。とても素直な方でアドバイスや指導内容をしっかり理解され、ご自分の体のために確実に実行されます。そしてそれがしっかりと成果として表れグングンと本来の健康体へと突き進んでこられました。毎回のように「先生のお陰さまで」と元気に戻れた事を私の力であるかのようにお礼を言われます。辛い時期が相当お辛かったのだろうと推測されます。しかし私も毎回のように「決して私の力ではありません。○○さんの取り組む姿勢とご自身の自然治癒力のお陰ですよ」とお話します。今日は不思議だ不思議だと仰るので何かとお訪ねすると「先週久しぶりに腰が痛くなったのですがいつの間にか良くなっていました。今までの感じだと悪くなり始めたらどんどん悪くなって痛みが自然に良くなることは絶対に無かったので」と今までと体が違ってきている事をとても不思議だと仰るのです。定期的に整体を受けられ、体が回復しやすい環境に維持できているので、多少ムリをしても自己治癒力で回復できる体になっているので何も不思議ではありませんよとお話ししました。「自分の体もそんなに変わるのですね」とまだまだ不思議そうです。そして一言「こんな事なら先生をもっと早く知っていればあんなに辛い思いをしなくても良かったのに…以前はとてもきつくてどうしようもなかったですから」と。当院を勧めてくれたお知り合いに感謝ですね。私も健康回復、健康維持のお手伝いができて最高に嬉しい気分です。１人でも多くの方に笑顔になっていただきたく日々を過ごしています。