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７０代の農業をされている女性が右肩の不調で来院されていました。右腕が後ろに全くと言ってよいほど痛みで動かせませんでした。仕事のお休みが木曜日しかないため、続けて施術を受けられることができませんでしたが、３週目くらいからは順調に痛みが減り、肩の可動範囲も広がってきました。９割がた良くなったところで２週間あけて様子をみましたが調子が良いままでした。「また悪くなりたくない。あんな思いはもうしたくない」と良くなってからも施術を受け続けたいと申し出がありましたので、１ヶ月間隔でみていくようにしました。お仕事が忙しくなる時期だと仰っていましたので心配していましたが久しぶりにお見えになった顔は笑顔で、その顔を見ただけで良い状態が保てている事がすぐにわかりました。痛みの原因は完全に仕事を頑張り過ぎて起こったものだったので心配していましたがもう心配らないようです。良かった良かった。また１ヶ月後に笑顔でお会いできるのを楽しみにしています。

定期的に来られている６０代の女性がおられます。自営業で毎日バリバリ働かれています。来院当初は腰や肩、首、右手の腱しょう炎、外反母趾など様々な不調でお悩みでした。一回一回の施術で少しずつ回復され、身体も心もどんどん軽くなっていかれました。１ヶ月に１度の整体で日々を元気に過ごされているようで私としてもとても嬉しく思います。季節の変わり目などに体調を崩される方が多くおられますが、この方も前回来院時には何回かしんどい時があったと仰っていました。職業柄前立ちっぱなしでかがみの姿勢が多いので、しばらく無かった両肩の巻き込みが見受けられたので、自覚される不調は無かったものの首から肩や背中など上半身を重点的に施術していました。また、肺が圧迫を受けている可能性があったため「１日に何回か深呼吸をしましょう」とアドバイスをしていました。この方は言われた事を素直に実行される方で、これまで?５本指ソックス?や?体重のかけ方??首のストレッチ??肩こりのストレッチ?などを実行し、好調を維持されています。しかも「あの体操は良かったです。従業員にも好評です」と実行しながら良さを実感されれば周りの人にも教えてあげているそうです。人柄が出てますね。今回も深呼吸を実行して良い成果が出たようでご報告いただきました。「先生、深呼吸をのお陰でずっと前から時々あった動悸がありません…ほとんど、いや全く」と動悸がしなくなったと嬉しそうに話されていました。素直に実行する…大切ですね。見習わねば。。。

左股関節の不調で来院されている女性がおられます。１０年以上前に股関節に強い痛みが出たため病院に行くとすでに軟骨が随分減っていて痛みが続くようであれば手術も視野に入れると診断されています。しかし、それから間もなく痛みはあったのかというほど消えてしまい、全く忘れておられました。年に何回か痛みや違和感がある程度で数年過ごされています。しかし去年の暮れあたりから違和感や痛みが続くようになり、病院でまた検査を受けると「いつ手術をしてもいいくらい状態としては悪い」と医者から言われています。しかし、歩く事、階段、靴下をはく動作などでは痛みはありません。しかし当院に来られたきっかけは「歩く時に痛みはないのだけどびっこをひいてしまう」という相談でした。実際に歩いてもらいましたがしっかり見ないと分からない程度ですがご本人は気になります。ただ骨盤から股関節、ヒザまでの動きが不自然な状態であることは分かります。施術に入り色々と検査しましたがバランス、動作での痛み、股関節の可動域などやはり色々とありました。自分ではなかなか状態を知る事は難しいものです。数回の来院でバランス、可動域の増加や関節のスムーズな動きなど改善がみられますが、ご本人は歩く時にびっこをひいてしまうのがやはり気になるご様子。しかし、歩く時には痛みは無いのです…。これは心理的なものがあるなと思い、股関節の事を気にせず歩いてもらうとヒザが自然な状態で動き全く違和感がありません。もちろん歩く動作で痛みもありません。「○○さん、股関節の事をあまり考えずに歩く訓練をしましょう」とアドバイスしました。歩く事で痛みはないもののレントゲン検査や医師からの?いつ手術してもおかしくない状態?という言葉が自然に左股関節をかばい、股関節周辺の不自然な緊張をうんでいる事がバランス悪い歩き方をさせていると時間をかけて説明するとこの女性は「すごく分かります。心当たりがある。私もそう思います」と凄く納得されていました。痛みがあるならともかく無いわけですからわざわざバランス悪く歩く必要はないわけです。もしかしたらその歩き方そのものが悪い状態を作っているかもしれませんね。今、自然な歩き方を訓練中です。

６０代の女性が右半身の不調で来院されています。特に仙骨が後ろに盛り上がっているため仰向けで寝るとそこが当たって痛いようです。当院に来られる時に、定期的にリンパマッサージを受けてあったそうですが、足の裏で踏まれるマッサージで刺激が強いため何だか余計悪くなっていると感じられたそうです。足の裏で踏むリンパマッサージなど本当にリンパを流しているのかも疑問ですね。とにかく負担は大きかったと思われます。慢性的な疲れもあり、初回の施術後はその方に説明していたように好転反応が出てお電話で問い合わせがありました。腰周りがダルいという事でしたが、当院はマッサージ行為をしないため揉み返しのような悪い反応でなく、体が変化してそれについていけていない状態であり、水分補給をしっかりして安静にされるようお話しました。２日後の２回目来院時にはダルさはほとんど抜けた状態でした。仙骨の調整を重点的に行い終了。徐々に良くなっている実感があり、４回目の今日はプラスの発言しかありませんでした。「しらないうちにいつの間にかどんどん動いてます。動けるようになって…」と嬉しそうにお話くださいました。右足首の痛みもほぼ感じなくなり、楽に動ける体へと変わっています。１０年以上前からの症状ですが、ちょっとずつ、でも確実に快方に向かっています。

当院にヒザの不調で来院されている小学生のＳ君が連休中に横浜で行われた全国大会に出場されました。来院して間もない頃は、患部に少し触れるだけでもしかめっ面をするくらい痛みが強く、ヒザも曲げることもできませんでした。しゃがむことができなかったのです。練習もほぼ毎日あっていて少し遠くからの来院ですのでお母さんの送迎なくしては体のケアは不可能です。コツコツ来院され、試合にフルに出られるように辛抱して来られていました。その甲斐あって、大会でもしっかり主力として出場し、準優勝という輝かしい成績をおさめられて、私も嬉しく思います。ヒザも深く曲げられるようになり、今は接触プレーでの痛みがあるのでもう少しケアが必要かなといった感じです。でも、全国大会で、準優勝なんて凄いですね！Ｓ君本人は淡々としています。将来が楽しみです。準優勝おめでとう！次の大会目指して頑張れ！！

５０代の女性が左臀部のシビレで来院されています。お仕事中など普段の生活の中ではあまり感じることはないのですが、寝ていて寝返りをうつ時や朝起きてベッドから下りる時などビリビリしたシビレを伴って痛みが出ます。朝一は這って動き出すような感じでした。日中はあまり感じることはなく寝ている時や朝起きてすぐが悪いことから、何か原因があると思い、整体をしながら原因を探っていきました。特に気になったのは、お風呂が早いこととお休みになっているベッドのマットが体が沈むように軟らかいということ。お風呂を１５分くらい湯船に浸かってもらうことと、しばらくベッドでねらず床に布団を敷いて寝てもらう事をしていただきながら体がどう変化するか様子をみてもらいました。３回目来院時にはビリビリしたシビレは出なくなり、腰が少し重い感じだけになったようです。体の歪みが整うと同時に、筋肉疲労の回復や骨格に負担がかからない環境での睡眠が良かったようで順調に回復されています。一時的ではなく良い状態を維持するためには不調をつくる原因も改善していく必要がありますね。

６０代の男性が両腕、前腕の痛みで来院されています。物を抱えたり、剪定したりなど１日中体を動かすお仕事をされています。毎年２月頃になると木を抱える作業があるため、この時期に両方の前腕が酷く痛みます。「今までは時間が経てば良うなってたんやけど」と今までより長引く痛みを心配され来院されたのでした。上腕二頭筋(力こぶ)は縮こまり、腕を真っ直ぐに伸ばすことができません。仰向けに寝ても手の甲が床に着かず浮いたままです。それだけ筋肉が委縮してしまっているのです。｢今まで体のケアなんかしてこなかったからなぁ｣と少し反省されています。若い時には力任せで無理も効き、回復も早いので少し時間が経てば無かった事になりますが、歳を重ねていくとそうもいきません。右足首を骨折された経験もあるとのことでバランスもかなり悪い状態でした。足首もガチガチでスムーズに回りません。全身を調整しながら背中から肩、首そして腕と指を毎回緩めていきました。合わせて自宅でもお風呂などでストレッチを毎日やっていただきました。週に一回のペースで来院され、だいたい２ヶ月経った頃から痛みが無くなって現在は安定しています。腕の筋肉も軟らかくなり肘も伸びています。｢今までのツケをもう少し払おう｣と回復された今も週に一度来られています。もう少し底上げできたら２週間に１度、３週間に１度と伸ばししっかり安定させたいと思います。何十年のツケしっかり払っておきましょう。。。

３年以上前から左の股関節が不調になり、来院されている６０代の女性がおられます。不調が出始めてすぐに病院で検査を受けると「左股関節のかぶりが浅い」と診断されました。股関節に異常がみられる場合このようにかぶりが浅いと診断される方は多くおられます。当院から小一時間かかる場所にお住まいですが、当院に定期的に来られる方が御親戚だそうで通院を勧められての来院です。股関節は回復までに時間がかかる部位で３年以上前からの症状ということもあり、時間がかかることをお伝えしています。ご主人さんから「歩き方が変だぞ。体が左右に揺れている」と指摘されると仰っていました。股関節の不調の特徴としては痛みはもちろんですが、長歩きできない、階段が上れない、靴下が履きづらい、車の乗り降りが不便などがあると思います。ヒザを曲げて真っ直ぐ上げようとする時に痛みが出ることが多いため、靴下が履きづらいや車の乗り降り時に足がうまく運べないなどの不具合が出るのです。また、股関節は足のつけ根で体の前側、外側、後ろ側といろんな場所に痛みが出るのもひとつの特徴です。肩と同じ球関節で可動域が広いために、逆にもろいのです。しかもかぶりが浅いとなると体重を支える接地面がより狭いために狭い範囲に集中的に負荷がかかることになるのです。この方の目標は「気軽に旅行にいける体」です。２週間目には「とても軽くなって動きやすい」と色んな治療をしてきて感じたことがなかった変化を感じられています。希望がみえたことで治癒力も上がるはずです。自然治癒力はプラス思考の時にたくさん働くからです。旅行に気軽に行けるようになるまでしっかりサポートしますね！

７０代の女性が右肩の不調で来院されています。前、横、後ろに痛みで腕が挙がりにくい状態で、特に後ろ側に全くと言ってよいほど動きませんでした。農業をされていて酷使してきたのが原因だと思うと自己分析されています。特にご主人さんが亡くなられた後は、２人分働かないといけない状況になり、体に無理が続いていたようです。病院で検査を受けるも異常なしで、痛み止めの薬と湿布を処方されましたが、あまり改善がみられず思い切って実費治療の当院へ来られたのでした。「このままでは仕事どころか腕が動かんごつなる」と当初は不安いっぱいに話されていたことを憶えています。朝から晩までＪＡに野菜を出荷する準備をされているため、出荷がない毎週木曜日に来られていました。１回１回で「先生、ちぃった良かごたるです」と少しの変化を積み重ねていって２ヶ月目頃から２週間に１度の来院でも大丈夫になってきました。回復がしっかり感じられるようになってからはみるみる変化して今日はとうとう「先生、痛みが無くなった。動かしても大丈夫になった」と嬉しそうに話してくれました。私も嬉しいです。特に初めのうちは大きな変化が感じられなくも焦らず諦めずに通っていただいた結果、痛みなく動かせるところまで回復のお手伝いをすることができました。６月からきゅうりとトマトの出荷がピークとなるため、それまでに良くなってよかった、でもまた痛くなったら嫌だから月に１度は来たいですと仰っていました。良くなってそれを維持することが治すことと同じくらい大切ですね。治ったら終わりではありません。そこからがスタートです。痛みや不調を持つと健康が当たり前でないことに気付き、健康に感謝する気持ちが生まれます。帰り際に「ここに来ないであのままだったら私の肩は動かんごつなっとったと思う。思い切って来て良かった〜」「私もお役に立てて嬉しいです」と笑顔で送り出しました。今後もしっかりサポートしますよ。ずっとお仕事頑張ってくださいね。

月に一度来院され体のメンテナンスをされていた方が、冬の寒い時期に外出がおっくうになり、しばらく来られていませんでした。久しぶりに予約の電話をいただき、来られたのですが…。以前はパソコン仕事で首や肩のコリが主訴でしたが、今回は、首コリ肩コリに加え､首の寝違え・腰・両肩(五十肩の初期)・両ヒザとあちこちに気になる部位が増えてしまっていました。｢寒い時期に運動も何もしなかったのがダメだったみたい。体が急に硬くなった感じで…何だかこれが歳なのか」と状態が落ちた体を実感されているご様子。それに伴って何だか元気もありません。心と体は関係が深く、心が病めば体も病む、または体が病めば心が病むことは明らかですね。このままズルズルと歳に負けてはいけません。７ヶ月ぶりだったので歪みもあり、筋肉のコリ、関節の硬さなど気になるところを説明しながら施術を進めていきました。施術後もアドバイスをしっかりして今が大事な時期だとお伝えしました。体がこのままズルズル衰えていくのか、それともバランスを安定させ体液の循環を良くして元気な体を維持していくのか…もちろんズルズル悪くなるのを望む方などおられるはずもありません。しっかり体と心をサポートします。