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福岡県 エステ・マッサージ・美容
お金も大事・・・でもお金を稼ぐ体はもっと大事
50代の男性が奥さんに連れられて来院されました。ずっと腰の調子が悪かったものの、だましだまし仕事を続けて来られた方です。もう10年ほど腰の痛みに耐えながら生活されていたのですが、ついに我慢も限界になり病院にお世話になりました。軽い腰椎椎間板ヘルニアで手術するまではないと告げられたそうですが、ご本人の痛みによる苦痛は決して軽くはないと仰います。「なぜ10年も治療せずに我慢しておられたのですか?」とお聞きすると「お金がもったいないから」と仰いました。奥さんはそれを聞きながらそんな考えだからここまで悪くなったというようなことをご主人さんに言われていました。あまりの酷い痛みに仕事をしばらく休まざるを得ない状況になって初めて後悔されるご主人さん。数回通われるうちに徐々に体の動きも良くなってきて痛みも少しずつ緩和。ようやく安心されたのか口数も増えていきました。先日「お金も大事だけど仕事ができなければお金は稼げない。お金を稼ぐためには体が健康でないと。体はもっと大事だね」としみじみ仰っていたのがとても印象的でした。誰もが?自分の痛みはいつか良くなる?と放置されがちです。しかし一ヶ月二ヶ月続く痛みや不調はもう自力では回復できない事を意味しています。それが続けば悪化する一方です。あなたも自力ではムリかなと思われたらできるだけ早くケアをしてくださいね。我慢もほどほどに。。。
からだ回復センター甘木
パソコンをする時の姿勢
現代社会ではパソコンはなくてはならないものになっています。それに比例するように肩こり、頭痛、眼の疲れや眼の奥の痛み、腰痛、背部痛、浮腫み、腱鞘炎…など体の不調は増えています。仕事にパソコンは欠かせませんから、少しでも不調が少なくなるようパソコン作業時の姿勢には十分注意したいものです。細かく言えばたくさんありますが、ザッと思いつくまま書きたいと思います。まずイスの高さは適切か…ヒザを90度くらいに曲げた時に足の裏全体が床にしっかりついているか、浮いてはいないかまたは低すぎないか。机の高さは良いか。パソコンの画面の高さは高すぎたり低すぎたりしていないか。これは姿勢以前の問題です。そこがしっかりできていれば次は姿勢です。イスには坐骨をしっかりつけ、骨盤を立たせます。骨盤が立てば自然に背筋が伸びるはずです。肘は90度に曲げ体から離れすぎないようにします。この時手首が天井側へ反りかえる状態だと腱鞘炎になりやすくなるので注意してください。手首の下に引くパッドのようなものも売っているので手首に気になるようなことがあればそういったものを使用することで腱鞘炎を防ぐこともできると思います。あとはパソコン作業時には瞬きが減るというデータもありますから、意識的に瞬きをすることも大切です。また画面という狭い視野しか動かさない眼は疲れやすくなるので10分程度で遠くを見たり、眼を上下左右に動かすことも有効ですね。パソコンはなくてはならないものですが、それも健康な身体あってのものです。時々休憩をしたり立ち上がったり、足踏みしたり、足首を動かしたりして体の不調を防ぎましょう。
からだ回復センター甘木
明らかに筋張った肩の筋肉(交通事故後遺症)
最近めっきり冷え込んでいるのでしっかり温かくして体調管理を万全にしてくださいね。秋に交通事故で追突され、直後から様々な不調が出ている女性が来られています。当然ですが体の状態も来られるたびに変化し、痛みやシビレ、感覚異常などが出る部位もどんどん変わっています。そのほとんどは徐々に快方に向かっているのですが今回は新たに右肩の筋肉(僧帽筋)がピーンと筋張り盛り上がってしまっていました。痛みは三種類の痛み止めで止められているそうですが、押したり不意に当たったりすると痛みが出てしまいます。また触れると明らかに左の方との違いを感じ、心配の種になっています。全身の歪み方は右半身が縮こまり、骨盤のゆがみ、股関節の左右差、肩甲骨の左右差など見受けられました。毎回ゆがみは無くなるのですが、時間が経ち過ぎるとまたゆがむという状況です。肩が患部だとはいっても足首やふくらはぎなど遠い部位の筋肉も関係しているため全身を調整。そのうえで患部もみていきます。終了時には肩に触れてもらい筋張った感じが消失していることを確認していただきました。「あっ全然違う。大丈夫です」と一旦安心されたご様子。交通事故の影響はかなり大きく今後もどんな不調が出るのか予測不能です。ひとつひとつ対応していきたいと思います。
からだ回復センター甘木
調子良いですもん(右ヒザ痛)
80代の女性が「ありがとうございます。だって調子良いですもん。もう昼間シップ貼らなくなりましたから」と会計の時に話されているのが聞こえました。ソフトバンクホークスの試合をテレビで観るのが楽しみだといつも話されます。私もホークスファンなのでとても話が合います。初来院当初は痛みが強いため「散歩もままならない」と外出を控えられていましたが、良くなられた今はその時の分まで取り戻すかのようにお友達と食事に行かれたり、温泉など外出されています。そんな土産話を聞くのが私の楽しみにもなっています。良くなってからというもの毎回丁寧なお礼を言われて帰られるのを見ながら?痛みが強い時に相当辛い想いをされたのだろうなぁ?と思います。今の状態がずっと続くようにするのがこの方に対する今の仕事です。
からだ回復センター甘木
一生杖が必要かも(右股関節・変形性股関節症)
長時間自転車で移動した翌日から右脚の付け根にベッドから立ち上がれないほどの激痛が出て慌てて病院へ行くと「初期の変形性股関節症です」と診断された女性が一ヶ月ほど通われています。今までにも骨盤周囲の腰や脚の付け根に時々痛みが出ることがあったそうですが、それよりもはるかに強い痛み、そしてそれが数日続いたためただ事ではないと直感したそうです。「ただの炎症だと思い込んでいたのに?変形?と言われて頭が真っ白になった」と仰っていました。それまで杖をついたことは無かったそうですが、外出の際はなくてはならない物になってしまったとも仰いました。仰向けに寝ると右の脚が極端に小指側に倒れています。明らかに右脚の股関節のおさまりが悪い状態です。歪み検査でも明らかに左の股関節との差がありズレています。病院では様子をみて変形が酷くなれば手術も考えなければならないと言われたのがとても不安でたまりません。誰でも手術なんてしたくありませんよね。三週間目には「杖が必要なくなったけど念のため持ってきました」と言われていましたが、四週目の先日来られた時は「杖がなくても大丈夫になったので置いてきました」と嬉しそうでした。施術を受けながら「もうこのまま一生杖が必要なのかな…と沈んでいました。ここに来てみて良かったです」と嬉しいお言葉をいただきました。まだまだ改善できる感触がありケアを継続中です。
からだ回復センター甘木
長く歩けた(右ヒザ痛)
佐賀県の吉野ケ里であったイベントに行かれた男性が「長く歩けた」と仰いました。10年ほど前から右ヒザに違和感を感じるようになり、時々痛みが出たりしていたようですが、3年ほど前の冬に行かれた家族旅行で歩きまわった後から慢性的な痛みになってしまいました。それでも耐えがたい激痛が出だしたのはここ最近でした。病院での三ヶ月の治療を終えても激痛は癒えず当整体院に通われています。その間7月の大雨で被災され、自宅の泥出しなどヒザの負担がかかる作業で痛みがぶり返しながら、それでも「長年悪いのだから良くなるのも時間がかかる」と仰り、辛抱強くケアに来られました。激痛がなくなり、痛みはヒザの皿の内側のみの一点になりました。そこから停滞期がありましたが、腸腰筋やふくらはぎへのアプローチでまた少しずつ改善していきました。そしてあの言葉「長く歩けた」。少し歩くと痛みが悪化する状態から抜け出しつつあります。このまま回復できるところまで良くしましょう。変形性だと診断されていても痛みは減らしていくことができるのです。
からだ回復センター甘木
悲しい知らせ
腰痛のケアで来院された男性から胸が苦しくなるような話を聞きました。近所に住まわれている80代の女性が足腰が弱り、寝たきりになられたという話でした。話を詳しくお聞きしていると、その女性は1年ほど前まで当整体院に定期的に通われていた女性だったのです。「ここに来ている時はまだちゃんと歩けていたのに」とその方は仰っていました。その方の話では「整骨院や病院に比べて施術代が高いことを家族に責められてここに通えなくなったと聞いた」と仰いました。うちのような整体院は民間療法ですから当然保険は適応外で、すべて自費治療になります。ご本人は歩く事が困難になっていた状態から少しずつ回復され、歩けるようになってきた事をすごく喜んでありました。上り調子のある時からパタッと来られなくなったので気になっていたのですが、そんなことになっていたとは想像していませんでした。「歩けるって素晴らしいですね」とニコニコされていたのを今でも思い出します。あのまま通ってもらっていたら同じような結果にはなっていないと思います。とても悲しい知らせでした…。
からだ回復センター甘木
痛み止めを飲む際に注意したいこと
あまりに痛みが強い時に頼るケースが多い痛み止め。動けないほどの激痛や眠れないほどの痛みがある時に飲むことがあると思います。痛み自体がストレス過多の要因になりますからそのように耐えがたい時には一時的に頼ることも良いと思います。その時注意したいことは痛み止めが効いている時に?動き過ぎない?ことです。本来痛みが出てしまう、または痛みが増してしまう動作や姿勢を薬で抑えている時に無意識に繰り返してしまう危険性があります。体は痛みを発して『その姿勢や動作を続けたら体が悪くなるよ』と教えているものを薬によって感じなくさせているので、薬の効き目が切れた時に痛みが増していたというケースが少なくありません。就寝前は寝ているだけですから危険はないですが、朝や日中に飲んだ時には気を付けてください。特に女性は?今痛みがひいている時にできなかったことを片付けてしまおう?と掃除や洗濯をしてしまいがちです。あくまでも薬で痛みを抑えているだけですから痛みが止まったり減ったり感じていても治っているわけではありません。そのことを注意して使用したいものですね。
からだ回復センター甘木
後ろが見える(首の可動制限)
お若い時からの度重なる交通事故の影響で首が右方向に左の半分くらいしか動かないという60代の男性が来られました。運転中に後方確認する時やシートベルトをする時に右を向けないのが困ると仰っていました。そのように可動制限が起こり始めたのはもう数年前に遭った事故後からだそうで、病院で治療後整骨院にずっと通われていたそうです。首の動きを詳しく確認すると上にも向きづらいことを確認。右への向きづらさがあまりにも気になり、上に向きにくいことは自覚があまりないという状況でした。しかし明らかに上への制限もあります。全身を調整した最後に首の制限を解くアプローチでグンと可動域が広がりました。「えらいいくなぁ。後ろの鉢が見える」と何度も振り返っておられました。これで運転時の安全確認やシートベルト装着もスムーズですね。
からだ回復センター甘木
お金じゃない(変形性股関節症)
以前一年ほど前に何回か腰痛で通われていた方が再度通われています。腰痛はすでに解消できていますが、その当時「何だか変なのよ」と言われていた右の股関節が悪化し、病院で検査を受けたところ『変形性股関節症』と診断されたようです。進行すれば手術を…と言われていますが進行させないための提案はリハビリと運動とシップ薬だったようで、3ヶ月それを続けていたものの徐々に歩けなくなって手術が怖くとても不安になり、相談されたのでした。腰痛ケアのその当時私も右の股関節のケアを提案したのですが「お金がないし主人が許してくれない」と仰っていました。しかし私の悪い予感は的中し、股関節の変形が進み手術まで宣告される状態になってしまったのです。そのことをこの方も非常に後悔してありなぜ私の提案をちゃんと聞かなかったのかと自分を責めてあります。しかしその当時はまだ違和感程度で生活に支障がなかったので仕方がないといえば仕方がないのですが、すでにその時体から違和感のSOSが出ていたことに間違いはありません。やはり小さな火種の時に消しておくべきだったと思います。しかし再び通われ始めて1ヶ月後には杖なしで散歩できるまで回復されています。今では「お金じゃない。体の方が断然大事」と言われます。またあまりに酷い状態にご主人さんも快くケアに送り出してくれて送迎までしてくれているようです。体より大切なものはありませんね。失った時それを痛感します。
からだ回復センター甘木