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福岡県 エステ・マッサージ・美容
筋力維持とケアのバランス
超高齢化社会に突入している今、65歳以上の方の4割ほどは体のどこかに不調があるというデータがあるようです。身近な方でもヒザや腰や下肢に痛みがあるという方が多いのではないでしょうか?人は20歳を超えたあたりから特別トレーニングなどをしていなければ年に1%ずつ筋力が低下していきます。単純計算で70歳になると20歳の時の半分になってしまう計算です。その筋力も体全体が同じように衰えるわけではなく、下半身特に趾(足指)から衰えていきます。ふくらはぎは第二の心臓と言われていることはご存知だと思いますが、その逆側のすねに付いている筋肉もまた大切なのです。すねの筋肉は足首を天井側に反らせる時に使う筋肉でここがふくらはぎより極端に弱まると足首が真っすぐ一直線になるように伸び、それがちょっとした段差などに引っ掛かって転倒する原因にもなります。「健康維持のために何かやっていますか」とお聞きすると「歩いています」という答えがよくかえってきます。歩く事は大変良いことなのですが、体が歪んでいてバランスが悪い、足首やヒザが痛いなど体のどこかに不具合があるままムリすれば、歩けば歩くほど負担が積み重なって大きな不調の原因にもなります。また逆に「整体やマッサージでちゃんとケアしています」という方も、筋力は整体やマッサージでは維持できませんから車社会、便利な世の中では意識して筋力を保つ生活をしなければなりません。そういった意識はできるだけ早い段階で行動に移し、将来に蓄えておきたいものですね。
からだ回復センター甘木
出っ張りが小さく(子宮筋腫)
会社の健康診断で再検査をと言われた女性が来られています。子宮筋腫です。30歳前後で3〜4人に1人くらいの割合で筋腫があるといデータもあります。筋腫があると生理痛が酷かったり、出血量が多くなり貧血になったりします。また筋腫が大きくなりすぎると手術の必要も出てくるので女性にとっては嫌なものです。この方は直近の検査で筋腫の大きさは約5?で10?を超えてしまうと手術が必要だと告げられています。40代で今後出産の予定はないそうなので、次第に大きくなっているため半年後の検査時に現状維持、または縮小できればと当整体院に通われ始めました。筋腫は2か所あり、ひとつはまだ小さいのですがもうひとつが5?で右側にあります。手で触れるとぽっこりした出っ張りが容易に分かります。この方の場合は、特に生理前から生理中になると出っ張りが大きくなっている感じがすると仰っています。また時々それが移動していると感じることもあるとか。握りこぶしくらいの固まりを周りから徐々にアプローチしてゆるめていきます。子宮は筋肉でできているので腰とか肩とかの筋肉の張りと同じ感覚でゆるめていくのです。施術後にはぽっこりしたものが9割なくなります。週に一度のペースで来られていますが、その時には5〜8割ほど戻っていますが、毎回施術後にはほぼ分からないくらいまでになります。その繰り返しで徐々に小さくなっている感覚をご本人も感じられていて半年後の検査に希望を持たれています。半年後の検査も大切ですが、毎月の生理時の出血量も減り貧血が改善されるといいなと思って経過をみています。
からだ回復センター甘木
関東へお引っ越し〜久しぶりの来院
6月にご主人さんのお仕事の都合で関東へお引っ越しされた方から久しぶりに予約の電話がありました。突然のことだったので驚きましたがお知り合いの結婚式に出席されるため帰省されていたようです。帰福直後に整体を受けられに来られるなんてとても嬉しい気持ちでいっぱいで引っ越し先での生活ぶりなどたくさん話しながらの施術になりました。全く知り合いもいない土地での生活はそれだけでもかなりのストレス。生活スタイルも環境もすべてが違うので良くなっていた体も徐々に悲鳴をあげるようになったとか。枕ひとつかわっただけでも敏感な人は影響が出ますね。この方も布団からベッド、枕も変えて、車生活から公共の交通機関や歩行時間の大幅な増加など変化がたくさんあり、慣れてきてホッとした時に体の異変を感じてきたのでしょう。出来る限りの整体と自己ストレッチの復習、新しい自己ストレッチの指導をして終了しました。「来て良かったです」と言われた時は本当に嬉しかったですね。大変な苦労もおありでしょうが、久々に元気なお顔を拝見できて安心しました。またあちらでもムリしないように頑張ってくださいね。
からだ回復センター甘木
ガチガチにはならなくなった(長年の肩こり)
20代の頃から酷い肩こりがあったという70代の女性が来院されています。その他にも腰痛や足の甲、時々右肩の痛みなどもあります。しかし肩のコリは半世紀あり首、肩、背中の筋肉の硬さは相当なものです。現在も週に3日お仕事をされています。初来院当初は先ほどあげた不調がほとんど同時に悪化したような時だったので体はゆがみまくり、かなり好転反応が出ました。とてもじっくりケアされる方で「長く患っていたのでどこまで良くなるか分からないし、良くなるとしてもかなり時間がかかると思うけど」と腰を据えて体を良くしていこうという気持ちがとても伝わってきました。一ヶ月ほどで肩こり以外の症状はほとんど気にならなくなったようですが、主訴の肩こりはかなり頑固でさらに時間がかかりました。お仕事でも肩こりを生むような姿勢や動作が多いことに加え、趣味のひとつである読書が治りを悪くする要因でした。極力姿勢を意識してもらうことや途中で休憩を入れることなども実践してもらい、徐々に肩こりも緩和していきました。頻繁に起きていた頭痛の頻度も下がり、最近では月に一回ムリをした時だけ頭痛が起きてしまう程度まで改善しています。「以前はちょっとムリすると首や肩がガチガチに凝り固まってたけど、今はそういうふうにガチガチになることはなくなりましたねぇ」と昔を思い出しながら話されていました。50年付き合ってきたコリの習慣も地道に体質改善していけば変わっていくものだと改めて実感することができました。
からだ回復センター甘木
杖なしで歩けた(右股関節痛)
初期の変形性股関節症と診断されている60代の女性が通われています。初期と診断されていますが、痛みはかなり強く杖なしでの歩行は困難な状態です。外出もほとんどできず、どうしても避けられない用事で外出して歩くとその後の痛みがかなり増すという状況です。痛みの強さや股関節の左右差(ゆがみ)の大きさから楽になるまでにかなり時間がかかると予想していました。早ければ3ヶ月、順調にいっても半年とみていました。そんな私の推測とは違い、毎回順調に痛みが減っていき、1ヶ月もしない今日(4回目)で「先生〜杖なしでまた歩けるまで良くなりました」と嬉しい予想外れになってしまいました。ただ完全に痛みが無くなったわけではないので今後も注意深く見守っていかなければと思いますが、順調で何よりです。
からだ回復センター甘木
背中が楽になった(高血圧・不整脈・背部の張り)
60代の男性が背中の張りを改善したいと来院されました。詳しくお話を伺うと習慣にしている夜のジョギング時に胸やけ、動悸、ダルさなどいつも感じない異変を感じ、ジョギングを中断し帰宅して血圧を測ると?不整脈?というエラーが出たため早々に寝床につかれたようです。しかし翌朝も症状があったためかかりつけの内科を受診すると「すぐに大きな病院へ」という指示が出たため向かわれました。心電図など一通りの検査を受けられました。心電図の動きに乱れはあるものの心臓などに異常はないとのこと。しばらく激しい運動や飲酒は控えることなど指示があったようです。よくよくお話をお聞きするとしばらく前からかなりのオーバーワークだったようです。もともとのお仕事と休日は田んぼ、ジムでの筋トレや有酸素運動、ウォーキングやジョギングとあわせて仕事上での精神的ストレス…心身に疲労が溜まることに十分心当たりがあると仰っていました。施術後は「気になっていた背中の張りがかなり楽になりました。体力には自信があったつもりですが今後はちょっと抑えていきます」と仰られていました。体に良いと言われる運動も生活の中で総合的にみてオーバーワークになるようであれば、逆に負担だけが残るような結果にもなりかねませんね。その後は血圧も不整脈も落ち着かれているようで安心しました。
からだ回復センター甘木
『それはダメ』(右股関節痛)
病院で初期の変形性股関節症と診断を受けている70代の女性が週に一度のペースで来られています。以前から時々軽い痛みはあったそうですが、ある朝突然歩けなくなるほどの強い痛みが出てすぐに病院へ行かれました。「初期の変形ですね。このまま様子をみながらいよいよ悪くなったら手術が必要になると思います」と言われています。特に治療やリハビリはなく痛み止めとシップを処方され終了。しかし何日経っても痛みは治まらず歩けないままだったため再び病院へ行き言われるがまま注射したようです。それでも歩けずいよいよ困り果て以前腰痛で来院したことがある当整体院へ来られました。どんな姿勢でも痛みがあり、施術も大変でしたが翌週来られた時には随分歩き方も良くなり安心されていました。毎回状態は快方へ向かい私も嬉しい限りです。そんな時別件で病院を訪れて整体に通っていることを医者に話すと「それはダメ。筋肉をゆるめているだけだから」と忠告されたそうです。かなり良くなっていることを必死に伝えたそうですが「悪くはないけど…」と最後まで否定的だったそうです。医師からすれば整体師というものは認めていないという現実を時々目の当たりにします。病院でこの方の痛みを改善してあげれば一番良いのですが、それもなくただ整体という素晴らしい技術を否定されると悲しいですね。現実にこの方は大変喜んであるのですから…。「私もここに来てなかったらこんなに良くなって歩く事なんてできていないのに」と複雑な表情でした。でも信頼して通ってもらっていることにすごく感謝しています。必ず良くなりますよ。。。
からだ回復センター甘木
ラク〜になるっちゃん(長年の肩こり・全身ケア)
60代の女性が定期的にケアに来られています。もうすぐ70代になるこの方は20代から肩こりで悩んでありました。初来院は63歳の時ですが、その時の体の印象を今でも鮮明に憶えています。首からお尻までの背中側の筋肉が1枚の鉄板のようにガチガチになっていて全く弾力性がありませんでした。今まで私がみてきた方の中でもワースト3に入るほどの硬さです。お若い時にはデスクワークをされていて、今では当たり前にあるパソコンがまだ普及していなかったため、全て手書き作業だったそうです。仕事を退職されてからは慢性的な頭痛や不快なこりの感覚は無くなったそうですが、肩に何かが乗っているような重ダルさや肩関節の動きにくさはずっとあるという状況でした。「こりはあまり感じない」と言われていましたが、その感覚は誤りで慣れによって感じていないだけでした。ケアを続けていくうちに玉ねぎの薄皮を剥ぐように少しずつ本当の体を取り戻していかれました。「これが本当の肩の軽さなのね」『いやまだまだです』…そういった会話を毎回した記憶があります。筋肉の柔らかさとご本人の楽になった感覚が本当に一致したのは1年後くらいでした。1年とは時間がかかり過ぎのようですが、長年蓄積されたコリと来院当初の筋肉の硬さからすればよく1年でこれだけ良くなったなと思うくらいです。今でもその状態を持続中ですが、それでも「してもらった後はラク〜になるっちゃん」と肩をグルグル回されます。歪みが無く、関節も筋肉も柔らかい状態こそ健康体ですね。
からだ回復センター甘木
スムーズに動かせる(腱鞘炎)
60代の美容師さんが右手親指の痛みで来院されています。病院では腱鞘炎という診断を受け、シップと痛み止めを処方されています。痛みがかなり強い時には注射もされたようですが、その当時より痛みは減っているもののバネ指のような症状が出始めたとのことで来院されました。腱鞘炎とは、筋肉が骨に付着する部分(健)がずれないように固定するためにあるトンネルのような鞘との摩擦により炎症を起こしている状態です。使い過ぎが主な原因だとされています。特に美・理容師、調理士、楽器の演奏者などの方が特定の部位を酷使するために起こってしまうことから職業病と呼ばれていました。しかし近年ではパソコンやスマホの普及により職業や年齢に関係なく発症するものになってしまいました。この女性はお仕事上、ハサミを常時使ってあるため親指を酷使することで症状が出ています。親指が原因の腱鞘炎は手首の腱鞘炎として診断される事が多いですが、指、手首、肘と三大腱鞘炎があります。美容師さんが痛みでハサミを使えないとなると仕事になりません。そこでムリが重なり悪化すると指が曲がったまま伸びず、無理やり伸ばそうとするとビンッとバネがはじけたように伸びるばね指になってしまうのです。この方はそれがちょくちょく出てきています。「まだ仕事を続けたい」と切実な想いです。仕事をしながらのケアで時間がかかると思われましたが、1ヶ月(来院4回)でほぼ痛みなく仕事ができるまで回復されました。「こんなに早くスムーズに動かせるようになるとは正直思っていませんでした。まだしばらく仕事を続けたいのでケアを継続したい」と定期的に来られることになりました。
からだ回復センター甘木
乗り越えられている(慢性疲労症候群)
事務職をされている40代の女性が来られています。初来院の時の印象は?疲れきっている??顔色が悪い??限界?といった感じでした。イスに座ってお話を聞いている時の姿勢も非常に悪く、呼吸が浅い感じが見受けられます。病院にも行かれていましたが、処方された薬を飲むと吐き気や頭痛がするそうで、市販の健康ドリンクで凌いであるといった状況でした。職場での精神的ストレスがとても強く「本当は仕事も辞めたい」と仰っていました。しかし仕事なしでは生活できませんし、職場を今から変える勇気もないし…とかなり深刻に悩まれていました。私どもがお手伝いできるのは体のケアでしかありませんが、「まず体から癒したい」というお考えから来られたのでした。しかし施術を受けながら仕事の愚痴や話をするうちに随分気持ちも楽になられたようで、お休みの日に週に一度来られるようになりました。初めは一週間後に来られた時にはどっぷりと疲れ果てておられましたが、徐々に2日3日と乗り越えられる日が増えていきました。それでも途中で強いストレスがかかりすぐに体調が悪くなる週もありましたが、一ヶ月前、二ヶ月前と比べると確実に快方に向かわれてきました。今では少々のストレスでは体調が崩れることがなくなり周りの事などにも意識がいく余裕も出てきました。「前とは違い乗り越えられています。とても嬉しい」とニッコリ笑顔で話された時、とても嬉しく思いました。その笑顔がずっと続くようにサポートし続けます。
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