2091件
92/210
福岡県
中腰の負担の大きさ
首や肩、腰、ヒザに不調がある50代の女性が来院されました。ほぼ全身に不具合を感じてあります。ご家族の不幸もあり、精神的なストレスも多大に影響していると推測されます。全身に不調を感じていますが、今一番辛いのは腰ということで、全身をケアしながら腰周りを中心に施術を進めていきました。あまりにも背中から腰の筋肉の強張りが酷かったので仕事中の姿勢が中腰や前かがみが多くないかとお聞きすると「ほぼ1日中中腰です」と仰います。背骨の両側の筋肉の弾力が全くなく、石を触っているかのようでした。中腰の姿勢では腰だけでなく、ヒザや首や肩にも負担がかかりっぱなしになります。しばらくはいいでしょうが、毎日1年中となると椎間板も筋肉ももちろん背骨自体にも疲労が蓄積され、睡眠中の自然治癒力では消化できなくなっていきます。それが続けば慢性痛になりますし、最悪の場合は椎間板ヘルニアや腰椎すべり症のような疾患に進展してしまいます。仕事はやめられないでしょうから定期的なケアで悪化を防いでいく事が大事ですね。
からだ回復センター甘木
酷い骨盤の歪み
長時間歩いていると腰から下肢に痛みが出る60代の女性が来院されました。ひと目見て体が大きく歪んでいます。骨盤が右へ大きくいっていて前から見ると『くの字』です。以前から腰の不調や体の歪みは自覚されていたようですが、誤魔化し誤魔化し過ごされてきました。しかし最近では買い物に行っても長く歩けなくなり将来を不安に感じて覚悟を決め来院されました。仙腸関節がとても動きが悪くそこを調整すると凄く楽に歩くことができます。そこを中心に体のケアを続けています。骨盤の位置は立っても座っても仰向けに寝ても右にいっていました。徐々に変化が出て来て、今は立位以外の座位と仰向けではほぼ骨盤の位置は正常の所に安定しています。ご本人も「寝てから腰のところを触っても右の出っ張りが無くなったと感じています」と仰っていました。まだまだ立位で筋肉が活動すれば骨盤は右へいってしまいます。しかしコツコツと続けていけば体は必ず変化していきます。仰向けや座位ではもうクセが無くなっているのですから。。。
からだ回復センター甘木
寝返り時のふくらはぎの激痛
80代の女性が当院に来られている娘さんの紹介で来られました。首や肩のコリ、腰痛、右足指のシビレなど様々な不調がありますが、主訴はふくらはぎの痛みでした。しばらく前から気になっておられたそうですが、最近になり寝がえりを打つたびに激痛が走り眠れなくなってきたようです。睡眠がよくないものですから体のいろんな所が以前より悪くなってきたようだとも仰っていました。体は歪みが大きく、首や肩の緊張は酷いものでした。全く脱力できていません。施術も初めはうまくいかない状態でした。左足首の複雑骨折で今もセラミックが入っておりボルトで固定した状態で左足首の負担が右腰から脚への負担になっていると考えられました。全体の歪みをできるだけ整え、筋肉へのアプローチと下半身の調整を主にしていきました。娘さんが送迎される関係で現在2週間に1度の来院ですが、3ヶ月目でようやく寝返り時のふくらはぎの痛みは消失。しかしここまでくるのに良かったり悪かったりを繰り返しました。もう少し詰めて来院できればもっと早く楽にできたのですが、自分で運転ができないので仕方ありません。しかし良くなって睡眠もとれて良かったですね。
からだ回復センター甘木
ヒザ裏外側の痛み
60代の女性が数ヶ月ぶりに来院されました。腰の不調で来院されていたのですが調子よく過ごされていました。先日博物館へ行って歩きまわり、翌日には半日草取り、次の日は1時間かけて孫の所に遊びに行かれたようです。その頃からヒザの後ろ辺りに違和感があり、来院された時には脚を引きずるように入って来られました。話をもっと伺うと1ケ月前からウォーキングもされていたようで、時々痛みが出た左脚の運びがおかしいなと感じた事があったようです。体からのサインは出ていたようですね。その後もムリが重なり限界を超えたようです。とても「ヒザが悪くなったら…」と心配されていましたが幸いにもヒザ関節自体に問題は無く筋肉の疲労と脛骨と腓骨の間が開いている事が痛みの原因でした。施術後には9割の痛みが無くなり、とても安心されたご様子。近所の方やお友達に変形性膝関節症で手術された方がいてとても心配になったようです。すねの外側の骨(腓骨)がかかとの方に下がっていたので小指重心の歩き方が考えられました。再発を防ぐためにウォーキング時に履く靴や普段履いている靴の底がすり減っていないか確認してもらう事にしました。バランスが悪くなる原因として履き物はとても重要なポイントですよ。
からだ回復センター甘木
足首の硬さ
看護師さんが3ヶ月ぶりに来院されました。大変なお仕事なのでいつも体はガタガタです。その日は主に左半身に重ダルさや突っ張り感を感じてありました。数日前に左下肢に坐骨神経痛があったそうですがそれはその時は解消していました。しかし?坐骨神経痛なんて…これはいかん?と来院されたのでした。いつも悪化する一歩手前で来院されるでほとんど慢性症状にはなりませんが、お仕事の都合があえばもう少し早く来たいとも仰られていました。予防が一番ですからね。いつものように首や肩のコリと右腕の前腕の硬さが溜まった感じでした。それに加えて今回は足首や足裏の硬さを凄く感じました。ちょっとヒールが高い履き物を履いていると足首の動く範囲が徐々に狭くなります。足首が硬くなるんです。一番下の足首が硬くなれば負担はヒザや股関節、腰など上に上にかかるようになります。「足首から先が気になってお風呂で回していたんですがつりそうになって…」と笑っておられました。履き物の大切さをお話し次回職場での履き物を購入する時はそこをよく考えてくださいねとアドバイスして終了。またしばらく頑張ってくださいね。
からだ回復センター甘木
祝 県大会進出!
当院に来院している陸上部の中学生が男女合わせて数名いますが、先日の地区大会を見事に男女ともに勝ち抜き、県大会へ進める事が決まりました。いつも一生懸命に練習し、部活が終わってからも自主練習。故障や疲労骨折も時々あり、でも『走る事が楽しい』とみんな言います。長距離が苦手な私にはその感覚がわかりません(笑)区間賞をとった子もいます。県大会も楽しみです。頑張れ〜!!!
からだ回復センター甘木
座った姿勢に注意
整体などに通われる方の割合は腰痛が一番多いと思います。当院もそうです。慢性腰痛に悩まれている方には必ずお聞きする事があります。それは『座り方』。特にお尻が沈み込むソファーに腰や背中を丸めて座っていないか。女性であれば横座りをしていないか。車に乗られるのであれば背もたれが倒れて体が倒れて運転していないかなど。これは腰痛の方にとって大変大事な事です。骨盤が歪む、捻じれる、仙骨や尾骨(お尻の割れ目の上にある骨)に多大に負担がかかる座り方が定着していると、整体後の状態を維持できません。特に背中が丸まった姿勢。柔らかいソファーや硬いイスでも浅く腰かけてダラ〜ッと座ると尾骨で体を支える事になり、その上の仙骨が後方に突出してきます。仙骨と背骨がつながっていますから腰痛の大きな原因になりますね。お尻の両側のほっぺにとがった坐骨がありますが、座る時はここが接地面に当たるように座ってくださいね。そうすれば自然に骨盤が立ち良い姿勢で座ることができますよ。
からだ回復センター甘木
休日に出る腰痛
30代の男性が腰痛の改善のため来院されていました。3回ほど通っていただくと腰痛は無くなり、今は維持予防のために月に一回程度来院されています。今月は月の初めに来院されていたのですが、電話があり昨日も来院されました。?もしかして腰が悪いのかな?と少し心配しておりました。凄くつらい状態まで悪くなかったのですが、仕事がハードなため、休みの日に長く寝過ぎると腰が痛くなると気になっていたそうです。これは横になって休む時間が長すぎる事による?筋肉の緩み過ぎ?による腰痛ですね。睡眠はたくさんとった方が疲れもとれて良いようですが、普段より随分長く寝過ぎていると骨盤周囲の筋肉が緩み過ぎて腰痛を起こしてしまうのです。こういった場合は痛みが長続きすることは少なく、動いていれば解消してくるものですが、やはり慢性症状へと移行する可能性もあります。睡眠が少ないことも不調を生みますが、長く寝過ぎても不調を招く原因になります。平日も休日も同じ生活サイクルが理想ですね。
からだ回復センター甘木
小学生の体の歪み
先月2人の小学生が一緒に施術を受けに来ました。2人ともサッカーをしています。1人の子はほとんど痛みや不具合など症状はありません。もう1人はヒザ痛いわゆるオスグッド病です。施術をしながら2人の体の歪みに驚きました。骨盤や股関節、背骨、肩の高さなど良い所が一つもありません…。一緒に来られていたお母さんたちも顔が強張るほどの歪み方。いつも姿勢が悪いとは思っていたようですが、ちゃんと検査で目の当たりにすると子を想う親なら絶句するほどの歪み方でした。2人とも横座りをいつもするそうで、その姿勢からくる体のクセが顕著に出ています。股関節のクセから足先をどちらに出して横座りしているか一目瞭然で、それを本人たちに伝えると「何で分かると〜?すご〜い」と褒められましたが(笑)体の事を考えると笑いごとでは済まされる状況ではありません。本人にはもちろんお母さんたちには少々厳しく、そのままだと将来がとても心配であることを時間をかけてお話しました。「子供たちは今まで何の疑問もなくその姿勢をしてきたのですから無意識にその座り方をしてしまう。子供の将来を想うなら今後は見かけたらしっかり注意するようにしてください」と。それから2回目の来院で子供たちも?検査される?という緊張感が初回の来院時よりありました。これは親御さんがしっかり言い聞かせ、座り方も注意しているからに他なりません。子供たちにとっては今は迷惑な話かもしれませんが、とても大事な問題ですからね。その努力もあって前回の施術からそんなに歪みが戻っていない事にとても安心しました。子供の時からのクセはなかなか治りません。今修正してあげとかないと成長してからでは難しいですから。。。また時々チェックに来られます。
からだ回復センター甘木
角度によって痛みが出る肩
40代の男性が肩の不調で来院されました。いつも痛みがあるわけではないのですが、角度によっては肩に痛みが出ます。しばらく前までは右肩に出ていましたが、最近では左にも感じるようになってきたので心配になり来院されました。「体が何だか変なんです」と仰います。とても曖昧な言葉ですが、その答えは体の状態にありました。右肩は前に、骨盤は左側が前にと大きく捻じれていたのです。それにより股関節のバランスも悪く?大きな体の歪み?を肌で感じ、表現し難い違和感として感じられていたのだと思います。今の状態がどうなっているのか体の歪み方を説明するととても納得されていました。右肩が前に出ていますが、両肩とも巻き肩になっているので両肩共に負担はかかります。これだと肺が圧迫されるので呼吸も自然と浅くなりますね。頭も前に倒れ、胸の筋肉は縮こまり、首の後ろ側や背中側の筋肉は常に引っ張られた状態になるので次第に硬くなっていきます。姿勢が少し悪くなるだけで様々な不調の原因になりますね。全体の歪みを整えて、胸筋や首、肩甲骨周りの筋肉をしっかり緩めていきました。肩が後ろへ戻り、大きく開くことができるようになった体はとても姿勢が良くなりました。「あ〜とても肩が開いた感じがします」と体の変化を感じられたご様子。巻いた肩が正常な位置に戻って安定すれば、肩の余計な負担はかからなくなり痛みの原因を消化していきます。このような方の場合には患部に湿布をいくら貼っても根本から改善はできませんね。
からだ回復センター甘木