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福岡県

嬉しいお言葉

ヒザの不調で来院されている60代の女性がおられます。当院に通われるようになって4年ほどになります。病院では変形性膝関節症と3か所の病院で診断されていて、うち2か所で?即手術をした方が良い?と言われています。しかし術後が芳しくないご友人がおられ「あなたは手術しない方がいい。私のようになってほしくない」と言われていてご本人もそのようにお考えです。しかしヒザの状態は誰が見ても一目瞭然、酷いO脚で両ヒザとも90度まで曲がりません。歩くのも困難な状態でした。来院当初から強い決意で通院されていたので、辛抱強くケアされていました。私も何とか少しずつでも楽になって歩いてもらいたいと一緒に取り組んできました。O脚が少しずつ改善されてくると、歩行時の痛みが和らぎ、やがて消失。今も保てています。しかしヒザの曲がりは約90度まで改善したものの、それから深く曲がる事はありません。それでも痛みなく歩ける事で、買い物に行ったり、プロ野球の観戦に出かけられたり、近所の催し物の手伝いをされたりと活発に動かれています。いつも感謝の言葉をいただくのですが、先日は山に出かけられ「凄い坂道を2往復したのにちょっと疲れただけで痛みは出ませんでした。ここでケアしてもらっているから」と嬉しそうに仰いました。私もニコニコ笑顔でした。途中で諦めずコツコツとケアに取り組んだ結果です。今からもいつまでもサポートし続けます!

からだ回復センター甘木

履き物意識してますか?

整体を受けに来られる方によく質問されます。「履き物とか関係ありますか?」という質問です。特にヒザが悪い方や外反母趾の方、また捻挫がクセになっている方などです。体の状態や筋肉への負担などを考えると影響は大きいと考えています。スリッパ、長靴、ハイヒール、つっかけ、デザインを重視した先が細い靴が悪い影響が出ると思います。またスニーカーでも靴底が片寄ってすり減っていたりすれば、それも悪い影響が出ますね。お仕事柄、長靴を履かないといけない場合や看護師さんのつっかけのような靴など仕方がない場合もあるかと思いますが。スリッパやつっかけは通常の歩き方だとそれらが脱げてしまうのでつま先を天井へ挙げた形で歩くクセがついてしまいます。それが毎日習慣になっていれば、すねに常に力が入り、ふくらはぎは常に伸ばされた状態になりますね。長靴は、靴の中で足がグラグラ動いて安定性がないため、余分な力が必要です。ハイヒールはかかとが高い分、重心が前にくるので上半身を後ろへ倒し反り腰になりますし、足首の動きが少なくなるので次第に足首の柔軟性が失われていきます。これらの靴を仕事で履かないといけない場合は、休日や通勤時には別の履き物を使うよう、その場面に合わせて履きかえるようにされると良いと思います。一日何千歩、何万歩と歩きますから自然にクセや負担になってしまう可能性があるので気をつけてくださいね。

からだ回復センター甘木

マッサージ機で・・・

70代の女性が左ヒザの不調で来院されました。左ヒザは痛みで90度まで曲げる事ができません。脚を引きずりながら歩かれています。ご主人から「マッサージ機にかかった方が良いんじゃないの」と言われ、マッサージ機にかかっているとヒザ周りがしびれてきたそうです。背中もゴリゴリ、肩もグリグリとしているうちに痛みを感じるようになり、途中で止められたそうです。「先生、マッサージ機は良いのですか?」と質問されたので、施術しながら分かりやすく説明していきました。体の状態が1人ひとり違うのでまず『痛みや恐怖を感じる強さでしない事』特に健康体の方は、激しく筋線維を傷つけられても修復能力が高いため、自然治癒力で回復させる事ができます。しかしすでに体のどこかに不調があったり、○○さんのようにヒザが凄く痛んでいる状態で使うと悪化する場合が多いですと。それを聞いて先ほどの話をされました。「痛かったし、シビレのような感じが出て来て怖くなって止めた」と。特に高齢になれば骨密度も低くなっているとそれだけで骨折したりすることもあります。気を付けないといけませんね。

からだ回復センター甘木

指の腫れ

当院には定期的に来院される方が多いのですが、昨日はその中のお2人の方に同じ症状がありました。指の腫れです。しかもお2人とも右手の人差し指でした。お1人は昨日一日中草取りをしたから、もう1人の方は仕事で1日指先を使ったからと仰っていました。人の体は使い過ぎて限界を越えようとする時には、このように何らかの反応をして?ちょっと休まないと?と訴えてきます。腫れや熱感や痛みはイヤなものですが、それがなければ限界を超えてもなお続けてしまって結果的に関節が崩れたりしてしまいますね。それをさせないために『防御反応』としてそのような状態を作り出すのです。体のどこの痛みもそうですが、それは一種の体を守るための防御反応…本当はありがたいものなのですね。痛みや疲労感、違和感がある時はちょっと立ち止まって頑張り過ぎ、ムリをし過ぎていないか考える余裕が欲しいですね。

からだ回復センター甘木

背中の曲がり

高齢の方に多いですが、腰や背中が丸くなっておられる方がおられます。当院にもこのような方々も来院されています。原因や症状、体の状態は様々です。骨粗しょう症による圧迫骨折の方、筋力が弱り姿勢を保てなくなった方、内臓の手術後から丸くなってしまった方などです。骨粗しょう症の方は女性ホルモンが深く関係している影響で割合としては女性の方が多いですね。圧迫骨折による背中の曲がりは以前のように真っすぐに治ることはありません。ですが真っすぐに治らないから放置していいわけではありません。それ以上進行させない事が大切です。背中の曲がりが酷くなれば内臓や肺の圧迫がより強くなり、内臓の活動が弱まったり逆流性食道炎になったりします。また肺が圧迫を受ければ自然と呼吸が浅くなります。進行を防ぐ事も立派な変化であり改善です。圧迫骨折以外での曲がりであれば、まだ姿勢が良くなる可能性があるので、整体と少しの筋力強化、そして生活習慣に気をつけるよう指導しています。長年の頑張りで急に姿勢がシャンとなるわけではありません。本当にコツコツとした積み重ねになりますが、それが一年後二年後に大きな成果として現れます。意識しないでそのまま過ごす事と、ケアや運動をしながら生活習慣を意識する生活では体もガラッと違ってくるのです。たくさんの方々が実感されています。来院いただいている方々の生活の質が良い状態で維持できるサポートをするのが当院の使命だと考えています。

からだ回復センター甘木

ストレスが体に及ぼす影響

50代の女性が月に一度来院されています。初来院はもう4年ほど前になりますが、股関節の不調で来院されたのでした。1ヶ月後に旅行に行くのに痛みをどうにかしたいと来られた事を記憶しています。集中して来院されたため無事に旅行を楽しめたのでした。その後しばらくは来られなかったのですが、1年前に再来院されました。「体の力が全然抜けなくなって眠れなくなってきた」そうです。生活環境の中に凄く強いストレスがかかり続ける状況になり、次第に体に違和感が出てきたのです。当院の事を思い出し来られました。全身の緊張が物凄く感じられ、以前の印象とはまるで変わっていました。足首もほとんど回らず、全ての関節が動きにくかったのです。生活環境にかかり続けるストレスがある事は自覚があるもののそれを変えることはムリだったので「どうしたらいいですか?このままだと病気になりそう」と不安いっぱいでした。初めは来院間隔を詰めて1週間に1度、状態が少し改善され半月に1度、その後は月に1度来院されています。今はそれで保てています。1カ月経って来院されると、体の歪みや筋緊張はありますが、脱力できていて睡眠もとれています。1ケ月の過ごし方で波は多少ありますが、気になる事はほとんどありません。表情も以前よりずっと穏やかです。

からだ回復センター甘木

体と心の関係

病院で数年前に変形性股関節症と診断されている女性が来院されています。初来院当初から「私の股関節はもう治らないですよね」「変形してたらダメですよね」「もう歩けなくなるのを待つだけ」そんなマイナス発言ばかりされる方でした。むりもありません。病院で『あなたにできる治療はもうありません。リハビリもしない方がいい。なるべく動かさない方がいいのだから』と将来真っ暗な言葉を医者から言われているからです。そこから数年は、誤魔化しながら何とか生活されていましたが、症状は少しずつ進行している状況だったようです。そんな時知り合いから「ジッと悪くなるのを待つよりまだできる事はあるんじゃないのかな」と励まされたようです。いろいろ調べて病院以外で整骨院、マッサージ、鍼灸、整体と探してまわりました。以前から当院の事は知っていたそうですが?整体=バキバキされて痛い?というイメージで避けられていたそうです。しかし一度整体を受けてみようと思い立ち来院されたのでした。しかし当時はお話したように超マイナス思考。しかし自分の体のために辛抱強く、またこちらのアドバイス通り来院いただきました。段階を踏みながら徐々に回復。それと同時に発言も変わってきました。「○○ができた」「○○に行ってきた」そしてマイナス発言が無くなりました。体と心は密接に関係しています。体の元気が心を元気にし、心の元気がまた体を元気にします。。。しかし心が何度も折れそうになりながらも辛抱して半年通われたので、今の笑顔があります。体の状態や生活環境によってはこのように回復までに時間がかかる場合もありますね。でもこの半年の頑張りで、今からの長い人生が全く変わり素晴らしいものになると考えれば、そう長くはありませんね。

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背中の痛み

60代の女性が背中の痛みで来院されました。左の肩甲骨周辺に鈍い痛みがあります。「左利きなので左側が痛いのでしょうか?以前から痛みが出るのはいつも左側でした」と仰っていました。どの程度片寄って利き手を使うかにもよりますが、多少の影響はあると思います。しかし問題は、体の歪みや捻じれにあるようです。歪み方が激しく、筋肉が捻じれて引っ張られ、柔軟性がほとんどありません。ガチガチに固まった筋肉の影響を受けて、肩甲骨の動きが極端に制限されています。正しい動きができていません。余りに筋肉の硬さを感じたので、施術後の好転反応の事を考えできるだけ優しく施術を進め終了。好転反応のお話を聞いて帰られました。3日後の予約の日に来られたのですが、ダルい、眠い、喉が渇くなどの反応が出て翌日の午後まで辛かったようです。その後はその症状が消え、2日目の睡眠後は体がかなり快調になったと仰っていました。「このなゆるい整体であんなに色々(症状が)出るとは思いませんでした。このままで大丈夫?と少し怖かったです。治療後の説明を聞いていて良かった」とも言われていました。好転反応は全員の方に出るわけではありません。体の状態が酷く落ちている方や、コリが強い方、自律神経の乱れがある方に出やすいですね。しかしそれが抜ければ体はとても楽になっていきます。3回の施術で背中の不調はほぼ改善。月に一度来院されながら維持されていきます。

からだ回復センター甘木

よくされる質問

来院される方からよくされる質問です。「運動をした方が良いですか?」これはよく聞かれます。運動はやった方が良いと説明しますが、それには条件があります。『ムリをしないこと』です。痛みが激しい時に我慢して体を動かす事は決して良いことではありません。痛みが強い時は体が?休ませて欲しい?と訴えていると思ってくださいね。長年の症状で激痛ではなく鈍痛が常にあるような場合は運動した方が良い場合が多いです。体の状況は人それぞれですので、ひとくくりにはできませんが、とにかくムリをしない範囲で動かしたほうが良いです。急性の腰痛いわゆるぎっくり腰もしばらく前までは?絶対安静?というのが常識でしたが、最近ではムリの無い範囲で日常生活で動きながら治す方が早く治癒するという研究結果が報告されています。安静にし過ぎると筋力低下が著しく起こってしまうのでそれも体にとってよいこととは言えませんね。『ムリの無い範囲で適度に体を動かす』というのが理想ではないでしょうか。。。

からだ回復センター甘木

体の強さ

70代の女性が不定期に来院されます。なぜ不定期かというとかなりの忙しさだからです。家族であるお仕事をされていて、今も現役バリバリです。毎月のように東京出張や、徹夜での作業もこなされています。さらに趣味であるバドミントンも毎週されています。体の強さは人それぞれだと思いますが、この方の体は本当に強いなぁと感じますねぇ…。しかし体をケアさせていただく立ち場としては、かなりムリがかかっていると見受けます。首や肩の激しいコリ、酷くなると頭痛、腰、ヒザ、足首、眼など来院された時は手当てが必要です。精力的に動かれていますが、その分体のどこかに負担が蓄積されているのは否めません。「お仕事だから」「趣味で好きだから」と口癖のように言われますが、体はボロボロです。施術を開始するとすぐに深い眠りに入られます。「いつも先生のとこ来たらぐっすり寝ちゃいますねぇ」と笑っておられました。生活習慣に問題が多々ありますが、その方にも生活があり、仕方がない部分もあります。事情を知っているので、来られた時はできるだけ体のためにと毎回集中して施術に当たっています。体が強いことは良いことですが、ムリが効く分心配でもありますね。。。

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