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福岡県
ヒザを守るための意識
気温が下がってくるとヒザの不調で来院される方の割合が上がります。私がいつも確認することはイスからの立ちあがり、階段の上り下りなどの動作です。ヒザ関節はすねと太ももの骨の接合部です。2本の四角い角材を面を合わせてすねと太ももの骨に見立てて想像してみてくださいね。2本の棒が真っすぐに噛み合っていればスムーズに曲げ伸ばしができます。しかしどちらかをちょっと捻じると変な角度で曲げ伸ばしされます。ヒザ痛を起こしている人はそのような状態になっている方が多いです。それはどんな原因で起こるのか…?イスから立ち上がる時や、階段を下りる時のつま先の方向を見てみてください。ヒザの曲がる方向に向いていますか?ヒザは真っすぐ曲がろうとしているのに、つま先は外側向いたり、内側に向いたりしていませんか?関節部で捻じれた状態でグッと体重がのるとかなりの負担になります。一度や二度では問題ありませんが、毎日習慣になってくると徐々にクセ付けされ、軟骨の急激なすり減りや炎症、関節周囲の神経を刺激など不調の原因になります。ヒザの曲げ伸ばしは多少捻じれたりズレたりしながら行うので、全くの捻じれがなく動くことはありませんが、考え方としては極端につま先の方向とヒザが曲がっていく方向が違わないことです。ヒザに不具合を感じているあなた、一度これを確認してみてくださいね。
からだ回復センター甘木
体のメンテナンス希望
80代の女性が来院されました。体でほとんど気になるところはないとのことでしたが、草取りの後など時々ヒザや股関節が痛いかなと思う時があるそうです。当院に来られた目的は『体のメンテナンス』ずばりそう仰います。私のような仕事をしているとこういう方が増えてくるととても嬉しく思うのです。?自分の体を大切にしていこう??痛みや不調が出ないように予防していこう?と願う方ですね。辛い方を癒すのが仕事ですが、来院者の笑顔が見れるのが最高です。それは心身ともに健康でないと心からの笑顔は出ません。地域の方々がみんなこの方のように、自分の体を気遣うことのできる余裕が心にあればなといつも思います。生活が大変で心に余裕がないのが現状ですね。そんな嬉しい出会いがありました。こんな方にももちろん全力でサポートしますよ!
からだ回復センター甘木
筑後地区中学駅伝大会
来週の水曜日28日に大牟田市で筑後地区中学駅伝大会が開催されます。陸上部の中学生が数名体のケアに来ていますが、3年生にとっては最後の大会になります。長距離走はメンタルな部分も非常に影響するスポーツです。さらにタスキをつなぐ駅伝となれば、普段の走りができるかメンタルが大きく関わってきますね。プレッシャーに強い子もいれば、弱い子もいます。調子のピークを大会にもってくるのも競技のうちだと思います。今非常に大切な時期だと思うので、ケガなくしっかり調整して良い報告が聞けるように頑張ってきてくださいね。まずは6位以内に入って県大会へ進む目標をクリアしてくださいね。応援しています。
からだ回復センター甘木
コルセット生活から解放
60代の女性が姿勢改善のために来院されました。時々夕方になると腰がダルくなる事があるくらいでどこにも痛みはありません。しかし最近になって背中が丸くなってきたことを実感されています。それを何とか食い止めようと当院にいらしたのでした。この方はとても若々しく、実年齢より10歳は若く見えます。お肌もスベスベで元気も良く、ストレスもありませんしたくさんの方が悩まれる更年期障害も全くなかったそうです。お話を詳しくお聞きしているととにかくバランス良い食事が良い、自分で作っている無農薬の野菜やお米、漬け物、味噌、ヨーグルトなど理想的な食事を結婚してからずっと続けられています。また夫婦仲がとても良好で誰からも羨ましがられるそうです。ウォーキングも真冬以外は毎日続けられています。姿勢が悪くなってきた原因を探ろうと色々質問してみました。その中から重大な要因と思われる事が2つ出てきました。ひとつはテレビを観る時の姿勢。斜めになったイスに上半身だけ起こした姿勢で毎日数時間観ていること。これは骨盤が後傾し、そのバランスをとるために背骨が丸くなり頭が前方へいく姿勢に徐々になってしまいますね。2つ目は数年前から痛みもないのにコルセットをしていること、これは重要ですね。「これを付けていると歩くときに楽なんですよ。凄く良いのですよ!」と嬉しそうに仰います。しかしコルセットに頼ることでその分筋力は弱りますね。この方が使用されていたコルセットは、骨盤に巻くタイプだったので姿勢を保つためにとても大切な大臀筋が弱ってしまいます。初めはその話をすると「でも、でも」となかなか聞き入れてはくれませんでしたが、根気強くお話しました。最後は『自己判断でいいですよ』とじっくり家で考えていただくことにしました。2回目来院された時に「もうあれから一度もつけていません」とキッパリ仰いました。それもとても自信に満ちた清々しいお顔で。「もう必要ないですから選択して片付けました」と。ずっと前から当たり前につけていたコルセットを突然使わなくなることは大変勇気がいると思いますが、この1週間過ごされて必要ないと理解されたのだと思います。日常生活とお教えした姿勢を維持するために必要な呼吸を使った筋トレでどんどん自信が増すと思います。長い目で見ると大変良い決断をされました。
からだ回復センター甘木
シップがいらなくなりました
長年腰痛があり、一ケ月前から悪化して痛みとシビレまで出るようになった女性が来院されています。ヒザの調子も最近はよくないようです。腰椎すべり症と診断されたのはもう10年ほど前だと仰っています。それから痛みはあるものの生活に支障がない程度のため、だましだまし過ごされてきました。それが突然の悪化。慌てて病院にしばらく通院してリハビリ等を受けられたそうです。この10年ほどは毎日のように腰にシップを貼るというのが習慣になっておられました。体は歪みが酷く、特に骨盤は立位でも寝た状態でも右に大きく出っ張っています。相当な強いクセですね。ご本人も自覚があり、「内臓が右に集まっている感じがするんです」と仰います。この歪みの強さでは簡単に修正した状態が安定するとは考えにくい、時間がかかりますよとお話しました。ずっと長い間放置していた事や、突然の悪化で将来が不安になった事もあり、承知していますと言われました。しっかりと変化を感じられたのは3回目の来院の時からでした。「まだ痛みはあるのですがシップがいらなくなりました。もう2回目来たあとから貼っていません」とのこと。歪みも少しずつ改善がみられています。自然治癒力が最大限働くようにする事が一番大切です。体の歪み、少しずつ確実に整えていきましょうね。
からだ回復センター甘木
肩こり解消
以前は全く肩こりとは無縁だったのに突然2年ほど前から首や肩のコリに悩まされるようになったという女性が来院されました。院内に入って来られてすぐに違和感を覚えました。観察していると骨盤が全体的に右に歪み、左肩が大きく下がっています。誰が見ても体の歪みがすぐに分かるくらいバランスが崩れていました。ぎっくり腰に数回なり、その度にコルセットで固めていたようでその時の痛みを避ける姿勢が強くクセ付けされたと推測されます。これだけ体が歪んでいるとどこにでも負担がかかってしまいますね。感覚で少しは自覚があったようですが、院内の鏡で改めて映し出すとご本人も困惑したご様子でした。自分の体に対してとてもショックを受けられていました。コルセットの他にも、横座り、イスでは脚を組む、横になって手枕でテレビを観る、テーブルに座ると片肘をついている事が多いなど院内に掲示している?こんな姿勢をしていませんか??をほとんどやっておられました。まずそこから意識を変える必要がありますね。体を整えるため整体を受けるだけでは安定していきません。整体+悪い生活習慣改善が必要です。ご本人も良くなりたいと強く思われているので素直に聞き入れられています。ここはとても重要です。何か理由をつけて出来ないと仰る方は、良かったり悪かったりを繰り返しながら結局根本的に変われず諦めてしまいます。この方は直感で?大丈夫?だと分かりました。一度で左右均等にはなりませんでしたが、肩は凄く楽なったと次回来られた時にとても嬉しそうに話されていました。まだまだ骨格の問題は深いですが、今から取り組んでいけば徐々に変わっていきます。体の変化に自信がつき、より体に意識が向きます。体は益々喜びますね。
からだ回復センター甘木
ヒザ裏の痛みの原因
定期的に来院されている60代の女性がおられます。主訴は右の変形性股関節症ですが、今は股関節は症状が落ち着いています。維持のために来られているのですが今日は左のヒザ裏が床に座ろうとした時だけ痛みが出ると仰います。ヒザ裏の痛みの場合は大腿骨と脛骨(太ももとすねの骨)の捻じれが原因のことがありますが、この方はそのような歪みは見受けられません。左脚全体に緊張が強く感じられたので、筋肉を伸ばして緩める操作をしました。施術後は痛みは解消していたのですが、原因を2人で考えてみました。その中で最近コタツを出して脚を長くして座っている時間が長くなったと仰います。何時間も同じ姿勢でコタツに入っているようで、長い時間の長座の姿勢がひとつの原因になっているかもしれませんね、という話になりました。ずっと伸ばし続けたヒザは楽なようですが、同じ角度、同じ向きで長時間過ごすと負担になります。そのことを意識して過ごしていただき、次回までヒザ裏に痛みが出ないか確認してもらいます。体を良くする、痛みを解消することはもちろん大事ですが、痛みを生まないための取り組みも同じくらい大切ですね。痛みや不調には必ず原因があります。あなたもそのことを頭に入れて?自分の痛みの原因は何なのか?立ち止まって考えてみましょう。
からだ回復センター甘木
「孫がここのファンなんです」
おばあちゃん、お嫁さん、お孫さんの三世代で来院されている家族がおられます。おばあちゃんと言うのに抵抗があるほど若々しい方でゴルフを趣味とされています。昨日おばあちゃんが来られ「○○○はもうここのファンなんです。何か調子が悪くなるとすぐここに行ってます」と言っておられました。またこの小学生のお孫さんがイケメンで性格も良く、私も楽しく施術させていただいています。小学の低学年の頃から知っていますが、5年生くらいになると急激に身長が伸び、空手やサッカーもやっているのでヒザや腰に痛みが出るようになってしまいました。ヒザは病院でオスグッド病と診断されています。しっかりした計画で着実に回復され、サッカーや空手、学校生活を満喫している様子です。数ヶ月に一度くらい、スポーツ後に踵が痛くなったり、すねが痛くなったりしてその都度来院されています。小学生が当院のファンになってくれるなんて嬉しいですね。あの素直のまま成長し、色々な夢を叶えて欲しいと思います。
からだ回復センター甘木
本人も驚く回復力
「一昨日ぎっくり腰になって…」と当院に通われている職場の方からの紹介で来院されました。今まで体のどの部分にも痛みという痛みを感じた事が無いというとても体が元気な女性です。そのため今回の初めて感じた強い腰の痛みに恐怖感があったようです。お仕事もハードで家庭でもある事情により苦労されています。この方が今まで健康体で過ごせていたのにもいくつかの要因があります。以前からヨガをされていること。ストレッチや呼吸を意識することは体に大変良い事です。もうひとつは以前整骨院で働かれていた経験があり、体の大切さや予防することがいかに大事かを整骨院でのお仕事を通じて感じられていたと思います。ですから私がお話することにも素直に納得される場面が多かったです。そんな体に対して意識が高いので睡眠などの生活習慣にはほとんど問題ありません。ひとつだけ最近お仕事と家庭の問題でお風呂がシャワーの日が多かった事。体の歪みも整い、一番の問題である仙腸関節の可動制限を解除すると痛みは半減。あちこち触り過ぎずそこで終了し、2日後に予約を入れて帰られました。2日後には不具合や痛みはほぼ消失していました。「こんなに早く治るとは思いませんでした」と整骨院での経験ではなかった早期回復に驚かれていました。体の状態や生活環境は人それぞれですから全員がこのように2〜3日で治癒することはありませんが、対処が早くムリして悪化させていなければ早く治癒しますね。喜んでいただけて良かったです。仕事のハードさと家庭の事で今後もムリがかかる事は必至ですから月に1度来院され予防される予定です。
からだ回復センター甘木
リラックス具合
人それぞれ顔が違うように性格も人それぞれですね。その性格によって精神的ストレスが体に及ぼす影響は違ってきます。ストレスを強く感じる人、全く感じない人、常に溜め込んでしまう人、上手に発散できる人。分かっていてもストレスから逃れる事はできません。同じ職場、同じ環境で生活していてもストレスの影響は人それぞれ違います。几帳面で真面目で完璧主義の方は、ストレスの影響が大きいと思います。そんな方は、体が特に胸から上が緊張している傾向が見受けられます。リラックスしているのだけど力が全然抜けていないという状況があります。まだ自覚がある人はいいですが、「力抜いてくださいね」「え…力抜いてますけど」となってしまいます。自覚がなければ知らない間に体は?常に緊張状態?になってしまい、首や肩のコリ、自律神経の乱れ、頭痛、慢性疲労などの不調が出てしまいます。今陸上をしている女子中学生が時々来院されていますが、とてもあがり症です。とても実力がありながら走りもはじめは体がぎこちない動きになってしまうそうです。確かに初来院された時は施術も施術と言えないほど緊張していてままなりませんでした(汗)しかし少しずつ整体にも慣れてきてようやく力が抜けてくれるようになってきました。試合で緊張するのは当然ですが、実力が発揮できるようプレッシャーにも打ち勝ちリラックスして入り込めるようなってほしいと思います。1500mの県大会、頑張れ〜!!
からだ回復センター甘木