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福岡県
朝からヤル気があるんです!!
美容院を経営されている女性が毎月来院されます。来院当初は年に何度もぎっくり腰を起こし、右肩痛、腱鞘炎、ヒザ痛、外反母趾といたるところに不調がありました。そして何より?元気がない??ヤル気が出ない?という状態がありました。整体で体は良くなるかもと軽い気持ちで来院されたのでしたが、みるみる全体的に調子が良くなり、とてもエネルギッシュに活動できるようになられています。先月はお盆などがあり、2ヶ月ぶりの来院でしたがやはり疲労困憊といった感じで『やっぱり毎月来たいです』と笑っておられました。精神的ストレス、肉体的ストレスの両方がかかってくるお仕事や生活環境の中で暮らされている方は、毎月整体で調整することをお勧めしています。私自身も生活習慣や食生活、ストレス発散など十二分に意識して生活していますが、それでも徐々に疲労は溜まってきます。特に40歳を超えてからはそれが明らかに感じるようになりました。ですから私も毎月整体を受け、いろんな不調の予防をしています。なので毎日元気に過ごせていると実感しているのです。予防して不調の芽を早めに摘むことに勝る健康はありません。発症してからのケアより発症しないように予防することで体への負担を最大限減らす事ですね。この女性も今までが色んな不調に悩んでこられた分、その予防の大切さを存分に感じておられます。毎月来られると『今月も調子が良かった』『朝から元気があるんです』『仕事をなんなくこなせている。以前だったら考えられない』といつも前向き発言ばかりです。心も体も健康だと発言もそうなりますね。
からだ回復センター甘木
痛みが睡眠でとれるようになる
80代の女性が左ヒザの痛みで来院されています。数年前からヒザを深く曲げると痛むので正座はしていません。痛みはヒザ関節の内側に出ます。歩行時にも支障が出ていて歩くことが少なくなってきたと仰います。なるべく早く快方に向かわせ、歩いたり動いたりする事で筋力を落とさないように持っていきたいと考えました。初回から改善効果を実感され、歩く動作では痛み消失。しかし調子がよく歩き過ぎると痛みが出る状態が続いていました。何よりこの方が働き者なので、ぶり返しが多かったのです。今はムリはしないようにと伝えてありますが、草取り、事務所の掃除、鉢植えの手入れ、買い物・・・と活動的です。少しムリは控えて頂くようになると良い状態が長持ちするようになってきました。「まだ動き過ぎると痛くなる」という状態が1カ月(整体回数4回)続きましたが、それもようやく落ち着いてきました。「先日は1時間除草剤を撒いて、終わる頃ヒザ周りが突っ張ってきましたが、すぐにぬるめのお風呂にゆっくり入って、しっかり寝たら翌日には痛みは無くなっていました」そう仰います。ムリをしても自然治癒力で消化できる状態になってきたのです。治る速度が悪くなる速度を上回り始めました。実はそれが大事なのです。施術家が整体して一時的に痛みが無くなることより、このように自分の治癒力で痛みや疲労を消化できるようになる・・・それが根本改善ですね。
からだ回復センター甘木
6回目で変化実感
80代の女性が右の腰から脚にかけての痛みとシビレ、肩コリ、首痛で来院されています。主訴は数ヶ月前からの腰から脚の痛みとシビレ。夜間痛もあり夜中に何度も目が覚めます。右脚に体重をかけると痛みとシビレが強くなるため、歩くことが嫌になり、歩行にも支障が出始めている状態です。この痛みとシビレは初めてではなく数年前から時々感じていたとのことで、それが今は慢性化して症状が進んでいるようです。初回の施術後にダラしい好転反応が強く出たので、同じように深追いせず基本的な施術のみとしていました。体が施術に慣れて来て、好転反応が出なくなってより深く施術。その間5回目来院まで『あそこが痛い』『まだ痛い』『あまり変化が分からない』と仰っていました。6回目の来院時は『2〜3日前に痛みが出ただけであとはありません。やっと歩くのができるようになってきた』と嬉しそうに仰いました。痛みの原因が作られ発症するまでにも数カ月から長い人では数年潜伏期間があります。さらに以前から時々痛みがあったことを考えると、随分前からの症状だと考えます。そうなると体が変化して十分に変わったと感じられるまでには時間がかかることもよくあることです。治るまでの過程も人それぞれ・・・しかしその期間辛抱してケアを続ければ必ず改善できてきます。
からだ回復センター甘木
酷い首肩こり・頭部の締め付け感
40代の男性が首や肩のこり、頭部の締め付け感、眼の疲れなどで来院されました。外回りとパソコンを使う作業が半々のお仕事をされています。来院された当日の朝から違和感があり、仕事をしていると不快感がどんどん酷くなって仕事に集中できないほどになってしまいました。右の首筋がピーンと張っていて尋常でない状態です。骨盤、股関節、背骨、肩甲骨の位置などに歪みもあります。発症したのは朝からですが、体はとても頑丈にできていてある程度の期間は耐えています。その潜伏期間に歪みや筋疲労は増強し、耐えきれなくなると発症するのです。そのようなお話をさせていただくととても納得されたご様子。しばらく前から忙しく、体にも心にも余裕がなかったようです。こりの自覚はもちろんありますが、ピンポイントでどの筋肉が疲労し、縮まって硬くなり血流が悪くなっているか触ってお教えすると「それです!そこそこ!」といった感じでした。幸いに発症した当日に来られたので、念のため翌日にも来られたのですが、ほぼ不快症状は解消していました。慢性化する前に対処するのがベターですし、発症しないように原因を早めに解消するのがベストですね。疲れをためない、無理をしない、予防することの大切さを痛感されていました。?疲れがたまってきたな?というタイミングで今後は来院される予定です。
からだ回復センター甘木
良い状態を維持するという考え方
60代の女性が時々来院されます。今回は約9ヶ月ぶりです。初来院された当初は本当に悪い状態でした。主に肩甲骨周りの背中の痛みと左脚の坐骨神経痛でした。それと合わせて自律神経系の不調が酷かったのです。体調が悪い日は、数日間寝込むことが多々ある状態でした。施術後も酷い好転反応が出たり、つらい時期もありましたが、一定の期間を過ぎるとその後は日に日に回復されていきました。いつも「あの時はあんな風に辛かった」「こういう事もあったわね」「よくこんなに良くなったものだわ」と以前の自分をいつも振り返っておられます。最近は調子も良い状態で落ち着き、来院間隔もどんどん空いていきました。良いことなのですが…あんまり空き過ぎて調子が悪くなって来院された時にはやはり随分悪くなっているのです。『ちょっと我慢し過ぎですね』と言うと「あんまり頻繁に行ったら迷惑かなと思って」と自分の体より相手に気を使っておられるのです。私としては「また悪くなったから来た」と言われるより「ちょっと悪くなりそうだったから来た」と悪くなる前に来られる方が嬉しいです。痛みや不調は予防するに越したことはありません。『わざわざ痛くなるまで我慢せずに変な感じがあったらすぐに来てくださいね』としっかり伝えておきました。当院では良くなったら月に一度定期的に予防のために来院される方がほとんどです。時間が無い、面倒くさいなどあるかと思いますが、本当に痛みで苦しんだ経験がある方は?もうあんな苦しみは味わいたくない?と思われている方がほとんどなので、再発防止に力を入れられます。私も同僚の所で定期的に体を調整しています。維持予防は大切ですよ。
からだ回復センター甘木
運動はした方がいい?
70代の女性が左ヒザの不調で来院されています。病院で数年前に変形性膝関節症と診断されています。見た目はかなりのO脚です。最初に来られた時は歩行時、曲げ伸ばし、イスからの立ちあがりの時に痛みがありました。今はムリをして長歩きしなければ歩行時に問題はありません。調子がいいと街に買い物に出かけたり、できなかった所の掃除を長時間したりして痛みが出てしまいます。「自分でも動き過ぎと分かってはいるのですが…」と苦笑いされています。まだ安定する所まで状態が上がっていないということですが、以前に比べると歩き方もそうですがとても活動的になられています。それだけ動けて嬉しいのだと仰いますが…。動かなければいいのでしょうが、ジッとしているだけでは筋力や体力も落ちるのでは?と質問されました。年齢的にもその問題は大変重要ですね。私がこの質問を受けた時、いつもお話するのは?ムリをしないこと?です。自分の体調も日によって、時間帯によっても違いますからムリの無い範囲で体を動かす事が大事です。もうひとつは?運動=ウォーキング?という考えの方が多いのですが、ヒザの不調改善の初期の段階では、やはり体重をかけての歩き過ぎは負担が大きいと思います。イスに座って、寝た状態でも脚を強化する運動はあるので、それをお教えしてやってもらいます。せっかく良くなっているのにムリをすればぶり返す事は十分考えられますね。痛みをかばいながら無理してする運動はマイナスです。自分の体にムリのかからない範囲で行いましょう。もちろんその範囲内で運動はやった方がいいですね。
からだ回復センター甘木
靴下が履けるようになった(股関節痛)
60代の女性が病院で変形性股関節症と診断され来院されています。よくある「様子をみて悪くなったら手術」と言われています。また治療もリハビリの提案も何もなく「病院ではあなたにできることはありません」と絶望的なことも言われています。悪くなれば手術をしないといけないのに治療やリハビリなど悪化を食い止めることもできない…将来が真っ暗に思えてしまいますね。股関節が不調になると痛めた方の脚が真っすぐ上がらないので靴下が履けない、階段の昇り降りがし辛い、車や自転車に乗る時痛めた方の脚を股越す動作ができないなどが出てきます。この方は階段の降りで痛い脚に体重がかかると痛み、靴下が履けない状態です。辛抱強く通われているので徐々にいろんな事ができるようになってきました。先日「もう靴下が問題なく履けるようになりました」ととても嬉しそうに話してくれました。こんな瞬間が一番嬉しいですね。心からの笑顔を見れた時が私も一番幸せです。病院でできないと言われていても当院ではできることはたくさんあります。この方のように真っ暗な将来に不安になっていても希望を持ってもらえる場所でありたいと思います。
からだ回復センター甘木
痛みの原因の7割は別の場所が原因
先日ある本を読んでいてとても共感する内容が書かれていました。その本には『痛みの原因の7割は痛みを発している場所とは違う部分に原因がある』と書いてありました。トリガーポイントという筋肉組織の硬くなった塊が原因で遠く離れた部位に痛みを出していると記されています。体には様々な部位に筋肉がありますが、その筋肉はそれぞれの関節を曲げたり伸ばしたり、捻ったりする役割に貢献します。しかし筋肉はそれぞれですが、筋膜という組織で包まれているのです。ボディスーツを思い浮かべてもらうとわかりやすいと思います。ボディスーツの1点を指でつまんで引っ張るとどうなりますか?その1点だけが動くのではなくて、周りも一緒に引っ張られますね。体にトリガーポイントができるとその部分が硬く縮み引っ張るので他の部分に影響が出るのです。ですから痛みが出ている部分だけの手当てでは解決できない場合が多いのです。当院ではどんな不調でも全身の調整を行います。一部だけの治療で効果が無い場合は別の所に原因があるので、全身の調整がやはり必要ですね。
からだ回復センター甘木
アキレス腱の痛み
女子中学生が踵上部の痛みで来院されました。陸上競技をやっています。真っ黒に日焼けしていて相当ハードに練習している事がひと目で分かります。体の歪みは少なかったものの特に下半身の筋肉疲労は明らかでした。その中でもふくらはぎから足裏にかけての筋肉や腱が使い過ぎて縮まり硬くなっていました。アキレス腱が使い過ぎで縮まり踵の骨を引っ張って痛みが出ています。痛むところは圧痛も多少あります。静止時は痛みはありません。体の歪みがほとんどないので筋肉へのアプローチに重点を置いて施術。生活習慣なども伺いながらアドバイスも一通りして終了。どうしても中学生くらいはオーバーワークになりがちです。指導者の言われるがままに頑張り過ぎる傾向にあります。頑張り過ぎてケガを起こせば、長期休養が必要になるため、また落ちた状態から元の状態まで頑張らねばなりません。しかしそこは大人や指導者が気を付けてあげなければならないところだと思います。まだこの子のように親御さんがケアに積極的であればケガを未然に防ぐことはできるでしょうが、全ての親御さんがそうではありません。周りの大人がしっかり子供を見守ってほしいですね。あとは自分でも練習前後の十分なストレッチや、帰ってからのお風呂、しっかりの睡眠など体調管理をしっかりしてくださいね。
からだ回復センター甘木
イスから立ち上がり時のヒザの痛み
昨日初来院された60代の女性は首、肩、背中、腰、ヒザ、便秘とほぼ全身に不調がありました。特に気になるのは腰とヒザ。どちらとも4年ほど前からの症状です。腰もヒザも常に痛いわけではなく、趣味の家庭菜園を頑張り過ぎると腰、イスからの立ちあがり時に左ヒザが痛みます。まだ慢性痛まではいっていないので、それを防止したいと思われています。体には恒常性という体の仕組みがあります。これは体が大きく変化しないよう、今の状態を一定に保とうとする力です。それは命を守るための体の仕組みでもあります。一番分かりやすく例を挙げれば、体温はほぼ36度前後に保たれています。気温が40度になろうとも、−20度になっても体温はほぼ一定に保たれています。それが気温に合ってしまうと命は尽きてしまいますね。そのように体には今の状態を保とうとする力が働くのです。痛みがぶり返す事は、特にケアを始めた初期は起こりやすいですね。それは体の動かし方や姿勢、生活習慣が悪ければそれがぶり返しの主な原因ですが、それ以外にもこの恒常性という力が働くために、以前の歪んだ骨格や筋肉の状態に戻そうとする力が働くことも一部あるのです。そこで?またすぐに痛くなってあそこでは治らなかった?と早々と諦めていては治るものが治りません。体は、不調の原因が作られ何ヶ月、長い人になると何年かの潜伏期間があり限界を超えた時痛みを発症します。その長い期間、骨格は歪み、筋肉は硬くなり、関節も可動域が狭くなる…そんな状態が当たり前になっているので、恒常性が働くとその痛みがある体の状態に戻ろうとするのです。しかし、それを繰り返し歪みが少ない、筋肉も緩んで、関節も自然に動く状態が安定すれば、今度はそれが当たり前になるわけです。ただぶり返すことなく順調に痛みが消失する方ももちろんおられます。この女性もヒザの痛みが消失し『腰はまだ多少痛いけど…えっヒザは痛みが無い』と驚かれていましたが、それが継続できていればいいですね。人の体は本当によくできています。何万年もかけて進化してきました。しかし、それが順調に回復する邪魔になることもあるのです。なるべく悪い姿勢、ムリな体の動きなど悪いクセをつけないようにしましょう。。。
からだ回復センター甘木